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プレゲーム第3回作戦概要

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今でこそ、不思議な顔もしねぇがな。
化け物の汚染を止める為、って大真面目な顔でイベント開催を勧められた時には驚いたぜ。
あれだ、歌や踊りで宇宙怪獣が止まるわきゃねぇだろってなぁ。
とはいえ、事実は小説より奇なり……って奴だな。ガキどもにいい土産話になりそうだ

サルヴァトーレ・ロッソ艦長:ダニエル・ラーゲンベック(kz0024

更新情報(5月13日更新)

5月13日、プレゲーム第3回の報告書が完成!
各作戦での動向をそれぞれご確認ください。

※今回のプレゲームについて
 今回のプレゲームは「回想」であり、既存WTRPGの合戦や大規模作戦と異なります。
 入力の前にご確認くださいませ。
▼プレゲーム第3回「サルヴァトーレ・ロッソの清浄化」(4/22?5/13)▼

 
 

プレゲーム第3回オープニング(2月26日公開)

ダニエル・ラーゲンベック

クロウ

クリストファー・マーティン

アニタ・カーマイン

ラキ

竹村 早苗

 各国の代表者たちより招致を受け、冒険都市リゼリオへと航行を開始したサルヴァトーレ・ロッソであったが、問題は幾度も姿を変え、試練や危機を伴って彼らの元へとやってくる。

 「――なんだって? 歪虚だと? それがお前の持ち込んだ停船要請の理由か」
 サルヴァトーレ・ロッソの艦長、ダニエル・ラーゲンベック(kz0024)の声音と表情が険しくなる。
 「はい。詳しくは、クロウから聞いて下さい」
 少し前に各国の高官を相手に身のすくむ思いをしてきた篠原神薙は、戦場往来の鋭い視線に射すくめられても臆することなくそう答える(ノベル第四話をお待ちください)。
 ダニエルに目を向けられたハンターズ・ソサエティのアルケミスト、クロウ(kz0008)は、『事実だ』と返答した。
 「このでかい船から、ソサエティ本部の探知装置が大規模な歪虚反応を感知したらしい。いわゆる【歪虚汚染】って奴だ。とっとと排除しなけりゃ、あんた達だけじゃなく入航先もろくなことにならねぇ」
 危険なのはリゼリオだけではなく、自由都市同盟も、である。なんとしてでもここで歪虚を消滅させなければならない。
 「艦長。彼らの言うことが本当ならば、これは早急に手を打たなければならない問題です」
 クリストファー・マーティン(kz0019)が真剣な面持ちで進言し、ハンターの面々へ反応が確認された場所はどこなのかと問う。
 「船の後ろの方……以上には分らん。正直なところ、探知装置っていうのも大した精度じゃないんでな」
 「手分けして探すしかないんじゃないかい? いや、探すのはいいけどね。歪虚汚染ってのは一体何なのさ? 島にいた化け物と何か違うのかい?」
 傭兵のアニタ・カーマイン(kz0005)が訊ねてみると、分かっていない部分もあるが、と前置きしつつ答えてくれた。
 「あの怪物どもは歪虚っていう現象の一つだな。歪虚ってのは世界の歪みそのものだ。突如現れ、あらゆる物質を取り込んでしまう。物体として存在する物であれば何でも。消滅させるためにマテリアルを吸収していく存在さ」
 取り込まれてしまった成れの果てが、島にいたような怪物だという。それは更なる獲物を探して広がり、歪虚の影響力を広めていくのだ。
 「……鶏が先か卵が先か、か。つまり、あたしらは化け物を探しゃいいんだね」
 艦内での戦闘を想定したアニタは眉を寄せた。ここにいる一般民を、そして艦も傷つけるわけにはいかない。
 「歪虚を祓うためのお祭りも、忘れちゃダメだよ」
 「ちょっとラキ……」
 口を挟んだラキ(kz0002)を、神薙が慌てて制止するが時すでに遅し。艦内の制服軍人達が胡乱な目を向ける。
 「あぁ? バカ言ってんじゃねぇ。祭りなんか開いている場合かよ」
 「ちょっとおじさん、初対面の相手に馬鹿って失礼じゃない?」
 相手がこの船で一番偉い人だと伝えるのを忘れたのが悪かったのか、伝えていても大差はなかったかもしれない。胃の痛そうな顔をしている神薙を面白そうに一瞥してから、
 「まあまあ。要するにラキの嬢ちゃんが言いたいのはこういう事だ」
 こちらの世界の住人――クリムゾンウェスト人としての常識を、クロウはどこか手慣れた様子で説明した。
 歪虚というのは突如出現し、形あるものを【無】に帰していく、いわば負のエネルギーであること。
 負の対局である正のエネルギーを発生させることで、歪虚の力を弱めることができるらしいこと。
 それゆえ、クリムゾンウェスト人は祭りや清めの儀式を大切にしている事などを告げた。
 「じゃあ、この艦を上げて、何かをお祭りすればいいって事?」
 それなら僕得意だよ、と竹村 早苗 (kz0014)が嬉しそうな顔で挙手している。ラッツィオ島を離れて後、好奇心旺盛な彼女はハンター達について回っていたようだ。
 「いいこと考えたよ! 艦内大掃除と、お疲れ会兼歓迎交流パーティーなんかを開いちゃおうか!」
 「賛成! あたし達も協力するよ!」
 掃除も出来て、祭りも出来て一石二鳥だし何より楽しそう! と早苗は盛り上がってきているらしく喜色満面である。そう言う流れは好きらしいラキも同意するように頷いた。
 その様子を、気乗りしない様子で眺めていたラーゲンベック。
 ハンター達の言う事を信じないわけではないが、本当にそんなことでうまくいくのだろうかという思いが顔に現れている。リアルブルーの人々の困惑が分かるが故に困った顔をしている神薙と目が合い、子供が泣きそうな苦笑いを浮かべた。

