※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
伝説の奇祭~龍の一族の場合~

●伝承の語り手
 秋も深まり、夜の訪れが日ごとに早まりつつある日のこと。
 一族の野営地にコル・プローディギウムがふらりと戻ってきた。
「お帰り、プロム。暫く見なかったが、旅は楽しかったか」
 エルヴァニス・ヤノウルクの顔に刻まれた皺が、柔らかく穏やかな物になる。
「ただいまっエルさん! えっとね、面白いお祭りの話を聞いて来たんだ!」
「へえ? それは楽しみだな。どれ、ゆっくり聞かせて貰うとしようか」
 エルヴァニスはコルの為に暖かいお茶を用意しながら、頷いた。

 コルが帰ってきたことは、すぐに一族に知れ渡る。
「プロム、何か面白い話を持ち帰ったって?」
 族長見習いの陽炎も笑いながらコルを出迎えた。
 陽炎達は強く猛々しく高貴な幻獣である龍を憑かせ、己の力とするという霊闘士の一族である。
 まだ若く長『見習い』である陽炎は一族を引き連れて故郷を離れ、現在リゼリオ近郊に住んでいた。
 コルはエルフだが、彼らと出会って霊闘士としての力の使い方を教わり、それ以来一族は愛称の『プロム』で呼び、一族の子供のように可愛がっている。
 元々冒険好きが高じて故郷を飛び出したコルは、その後も気の向くままに各地を歩き回り、時折戻ってきては旅の土産話を一族に聞かせるのだ。
 それは余興であると同時に、重要な情報源でもあった。

 皆が夕餉の席についたのを待ちかねたように、コルが口を開く。
「あのね、ハロウィンってお祭りがリアルブルーにはあるんだって!」
「ハロウィン……聞いたことはある。確か菓子を配るのではなかったか?」
 蒼聖が逞しい腕を胸の前で組み、首を傾げた。
「さすが、蒼聖はものしりですのね」
 大人びた口調と物腰で琥珀姫が微笑む。それから見比べるかのように、陽炎の横顔ををちらりと見遣った。
「えーと……で、他には?」
 陽炎は少しばつが悪そうに、話の続きを促す。
 歳こそコルとさほど変わらないが、琥珀姫は一族の娘たちの中から選ばれた陽炎の許嫁である。まだあどけなさの残る顔立ちに、育ちの良さ、意思の強さを漂わせている少女だ。
 頑張ってはいるが陽炎はまだまだ未熟。未来の夫を立派な族長にすべく、琥珀姫は日々お尻を叩いている。
 陽炎とてその気持ちは分からぬでもない。だがこういうとき、『しっかりなさいませ!』という目を向けられると、何とも居心地が悪いのだ。

 コルはそんなことにはお構いなしに、陽炎に取っておきの情報を与えるように、声をひそめた。
「えっとね、元々はお化けが集まる日でね、御馳走に人間を食べちゃうから、お化けの仮装をして仲間のふりをするんだって! そしてね、お化けには人間を食べない代わりにお菓子をあげるんだけど、そのお返しにいたずらするんだってさー!」
 ハロウィンの伝承がクリムゾンウェストに広まるうちにどこかずれた上に、コルの解釈が加わっているようだ。
 勿論、本来のハロウィンを知るはずもない一族の者達は、コルの伝えるハロウィンをそれぞれ勝手に解釈する。
 ――成程、さっぱりわからん。エルヴァニスは唸りながら考え込んでしまった。
「うむ、良く分からんが何かを模して菓子を配れば良いのだな……」
「面白そうだな! 早速準備をしようか」
 陽炎は無邪気に目を輝かせていた。
「……」
 そんな陽炎を見る蒼聖の穏やかな銀の瞳が、どこか疑念の色を帯びている。
 虫の知らせ、とでもいうのだろうか。
 蒼聖の勘……というよりも、これまでの経験が、何かを訴えて来る。
 だがそれを言葉にできず、蒼聖もハロウィンに参加することになった。


●誰も知らない祭
 仮装で菓子を配る。そのポイントだけがエルヴァニスの記憶に残っていた。
「ここはかのゆうめいな『ぱるむ』とやらを模した着ぐるみを着てみるとするか」
 何度か見た事のある、キノコに似た不思議な精霊、パルム。多少の個体差はあるが、概ね似たような姿をしている。
 材料をかき集め、器用に針を操るエルヴァニスだったが、不意に手を止めて虚ろな目を泳がせた。
「……俺も逞しい益荒男であれば、な」
 今更行っても詮無きことと分かってはいても、蒼聖の堂々たる体躯を思えば、伸びきることのなかった己の上背に溜息が出る。
 だがその分、誰にも負けないぐらいに努力してきた。
 逆に考えてみれば、菓子を配るならば小さい身体の方が似合うだろうし、子供たちも喜んでくれよう。
「うむ、そうだな。族長どのも乗り気の様子、祭が楽しいものとなるようにだけ考えておればよいのだ」
 男は重々しく頷きながら、ファンシーなキノコの着ぐるみを縫い続けるのだった。

