帰省と一人立ち

マスター:DoLLer

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
3~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
5日
締切
2018/08/24 19:00
完成日
2018/08/29 10:10

このシナリオは5日間納期が延長されています。

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オープニング

「こんな忙しい時季に、迷惑かけて帰ってくるなんてお前だけだぞ」
 自分のベッドで目を覚ましたミネアにかけられた最初の言葉がそれだった。
「……別に熱中症になりたくてなったわけじゃないもん」
 冷や水をかぶせてくるような父親の言葉に、ミネアは憮然とした顔で答えた。
 実家に帰ってきたのはもう5年振りくらいだろうか。それだけご無沙汰してしまったのは正直申し訳ないとは思っている。それに加えて帰ってきた理由が、リゼリオで熱中症で倒れてミネアの実家が近くだから、ここまで運ばれてきたという始末で、父親が冷たい言葉を浴びせかけるのは仕方のないことなのかもしれない。
「面倒は見てられんから、さっさと治して帰れ」
 父親はそれだけ言うと、家から出て行ってしまった。
 その後は、静かな寂しい家だった。
 ミネアは8人兄弟だったから、出稼ぎにとリゼリオの料理屋に住み込みは働きに出される前までは、やかましくて、足の踏み場もなくて、なのに食べるものも着るものもない貧乏な家だった。
 だけど今はどうだろう。兄弟は全員、働きに出たり家庭を持ったりしたのだろう。寂しさだけが残っていた。
 仕送りは毎月していた。野菜など川で冷やしていた苦労を思って魔導冷蔵庫も買って送ったけれど、それも封は解かれてはいたものの、一度も使われた形跡がないのはベッドの上からでも容易に判別がついたし、仕送りもどこに使われたのか、生活が楽になっている様子も欠片もない。
「……お父さんのバカ」
 寂れた家が、自分にかけられた言葉が、痛くて、辛くて。ミネアはぼそりと悪口を呟いた後、ベッドに顔を突っ伏した。
 小さい頃の父親は、厳しくて怖くて、それでも時折すごく優しくて快活で、嫌いになったことはなかった。
 一般人なら反抗期という時期があるらしいが、そもそも出稼ぎに出された当初はミネアは10才で、そんなことを思うこともなかったし、ホームシックで泣いたことも数知れない。夏休みで帰省できた時は本当に嬉しかった。
 我慢を重ねて重ねた年月の結果が、こんな家だなんて。
 ミネアはしばらくベッドで丸くなったまま、黙りこくっていた。


「あの、すまん……依頼ってどうするんだ」
 ハンターオフィスに現れた男はオフィスに慣れていないどころか、街にすらあまり慣れていないようだった。
「はい、ここでご用件を承ります」
 表面は取り繕っているものの、どうにも落ち着かない男の仕草を見て、武骨な人間だが根は悪くないのだろうと窺うことができ、職員はなんだか放っておけなくなって、椅子を引いて案内した。
「あの……うちに娘が帰って来てるんだ。熱中症で倒れたとかで」
「あら、大丈夫ですか?」
「俺の娘だから頑丈だよ。それに食品会社の社長にまでなるタマだし、そこは心配してない」
 職員が首をかしげると、男は手をあれやこれやと動かしながら、しどろもどろに話し始めた。
「でもあれだ。俺の家は貧乏だ。俺も山を預かってるし、家内も薬草の栽培や卸しが忙しいからほとんど手をかけてやれねぇんだ。だから元気になるまで面倒見てやってほしい」
 ああ、やっぱり介護なのね。と職員がメモを取ると。
「仕事に復帰した後は、もう家に帰らないように思わせてほしい」
 その言葉でまた職員は首を傾げた。
「あの子、ミネアは、トンビから生まれた鷹みたいなもんだ。俺や家内が足を引っ張るわけにもいかん。決別できるようにふるまったから、そのまま自分の選んだ世界が一番いい、故郷なんて振り返る必要もないようにしてやってくれ」

