※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
もしも相棒がアレだったら

 琥珀色のグラスを泳ぎ、音を立てひび割れる氷を見ていた。
 名前も知らないような異世界の安酒。帝国領のバーで出されるような、
「浩一くーーーーーーーーん!」
「君は……」
「銃で撃たれて死んだと思ったですか? ざんねん……生きていた~のですよ~~」
「君は……」
「アレです。リアルブルー的なところで銃で撃たれて死ぬという悲劇を再現された相棒です」
「俺の相棒はもうちょっと身長が高かった気がするのだが」
「いやいや、そう思うじゃないですか? 次のシーンをごらんください」

「それ、なんてポテチですか?」
 ふと、隣の席から聞こえる声に目を開く。そこには一人の少女が腰掛けていた。
 オレンジ色のジャージに身を包んだ少女は、ボリボリとポテトチップスを齧り続けている。
「ああ……こんなシーンだったかな? というか服装が初期だな」
「一周回ってジャージがいいっていう感じの元の文章だった気がする」

「いやいや、多分そんなシーンじゃなかっただろう」
「ぐぬぬ……なかなか強情ですねー。では、次のシーンに行きましょう」

 それはまだ、VOIDよりもバグアこそがこの星で尤も凶悪な種であった時代……。

「色々おかしい。というか、このままだと銃で撃たれて死ぬシーンまで再現するのかな?」
「まあそういう感じの流れになりますが、銃で撃たれて死ぬのは初めてじゃないからOKです」
「初めてじゃないからOKとかじゃなくて、そのあと色々大変だったからやめようか」
「銃で両断剣・絶とか使えばよかったじゃん。両断剣・絶とか」
「ファナティックブラッド世界ではスキルの発動体に制限があるからな」
「銃だと剣のスキルが使えないなんて最近のWTコンテンツはゆうずうがきかない!!!」
「前のコンテンツがおかしかったんじゃあないかね」
「ところで、このおまけノベルはいちおうOMC担当さんが確認するじゃないですか?」
「そうだな」
「その場合、一体何が起きているのかさっぱりわからないし、クオリティジャッジとか不可能ですよね?」
「そうだな」
「でもーきいてーほしいのでーすーーーー。浩一くんはーーーむかしからこういう人ーーーー」
「そうだな」
「しょうじきなところ、たぶん浩一くん本人より浩一くんのことわかってるところある」
「そうだな」
「大体このOPでこういうプレイング書いてくるってわかる」
「そうだったのか……」
「ところで、そろそろ文字数が限界です。おまけノベルでめちゃめちゃ文字数超過して怒られたばかりです」
「相変わらずだなきみは……」
「というわけで、楽しい楽しいおまけノベルでした! またのご来店を!」
「お待ちしております」

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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ka0969/上杉浩一/男性/45/猟撃士(イェーガー)】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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やっぱり海かプールに行くノベルにすればよかったですね~~。
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発注者:キャラクター情報
アイコンイメージ
上杉浩一(ka0969)
副発注者(最大10名)
クリエイター:-
商品:おまけノベル

納品日:2017/07/18 11:32