サルヴァトーレ・ロッソの清浄化

 ※ 今回、全ての出来事はリゼリオ沖合で停船中の、サルヴァトーレ・ロッソ艦内で行われています。
 まずは、歪虚がどこに発生したのかを調べるための船体調査(選択肢1)を行いながら、
 非戦闘員の安全を確保するため、艦内の別区画へ避難誘導を行います(選択肢2)
 そこでは、負のエネルギーとなる皆の不安を極力少なくし、なおかつ正のエネルギーを発するためのお祭りを
開催(選択肢3)します。
 歪虚を発見したあとは、艦内で生き残った歪虚との戦闘を全力で行うことになります(選択肢4)一人のPCは
一つの選択にしか登場できないのでご注意ください。
 
 謎の生命体は過去の戦闘でも覚えのある、異形の姿をしています。
 敵も残った力を全てぶつけてくるでしょうが、ここで奴らを消滅させなければ、サルヴァトーレ・ロッソもリゼリオも、
甚大な被害をこうむるでしょう。ハンターらの連携も重要になります。

 今回のプレゲームは取りうる行動の幅が広い為、内容の妥当性のほかに「登場人物としての面白さ」が描写に影響する
度合いが大きくなるでしょう。
 また、サルヴァトーレ・ロッソ以前に転移していた(篠原神薙のような)転移者の場合、地球人かつハンターという
立場での参加が可能です。


選択肢1:サルヴァトーレ・ロッソ調査

選択肢1/選択肢2/選択肢3/選択肢4

★目的
 艦内のどこに歪虚が発生しているかを調査します。

★行動内容詳細
 選択行動と時系列の中で、一番最初になります。
 サルヴァトーレ・ロッソ内のどこかから、ヴォイドと思われる歪虚反応が検出されました。
 リゼリオの探知装置はおおざっぱな物なので、艦の後方のどこか以上の計測ができていません。
 ヴォイドの探索と共に、船になにかしらの異常があるか調査活動することがこの選択肢の目的です。
 この船に搭乗していた軍人、あるいはリアルブルーの民間人は、ある程度勝手が分かっているので、行動はしやすいでしょう。
 ハンターにとっては、船自体大変珍しく、どこも似たような構造なので分かりにくい面もあるかもしれません。
 安全であるか、という保証もないため、注意は必要です。
 関連NPCは、クリストファーです。

1.艦格納庫
 CAMや武器など、様々なものが所狭しと置かれています。
 区画や棚ごとに整理整頓されていますが、物が多いという事は死角も多くあります。

2.艦機関部
 艦後部動力関係が集中する、大変重要な場所になります。
 この部分が汚染されていけば、艦に様々な支障が出てしまいます。
 部品の破損被害が大きくても航行に影響を及ぼすため、十分な調査も必要になるでしょう。
 クリストファーはこちらで調査を行うようです。

3.艦外壁
 中に反応があるとは限りません。ヴォイドは外壁についている可能性もあります。
 艦は海上を航行中なので、海上に投げ出されないように注意してください。
 また、何が起こるか分からないという点では、内部調査より慎重な行動が必要となります。

選択肢2:避難誘導、安全確保

選択肢1/選択肢2/選択肢3/選択肢4

★目的
 後部居住区の非戦闘員たちを巻き込まないよう避難させ、左舷居住区へ誘導する。

★行動詳細
 この艦に搭乗しているのは、軍人だけではありません。
 避難してきた一般人、怪我人などもおり、居住区に収容されています。そのうちの一つが、歪虚汚染の確認地域の近くに存在しました。
 速やかに道中と現地の安全確認をし、彼らを後部居住区より誘導させ、一時的に避難させます。
 時系列的には調査と同じ時間帯ではありますが、2番目になります。
 関連NPCは(調査から諸般の事情で外された)クロウです。

1.通路警備
 まずは、使用する通路に問題はないか? 確認が取れた後、その通路の警備が主な仕事です。
 敵がいた場合、排除して道を拓くこともあるかもしれません。
 軍人でも一般人でも問題はありませんが、油断は禁物です。