「……クシャン!」
 大きな身体に似合わぬ、控え目なくしゃみ。
「誰か噂でもしているのだろうか?」
 蒼聖が鼻をこすりながら独り言を漏らす。
 そういえばめっきり秋も深まってきた。そろそろ冬支度もせねばなるまい。
「そういう区切りの祭であるのかもしれないな」
 祭。ここで蒼聖は我に帰る。ずっと考えているのだが、仮装が思いつかないのだ。
 皆はそれぞれ密かに準備を進めているらしい。
 それとなく探りを入れてみるが、誰もが自分の仮装については口を割らない。
「さて、どうしたものか……」
 祭の日はもうすぐだ。蒼聖の悩みはなかなかに深いようである。

 そして族長の陽炎はと言えば。
「ちょっと出かけて来るよ。夕飯までには戻るから」
「あら、おしごとですの?」
 見送る琥珀姫に適当にごまかし、向かった先はリゼリオの一隅にある蚤の市である。
 ここにはリアルブルーから来た人々と、新し物好きなクリムゾンウェストの住民たちが集まっていた。思い思いの服装に包んだ人が集まる様子は、まるで年中仮装大会のようである。
 何に使うのかよくわからない道具をこまごまと並べた店の前に座りこむ。
「船内で作ってるレトルト食品ですよ。旅のお供に如何です?」
 店番の男は、にこにこしながら銀色の四角い袋をすすめてくる。
「ちょっと教えて欲しいことがあるんだけど、いいかな。リアルブルーにもみんなが怖がるお化けっているのかな?」
 陽炎は皆をびっくりさせようと、誰も見た事のないお化けに挑戦するつもりなのだ。
「そうですねえ……」
 店番の男は顎を捻ると、別の店に連絡を入れる。
 暫くして茶色い箱を抱えた女がにこにこしながらやってきた。
「お化けとは違うけど、これなんかリアルブルーじゃ怖いってすっごく有名よ!」
 説明を受けるうちに陽炎の目がキラキラ輝き始める。
「よし、じゃあそれ幾らだい?」
 商談成立。
(当日が楽しみだな!)
 陽炎は帰り路、ともすれば緩みそうになる顔を引き締めるのに苦労したものである。


●ハロウィン(推定)の夜
 そしてハロウィン当日。
 日没を合図に、集落の広場に篝火が焚かれる。
 一族の者は皆、テントの中で息をひそめて、初めての祭がどんなものかと期待をこめて窺っていた。
「お菓子よこせ~」
 ひとつの白い影が建物の暗がりからふわりと現れる。
 影は広場へ出て来ると、あちらへふらふら、こちらへふらふら。篝火の明かりを受けて、不気味な影は獲物を求めて彷徨い続け……というのとは、ちょっと違った。
「あれ? よくみえないのー」
 白いシーツを頭からすっぽりかぶったコルは、両手を前に突き出して、とにかく適当に歩いていた。
 つまり、全然見えてない。目の所に穴ぐらいは開けるべきだったかもしれない。
「お菓子~……わふぅ!?」
 どすん。
 何か柔らかくふわふわした物にぶつかった。その拍子にシーツの裾を踏ん付け、前につんのめる。
「お? 大丈夫か、って……わわわわ!?」
 ぶつかられた物から何かで覆われたようなくぐもった声が漏れた。
 次の瞬間、その柔らかい物と一緒にコルはひっくり返ってしまったのだ。

