ゾンネンシュトラール帝国

 十の師団からなる強大な戦力を有する軍事国家。
 歪虚と戦い世界を守るという至上目的の為ならば流血をも厭わず、個人の資質や才覚が素性を覆す国家運営は多くの問題を抱えている。
 歪虚侵攻阻止に消極的だった皇族や貴族達が革命により追放されてからというもの、国の全てが戦事に傾いており、それを良しとしない民衆も少なくない。
 世界の守護者を語る彼らの行軍は時に世の調和を乱し、弱者を顧みないその刃は常に担い手に正義を問う。