※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
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姫君と騎士達の昔話
●懐かしき記憶
緑が芽吹き、森に新芽の香りが満ちる頃になると、アルカ・ブラックウェルは思い出すことがある。
――どうしてそんなことをしたのかと問われたら、『外』に行ってみたかったから……と。
あの当時の自分はそう答えるだろう。
ハンターになる前。アルカ達……彼女の故郷に住んでいた子供達にとって、村の中と、村を取り囲む森の中が世界の全てだった。
遊ぶのも、猪や鹿を狩るのも、山菜を穫るのも……。
子供達は何があっても、『外』に行ってはいけないと、そう言い含められていた。
今にして思えば、いつ来るとも知れない歪虚から力のない子供達を守る為に必要なことだったのだと理解できるけれど。
当時の自分達にしてみれば、本当に退屈な生活だった。
――そんな中、時折、他の街との交易に行った大人達が話す『外』の世界は、子供達の好奇心を大いに揺さぶった。
知らない世界。好奇心旺盛な子供であったアルカが、『行ってみたい』と願うのは無理もなかったのかもしれない。
でも、成人前のアルカは『外』に行く事は許されなくて――。
その時、彼女はいつか読んだ物語を思い出した。
主人公の姫が、騎士と出会い、窮屈な城から抜け出し冒険をして、そして最後に幸せを掴む……ありきたりな物語。
――私を連れて逃げて。
姫が、騎士に向かって告げた台詞。
少女だったアルカにとってそれは、とても魅惑的な響きで……そして、あることを思いつき、実行した。
……まー。それにしては計画が笑えるくらいお粗末だったし、本気で考えなしだったと思う訳だけれども!
未だに思い出すと頭を抱えるくらいには恥ずかしくて、そして、兄や幼馴染達に笑い話として持ち上がる……そんな、アルカにとって黒歴史とも言える話を、今日はしようと思う。
●ラティナ・スランザールの場合
「どうした、アルカ! 今日は隙だらけだぞ!」
「……っ! そんなことないよーだ!」
心ここにあらずと言った風情のアルカに、不思議そうな目を向けるラティナ。
――ラティナは、アルカの家の隣に住む少年で、ドワーフの父とエルフの母という、何とも珍しい組み合わせの混血の少年である。
あまり仲が良くないことで知られる両種族であるが、彼の両親は違っていたようで……駆落ち同然で互いの一族から出奔し、放浪の日々を送っていた。
そんな夫婦を、偏見を持つことなく暖かく迎え入れたのがアルカと、彼女の双子の兄であるカフカの父親であり、この村の村長で……。
それ故、彼は村長をとても尊敬していたし、その娘であるアルカにも……幼馴染以上の特別な感情を抱いていた。
当のアルカは、彼の気持ちにサッパリ気づく様子もなく……ドワーフの血を濃く継ぎ、年齢にしては精悍でがっしりとした身体つきをしている上に、幼馴染の中でも腕っ節の強いラティナを剣の修行相手に指名。
そんなこんなで、今日も二人は剣の修行に勤しんでいる最中だった。
毎日やっているからこそ……そして、彼女を良く見ているからこそ、今日のアルカがどこかおかしいのを、ラティナは察知していた訳だ。
「ねえ、ラティナ!」
「何だ! 手加減ならしないぞ!」