「お菓子~よこせ~」
 コルの布おばけは、ひっくり返ったままの柔らかい物体にしがみつく。
「分かった、分かったから、ちょっと起こしてくれ……!!」
「あれ? えーと、もしかしてエルさん……?」
 布を少し持ち上げて良く見ると、コルは大きなパルムの上に乗っかっているのだった。
 パルムの着ぐるみの中身はエルヴァニスである。なかなか良く出来ているが、こちらも周囲はほとんど見えていない。
 しかも動きにくい。いくらエルヴァニスが鍛えた肉体を持っていたとしても、もこもこに膨れた着ぐるみは、動かせる部分が違う。
 普段ならひょいと抱き上げられるコルが上に乗っているだけで、じたばたともがくばかりで起き上がることもできないのだ。
「大丈夫か?」
 不意に静かな声が高い場所から聞こえた。
「うわ……」
 見上げたパルムと布おばけが思わず声を失う。
 ぼさぼさに乱れた青く長い髪、頭から生えた大きな角。篝火の明かりに浮かびあがる姿は、森の精霊のような蒼聖だった。
 親切な精霊は近付いて腰をかがめると、コルを抱きあげ、エルヴァニスが起き上がるのを手伝ってやる。
「蒼さん、なんだかいつもとちがうー」
 コルが僅かに身体を固くした。普段の穏やかでのんびりしたお兄さんの姿は、そこには無かったのだ。
 蒼聖は指先でこめかみを軽く掻いた。そこには目立たないように紐が巻いてある。
「仮装というのが思いつかなくてな。とりあえず枯れ枝を頭に巻いてみたんだが、これでいいんだろうか」
 コルはただ黙って、こくこくと頷いた。
 やっと起き上がったエルヴァニスのパルムは、被り物の具合を直しながら息をつく。
「ふう、一度転ぶと厄介だな。気をつけんと。そうだ、これは礼だ」
 パルムは籠に入れたお菓子が壊れていないことを確認して、布おばけと森の精霊に手渡した。

 三人が揃った所で、琥珀姫のテントへ向かう。
「お菓子くれー!」
「……そちらこそ、お菓子をおよこしなさーい!」
 テントの入口の布をぱっと払いのけて現れたのは、ミイラ娘だった。
 が、次の瞬間、パルムがよろよろと進み出ると、体当たりの勢いでミイラ娘を部屋に押し込む。
「きゃうっ!?」
 ミイラという物の存在は伝え聞いていたが、実物は知らない。なんでも全身を包帯でぐるぐる巻きにしているおばけらしいので、とりあえず普段身体に巻いているサラシで全身を巻いてみたのだ。しかし『巻いてみた』状態では、単なる下着一枚の姿と変わりない。
「ちゃんと服を着ないとダメ!!」
 パルムが正座で説教する姿は、中々見られるものではない。
 その前に座って、ミイラの琥珀姫は口を尖らせている。
「……かそうだと、ききましたのに」
 ミイラは渋々、黒いミニのワンピースを身につけた。
「でも姫ちゃんは、その方が可愛いと思うんだよー」
「プロムがそういうなら、こうしておきましょう」
 ようやく琥珀姫も納得したようだ。


●そして新たな伝説へ
 陽炎は少し支度に手間取り、合流が遅れていた。
「でも結構凝ってると思うんだ。すごく強そうだしね!」
 ひとりほくそ笑みつつ、琥珀姫のテントへ。
「待たせたな~! 悪戯する悪いやつは~……」
 せいぜい怖そうな声を出し、テントの中へと踊り込む陽炎。
「僕が追っ払うから!」
 その姿はリアルブルーの人が『これはすごく怖い』と言っていたもの。沢山の穴のあいた白いお面に、電動のチェーンソーを持った怪物である。
 陽炎はお面の下で得意満面だった。
「どう? 強そうな化け物だろ? どんな変な奴が来ても、この僕が守ってやるz……ギャッ!?」
 最後まで言い終えないうちに、物凄い勢いで何かがホッケーマスクに激突。
「あなたが一番のふしんしゃですわ!!」
 琥珀姫お得意のナイスピッチング。傍に置いてあった子供の頭ほどもある南瓜が唸りを上げて宙を飛び、避け損ねた陽炎の顔面を直撃する。
「おお~」
 思わずエルヴァニスと蒼聖が小さく拍手を送った程だ。
「どうしてあなたはいつもそうなんですの?」
 琥珀姫は腰に片手を当てて、反対の腕を突き出しびしっと陽炎を指さした。
 楽しいことが大好きで、明るくて、皆が喜ぶ顔を見るのが何より嬉しい陽炎の性格はよくわかっている。
 みんながそんな陽炎のことが大好きなことも分かっている。
 でも、早とちりで、思い込みが強く、偶にひとり先走ってしまう所は族長としては時に欠点にもなりうるだろう。

