※本商品は「ファナティックブラッド」の本編とは異なるアナザーノベルであり、「ファナティックブラッド」ならびに他ゲームコンテンツでプレイングやキャラクター設定の参照元にすることはできませんのでご注意ください。
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台無し没ネタ劇場
「きみの生命は、きみの夢と未来のためにある。私のような空っぽの人間のために使わないでくれ。……頼む」
「……空っぽにして考えるなら。生き延びるべきはやっぱり君じゃないのか。世界でも屈指の実力者であるハンターだ」
「……。そんなの、問題じゃない！ きみにはやるべきことがあって、私にはないんだから。だから生き延びるべきはきみなんだ！」
「それでも。じゃあ俺が死んだんなら、同じような夢を持つ人間を二人救って帳尻を合わせようっていうのが、空っぽの人間の考え方じゃないのかなあ」
「……いい加減にしてくれ。きみはそれで、本当に死んでも良かったって言うのか？ 今後他の誰かが助かるかもしれないから、自分の夢がここで終わっていいって？ そんな程度の事だったのか！？」
「君があまりに、自分を蔑ろにするようなことを言うから」
「……は。失望したかい？ 私がこんなに、情けない人間だったってことに」
「情けない、な。忘れてもらったら困るんだが」
「……うん？」
「元来拗らせキャラって言ったら俺も大概なんだからな！？ 自虐で俺の相手になろうってんなら受けて立つぞってんだ！」
「ちょっと待って何その逆ギレ！？」
「大体今回の依頼で反省点っつったらこっちが落ち込んでないとでも思うか！？ そもそもが俺の初手のミスだろうが！ そのせいで戦局が最初っからグダグダになったんだから責任とって何が悪い！」
「いや……えっと……」
「そもそもなんで俺は君の隣でしれっと戦ってるんだろうな。君自分のハンターとしての腕前どれだけだと思ってるんだ実力差在りすぎだろうが。普通に足手まといになってないか毎回必死なんだが」
「いやそれはちゃんと頼りにしてるよ！？ 待って今何の話！」
「さあ……俺いっぺん死んだほうがいいんじゃないかってそんな話だったかな……」
「ニアミスしてるようで致命的に違ってきてる気がする……」
「なんだろうなあー。最近割と本気でそんな気がしないでもないんだ。どっかで殺されも文句言えないことしでかしてるような。死にたい訳じゃないんだが……何だろう」
「あー……いや。そこは私からはノーコメントにしておこうかなー……」
Ｑ．透さん目の前の相手が落ち込んでたらどうするんですか
Ａ．相手以上に拗れて見せてうやむやにします
━ORDERMADECOM・EVENT・DATA━━━━━━━━━━━━━━━━━…・・
登┃場┃人┃物┃一┃覧┃
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【ka5819／鞍馬 真／男性／22／闘狩人（エンフォーサー）】
【kz0243／伊佐美 透／男性／27／闘狩人（エンフォーサー）】（ＮＰＣ）
ラ┃イ┃タ┃ー┃通┃信┃
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ご発注有難うございます。
没ネタっていうのはおまけとして正しくおまけだと思いませんか。
そんなわけで同時進行でこんなしょうもないものが思い浮かんでたりしました。酷い。ＱＡ含めてifです。ifですから。
あ、あと補足しますと共闘が迷惑ってわけじゃないんですよ？ むしろ毎回嬉しくは思いますが……。
ただ、鞍馬さんのレベルやら数値やらを見るになんか普通に合わせられてるみたいな描写が詐欺じゃないのかこれはとそこはかとなく疑問がよぎるのです。いいんだ交友あるし高レベルと低レベルが連携できないなんてルールは無い。
