つぶやき

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272018/04/24 23:02:04

……雨は怠り……
……雷は怒り……
……雪は妬み……
……傲るままに晴れ……
……砂は欲し……
……雲は色づき……
……嵐は食み……
……霧は飾り……
……極光は憂い……
……海は勇み……
……森へ忍び……
……窟は謙り……
……別たれる街……
……砂漠は慈しむ……

……故にこそ……。
……【Goetia】と……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272018/04/01 14:43:40

……ベルフェゴール……。
……怠惰を司りし一柱……それと、変わらぬまじない……。

……とはいえ……。私とは、あまりに遠く……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272018/01/16 23:19:49

……見上げる空には、何時もあなたが在り……。手を伸ばせば、何時も何時も私の指先へ……慈しむをくださる……。
ページを捲ろうとも、余白のみが顔を見せる……私のアルバム……。
されど、あなたの音色は……私の心に奏でられ……。

……抜け出さぬ……依存……。
なればこそ……私は、「怠惰」なのでしょう……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272017/09/03 03:21:36

……私との、星見など……お忘れなのでしょう……ね……。
怒りは憤怒……睨むは傲慢……。
……怠惰は、ただ……そうあることと、噤むのみ……。

……何よりも……。
過ぎゆく雨が、記憶に留まりたいなどと……。
あまりにも……贅を尽くした、妄執でした……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272017/08/27 01:29:48

……音叉へ響く、怨嗟の破音……。
狂うことを願い……狂えることを忘れ……。
嗚呼、玉座とは……これほどまでに、極北なのか……。
嗚、王座とは……それほどまでに、佇みなのか……。
狂いこそが、或いは……救いだと言うのなら……。

……彼の者、頬へ伝う滴は……。
どんな色へ、染め上げられているのでしょう……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272017/01/30 21:05:08

彼女は「雨降り婦人」。
雨を友とし、雨と共に在り、雨の供を連れる。
その空は何時でも、何時までも雨雲。
太陽など見たことは無く、月など顔を知らず、星の知人は未だ無く。
~Goetiaの一節より~

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272017/01/30 21:11:12

……魔導書PP……納品して頂けました……。私は……怠惰、ゴモリーの役回りを……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/11/19 18:23:42

……元より伏した身……。何を思うことがありましょう……。
……元より死した身……。何へ想うことがありましょう……。
……ただ……。
私は死んだのだという現実を、もう一度……突き付けられただけのこと……。
……あちらの世界の……私は……。
ずっと前に……終えているのですから……。

SUPERBIA:フォークス (ka05702016/11/19 20:14:28

小難しいコト考えンのが好きみたいだネ。
何しょぼくれた顔してンのさ?時雨はいまこうして生きてるじゃない。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/11/19 23:42:56

……少々、考え過ぎてしまうのは……癖と言いますか……。
はい……外待雨……時雨は、確かにここへ在りますとも。

渇望の瞳:アルビルダ=ティーチ (ka00262016/11/20 13:11:59

前に比べたら、大分「生きてる」って顔になったわよ。まー向こうじゃ死んでるっていうなら、一緒に生き返りにいきましょっ

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/11/20 21:24:17

……ええ……お陰様で……。生きている、という実感を……思い出してまいりました……。
……生き返るのは、良いのですけど……。ピーチは……下手に向こうへ行くと、捕まりませんか……?

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/11/06 13:38:15

……歪なれし神在れば……石を一つ積み重ね、歪みをこれと正しましょう……。
……邪ま成れし神在れば……雲の帳を一つ下ろし、天の道にて清めましょう……。
……清く正しき神在れば……。
……かつて歪みと糾されし、邪色の神の果てであれ……。
……惑える羊は、救いを乞うのでありましょうか……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/08/18 01:24:39

……故郷にて、受け入れられるかと叶わず……。
……或いはと、ふとよぎる悲壮違わず……。
……受け入れられぬことには……慣れておりますけれど……。

雨降り婦人の夢物語:外待雨 時雨 (ka02272016/07/31 00:54:19

……友と共に、お元気で……とその背を送り……。
少しだけ……友を好いて、頂けたでしょうか……。
……少しだけ……。
贈り物……気に入って、頂けたでしょうか……。