 お面が割れて、陽炎は琥珀姫のド迫力の形相を目の当たりにする。
「えーと、琥珀姫、ほら珍しいお菓子あげるから。みんなで食べようよ」
 正直、被っていたのがホッケーマスクでなければ、かなり危険なところであった。
 何か気に入らないことがあると手近な物を投げつけて来るのが、琥珀姫の恐ろしいところだ。またそのスロウイングは正確無比で、小さな体で信じられない大きさの物を投げて来る。
 正直これは危険なので辞めて欲しいと常々思っているのだが、今日の所は分が悪い。
「まあまあ、ハロウィンというのはそういう物なんだろう? 姫さんも祭の日にそんな顔するもんじゃないよ」
 エルヴァニスの助け船に、コルもポンと手を打った。
「あっそーだ! 忘れてた! ハロウィンの時はね、おうちに入る前に『トリック・オア・トリート!』って言わないといけないんだって!」
 元々は、お菓子くれなきゃ悪戯するぞ。
 だが既にもう原型をとどめていない彼らのハロウィンにおいては、今更である。
 琥珀姫の目がそう言っていた。
「トリックオアトリート? いいえ、ちがいますわ。陽炎の手作りお菓子か、イタズラか、ましな方を選びなさい?」
「え、手作りお菓子? そんなのあったっけ?」
 きょとんとする陽炎に、琥珀姫が宣告する。
「自分でつくって、自分で食べるのですわ!! だれもお手伝いしませんことよ!!」
 家事スキルが極端に低い陽炎にとっては、菓子作りなど至難の業。
 下手をすればどんな危険物ができ上がるかもわからない。
「究極の罰ゲームだよね! レシピも見ちゃダメなんだよー」
 コルもけらけら笑いながら琥珀姫に続いた。
 陽炎、孤立無援。
「え、いや、それはちょっと……」
「食材が勿体ないと思うがな」
 蒼聖が飽くまでも真面目に、事実のみを淡々と告げる。
「うっ……」
 この場合、事実こそが陽炎には辛い。相手が蒼聖なので、からかわれている訳ではないのが分かるだけに尚更だ。
「じゃあ決まりましたわね。イタズラですわ!!」
 琥珀姫の宝石の瞳に、妙な光が閃いた。
「イタズラしちゃおうー!」
「しょうがないな、族長殿。ここは耐えてくれ」
 コルもエルヴァニスも敵だった。
「や、やめろー!!!」
 陽炎は一番驚かせるはずが、一番恐ろしい目に遭うことになってしまった。
 祭に際して蒼聖の抱いた疑念は、やはり当たってしまったようである。


 その後彼ら一族の間では、この日の出来事は『ハロウィンの夜の悪夢』として密かに語り伝えられることとなる。
 流石に一族の長がサラシでぐるぐる巻きにされて、木の根元に括りつけられたなどということは、余り表立って言えることではないだろう。
「ハロウィンてこわいお祭だったんだね……」
 コルはまるで他人事と言わんばかりに、エルヴァニスお手製のクッキーを頬張った。
 噛むとほろりと崩れ、カボチャの風味が口いっぱいに広がる。
 お祭は怖いが、美味しいお菓子はやっぱり嬉しい。
「ふだんの行いというものですわ!」
 そう言って口を尖らせながらも、琥珀姫は陽炎が少し反省した頃にはちゃんと解放してあげるつもりだ。
 陽炎の分のお菓子も、こっそり別に取り分けてある。
(あら、このカップケーキも美味しそうですわ。これも一つ頂いておきましょう)
 後で二人でゆっくりと、ちょっとお説教もしながら楽しむつもりだ。

「それにしても、ひとつどうしても分からないことがあるのだが」
 重々しく蒼聖が切り出し、皆がそちらを向いた。
「何故お菓子をあげた相手から悪戯されなければならんのだろうな?」
「だから恐ろしい祭なのではないか?」
 何やらすっかり馴染んだパルム姿のエルヴァニスが、考え深げに答える。
「成程な。リアルブルーには色々と不思議なことがあるものだ」
 うんうんと全員が頷いた。
 彼らが本当のハロウィンを知る日が来るのか……それは誰にもわからない。


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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ka0687 / エルヴァニス・ヤノウルク / 男 / 56 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka0101 / コル・プローディギウム / 女 / 10 / エルフ / 霊闘士】
【ka0142 / 陽炎 / 男 / 25 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka0610 / 琥珀姫 / 女 / 12 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】
【ka1739 / 蒼聖 / 男 / 38 / 人間(クリムゾンウェスト) / 霊闘士】

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お待たせいたしました、龍人一族風ハロウィンパーティーのお届けです。
ハロウィンとは一体何だ? 誰もきちんと教えてくれなければ、こんな風になるかもしれません。
それにしてもこれからも、長(見習い)の苦闘は続きそうですね。
今回の出来事が皆様にお楽しみいただけましたら幸いです。
この度のご依頼、誠に有難うございました。
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発注者:キャラクター情報
アイコンイメージ
エルヴァニス・ヤノウルク(ka0687)
副発注者(最大10名)
コル・プローディギウム(ka0101)
陽炎(ka0142)
琥珀姫(ka0610)
蒼聖(ka1739)
クリエイター:樹シロカ
商品:HC仮装パーティノベル

納品日:2014/11/25 19:14