リプレイ本文

 森の木の葉を風がゆする音、セミの声の大合唱。それから干し藁に混じって薬草の香りがふんわりと届く家は、どことなしに懐かしさの感じる場所だった。
 リラ(ka5679)は廊下を小走りに走って、ミネアの寝ている部屋へと顔を出した。
「ミネアさん! お見舞いに来ました。具合はいかがですか」
 キャミソール一枚で寝ていたミネアは慌てて飛び起きて布団で身体を隠した。
「り、リラさん!? わ、みんなまでっ、どどど、どうしたんですかっ」
「どうしたって、熱中症っていうからじゃない。ミネアは働き過ぎ」
 ユリア・クレプト(ka6255)にばっちり働き過ぎで熱中症になったことを言い当てられてコチコチに固まる中、案内してくれたマリーに丁寧にお辞儀をしたエステル・クレティエ(ka3783)がミネアの額に手を当てた。
「まだ少し暑いですね。でもだいぶん良いみたいです」
 手際の良く応急手当の技術で状況を把握していくエステルにミネアは茫然となされるがままにしていたが。どうにも彼女たちが訪れたことに狼狽している様子を見せるとリラは「いいですよね?」と一言全員に確認してから、ミネアの手を取った。
「依頼したの、ガルボさんなんです。面倒見てあげてほしいって」
「え……お父さんが?」
 途端に曇る顔。
 だがその顔を包み込むようにして高瀬 未悠(ka3199)は抱きしめ、子供あやすようにして語り掛けた。
「安心して。私たちはミネアの味方よ」
 その言葉に、ミネアはしばらく黙りこくった。
 いつも朗らかなミネアが黙りこくるものだから、未悠は余計に切なくなって、抱きしめる力を強めた。
「子供との触れ合い方がわかってないのよ。心の中で故郷を思い出すことが慰めになることもあるっていうのね。あたしだったら、いつでもウェルカムよ」
 ユリアは両手を広げて、リラやエステル、未悠を含めて抱きしめた。
「あらあら、熱が上がってしまいますよ」
 ユメリア(ka7010)は濡れタオルをエステルに渡しながらそう言ったが、ミネアは赤らかとした顔ながらも、ふるふると首を振った。
「ううん、嬉しいからいいの。みんなが来てくれたことも……その依頼主がお父さんっていうことも」
「それをどう伝えるかは、また考えましょうね。まずは元気になることです。いつでもその笑顔が続けられますように」
 膝をついたユメリアの言葉に、ミネアは頷くと、よしきた。とシャーリーン・クリオール(ka0184)は腕まくりをした。
「じゃあまかせておくれ。すぐに健康になる料理、考えてきてるのさ」


「あらあら、気にしなくていいのにー」
 ミネアの母マリーは恰幅のよい女性で、たくさんのお友達が来たことに張り切っているのか料理の下準備をしているところだった。
「普段、ミネア殿にはお世話になっているからね。やらせてほしいんだ」
 シャーリーンのお願いに、マリーはニコニコ笑って「それじゃあお願いね」とあっさりと自分の城を渡してくれた。そんなマリーにエステルが話しかける。体はマリーに向けながらも目線は外で可愛らしい花畑を作る薬草畑だ。
「ありがとうございます……薬草、いっぱいですね」
「おばさんの趣味なの。うふふ。こんな可愛い草花で、みんな喜んでくれるのよ。そういえばお嬢ちゃんも薬草の香りするわね」
「はい、私の母は薬草師で、昔は遠くを旅して様々な薬草を集めたりしてたんだそうですけど、私たちを育てるようになってからは……」
 母も少し寂しいのかな。
 ミネアの父ガルボがオフィスで語ったという言葉を反芻すると、少しはエステルはいつでも温かい笑顔で帰りを待っていてくれる母親に申し訳なさを覚えた。
「あたしはこの花々も宝物だし、それで喜んでくれた人たちも宝物だし、そして自分の子供も宝物さ。宝物だらけさ!」
 あはは、と笑って見せるマリーの姿に母親の気持ちも同じかしらと思い、それじゃあと尋ね直した。
「魔導冷蔵庫は使わないんですか?」
「もったいなくてねぇ。ミネアが帰ってきた時に使おうって思ってたのに、あの子帰ってこないものだから」
 あはは、と今度はエステルが笑う番だった。
 なんだ。なーんだ。
「じゃあ、使い初めにふさわしい特別良いの作ってあげないとね」
「ですねっ」
 シャーリーンはキュケオーンの、エステルはミントティーの材料を手にしてこくりと頷いた。
「じゃああたしはカザンディビを作るわ。魔導冷蔵庫があるなら美味しくできそう」
「下準備をお手伝いしましょうか」
 ユメリアは未悠に声をかけると、彼女は固唾を飲んで頷いた。
「そ、そうね。ユメリアやシャーリーンがいるもの」
 もしかしてミネアを余計に苦しませることにならないか、自分の破壊的料理センスが恐ろしくなって身を固くする未悠だったが、ユメリアはにこりと微笑んだ。
「ガルボ様は自分に自信がないのでしょう。だから任せようとしている。みんなを信頼して一緒になって取り組む高瀬様のお姿はきっとメッセージになると思うのです」
 小さく頷いた未悠は頷くと、渡されたスイカを「めきゃっ」と剥き始めた。