 「まぁ、そっちの方は得意な奴に任せた。まずは艦内調査が先だ。続いて安全が確保できた場所へ非戦闘員を避難させ、それと並行し掃除やらパーティーでもしたらいい」
 それで危険に巻き込まれた彼らの気が紛れるのなら儲けものだ、とラーゲンベックは考えていた。意図せず異世界に飛ばされた民間人は、今でこそ楽観的だがいずれ現実を直視せざるを得ない筈だ。緊張の糸が切れるのは先の方が良い。
 「はいっ、了解! それじゃ僕は早速皆に声がけしてくるね!」
 言い終わらぬうちに飛び出していく早苗、とラキ。万が一を考えれば、ハンターが避難所にいるのも必要だろう。釣られたように駆け出していく複数の足音を聞きつつ、クリストファーも自分は調査に出るといった。
 「歪虚の事やこの世界の事……聞きたい事は山の様にあるけど、そう言ってられる事態でもないからな」
 まずはこの局面を乗り切り、リゼリオとやらにたどり着けば色々とわかるだろう。
 ラーゲンベックへ敬礼を行うと、クリストファーも準備に取り掛かり、戦闘の気配を感じ取ったアニタも周囲へと声を張り上げている。
 「俺も、同行させてください。この力、守るために使いたいんだ」
 ラキを見送った神薙の声に何を感じたのか、アニタは口元だけで笑うとついてこい、というように手を振った。

●不穏な影
 それぞれが行動を開始した頃。サルヴァトーレ・ロッソの船体に、ちらちらと揺れる影があった。
 影、ではない。異形とも呼べる【何か】であった。
 先の戦闘により、その数を減らしてはいたが――ラーゲンベックらがリアルブルー宇宙で目にした、あの謎の生命体はしぶとく生き残っている。
 彼らはその本能の命じるまま、サルヴァトーレ・ロッソという物質に絡みつき、マテリアルを吸い上げ、じわじわと消滅させようとしているのだ。 艦だけではない。その魔手は、この中にいる人々へも向けられていた――……。

(執筆:藤城とーま)
(監修:紀藤トキ)
(文責:フロンティアワークス)

