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【哀像】現在の状況

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『剣機博士』は倒せましたが、結局ヴルツァライヒに繋がる情報は得られなかったことは残念でしたねぇ。
しかしイズンの出した案は吃驚しましたね……それを許可してしまう陛下も陛下ですが。
何にせよこれで旧錬魔院でオイタした関係者は全員処分が終わりました……あぁよかった。
え? まだ残ってるだろって? ……さて、私には何のことやらわかりませんねぇ。

ワルプルギス錬魔院院長:ナサニエル・カロッサ(kz0028

更新情報(6月1日)

グランドシナリオのリプレイ公開にあわせ、事件後の情報まとめを更新しました。
残された謎と新たなる戦いの予感、そして意外な物語の結末……。
【哀像】の裏側を描く解説をご確認ください。
▼【哀象】連動シナリオ 情報▼
 
 

歪虚ペレットの処遇

帝国内上層部では何であれ歪虚に変わりはなくすぐに処刑すべきだという声や、禁断の歪虚研究目的での利用という極論も上がったが、慎重派による『成り行きはどうであれ結果的にハンターが保護し護衛した』という結果を踏まえ、人道的な処遇を考えたいとする意見が大半を占める中、ヴィルヘルミナ・ウランゲル(kz0021)が下した処遇は『南方大陸への追放』だった。
極論であれ危険性がある限り帝国領内において歪虚の生存を見逃すという選択はあり得ない。
しかしハンターからはペレットを始末せずひっそりと生かし、そう遠くなく訪れる最期を穏やかに迎えさせてほしいとの意見も上がっていた。
ペレット本人はどうあれ、その気になればいくらでも反政府組織などが利用できる存在である以上、生かしておくことは困難とヴィルヘルミナも当初は難色を示した。
イズンから「南方大陸」という未開拓地域の利用を進言されなければ、このような異例が許されることはなかっただろう。
またペレットの監視役としては第十師団マスケンヴァルから聖導士であるアダムが選ばれ、現地の浄化作戦およびマテリアル火山の活動報告なども彼に託されることとなった。
これには再度一部より反対の声が上がったが、

1.これ以上アダムとペレットから過去また現在のヴルツァライヒに関し引き出せる情報がほぼ乏しい事
2.今日までに南方大陸で剣機もしくは暴食の眷属の目撃例が無い事
3.転移門、もしくは暗黒海域を抜けることが出来る程の船舶を持った者でしか南方大陸へ降り立つ術がなく、ペレットを利用しようとするヒトの手から護る事が容易である事
4.ペレットの能力は“ヒト”に特化しており、亜人には効果がないと調査で判明した事

これらが決め手となり、追放処分が可決された。
罪人を処刑せず、その罪に相応しい労働を課して国へ奉仕させる。帝国は元々そういう国である。
何より元々南方へ送る人手は足りず、優秀な覚醒者は必要だったのだ。

なお、ここからは余談となるが……可決された頃にはとっくにアダムとペレットは南方大陸へと追放された後であった。
この偽装追放が決行される前日に二人が乗るとされる船舶が謎の集団による襲撃に遭ったが、これは第四師団により迎撃・鎮圧され、首謀者とされる男は捕縛され、現在取り調べを受けている。

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『剣機』巨神アルゴス

その巨体とパワーからこれこそが剣機博士が作りたかった“最強の剣機”であろうと推測されていたが、この巨神すらが『アルゴスシステム』の一部であったことがハンター達の気付きから判明する。
では一体『アルゴスシステム』の正体とは一体何であったのか……?
しかしこの戦いで剣機の80%以上の駆逐に成功したとみられており、それは暴食という眷属内での剣機の凋落を意味する。
少なくとも今回の戦いの結果として、帝国領内で発生していた剣機による事件は概ね終息したと言えるだろう。

一方、同時期に崩壊後の霧の孤島から飛び立ったリンドヴルムとそれに乗った人影の報告が上がった。
――どうやら剣機との戦いはまだ続くようだ。

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【哀像】事件を経た暴食内の動き

オルクス

先に森都で発生した神森事件において、暴食はそのブレイン的存在であった四霊剣オルクス (kz0097)を失っている。
これにより暴食内における指揮系統が混乱していることは明らかであり、哀像事件もいわば剣機博士が独断暴走した結果起きた事件と予想される。
確かにアルゴスとそれを取り巻く剣機との闘いは帝国にとって脅威ではあったものの、搦め手に欠け「剣機」以外の四霊剣との連携も手薄だった為、ハンターの協力もあり無事制圧に成功。
結果としては剣機の軍勢を大きく削ることに成功し、暴食の脅威はまた一つ失われたと言えるだろう。

既に四霊剣は「剣妃」「剣機」のトップを欠く状態であり、実質的に残る軍勢は「剣豪」のみとなる。
「剣魔」は特異な一個体を指し示す言葉であり、暴食の軍勢は吸血鬼系の剣妃、死体系の剣機、亡霊系の剣豪の大きく三つに分類される。
剣妃と剣機が既に瓦解した状態である以上、次に動きを見せるとすれば「剣豪」率いるデュラハンたちだろう。
デュラハンは対処の難しい相手ではあるが、方法は既に確立されており、これを撃破すればいよいよ帝国は暴食にチェックをかける事になる。

