王国暦1016年 秋の開催! 【郷祭】

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ここ数年、世情は安定しませんが、村長祭は例年通りに行われるようです。
今年の収穫を祝う、大切な祭り。
皆さんが楽しいひと時を過ごされるよう、祈っています。

ラウロ・デ・セータ(kz0022

更新情報(10月20日)

今年の秋も、自由都市同盟内の農耕推進地域ジェオルジでのお祭り「郷祭(さとまつり)」が開催!
クリムゾンウェスト各地での戦闘が続く中での開催となりますが、傷ついた体を癒しつつ、息抜きにご参加ください。

郷祭についてと連動シナリオの流れは、「郷祭とは?」をご覧ください。
▼連動シナリオはこちら!▼
 
 

【郷祭】ストーリーノベル「いつものお客と、新たなお客?」(10月20日更新)

 自由都市同盟に属する農業推進地域ジェオルジの村長会議は、例年通りに十月下旬から執り行われることとなった。
 世の中は何かときな臭く、ジェオルジにも同盟軍の兵站担当が糧食の買い付けに直接訪れたなど、遠くの出来事とは言ってはいられない。ジェオルジ家の面々も、前領主という例外を除けば、皆が『外』の状況には常に気を配っていた。

 それはそれとして。
 村長会議の後に行われる祭りは、一昨年に領主セスト・ジェオルジ(kz0034)の発案で規模を大きくしてから、回を重ねるごとに人を増やしている。
遠方から訪れる人も珍しくなくなり、それを目当てに特産品を売ろうとする各村の活動も目立ってきた。
 これは喜ばしいが、幾つか気に掛かることも出ているようだ。

「こちらに連絡せずの視察とは……」

 村長祭、現在は郷祭(さとまつり)と呼ぶ人も多い秋の収穫祭には、以前から訪れていた名士達がいる。
 例えば同盟評議会議長のラウロ・デ・セータ(kz0022)は、ジェオルジ各村が手塩にかけた果物から作られるドライフルーツを買いに。その友人で魔術師協会の広報部長のドメニコ・カファロは、魔術研究用の触媒になるらしい薬草と、多分当人の趣味だろう地元の酒を求めに、よくやってくる。
 当然ながら、同盟内でも有名人の彼らはジェオルジに訪れれば領主に挨拶にやってくるし、非公式訪問故に派手にはしないがセスト達ももてなしをする。
 それなりの地位や立場がある者にとって、よその地域に行く際には避けて通れないのがこうした交流のはず、だが……

「連絡がないってことは、地元に視察と言って出てきて、遊びたいだけかもしれないわよ」

 今年は直接行けないので、これこれの品物を手配してほしいとのドメニコ・カファロ(kz0017)からの手紙には、『大都市の議会やギルドの面々が視察を目論んでいるらしい』と書き添えられていた。
 セストには先方から連絡がない事なので、どう対応したらいいものかと頭を悩ましている。だが、姉のルイーザはあっさりしたものだ。
 向こうから連絡がないなら、こちらも何かしてやる必要はない。各都市の名前を騙る不届き者やリアルブルーでいうところの産業スパイとやらが紛れていては困るので、そこだけは気を付けねばならないだろう。
 それでなくとも、会議と祭りの準備で多忙を極めるこの時期。来るかも分からない者への対応は、最低限にするほかない。

 なにしろ、郷祭の準備は幾ら人手があっても足りないほどに忙しいのだ。

(執筆:龍河流
(文責:フロンティアワークス)

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関連NPC

ラウロ・デ・セータ(kz0022
自由都市評議会の評議会議長。通称「コンシェルジュ」。髪は白髪だが、顔立ちや服装から誠実さや清潔感を与え、同盟の代表として他国との交渉に挑むこともある。 彼が自由都市評議会で一番大切にしていることは、同盟関係を決裂させないこと。それはつまり「可能な限り、全員が不満を持たないよう評決を下すことである」と考えている。
  • 自由都市評議会議長
イラスト:ピエール
セスト・ジェオルジ(kz0034
 広大な農耕地域・ジェオルジを治める若き領主。
 先代の父・ルーベンは健在で、農業研究に専念。領主としての仕事は、母・バルバラや姉・ルイーザが仕切っている。
 端正な顔立ちも手伝い、パッと見の雰囲気は「無感情かつ無表情」というイメージを与えてしまいがちな少年。
  • 農耕推進地域の若き領主
イラスト:ちろりるら

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