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プレゲーム第3回「サルヴァトーレ・ロッソの清浄化」

現在の状況

※今回、全ての出来事はリゼリオ沖合で停船中の、サルヴァトーレ・ロッソ艦内で行われています。

まずは、歪虚がどこに発生したのかを調べるための船体調査(選択肢1)を行いながら、非戦闘員の安全を確保するため、艦内の別区画へ避難誘導を行います。(選択肢2)
そこでは、負のエネルギーとなる皆の不安を極力少なくし、なおかつ正のエネルギーを発するためのお祭りを開催(選択肢3)します。
歪虚を発見したあとは、艦内で生き残った歪虚との戦闘を全力で行うことになります(選択肢4)
 一人のPCは一つの選択にしか登場できないのでご注意ください。

謎の生命体は過去の戦闘でも覚えのある、異形の姿をしています。
敵も残った力を全てぶつけてくるでしょうが、ここで奴らを消滅させなければ、サルヴァトーレ・ロッソもリゼリオも、甚大な被害をこうむるでしょう。ハンターらの連携も重要になります。
今回のプレゲームは取りうる行動の幅が広い為、内容の妥当性のほかに「登場人物としての面白さ」が描写に影響する度合いが大きくなるでしょう。
また、サルヴァトーレ・ロッソ以前に転移していた(篠原神薙のような)転移者の場合、地球人かつハンターという立場での参加が可能です。

作戦1 :サルヴァトーレ・ロッソ調査

★目的
艦内のどこに歪虚が発生しているかを調査します。

★行動内容詳細
選択行動と時系列の中で、一番最初になります。
サルヴァトーレ・ロッソ内のどこかから、ヴォイドと思われる歪虚反応が検出されました。

クリストファー・マーティン

リゼリオの探知装置はおおざっぱな物なので、艦の後方のどこか以上の計測ができていません。
ヴォイドの探索と共に、船になにかしらの異常があるか調査活動することがこの選択肢の目的です。
この船に搭乗していた軍人、あるいはリアルブルーの民間人は、ある程度勝手が分かっているので、行動はしやすいでしょう。
ハンターにとっては、船自体大変珍しく、どこも似たような構造なので分かりにくい面もあるかもしれません。
安全であるか、という保証もないため、注意は必要です。
関連NPCは、クリストファー・マーティン(kz0019)です。

行動方針 :1.艦格納庫
 CAMや武器など、様々なものが所狭しと置かれています。
 区画や棚ごとに整理整頓されていますが、物が多いという事は死角も多くあります。

行動方針 :2.艦機関部
 艦後部動力関係が集中する、大変重要な場所になります。
 この部分が汚染されていけば、艦に様々な支障が出てしまいます。
 部品の破損被害が大きくても航行に影響を及ぼすため、十分な調査も必要になるでしょう。
 クリストファーはこちらで調査を行うようです。

行動方針 : 3.艦外壁
 中に反応があるとは限りません。ヴォイドは外壁についている可能性もあります。
 艦は海上を航行中なので、海上に投げ出されないように注意してください。
 また、何が起こるか分からないという点では、内部調査より慎重な行動が必要となります。

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作戦2 : 避難誘導、安全確保

★目的
後部居住区の非戦闘員たちを巻き込まないよう避難させ、左舷居住区へ誘導する。

クロウ

★行動詳細
この艦に搭乗しているのは、軍人だけではありません。
避難してきた一般人、怪我人などもおり、居住区に収容されています。そのうちの一つが、歪虚汚染の確認地域の近くに存在しました。
速やかに道中と現地の安全確認をし、彼らを後部居住区より誘導させ、一時的に避難させます。
時系列的には調査と同じ時間帯ではありますが、2番目になります。
関連NPCは(調査から諸般の事情で外された)クロウ(kz0008)です。

行動方針 : 1.通路警備
 まずは、使用する通路に問題はないか? 確認が取れた後、その通路の警備が主な仕事です。
 敵がいた場合、排除して道を拓くこともあるかもしれません。
 軍人でも一般人でも問題はありませんが、油断は禁物です。

行動方針 :2.施設安全確認
 武器を携帯し、仲間や避難民の安全を確保します。
 現在使用されていない左舷居住区に避難民より先に入り、敵はいないかを確認し、
 一時的に落ち着くに十分な設備はあるのか、などをチェックします。
 クロウはこの選択肢でチェックを行っているようです。