不破の剣豪ナイトハルトは暫くその姿を見せてはいないが、オルクス亡き後には暴食の指揮官として機能しているはずだ。
そんな彼が哀像事件で姿を見せなかったことに疑問はあるが、暴食内で足並みがそろっていないことを示唆しているのかもしれない。
暴食の軍勢にはまだ何体か特筆して脅威度が高いと言える個体も存在する。
それらが場合によっては新たな「剣妃」「剣機」のトップに君臨し、手勢を再編成する可能性もあるだろう。
元々暴食は集団行動が苦手な性質があるが、剣機や剣妃の能力の中には同族を強制的に従えるものもある。
暴食が手勢を再編する前に、速やかに「剣豪」を撃破するのが望ましいと言える。

既に人類の刃は、暴食王ハヴァマールにさえ届き得るところまで迫りつつあるのだ。

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現在の状況

●剣機による帝国内同時多発攻撃
剣機により帝国国内数十箇所が同時に攻撃を受けた。
たまたま現場に居合わせたハンター達の活躍もあり、ほとんどの地域が被害も軽く済んだが、住民がごっそり消えた村などもある。
要所では帝都のイルリ川中州にあるウェルクマイスター社が襲われている。
中でも海に面したベルトルードは軍港に深刻な被害を追い、第四師団の面目は丸つぶれとなっている。

●濃霧の孤島
暗黒海域図(※クリックで拡大)
グラン・アルキトゥスが討たれ、暗黒海域と呼ばれていた西方海域の負のマテリアル濃度は少しずつであるが薄まりつつあった。
そんな中、負のマテリアルを含んだ濃霧が強く近寄れない海域があったのだが、その濃霧の中へリンドヴルムが入っていくのを人魚達が見つけ、彼女達の協力により濃霧の中には1つの島があることが解った。
リンドヴルムが出入りする様子が見られたことから、ここが剣機博士の研究所島であると見て間違いないだろう。

●海上挑発戦術と上陸作戦
第四師団の戦艦部隊が海上から霧の中、島へと向かって砲撃を行い敵の注意を引いている間に、少数の部隊により上陸し、剣機博士の研究所を急襲する作戦が取られることとなった。
各作戦詳細については各依頼を参照すること。

●霧の孤島の崩壊
 剣機博士の研究所があった霧の中の孤島は、アルゴスと呼ばれる巨神の誕生と共に海に沈んだ。  現在島を覆っていた濃霧は晴れ、帰る場所を失ったリンドヴルム達が方々へと散り、アルゴスはただ黙々とベルトルードへ向かい海中を歩き進んでいる。

●アルゴスシステム
端末と化したゾンビや剣機を通して戦闘経験をフィードバックし、膨大な戦闘経験を積ませ、ただ一つの最強の剣機を作るためのシステム。
このことから、剣機博士の研究目的とは、百の腕がメインではなく、百の目で経験値を回収し、『最強の剣機』を作ることだった事が発覚した。
本来であれば母体であるペレットを吸収することでその能力が完璧なものに仕上がるはずだったが、ハンター達の介入により、不完全な形での覚醒となった模様。
なおペレットを吸収すれば間違いなく次の“不滅の剣機”はアルゴスであろうと推測される。

●ペレットの価値
アルゴスに吸収され掛けていたペレットを救出したハンター達。
その結果、アルゴスの特徴や弱点についての情報を得ることが出来た。
一方でアルゴスは真っ直ぐにペレットのいる方向へと向かってくる。
大規模作戦ではその習性を利用してアルゴスを討伐する計画が立ち上がっている。

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エルフハイム近辺での失踪事件

王国暦1016年11月から1月にかけて起こった森都エルフハイムと帝国の武力衝突時にその近隣の村や町から人が消えるという事件が発生。
森都がこれに関わっていると思われていたが、現在剣機による襲撃が表立ってきたことから、当初より森都だけでなく剣機も関わっていたのでは無いかと推測される。

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反体制派ヴルツァライヒとは

クリームヒルト・モンドシャッテ

主に旧貴族を中心とする現皇帝政権への反対勢力……とみられている。
その目的も規模も不明であったが、過激派と穏健派、大きく2つの派閥に別れているとみられており、穏健派の代表として旧皇族のクリームヒルト・モンドシャッテ(kz0054)がいる。
一方で過激派は1年半ほど前にシュレーベンラント地方にて大きな暴動を起こして以来は比較的鎮静化していた。
実体は掴めていないが、過激派が暴動を起こす影には必ずといっていいほど剣機ゾンビの影がある。
組織のシンボルとして、木の根のようなマークを採用している。

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舞台

ゾンネンシュトラール帝国地図(※クリックで拡大)
ゾンネンシュトラール帝国地図
帝都バルトアンデルス
ゾンネンシュトラール帝国の首都。バルデス=ヴェルテンシュタット州とアンデルスフェルデン州の丁度境目に所在。
堅牢な城壁によって覆われた要塞都市であり、行政を司るバルトアンデルス城を擁する。
第一師団シルバリーヴァントが守備する師団都市でもあり、嘗ての革命戦争における決戦の地でもある。

アネリブーベ
バルトアンデルスの西、マクデルシュタイン州に位置する、帝国第十師団の師団都市。
巨大な支柱がそこかしこに埋まっており、外壁を銅線で繋いで囲うなど監獄と見紛う作りになっている。
また昼夜問わず監視が置かれ、この都市に送り込まれた囚人が逃げ出すのは至難の業とされる。

ベルトルード
帝国東部、ベルトルデムハーフェン州に位置する、帝国第四師団の師団都市。軍港と兵営、民間船を受け入れる国営の商港、そして漁港を有している。
軍港と兵営は軍事関係者以外基本的に立ち入り禁止。依頼を受けたハンターに特例が出る程度。
商港・漁港と市街地の間には税関が設けられており、通行に際して簡単なチェックが行われるが、係員が顔を知っているような人物(毎日通る商人や漁師など)は顔パスである。

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