2.施設安全確認
 武器を携帯し、仲間や避難民の安全を確保します。
 現在使用されていない左舷居住区に避難民より先に入り、敵はいないかを確認し、
 一時的に落ち着くに十分な設備はあるのか、などをチェックします。
 クロウはこの選択肢でチェックを行っているようです。

3.避難補佐
 非戦闘民を、一時的に避難させるために誘導する係りです。
 室内や通路の安全が確保できたことを確認し、それぞれの部屋へと案内します。
 彼らの不安を鎮めてあげたりすることも仕事の一部となるかもしれません。

選択肢3:清め祓いのお祭り

選択肢1/選択肢2/選択肢3/選択肢4

★目的
 ハンターとリアルブルーの民間人が協力し、サルヴァトーレ・ロッソに巣食う歪虚の影響を排除する。

★行動詳細
 負のエネルギーを弱めるための祭りになるが、その考え方はクリムゾンウェストでは一般に浸透しているようだ。
 避難完了した民間人や協力してくれるハンター達と一緒に、祭りをするための準備などに取り掛かろう。
 人の心から負を取り払い、結果、ヴォイドの活動を弱体化させられるかもしれない、
 ある意味重要な選択肢です。
 関連NPCは、お祭り事が大好きな早苗とラキです。

1.掃除・事前準備
 誘導先の埃っぽい場所では、気分も盛り上がりません。
 気分を紛らわせるためにも、皆で掃除に取り掛かりましょう。
 掃除は穢れを払う効果もある、というのは、両方の世界で一致する認識でもあります。
 こちらではパーティーの下準備として、掃除や室内の装飾、簡単な調理準備など手伝ったりします。
 早苗はここであちらこちらに動き回っています。

2.催し事の実施
 パーティーは楽しくなければ面白くない! と、早苗が言っています。
 鬱々とする皆の気持ちを軽減させるため、会場を盛り上げようと行動する、おもてなし精神あふれる選択肢です。
 演じている自分自身も楽しみ、なおかつ見ている者を楽しませることが、この選択肢の目標です。
 ラキは参加者に話しかけて会話をしたいと思っているようです。

3.パーティー参加
 催しや準備もいいけれど、やっぱりこの歓迎会をちゃんと祝いたい。
 並べられた料理を食べたり、同じ会場に参加した人と会話を楽しんだり。
 あるいは、思い切ってもてなす方に回ってしまうのもいいかもしれません。

選択肢4:歪虚との戦闘

選択肢1/選択肢2/選択肢3/選択肢4

★目的
サルヴァトーレ・ロッソに存在するヴォイドを物理的に排除する。

★行動詳細
 時系列的には一番最後になります。
 調査隊からの情報を受け、ヴォイドが発見された箇所へと急行し、戦います。
 ヴォイドの大きさも形も様々です。しかし、ここが正念場。
 なんとしてでも船体に取りついたヴォイドを殲滅させなければなりません。
 一番危険が伴う任務となるでしょう。
 関連NPCは、アニタ・カーマインと篠原神薙です。

1.小型ヴォイド戦闘
 小型ヴォイドは単独・集団行動で向かってきます。
 それを落ち着いて迎撃していきます。
 巨大艦とはいえ、戦いに十分とはいえない広さです。
 出現する小型ヴォイドは、硬い表皮に覆われている甲殻類のような姿をしているものが多く、
 物体に張り付きやすいように粘着質であったり、ぬるぬるしていたりします。
 神薙はこの選択肢に関連します。

2.中型ヴォイド戦闘(危険)
 艦外に取りついた全長10〜20mサイズの個体の対応を行う選択肢です。
 サルヴァトーレ・ロッソの軍人が多数ですが、ハンターも戦いに参加できます。
 また、CAMの使用も状況により許可されます。
 とはいえ、宇宙仕様のままである為に動きは本来の俊敏さを欠き、無策では活躍は見込めません。
 中型ヴォイドの戦闘力は小型の比ではなく、苦戦を強いられるでしょう。
 アニタはここで戦闘をします。

3.戦闘支援
 戦闘以外での支援を担当します。
 救護や援軍への指示、艦内各所への通信などの情報提供も行います。
 素早い対応が戦局を変えることもあるかもしれません。