「違う違う。……ボクを連れて逃げてくれないかなーって思って」
「……はぁ!?」
突拍子もないことを言い出した彼女に、ぽかーんとするラティナ。
次の瞬間、隙あり! と言う声がして……腕を叩かれ、彼は剣を取り落とした。
「……あっ! 今のはズルいぞ!」
「ズルくないよー。ラティナが油断したんでしょ!」
「大体、連れて逃げろって何だ……? アルカ、何か変なものでも食べたか……?」
「失礼だなー。ボク、本気なのに。……ねえ。お願い。ボクを連れて逃げてくれない?」
「……逃げるってどこへ?」
「勿論『外』だよ」
「はあああ!? 何言ってるんだ……!?」
「お願い! ボク、『外』の世界を見てみたいんだよ! 何があるのか、どんなところがあるのか……! ラティナだって気になるだろ!?」
「そりゃ、少しは気にはなるが……。でも行ったその後どうするんだ」
「それは……その……」
「……さては考えてなかったな?」
「そんなの行ってみれば何とでもなるって! 二人一緒なんだし! ね? お願い!!」
アルカにぐいぐいと迫られてタジタジと後ずさるラティナ。
――彼女の願い通り、その手を引いて『外』に逃げられたら……大好きな幼馴染の願いを叶えることが出来るならどんなにかいいだろう。
ラティナにだって、『外』への憧れはある。
想いを貫く為に、手に手を取って出奔した両親のように、この子の手を取って――そんな考えも頭を過ぎる。
……でも、自分達を受け入れてくれた村長や、親友であるカフカを裏切って、悲しませる訳にはいかない――。
「……アルカ。ごめん。俺はまだ成人してないから行けない。……きちんと認められて、大手を振って『外』に行きたいし、アルカを危ない目に遭わせる訳にはいかないんだ」
穏やかだけれど、きっぱりと断じるラティナ。
彼は一度言い出したら梃子でも動かないのは、アルカもよーく知っていて……。
「……分かった。……困らせてごめん」
どうやら作戦は失敗らしい。
アルカはがっくりと肩を落とした。
●エミリオ・ブラックウェルの場合
細やかな刺繍で彩られた服に、一つに結った金糸雀色のさらさらの髪。きらきらと輝く紫水晶の瞳は、手元の洗濯物を見つめていて……。
ふんふんふ~ん♪ と聞こえて来る鼻歌は、容姿に似つかわしくない低い声。
そう。エミリオはパッと見は絶世の美少女であるが、れっきとした男性である。
ふと、彼が洗濯物を干そうと顔を上げると、しょんぼりとした様子のアルカが目に入って、エミリオは首を傾げる。
「アルカちゃん、どうしたの? 浮かない顔して。何か困りごと?」
「エミリオー……。お願いがあるんだけど」
「あら。何かしら?」
「……ボクを連れて逃げて」
「……え? えええええ!?」
洗濯物をぼとりと落として驚愕するエミリオ。
アルカの瑠璃色の目は、どこまでも真剣で……。
――アルカとカフカ兄妹とは従兄弟同士で、赤ん坊の頃からずっと一緒で……アルカには、彼女が生まれた時から一目惚れだった。
アルカちゃんはね! 生まれた時から可愛かったんだから!
え? 赤ん坊なのに覚えてる訳ないって?
何言ってるのよ! これは魂に刻まれた記憶なのよっ!
愛しいアルカちゃんが『ボクを連れて逃げて』だなんて、これって駆け落ちのお誘い!? プロポーズ!?
やだー! もー! 勿論OK! バッチコイなんだけど!!!
