※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
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おまけ/焼きたてパン屋さんですよぉ
「わ、流行ってますねぇ」
今日は弓月・小太(ka4679)さん、最近開店したばかりのパン屋さんに来ています。
早速、入り口近くに置いてあるトレイとトングを手に陳列棚にレッツゴー。
最初に目についたのは、ベーコンポテトドッグです。
「ええと、『秋の新じゃがのほっくり感とベーコンのうまみ、そしてオニオンの歯ごたえが堪能できます』ですかぁ……美味しそうですねぇ」
じっくりと説明書きを呼んだりも。
もちろん、やや硬めに焼きあがったパンの香りも鼻をくすぐります。迷うことなくトングを伸ばすのですが。
「あ。でもこれ、大きすぎかもしれません」
一本丸ごとはちょっと分量的に多いようですね。
でも、その横に半分に切ったハーフサイズがありました。金額もちゃんと半額です。
「これなら大丈夫ですよぉ」
迷わずこちらを選んでニコニコ。
おや。
目を移した先に「秋の定番」の文字がおどっています。
そこにあったのは……。
「パンプキンパイ……これも今が旬ですかねぇ」
トレイにひょい。
さらに。
「当店売り上げナンバーワン、ですかぁ……これは小さいから大丈夫、です」
塩バターパンを一つ。
「見て見て。これ、小さくて可愛い~」
隣のお姉さんたちがきゃいきゃいと指差すのは、チーズロール。焼きたてなのかチーズの香りが漂ってきます。
「か、可愛い、ですか……」
ついついつられてこちらもトレイに。チーズの酸味が思い出されてしまったのですから仕方ありませんよね。
「ただいま焼きあがりました~」
今度は店員の声。こちらにもしっかり反応です。
「クルミパンですかぁ」
かしゅっ、とつぶれる歯ごたえとじんわりしみ出てくるうまみが口の中に再現されぽややんとしてしまいます。
やっぱり小さめのようなので、迷わずトングでつかみます。
ところで小太さん、大きいのはダメとか言いつつすでにトレイの上には五つもパンがのってますよ?
「え、ええと……」
会計に行く前にさすがに立ち止まって困ってしまったり。
でも、どれもやっぱり美味しそうでどれかを戻すなんてできません。
その時、お姉さんたちがきゃいきゃいと会計に。
「たくさんだけど味が違うから大丈夫よね?」
「おいしいから平気へいき~♪」
この様子を見て勇気づけられます。
「へ、平気へいき……です」
小太さん、結構流されやすい性格のようですね。
そして買い物袋を抱え店から出て思うのです。
「誰かと一緒に食べたいですねぇ……」
今日もやっぱり恋人の元へGO!なのです。
━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・
登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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ka4679/弓月・小太/男/10/猟撃士
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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弓月・小太 様
いつもお世話様になっております。
本発注の方で、秋の味覚について取り上げていらっしゃいました。そちらが夕食でしたので、それ以外をということでこんな内容。きっと、あれもこれもと迷ってしまい小さな買い物をたくさん、な性格なのではないかなぁ、とか。そうでない場合も考慮し、きっと流されやすいのではないか、というのを加えてさらに強度を上げておきました。大外れならすみません。その場合は美味しそうなパンをご堪能くださいませ。
年上の女性の言葉についつい流されてしまうのは、きっと小太さんのお姉さま方の影響なのかもしれません(
それはそれとして、FNBのクリムゾンウエストではリアルブルーと違いこの形式のパン屋さんが一般的なのでしょうねぇ、きっと。
そんなこんなで、ご発注ありがとうございました♪