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【天誓】現在の状況

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各方面への交渉で時間がかかりましたが、水面下で進めた準備は実を結びました。
国民の想いをナイトハルトが力に変えているのなら、その想いを変えてしまえばいい……。
あの人らしい大胆な作戦です。でも、考えなしってわけじゃないんですよ?
この世界には、貴方達がいる。貴方達が変えた想いがある。だから私達は、信じられるのです。

ゾンネンシュトラール帝国皇子:カッテ・ウランゲル(kz0033

更新情報(11月24日)

いよいよ【天誓】連動シナリオもクライマックス!
11月27日に迫るグランドシナリオを含むシナリオリリースに備え、現在の状況を更新しました。
▼【天誓】連動シナリオ 情報▼
 
 

天誓作戦について

不破の剣豪ナイトハルトを討伐する為に立案された作戦、それが天誓作戦です。
ナイトハルトはこれまでの戦いで「帝国全体から常時付与されるマテリアルリンク」ともいうべきもので絶対的な力を得ていると判明しています。
この国の興り、その正義を信じ、英雄伝説に憧れたすべての人々の想いがナイトハルトの力となっているのです。

これを断ち切るため、皇帝ヴィルヘルミナ・ウランゲルは「過去の過ちを認める」という旨の声明を発表。
これまでの国民に伝わる事を恐れていたナイトハルトの正体を含め、様々な情報を開示し始めています。

革命戦争の折に散逸してしまったこの国の過去の歴史は、ひそかに編纂作業を進めていた皇子カッテ・ウランゲル(kz0033)の手により、おおよそ正しい形に復元が進みつつあります。
そこにハンターたちが見た英霊の真の姿、彼らがこれまでの戦いの中で明らかにしたこの国の物語を、“真の伝承”として作り上げようとしています。
様々な真実と向き合ってきたハンターたちとは異なり、まだ多くの自分たちにとって不都合な現実を知らない国民も多く、この情報開示には国中に衝撃が走っています。
当然ながらその中には現在の帝国政府にとって不都合な情報も含まれています。
また、その事実を認め公表することにより、この国に生きる様々な虐げられし者たちと向き合う事も強制されることでしょう。

しかし、意外なことにエルフハイムは即座にこの宣言に呼応。謝罪を受け入れ、帝国とエルフハイムの新たな関係性を模索したいと発表しています。
コボルド特区、ブラストエッジ鉱山に暮らすコボルド達も謝罪を受け入れ、更なる帝国との密な関係を望んでいます。
呼びかけはボラ族のような他国からの移民、はたは革命戦争で没落した貴族らにまで及び、“新しい国造り”について国内各所での議論が白熱しています。
皇帝はこの作戦に、場合によっては自らの王座すらかけているとも見ることができます。

かつて亜人の楽園であったこの土地で起きた、人類と亜人の戦争。
人類がよりよき生活と力を手に入れる為に断ち切った、精霊との絆。
そのすべてを認め、受け入れ、手を取り合う事で“絶対的な正義の英雄”であるナイトハルトへ対抗しようというのです。

しかし、帝国が自身の正義を否定してしまった以上、ナイトハルトという絶大な個に対抗する程の力をまとめるのは困難です。
コボルドが、エルフが、移民たちが、これまで虐げられてきた者たちが等しく正義を持つというのなら、帝国の持つ正義の光は薄れてしまいます。
薄れた帝国の光を上回り、燦然と輝くナイトハルトの正義に匹敵する“英雄譚”がなければこの作戦に意味はありません。

伝説を打ち破る最後のピース。それは、あなた達ハンターなのかもしれません。

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【天誓】開始時点の帝国の状況

不変の剣妃オルクス

不破の剣豪ナイトハルト

暴食王ハヴァマール

【神森】事件で結果的に不変の剣妃オルクス(kz0097)を撃破し、そして【哀像】事件で不壊の剣機アルゴスとそれを生み出した剣機博士シュタインの撃破に成功。
帝国軍はハンターの力を借り、宿敵にして暴食の司令官クラスである「四霊剣」を続々と撃破してきた。
特にブレイン的な存在であったオルクスとシュタインの撃破は額面通り以上の大きな戦果であり、その後集団的な暴食の襲撃は激減する。
元々暴食の眷属は集団行動が苦手であり、戦術的にそれらを動かすため、下位の暴食を操れる吸血鬼であるオルクスや機械的な外部装置で制御できるシュタインの存在は、暴食の組織な戦術を支える柱であった。
その二大柱のへし折ったことで、暴食の勢力は急激に衰えたと断言してよいだろう。