連れて逃げるってどこにかしらっ。私の心の中かしらっ。いやーん! もう私の心の中はアルカちゃんでいっぱいだから逃げて来なくたって大丈夫なのにー☆
「……連れて逃げて欲しいのは『外』だよ。っていうか、全部聞こえてる……。エミリオ相変わらず冗談好きだね」
「ちょっとー! 冗談ってどういう意味!? 私はいつでも本気……って、『外』!? 『外』は危ないからダメよ! 可愛いアルカちゃんに何かあったらどうする気なの!?」
「何があるかは行ってみなくちゃ分からないじゃない。それに、エミリオはもう成人してるから、『外』に行ったことあるでしょ? だから……」
「あー。分かったわ。アレね。アルカちゃん、家出したいお年頃ね? 何? カフカちゃんとケンカでもしたの?」
「ううん。お兄ちゃんは関係ないよ! そうじゃなくて、『外』にね……」
「私に隠し事なんてしなくていいのよ! 分かったわ。今晩じっくり話聞くから! 今日はうちに泊まりにいらっしゃいな。大丈夫! 叔父様と叔母様、カフカちゃんには私から話をつけといてあげるわ!」
純粋に自分を心配してくれているのだろう。優しく背中を撫でて来るエミリオに、あはは……と乾いた笑いを返すアルカ。
エミリオならお願いを聞いてくれるかと思ったが、今回も残念ながら失敗に終わりそうで……。
「ちょっとお洗濯干しちゃうから待っててね☆ アルカちゃんはその間にお泊りの準備していらっしゃいな」
「あ、うん……」
にっこり、と口角を上げるエミリオ。
――彼女のやりたいことは分かる。気持ちも分かる気がする。
けれど、それを止めてやるのも大人の務めだ。
大事な大事なアルカ。貴女には、素敵なレディになって欲しいから――。
んー。でもこれはちょっと、放っておくとマズいことになりそう。カフカちゃんに報告ね……。
再びしょんぼりと去っていく彼女の背に、エミリオは優しい目線を送る。
●リステル=胤・エウゼンの場合
「嬢様。紅茶のお代わりはいかがですか?」
「あ、もういいよ。ありがと」
にこ、と笑顔で礼を述べるアルカに、穏やかな笑みを返すリステル。
幼馴染でもあり、世話役でもある彼は風に揺れる紫がかった赤毛が綺麗だし、食器を下げる手はたおやかだし、作ってくれた胡桃のタルトは美味しいし。
全身から『落ち着きのある大人』という雰囲気が滲み出ていて……。
そうだ。もっと早くこの人に頼むべきだったのだ。
ツヅキはいつだって、自分や兄の無茶な要求も笑顔で応えてくれるし。
ツヅキなら、ツヅキならきっと――ボクの願いを叶えてくれる……!
ぐっと力強く握りこぶしを作るアルカ。意を決してリステルを見上げる。
「ねえ。ツヅキ」
「はい。何でしょう?」
「あのね、ボクを連れて逃げて……」
「……嬢様、鬼ごっこの最中だったのですか? 少し食休みしてからになさい。お腹が痛くなりますよ」
「ち、違うよ! ボクが連れて逃げて欲しいのは『外』だよ!」
「……はい? 急に何を仰られるのです?」
「だから、ボク、『外』に行きたいの。ここから逃げたいの……。お願い、ツヅキ……」
両手を祈るように組み、うるうると目を潤ませて見上げるアルカ。
――あざとい。これはあざとい!
しかも本人、これを無自覚でやっているのだから性質が悪い。
幼馴染達の気持ちにも全く気づいていないようだし、これも悪女の資質、というものなのだろうか。困ったものだ……。
ため息をつくリステル。必死の形相のアルカをそっと覗き込む。
「……申し訳ありませんが、いくら嬢様の願いでも、それだけは叶える訳にいきません」
「ツヅキ……?」
「確かに、大きくなった嬢様にはこの村と森は小さすぎるのでしょう。外に憧れる気持ちも良く分かります」
「だったら……」
「……『子供は外に行ってはならない』。歴代の村長達が、長年それを破ることなく掟として強いた理由が、嬢様には分かりますか?」
「え……? それは……」
突然の問いかけに目を瞬かせるアルカ。
何故『外』に行ってはいけないのか……。
その事実は疑問に思っていたけれど、理由までは考えたことがなかったかもしれない。
言葉に詰まる彼女に、リステルは柔和な笑みを浮かべる。
「その問いに返答を持たぬということは、まだ嬢様には早いと……そういうことだと思いますよ」
「ツヅキは答えを知っているの? だったら……」
