※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
●おまけノベル『イスフェリアの手記』

●オイマト族について
 辺境部族最大と言われているオイマト族は金の鬣の馬を祖霊とし、馬や羊、山羊を育て辺境の大地を移住する遊牧民である。
 遊牧民の生活は、家畜達が成長するのに適した土地を、転々と移動することで成り立っている。
 オイマト族もまたそれに則り、金の鬣の馬に導かれて辿り着いたという謂れのある4つの水場を、季節ごとに転々としている。

 春はアナンタ泉(小さな泉とのこと)
 夏にはアルナス湖(とても大きな湖らしい)
 秋には辺境を縦断するように流れるケリド河の一部。
 冬は、ユフィンの泉(温かい泉だそう。温泉かな?)

 夏の水場は歪虚に奪われ長く帰ることができていないので、最近はケリド河の上流を拠点としているそう。

●一族に伝わる文様について
 文様には一つ一つ意味があり、祖霊に纏わる文様が『護る』という意味になるらしい。

●お守りについて
 お守りの中身は武運や安全を祈るなら髪、幸運を願うなら木の実や押し花。何か特別な願いの場合は、その願いを羊皮紙に書いて入れる事もある。

●星灯祭
 夏に行われるお祭り。
 オイマト族では、故人を偲ぶ者達が、色とりどりの蝋燭に花や手紙を添え、火を灯して大地を飾り、餞に酒を酌み交わす風習がある。
 蝋燭の火が、亡くなった人の魂を星に住まう精霊の元に導くと言われ、また、蝋燭に手紙を結ぶと故人に想いを届けてくれるのだそう。
 子供達の話でしか聞いたことがないけれど、私も一度参加してみたいな……。

●収穫祭
 秋に行われるお祭り。
 秋に集められた収穫物を元に冬の備えを行う季節。この生活が続けられているのも、辺境の赤き大地の恵みと、自分たちを守ってくれている祖霊のお陰……ということで、毎年豊穣祭を行う。
 また来年もまたここに戻って来られるよう。そして、また大地の恵みを戴けるように、祈りと感謝を捧げるそう。
 一度参加したけど、巫女さんの舞がとっても素敵な良いお祭りだった。
 
●日輪祭
 辺境の一部の地域に昔から伝わる、冬のお祭り。
 夜が長くなる季節に、太陽が再び光を蘇らせるように……という祈りを込めて行われる。
 寒さを吹き飛ばすように温かいご馳走を戴き、さらに心も暖かくなるようにとモミの樹に色とりどりの飾りつけをしたり、贈り物の交換をしたりする風習があるのだそう。
 以前参加したけれど、モミの樹の飾りつけがとっても素敵で綺麗だった。

「……子供達に色々聞いた話を忘れないようにって思って書き続けてたけど、随分溜まったなあ」
 パラパラと手記をめくるイスフェリア。
 この手記は、この先も増えて行くのかもしれない。

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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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ka2088/イスフェリア/女/16/オイマト族に詳しいです

ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お世話になっております。猫又です。

おまけノベルをお届けします。
イスフェリアちゃんはオイマト族の子供達にいつも気を遣って戴いているので、彼らから聞いた話を一生懸命認めていそうだな……と思い、このような形にまとめてみました。
少しでもお楽しみ戴けましたら幸いです。

ご依頼戴きありがとうございました。
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発注者:キャラクター情報
アイコンイメージ
イスフェリア(ka2088)
副発注者(最大10名)
クリエイター:猫又ものと
商品:おまけノベル

納品日:2018/01/25 13:42