だが、未だ「四霊剣」の二体、不破の剣豪ナイトハルト不滅の剣魔クリピクロウズ、そして始祖たる七、歪虚王ハヴァマールは健在である。 クリピクロウズは未だに謎が多く、元々暴食側も手に余る存在であった為、どちらかというと驚異度は一つ落ちる。
残る剣豪ナイトハルトを撃破すれば、事実上暴食は組織的な戦闘力を失うと見てよいだろう。
しかし、先の【哀像】事件時もナイトハルトは姿を見せなかった。
今現在は帝国領内に存在しないとの説もあり、暴食王ハヴァマールに関しても以前の戦いで負傷してから目撃情報はない。

大きな歪虚の襲撃がなくなった今、帝国軍は【血盟】作戦以後、各地に顕現した精霊の保護に奔走していた。
正義の理を司る四大精霊のサンデルマンは帝国に根を下ろし、今は帝国領の精霊保護に協力してくれている。
彼が精霊の力を感知して居場所などを大雑把に伝えてくれるので、何とか精霊と遭遇できるのだが、しかしこの国にはヒトと精霊の間に根深い隔たりがあった。

かつてグラズヘイム王国北部辺境領として興ったこの国は、元々精霊と共にあった先住民族を征伐してきた歴史がある。
先住民を支配する過程の中で多くの精霊信仰が失われてしまったこの国において、ヒトは精霊にとっても侵略者なのだ。
その為、自然精霊の類とはとても相性が悪い。
逆にこの国は様々な戦士の伝説が残り、「英霊」と呼ばれる元々人間の伝説から生まれた精霊や、ヒトの営みに付随して生まれた概念精霊は顕現しやすい土壌である。
精霊は強力なマテリアルの塊であり、その力は覚醒者に匹敵……個体によってはそれを上回ると言われる。
協力関係を結ぶことができれば歪虚への切り札ともなる故、ハンターズ・ソサエティは各国に精霊保護を呼び掛けている。

【天誓】の物語は、精霊の保護に苦戦する帝国軍の依頼を受け、ハンターが協力にやってくるところから始まる。

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精霊の保護とその理由

帝国が精霊を保護しているのはハンターズ・ソサエティから協力要請を受けたのが大きいが、それだけが理由ではない。 精霊はマテリアル生命体であり、それは歪虚にとっては格好の獲物。精霊を食らえば歪虚は更に力を増すことができる。
特に暴食の眷属は強いマテリアルに反応し、本能的に襲い掛かってくる個体が多い。つまり、精霊は狙われやすいのだ。

サンデルマン

精霊は信仰や自然環境と密接にリンクしており、つまるところ民俗学に造詣が深ければある程度出現地点を予測できる。 しかし、帝国は元々先住民を迫害していた上に、そういった民俗学の資料は革命戦争時にほとんどが失われてしまっている。
結果として精霊の出現地点に予測を立てることも困難であり、基本的には出現後に目撃情報を集めるという後手に回っている。

サンデルマンは四大精霊として極めて高度な感知能力を持ち、精霊の出現をある程度察知することができる。
だが精霊という存在を拒絶する風土を持つ帝国領でその感知能力は万全に働かず、大まかな時間や場所しか予測できない。
これも精霊保護がなかなかうまくいかない理由の一つだと言えるだろう。

自然精霊は人間と相性が悪いのだが、かといって英霊と相性が良いのかというと実はそうでもない。
英霊は人間が伝承により祭り上げたいわば人造の精霊。無自覚に生まれてしまった、かつて英霊だった人間のマテリアルをベースに作られたものだ。
彼らは人間ベースであるが故に、人間に近いこだわりを持っている。
特に戦いの物語が好まれてきた帝国では武人の英霊などが顕現することが多い。そういった英霊は、出現してもタダでは保護できないと考えるべきだろう。
英霊はいつもその伝説を誇示すること望んでいる。つまり英霊と遭遇したら、打ち負かして仲間にするしかないのだ。
だが英霊と呼ばれるからには相応の強さがあり、遭遇してもそこらの帝国兵では全く歯が立たない。

そうこう苦労して保護した精霊は、帝国軍の所持するコロッセオ・シングスピラにて保護されている。
本来精霊は「自分の発生源」から大きく離れることを嫌い、力の弱い精霊はそれだけで消滅してしまう可能性もある。
だが、サンデルマンがそういった精霊の維持に力を貸してくれているという。

