※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
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おまけ／お料理ですよぉ
「あこがれのふんわりオムレツをマスター、ですかぁ7」
リビングで料理本を読んでいた弓月・小太（ka4679）さん、ぽわわん、と想像力を膨らませます。「うわあ、美味しい。小太さんが作ったの？」とか瞳を輝かせる恋人さんが目に浮かびます。
「今度誘って一緒に朝ご飯っていうのもいいですねぇ」
あ、でも朝一番ってことは泊まってもらうことに……とか赤くなってしまいます。めをこしこしこすりながらパジャマ姿でダイニングにやって来る恋人さんの姿が浮かんでしまったようですね。
「ほ、本格的にこの本に従って作ってみましょう」
実は小太さん、実家では姉たちに料理を任されることがあります。ただ、ちゃんと習ったことはありません。この料理本に真面目に忠実に従って作ってみることにしました。
「ええと、まずは着替えをして材料をそろえて……」
やっぱりこういう本は最初の準備からしっかりしてますねぇとか感心しつつ。
材料は卵二個に牛乳大さじ１、バター大さじ半分弱。そしてトマトケチャップ。
「まずは卵を割って塩・胡椒を少々。牛乳を入れてよくまぜて……」
こつん、と卵を割る手つきは慣れたもの。
「フライパンに油を少し引いて中火でよく熱してからバターを入れて、溶けたところにさっきのを流し入れる、ですねぇ」
じゅーっ……。
「菜箸でまわりから大きくかき混ぜふんわりさせて、端が固くなってきたら火から遠ざけライパンの端にずらす。菜箸でフライパンの底を叩くのも一つの方法で、しっかり寄ったら手前を持ち上げ４５度の角度をつけてからひっくり返す、ですねぇ」
さっさっ、こんこん……えいっ！
「で、できましたぁ」
見事に、ふわふわで色も素敵なオムレツが焼きあがりました。
後は皿に移してキッチンペーパーをかぶせその上から両手で綺麗な木の葉型に整えます。
さあ、仕上げのケチャップです。
「えぇ？！ オムレツの上に猫の顔やハートマーク、愛のメッセージなど描きましょう……ですかぁ？」
しかも、この作業が一番大切で仕草の可愛らしさを工夫しましょう、とか。
「これ、おかしいですよぉ？」
困惑しつつ料理本の表紙を確認すると、「どきどき☆メイド喫茶のレシピ集」。
「だ、だからこんな格好なんですねぇ」
実は小太さん、本に真面目に忠実に従いミニスカメイド服姿です。
「だ、だまされましたぁ」
小太さん、本当に真面目ですよね。
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登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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ka4679／弓月・小太／男／１０／猟撃士
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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弓月・小太 様
いつもお世話様になっております。
まずはおまけ原稿をお届けします。ＷＴシナリオ本編のシナリオ「マシュマロ☆クッキー」（イベシナ、深夜真世ＭＳ＝瀬川潮）にていただいたプレイング
＞「実家の時に姉達から料理全部任されてましたからぁ…（」
が印象的でしたので、こんな内容で。
とはいえお姉様がたを出すわけにもいかないのでこういう形に。料理は卵料理の基本的なものではありますが。
レシピ本はメイド喫茶向けではなく一般的なものを参考に。
古い本なので、もしかしたら最近は新たなテクニックとかが登場しているかもしれませんが、まあそれはそれ。
小太さんがどんなミニスカメイド服を着ていたのかは、ご想像にお任せします（
では、ご発注ありがとうございました♪
