※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
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世界横断! ウルトラ修行ラッシュ!
●東方で滝行!
――修行と言えば、真っ先にこれを思い浮かべる人も多いだろう。
滝行とは読んで字のごとく、霊験あらたかっぽい滝に打たれ精神統一するあれである。
「ざっくり調べた感じでは、滝行をする時は白装束に着替えるらしい……でござる」
着替えのシーンは描写しませんので、すでに着替え済みです。
「そもそも入水するので、水行の要素も含むのでござるよ……ちべたーっ!?」
強烈な滝の流れに身を晒していると、最初は冷たさと痛さでなんかもうわけわかんねーって感じらしいですが、しばらくやってるとなんかイイカンジになるらしい。
「それってもう既におかしくなってるんじゃ……いやいや、これも強くなるため!」
胸の前で両手を合わせ、いざ入滝! 入滝(にゅうたき)って言葉存在するのか?
「うおおおおおお! 冷たいでござるうううう!!」
やがて身体の感覚が消え去り、世界の全てが水音だけに包まれる!
しかも滝行にはなんかマッサージ効果とかあって、なんかスゴイ!
「ああ……だんだん……心が静かに……」
だが、滝行はどんどん上から物が落ちてくるので、覚醒者と言えども注意だ。
「そういうことはもっと早く言ってほし……いったーーーーい!? もう、怒ったでござるぅぅぅ!」
抜刀からの滝を一刀両断。これは修行の成果が出てますね。
●南方沙漠でオアシスを探せ!
「あつーーーーーーーーーーい!!」
砂漠と言えばやはり熱と乾燥に目が向きがちですが、ひたすら砂地というのが結構キツい。
砂に足を取られるので、いかに覚醒者と言えども走るだけでシンドイんです。
南方大陸は古代文明が滅亡した後、あちこちに砂に埋れた遺跡があります。
そんな埋もれた石像を引っこ抜き、身体に縛り付けて砂漠を走れば、一瞬で汗が吹き出る!
「まさかの滝行が恋しくなってきた~……」
何とかオアシスにたどり着き水を飲むミィリア。
南方大陸は全然人の手が加わっていない秘境オブ・ザ・秘境なので、帰りたくても転移門すらない。
「これは……ひょっとして遭難なのでは……」
しかもこの辺は強欲の眷属であるドラゴンがいっぱい出るぞ!
「トカゲは食べられますかーーーー!?(抜刀)」
●北方凍土で山を登れ!
歪虚化していると食品衛生的なアレはまったく保証できないけど、昔の人はドラゴンとかも食ってました。
北方王国リグ・サンガマは農耕に全く適さないので、狩猟がメインですし。いや、竜は宗教上の理由で食ってない気がするけど。
「さむーーーーーーーい!!」
北方王国の最北は、星の傷跡と呼ばれるクレバスで閉ざされている。
更に北側にはなんか更に広い世界が広がってるとかそういう噂もあるけど、それはさておき。
特訓と言えばそう、登山! というわけでミィリアさんも山篭りなう。またの名をビバーク。
「これってただ遭難してるだけなんじゃ……さ、ささ、寒い……」
そうそう、眠ったら死ぬって話あるじゃないですか。なんかアレって寝てる状態からスゥーって死ぬと、死んでる事に気づかないかららしいですよ。
「…………」
ミィリアさーーーーん! 寝たら死にますよーーーー!! 覚醒者でも死にますからーーーー!!
●秋葉原でメイドを磨け!
リアルブルーにやってきたミィリアさん、ここまでお疲れ様でした。
「結局強くなるためのヒントは得られなかったでござる……」
そういうのは真面目なノベルに任せて、ここはひとつ楽しみましょう。
秋葉原名物のケバブに舌鼓を打ったら、いざメイド喫茶へ!
そういえばメイドとしての腕前はどうなんでしょうか。あんまりメイドメイドしてるシーンを見たことがないのですが。
実は結構有能なメイド? それともおっちょこちょいなポンコツメイド?
いえいえ、どちらでもいいことですよね。さあ、そろそろこのノベルの締めをお願いします。
「も……萌え萌えキュン♪ でござる!」
ご視聴ありがとうございました!
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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ka2689/ミィリア/女性/12/闘狩人(エンフォーサー)】
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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萌え萌えキュン♪ でござる!