【剣機】情報1:剣機とは?

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はあ……結局こうなってしまったですか。
国内戦力に淀みが出ればハンターの力を借りざるを得なくなる。
陛下……これも全てあなたの思い通りですか?
……ああ、少し考え事をしていたのですよ。
そうですね。一度ここでおさらいしておきましょうか。
剣機、そして四霊剣とはなんなのか……ですね!
今回の剣機について、あと不変の剣妃についての情報が
追記されてますから要チェックなのですよ!

タングラム(kz0016

 
 

剣機とは

■四霊剣とは
 四霊剣とは、強大な力を持った四体の暴食の歪虚を指す言葉です。
 これらは暴食の系統の頂点に立つ個体でもあり、歪虚自身が名乗った物ではなく帝国が脅威を知らしめる為に
貼り付けたレッテルです。
 亡霊型の剣豪、吸血鬼型の剣妃、死体型の剣機、そして系統不明の剣魔の四体で構成されます。
 四霊剣側もこの呼び名については理解しているようで、個体によっては自ら四霊剣を名乗る事もあるようです。
 殆どの場合、四霊剣そのものは帝国領内に留まらず、部下を送り込むような形で事件を起こしています。
 辺境との境にあるノアーラ・クンタウが機能している事もあり、強力な歪虚が帝国に潜入するのは難しいのも
理由の一つですが、単純に四霊剣の食指があまり動かないので自ら出張ってこないという説もあります。
 それぞれの個体が別々の欲求を持ち、しかしその興味は暴食らしく全てが“対象を滅ぼす事”に帰結します。

■不壊の剣機とは
 四霊剣の中でも比較的頻繁に目撃されるのがこの剣機です。
 その歴史はまだ浅く、先代皇帝が革命を起こした頃に最初の個体が出現し、そして皇帝率いる部隊によって
撃破されています。

 これまでに完全に撃破が確認されている四霊剣はこの剣機型のみで、残りの三体に関しては未だ“初代”が
健在です。剣機型はゾンビに機導的技術で強化を施した物であり、素体にもよりますがその力は純粋な意味での
高位ではありません。
 その為戦闘力も他の四霊剣、特に剣豪や剣妃と比べると低く、撃破する事そのものは難しくないと言えます。
 厄介なのは剣機が撃破されてもまた直ぐに次の個体が出現する事です。
 前回の剣機、トウルスト型が撃破されたのがおよそ一年前。新型投入のペースは年々早まり続けています。
 その性能にはムラがあり、交戦してみなければ強さを測れないのもこの四霊剣の特徴と言えるでしょう。

■不変の剣妃とは(New!)
 四霊剣の中で最も悪質な歪虚であると噂される、吸血鬼型の頂点に立つ個体です。
 殆どの場合人前に姿を見せず、部下を派遣する形で帝国領内で事件を起こしています。
 人間を唆し、その願いを叶える事で取り入る高位の吸血鬼による事件は、ただ歪虚に襲われただけの事件より
ずっと深く傷跡を残すでしょう。
 高位の吸血鬼達はこぞって自らの城を帝国領内に作りたがり、同族内の陣取り合戦に躍起ですが、全ては剣妃の
指示であるとされています。
 剣妃そのもの情報は帝国内にも殆ど残っていません。遭遇する事自体が稀であり、遭遇した者が殆ど生き残れない
からです。僅かに得られた情報から、剣妃は美しい女の、特にエルフのような外見であり、剣型の杖を媒介に
強力な魔法の力を操ると伝えられています。
 剣機と異なりたった一度も人類に敗北した事のないこの美しい怪物は、仮に出会ったとしても決して挑んでは
いけない相手です。

■リンドヴルム型
 今回出現した剣機で、二つの頭を持つ双頭の竜であるいう目撃情報が出ています。
 その身体はゾンビとして腐っていると同時に強化改造が施され、機導的能力を併せ持ちます。
 死体型が元々持つしぶとさに強化が合わさり非常にタフです。
 また飛行能力を持ち、各地にゾンビを詰め込んだコンテナを投下する爆撃行為が確認されています。
10/30追記(New!)
 リンドヴルム型は双頭の竜として出現し、その後二体に“分離”。現在は帝都バルトアンデルスと第五師団都市
グライシュタットを同時に襲撃しています。帝都には機械の頭部を持つ半身が、そして第五師団都市にはゾンビの
頭部を持つ半身がそれぞれ攻撃を行っています。

 敵の分離能力を予測出来なかった為、防衛戦力は帝都に集中しており、帝国軍はすぐにグライシュタット側の
迎撃に向かえないようです。
 また分離したリンドヴルムは首の数、尾の数、武装の一部が単純に半分になっており、融合形態よりも戦闘力は
低下しています。逆にこれを撃破の好機とし、一気にこの戦いで仕留めきる事も可能だと皇帝は考えています。

■皇帝総選挙の影響
 先日実施された新皇帝を選出するという皇帝選挙も剣機出現の影響を受けています。
 開票はおろか投票自体が遅れ、一部延期するという事態に陥り、投票会場でもあった各師団都市にも混乱が
広がっています。
 各師団には民衆の保護が最優先との令が下り、だからこそ剣機探索の人手が不足している現状です。
 しかし選挙に纏わる反帝国勢力の動きがピタリと止み、暴動を起こした民衆も引き上げるなど思いの他選挙
そのものの混乱は速やかに収まりつつあるようです。

 また師団都市に集まっていた民衆が多く、元々宿泊施設を強化してある、誘導体制が整えられているなど、
初動の混乱こそあれどその後は非常に速やかに状況が推移しています。
 この調子で避難と防衛体制の構築が進めば、比較的早い段階で各師団も動き出せる事でしょう。

■それぞれの思惑
 帝国内にあるエルフハイムは今回の剣機出現騒動に対し静観を決め込んでいます。
 しかし一部維新派はこの状況に対し、帝国に対してではなく自らの身を守る為にも何かしら手を打つべきだと
考えているようです。剣機の爆撃は無差別に行われている為、エルフハイムにとっても他人事ではないのですが、
危機感を持つのはごく一部だけです。

 選挙を好機と見て声を大きくしつつあった反政府勢力ですが、剣機という脅威を前に撤収。今は我関せずを
貫いています。
 結果、国民の間には「やはりヴィルヘルミナしかこの国を守れる者はいないのではないか?」という現政権を
肯定するムードが広がりつつあります。
 ここまでの流れが全て皇帝の仕組んだ計画であり、国民に対する心象操作、不公平な選挙の実施であったと叫ぶ者もいますが、民衆の心は現実的脅威を取り払う為に戦うヴィルヘルミナ皇帝に傾いています。

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