「ええ。でもそれは、人から教えられるのではなく、自ら気づくべきものです。その答えを得た時に、嬢様は大人になられるのかもしれませんね」
教えて欲しい、と言いかけたアルカを見通すような彼の金色の瞳。
怒るでもない、頭ごなしに押さえつける訳でもない……ただ本当に身を案じて、分かって欲しいと願っているリステルに、アルカはそれ以上言葉が出なくて――。
「難しい話をしてしまいましたね。嬢様は少し落ち着かれた方が良い。ミルクを持って来ましょう」
優しいリステルの声に、彼女は素直に頷くことしか出来なかった。
●カフカ・ブラックウェルの場合
「……そうか。教えてくれてありがとう」
幼馴染達からの報告に、カフカは思わず頭を抱えた。
妹は昔から破天荒というか、突然突拍子もないことを始める傾向はあったけれど……。
自分を連れて逃げて、とは一体どういう了見なのか――。
深々とため息をついて、彼は幼馴染達を見る。
「ところで……。アルカに変なことを吹き込んでないだろうな?」
「成人前だから『外』には行けないって断ったぞ」
「俺もまだ早い、と諭しておきました」
「私も危ないからダメってちゃんと言っておいたわよ」
「……そうか。ラティナとリステルはともかく、エミリオはあの子に甘いからなぁ」
「ちょっとそれどういう意味よー! 甘いんじゃなくて、大事にしてるって言って欲しいわ!」
カフカにジト目を向けられて、プンスコと怒るエミリオ。
そんな二人を、ラティナがまあまあ、と宥める。
「俺達が妙なこと吹き込んでたら、今頃一人で飛び出して行ってるだろう。……さっき部屋で大人しくしていたようだし、そこは大丈夫なんじゃないか」
「それもそうか……」
納得したように頷き、再び深くため息をつくカフカ。
彼はまだ成人前で幼くはあったけれども、その割には落ち着いた雰囲気を持つ賢い少年で……村長の跡取として、村人達にも一目置かれた存在だ。
彼が大人しい分、にぎやかな成分は全て妹のアルカに行ってしまったのだろうか。
豪放磊落で奔放な性格の妹に、手を焼くことが多かった。
「ともあれ、助かった。後は僕が引き受けるよ。迷惑をかけてすまなかったね」
「とんでもありません。……が、嬢様の性格的にあのまま諦めるとも思えません。若様、どうぞお気をつけて」
深く腰を折るリステルに、鷹揚に頷くカフカ。
――その夜。残念ながら、赤毛の従者の予言通りになり――。
闇夜にぽっかりと浮かぶ月。
アルカとカフカの金糸のような髪が、降り注ぐ月の光で更に深い金色になっている。
「ねえ、お兄ちゃん。ボクを連れて逃げて……」
兄に必死に縋るアルカ。幼馴染達には悉く断られ、もう頼れる相手は彼しかいない。
それに対して、カフカはガラスのように鋭い目線を妹に向けた。
「アルカは『外』に逃げたいのか?」
「そう。そうなの! ボク、『外』の世界に行きたいんだよ。お兄ちゃん、連れてって」
「……ふーん、分かった。アルカが、今から聞く質問に答えられたら、一緒に行ってもいいよ」
「本当!?」
あっさりと断言した兄。見えて来た希望に目を輝かせるアルカ。
カフカは表情を変えぬまま、淡々と続ける。
「まず一つ目。『外』に逃げ出した後、どこで生活するつもりだ?」
「え? えっと……。まずは宿屋を探せばいいのかな。『外』に行けば宿屋くらいあるよね」
「アルカの小遣いじゃ、宿に泊まれても精々1日か2日だろ。しかもそこでずっと生活出来る訳じゃない。その後どうするつもりなんだ」
「んっと。そう、家を探して……買うか、借りるかすればいいじゃない!」
「家を買うような大金がどこにあるっていうんだ? 僕達みたいな子供に家を貸してくれるような人がいると思うのか?」
「う……。お金だったら稼げばいいよ!」
「手に職もない、親に養われている状態の、修行中の身の僕達がどうやって稼ぐんだよ。『外』に行くという掟を破った以上は、村にも帰れない。そこも分かってて言ってるんだな?」
次々と突きつけられる現実に、目を見開くアルカ。
主人公の姫が、騎士と出会い、窮屈な城から抜け出し冒険をして、そして最後に幸せを掴む……。
そんな風に、誰かが、どこかから手を差し伸べて、自分を助けてくれると思っていた。
幸せは、待っていれば誰かが運んできてくれるものだと――。
でも現実は……物語のように甘くはないのだ。
