サイズ：３　グラズヘイム王国、ハルトフォート砦の工房にて開発・製造された砲戦用の刻令ゴーレム。刻令ゴーレムを早期に戦力化するべく、大砲を取り付けて『自走する砲台』としての運用を目指したもの。元々はありあわせの技術を組み合わせた開発予算獲得の為のデモ機体だったが、刻令ゴーレムが旧式大砲の運用母体として予想を遥かに上回る親和性を示した為、実用化。ただし、ゴーレム本体を制御している刻令術は砲戦を優先していることもあり、近接戦闘は苦手。大砲は威力こそ高いものの中～近距離への攻撃手段に乏しく、運用には連携が必須。

ブラオラント魔導発動機製造(BMMW)社設計局第二部が、「新時代の戦場に於ける砲煩兵器のサンプル」として王国より輸入した砲戦ゴーレムの内の一体。技術実証の名目で外装を始め、隅々まで帝国式機導術による改造が施されている。一方で制御系に当たる刻令術の技術者が社内におらず、根幹部分は軍事機密としてブラックボックス化されている為、専門の招聘スタッフによる整備が欠かせない。運用方法構築を目的に戦場での実地試験が続けられているが、新機軸に相当する兵器であることもあって未だ模索段階にあると言える。愛称は帝国北部の神話に登場する炎の巨人の名。制式番号は搭載可能な砲の最大口径と1017年式自律戦闘砲を意味する。

アクティブスキル：5／5

パッシブスキル