精霊を見つけるのに苦労する人類側と違い、歪虚は本能的に強い力に惹かれて集まってくる。
感知能力と駆け付ける速さで言えば、人類より一枚上手というわけだ。
精霊の保護に歪虚との戦闘はつきもの。故に、ハンターの助力が求められているのだ。

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不破の剣豪ナイトハルトの秘密と対抗策

現在帝国で発生している精霊の争奪戦にて、特に大きな動きを見せているのは不破の剣豪と呼ばれる四霊剣、ナイトハルトです。
彼は初代皇帝ナイトハルト・モンドシャッテの英霊が歪虚化したものであると言われており、伝説の騎士に相応しい力を持っています。
ナイトハルトは絶火騎士の英霊を食らうことで更なる高みに成長しようとしていますが、今のところはハンターにより上手く抑えられています。

しかし、百戦錬磨のハンターであってもナイトハルトを撃滅できない事には、ある秘密があります。
ナイトハルトは歪虚化する前から非常に強い力を持つ英霊であり、その英霊であった時の特殊能力を歪虚化しても引き継いでいるのです。
それは、“自身への信仰に応じて強さを増す”力

ナイトハルトは帝国民にとっては伝説の騎士。狂暴な亜人種を征伐し、国土を切り開いた英雄です。
その勇者伝説は人々に口伝として伝わり、今や帝国で最もポピュラーな童話と言って過言ではないでしょう。
一方、征服される側であった亜人たちにも彼の伝説は広く伝わっています。
最悪の侵略者にして殺戮者。歴史上最も多くの亜人を殲滅した悪魔の騎士として……。

彼はその正の信仰と負の信仰の二つを受け、正義と暴力の二つの側面を持つ英霊だったのです。
そしてそれは今の彼にも性質として残っており、人々が「ナイトハルト」という伝説に想いを向ければ向けるほど、力を増していきます。
言わば、強力かつ多数のマテリアルリンクを常時帯びているような状態です。
つまり、彼は帝国領という限定された空間であれば、絶対的な戦闘力を発揮できるのです。

そんなナイトハルトの力を封じるには、帝国から遠く離れた場所で戦うしかありません。
しかし、当然ですが現在ナイトハルトは帝国領に存在し、そしていずれは精霊を集めるコロッセオ・シングスピラに勘づいて襲撃してくるでしょう。
今からナイトハルトを国外に追いやる方法などないのです。
ならば、それとはまったく別の方法で彼の伝説を破壊するしかありません。

帝国政府は何やら国中にばらまくためのお触れ作りに躍起になっているようです。
また、帝国領の各地に暮らす亜人に使者を送り、代表者を帝都に招こうとしています。
そういった行動にどんな意味があるのかはまだわかりませんが、中にはハンターに協力を求めるケースもあるでしょう。
最強の四霊剣を撃破するために、今しばらくの時間稼ぎが必要とされています。

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帝国領の精霊と絶火の騎士

帝国領に出現している精霊の多くは、過去の歴史の中で人間と何かのトラブルを抱えていた個体が多いようです。
帝国は自然を破壊し、先住民から故郷を奪うことで成長してきた侵略国家であり。その歴史上、抱えている闇は深い物があります。
だからこそ、多くの精霊は帝国軍の保護に応じようとせず、ハンターが起用されることになったのです。

精霊たちの中には亜人と友好関係にあった個体や信仰対象であった個体もいます。
彼らを保護し、理解や協力を得る事はナイトハルトを撃破する為に非常に重要な事なのだと皇帝は説明しています。
亜人にとって身近な精霊を保護することは、亜人そのものとの関係性を改善する事にもつながるからです。

一方、帝国領に出現した強力な英霊である「絶火の騎士」ですが、こちらは伝説に語られる彼らの姿とは大きく異なっているようです。
必ずしも人間にとって友好的な存在であるとは限らず、むしろ人間に対しても攻撃を仕掛けてくるような個体がいるほどです。
絶火の騎士――即ち伝説となった帝国の騎士たちは、由緒正しい貴族の血統ではなく、亜人や罪人すら含まれていたのでしょう。 皮肉なことに、後に帝国の貴族主義を作り出した彼らの血は、清廉潔白なものではなかったのです。

帝国に根付く土着の精霊と、伝説の絶火騎士の英霊……。
その二つの関係性を紐解き、双方の協力を得ることができれば、ナイトハルトに対抗する手段が見つかると言います。
それがどんなものなのか今は想像する事しかできませんが、実際に彼らと対峙したハンターになら、わかることもあるかもしれません。

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