【CF】Christmas Festival

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クリムゾンウェストでは、ハロウィンっぽいお祭りの事を「万霊節」って言うんだって
準備とかも楽しみながら一ヶ月くらいやってるらしい……って、なんか親近感、感じるかも。
そんなわけで、10月には大きなイベントが、いろんな所でやってるらしいよ!
今ならハンターなら転移門でひとっとびの、ピースホライズンっていう場所がお勧めなんだって。
崖の上に掛かった橋の上の都市……って、なんかすごい場所みたいだねえ。

竹村早苗(kz0014

 
 

万霊節とは

■崖上都市「ピースホライズン」
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王国と帝国のはざまにある街
「ピースホライズン」

 王国と帝国の国境西部に横たわる大峡谷の、文字通り上に存在するピースホライズンは、その景観から「空中都市」「橋上都市」とも言われています。
 歴史は浅く、建設が行われたのは30年ほど前の事です。巨大な都市が崖の間に存在するのは何らかの魔法、おそらくは古代王国の遺物によるものと言われています。
 その立地からしても、建設中もそれ以後も王国、帝国双方の介入があったことは間違いないのですが、どのような外交上の綱渡りを果たしたのか、ピースホライズンは独立都市として成立しました。

 帝国と同盟の間の安全な通商ルートとしては、大回りの同盟ルートかこの都市を通る以外に方法はありません。 その為、ピースホライズンは商業の街として発展してきました。

 通行税は同盟周りの費用と同じか、やや高い程度になっています。速度と安全を取るならばピースホライズン、
コストを取るならば同盟を通過し海路、というのが交易のセオリーのようです。
 通行税を現在の価格にしているのは、通商ルートを一手に引き受ける事の危険を危惧したとも、同盟の既存商家と
敵対する事を避けたとも言われています。

 旅人や商人が落としていくお金は、ピースホライズンを短時間で繁栄させてきました。ピースホライズンもまた、
人々の多彩な欲求に応え、昼は安全で快適な商業都市、夜は同じく安全で快適な歓楽都市として発展しています。
 アンモラルな歓楽街として発展してこなかったのは、市長の個人的な意向だとも言われますが、徹底的な規制の
裏側には何らかの別の意図があるという噂もあります。
 季節のイベントにも積極的であり、様々な趣向を凝らして街ぐるみでもりあげていく為、夢の街などと言われる
事もあるようです。リゼリオがハンターの街であれば、ピースホライズンは市民の街と言えるでしょう。

 「市民の街」を表すように、政治体制としては領主を市民の互選で決める、珍しい体制を取っています。
とはいえ、市長は今まで一度も代替わりした事はありません。
 マンティエロ市長が反対派を粛清している……、という訳ではなく、単に市民が不満を抱かず幸福であるから、
ということのようです。

■レオーナ・マンティエロ
 ピースホライズンの市長。設立後、現在に至るまで市長の座を降りた事はありません。
 実年齢は60歳を超えており、本人は時折引退をほのめかしています。
 姿勢や所作などのせいで若く見られる事もあって周囲からは本気にされていないようです。
 生まれたのは同盟の交易商の家で、素養があったため魔術師協会に学んだ後でハンターとなり、
ピースホライズン建設に関わりました。
 ハンター時代から現在まで通じて副業で行った交易で財を成しており、金銭面では不自由していないようです。

 同盟の生家とはピースホライズンの建設の際に悶着が合ったようで不仲、魔術師協会ともやや疎遠になっている
らしいのですが、ハンターズソサエティとは良好な関係を続けており、理事として現在の有力な後援者の一人でも
あります。
 また、商人と市長の両方の立場から王国と帝国に人脈があり、ピースホライズンの建設に対する功労として
双方から子爵位を与えられています。とはいえ、あまり積極的にそれらの爵位を名乗る事は無いようです。
 口癖は、「皆さんが幸せでありますように」であり、市長としては福祉に多くの意識を向けています。
 一方で、理想の限界は理解しており、帝国の政変や王国の受けた歪虚の侵攻に際しては「物は出すが口は
出さない」支援に徹していました。

 趣味はお菓子作りで、来訪者に振る舞う事もあるとか。なお、関係者によれば味は普通。

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