衝撃のあまり、瑠璃色の瞳を揺らす妹に、カフカは目を伏せてため息をつく。
「……もう一つ聞きたい。アルカは今回の一件に、幼馴染達を巻き込もうとしたね? アルカの無計画な行動は、彼らも危険に晒すところだったんだ。それは理解しているかい?」
「あ……。ボク……どうしよう」
指摘されて、己が何をしようとしていたのか、初めて気がついたのだろう。
ぼろぼろと涙を零すアルカの髪を、カフカはそっと撫でる。
「今のアルカが『外』に行くのは無理なんだ。己の行動に責任が取れない、今の君ではね」
「うん……。ボクの考えが甘かったんだ……」
「分かればいいよ。……ねえ、アルカ。まずは『大人』になろう。『外』に行くかどうかは、それから考えたって遅くないんだから」
「うん。お兄ちゃん、ごめんね。ごめんなさい……」
しゃくりあげ、涙が止まらなくなっているアルカ。
そんな彼女を宥めるように、カフカは妹の額にそっと唇を寄せる。
兄のキスには不思議な魔力でもあるのだろうか。不思議と、心が穏やかになって……何がいけなかったのか、今後はどうしたらいいのか……きちんと話すことが出来た。
「さあ、遅いからもう寝よう。明日、ちゃんと皆にも謝るんだよ。とても心配していたからね」
「はーい」
「全く返事だけはいいんだから……」
「あ、お兄ちゃん。明日エミリオの家に泊まりに行ってもいい? 誘われてたの忘れてた……」
「……それもきちんと謝るんだよ」
「ん……」
カフカの呆れたような声に、言葉少なに頷くアルカ。
今日は色々あって疲れたのか、すぐにウトウトし始める。
そんな妹を引き寄せて布団をかけなおすと、カフカも枕に頭を沈めた。
翌朝、アルカは幼馴染達に謝罪して回り、そこで正直に物語に影響を受けたことも話した。
結果、彼女は暫く幼馴染達に『姫君』と呼ばれることとなり――。
呼称が広がるにつれアルカの行動も村中に知れ渡り、かなり恥ずかしい思いをしたので……それなりの罰になったのかもしれない。
数年前の、懐かしくて……そして少し甘酸っぱい記憶。
物思いに耽っていたアルカを現実に引き戻す声。
「……姫君。お茶が入りましたよ」
「いやああああ!? ツヅキやめて! その呼び方やめて! 今丁度思い出してたところだったからやめてえ!!」
ティーポットを手に現れたリステルに、ガタァ! と立ち上がって手をぶんぶんと振り回し、顔を真っ赤にしている彼女に、エミリオがくすくす笑いながら可愛らしく小首を傾げる。
「姫君って懐かしい呼び方よねえ。可愛いアルカちゃんにぴったりだけど☆」
「そういやそんなこともあったなぁ。確か脱走企てたんだよな」
「あの時は本当に皆に迷惑かけて……」
「ああああ! 謝るから! 何度でも謝るからああああ!!」
しみじみと言うラティナとカフカに、アワアワと慌てるアルカ。
今日のお茶会は、懐かしい話で盛り上がることになりそうだ。
━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・
登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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ka0790/アルカ・ブラックウェル/女/16/疾影士
ka0794/カフカ・ブラックウェル/男/16/魔術師
ka3785/リステル=胤・エウゼン/男/19/聖導士
ka3839/ラティナ・スランザール/男/17/闘狩人
ka3840/エミリオ・ブラックウェル/男/17/機導師
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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お世話になっております。猫又です。
幼馴染さん達の賑やかなひととき、とても楽しく書かせて戴きました。
アルカさんに振り回される幼馴染さんの関係をあれこれ書かせて戴きましたが大丈夫でしたでしょうか。
コメディというよりはほのぼのになってしまった気がしまい、心配です。
話し方、内容等気になる点がございましたらお気軽にリテイクをお申し付け下さい。
ご依頼戴きありがとうございました。