行動方針 :3.避難補佐
 非戦闘民を、一時的に避難させるために誘導する係りです。
 室内や通路の安全が確保できたことを確認し、それぞれの部屋へと案内します。
 彼らの不安を鎮めてあげたりすることも仕事の一部となるかもしれません。

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作戦3 :清め祓いのお祭り

ラキ

竹村 早苗

★目的
ハンターとリアルブルーの民間人が協力し、サルヴァトーレ・ロッソに巣食う歪虚の影響を排除する。

★行動詳細
負のエネルギーを弱めるための祭りになるが、その考え方はクリムゾンウェストでは一般に浸透しているようだ。
避難完了した民間人や協力してくれるハンター達と一緒に、祭りをするための準備などに取り掛かろう。
人の心から負を取り払い、結果、ヴォイドの活動を弱体化させられるかもしれない、
ある意味重要な選択肢です。
関連NPCは、お祭り事が大好きなラキ(kz0002)と竹村 早苗(kz0014)です。






行動方針 : 1.掃除・事前準備<危険>
 誘導先の埃っぽい場所では、気分も盛り上がりません。
 気分を紛らわせるためにも、皆で掃除に取り掛かりましょう。
 掃除は穢れを払う効果もある、というのは、両方の世界で一致する認識でもあります。
 こちらではパーティーの下準備として、掃除や室内の装飾、簡単な調理準備など手伝ったりします。
 早苗はここであちらこちらに動き回っています。

行動方針 : 2.催し事の実施
 パーティーは楽しくなければ面白くない! と、早苗が言っています。
 鬱々とする皆の気持ちを軽減させるため、会場を盛り上げようと行動する、おもてなし精神あふれる選択肢です。
 演じている自分自身も楽しみ、なおかつ見ている者を楽しませることが、この選択肢の目標です。
 ラキは参加者に話しかけて会話をしたいと思っているようです。

行動方針 : 3.パーティー参加人
 催しや準備もいいけれど、やっぱりこの歓迎会をちゃんと祝いたい。
 並べられた料理を食べたり、同じ会場に参加した人と会話を楽しんだり。
 あるいは、思い切ってもてなす方に回ってしまうのもいいかもしれません。

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作戦4 :歪虚との戦闘

篠原神薙

アニタ・カーマイン

★目的
サルヴァトーレ・ロッソに存在するヴォイドを物理的に排除する。

★行動詳細
時系列的には一番最後になります。
調査隊からの情報を受け、ヴォイドが発見された箇所へと急行し、戦います。
ヴォイドの大きさも形も様々です。しかし、ここが正念場。
なんとしてでも船体に取りついたヴォイドを殲滅させなければなりません。
一番危険が伴う任務となるでしょう。
関連NPCは、篠原神薙(kz0001)とアニタ・カーマイン(kz0005)です。








行動方針 :1.小型ヴォイド戦闘
 小型ヴォイドは単独・集団行動で向かってきます。
 それを落ち着いて迎撃していきます。
 巨大艦とはいえ、戦いに十分とはいえない広さです。
 出現する小型ヴォイドは、硬い表皮に覆われている甲殻類のような姿をしているものが多く、
 物体に張り付きやすいように粘着質であったり、ぬるぬるしていたりします。
 神薙はこの選択肢に関連します。

行動方針 : 2.中型ヴォイド戦闘(危険)
 艦外に取りついた全長10?20mサイズの個体の対応を行う選択肢です。
 サルヴァトーレ・ロッソの軍人が多数ですが、ハンターも戦いに参加できます。
 また、CAMの使用も状況により許可されます。
 とはいえ、宇宙仕様のままである為に動きは本来の俊敏さを欠き、無策では活躍は見込めません。
 中型ヴォイドの戦闘力は小型の比ではなく、苦戦を強いられるでしょう。
 アニタはここで戦闘をします。

行動方針 : 3.戦闘支援
 戦闘以外での支援を担当します。
 救護や援軍への指示、艦内各所への通信などの情報提供も行います。
 素早い対応が戦局を変えることもあるかもしれません。

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