「はい、あーん」
「あーん……んーっ、染み渡る!」
 リラにキュケオーンを食べさせてもらったミネアはにじみ出るワインと蜂蜜の風味に震えていた。
「ふふ、あたしの特製キュケオーンだからね。色んなものが詰まっているのさ」
「あたしの万能調味料も入ってるのわかる、後なんだろ」
 シャーリーンの含みある笑みに、何が入っているのか俄然興味を沸かせるミネアの顔は料理人らしさがのぞいていた。その輝くような顔が何よりも回復を物語っているのがわかって、リラは愛しそうな顔をして眺めていた。
「ミネアさんって本当に料理が好きなんですねぇ。この家にいた頃から料理は好きだったんですか?」
「うん。お手伝いが楽しかったから。喜んでくれるのが嬉しかったんだよね」
「わかります。私も演奏したり歌ったりするのは、それ自体が楽しかったこともあるんですけど、母親がとても喜んでくれたこともあるんです。だからもっと頑張ろうって」
「うん、夢の始まりってそういう小さなところから始まるもんだね。あたしも似たようなもんさ。戯れに作った料理をすごく褒めてくれた人がいてね。怖い人だったけど、その時は世界がキラキラした気がしたよ」
「あ、わかります。『私の道ってこれだ』って世界が開けるような感じするんですよね!」
 シャーリーンの言葉にリラがぱっと顔を輝かせ、またミネアもうんうんと頷いてみせた。
「幸せな思い出ってすぐに日常で埋もれちゃいますけど、やっぱり支えてくれているものですよね。子守唄を歌ってくれたこととか」
 空いたお皿を横に置いて、ミネアをそっと布団に寝かせつけたリラは思い出に浸るように、静かな子守唄を歌い始めた。
 好きという気持ちを忘れないように。言葉で表せることができますように。
「ねんね、ねんねよ……」
 疲れているだろう、すぐに寝入ってしまったミネアの目尻は少しだけ辛そうな跡が見えた。

「だってさ」
 シャーリーンが窓を開け放ったその下にユリアが腕組をしてそう言い放った。相手はガルボだった。
「普段は振り返ることもできないのよ。ミネアはいつも忙しいんだから。だからこそふと振り返る故郷が慰めになることもあるんだから」
 厳しい目つきのユリアにそう言われても、ガルボは森の枝葉から覗く天を仰ぐばかりで一言も返さない。
「本音はどうなの? 今回で今生の別れにしていいの?」
 その問いかけにもガルボは微動だにしなかった。
 苛立ちを募らせるユリアに代わって、ガルボの手伝いをしていた未悠がそっと話しかけた。
「不器用な人なのね、いいのよ。大人でも涙をこぼしたって」
 ユリアの身長では見えなかったけれど、未悠の身長なら溜めていたガルボの顔を見ることは十分にできた。
「ミネアは素敵な女性なのは、貴方たちの娘だからよ。ちゃんと愛情を受けてきたから。貴方たちに愛されているってわかったらミネアは前に進める、幸せになれるわ」
「もう……男ってのは、こういうのはてんでダメなんだから」
 未悠の言葉でガルボの心情を理解したユリアはハンカチを取り出すと、ガルボの顔に手を伸ばして、わしわしと拭いた。
「婆さんみたいこと言ってくれる」
「あら、年齢的にはそんなもんよ。あんたなんて手のかかる子供と同じよ」
 喉を詰まらせながらようやく口を開いたガルボに、ユリアは悪戯っぽく笑った。
「伊達に人生経験積んでるわけじゃないのよ。手伝ってあげるから笑顔で送り出してあげなさい」
 どんな人にも大らかに受け入れるユリアのグレートマザーの精神にすっかりガルボは座り込んだあと、小さく頷いた。
「わかったよ、気持ちを改めよう」


「せっかくお泊まりなんだから、これはやるべきよね」
 外には夜の帳、部屋には色とりどりの毛布。
 すっかり顔色のよくなったミネアと、それからみんなはパジャマを着て、髪をいじくりあったりしていた。足元にはエステル特製のミントティーとユリアのカザンディビ。それからスイカと梨とオレンジで作ったフルーツポンチっぽいナニカ。
「エステルさんのミントティーすっごく美味しい。普通のミントってスースーするばっかりだったのに、これは……深い」
 ミネアがミントティーを口にすると、天国に行ったような爽やかな顔つきになった。
「ふふふ、隠し味にマリーさんに分けてもらった薬草あるんです」
「あ、私のも隠し味に薬草使ったんだけど」
 と、おずおずと差し出されたのは未悠作のフルーツポンチ。ポンチに……薬草? ジュースが紫色しているのはそのせいか、それともこの緑色の破片かしら。
「あ、それ(緑の破片)はスイカの皮潰しちゃって……」
 フルーツを混ぜるだけのポンチがなぜこんな恐ろしい食べ物になるのだろう。
 しばらく皆黙ってポンチを眺めていたが、介助のかいなく破壊的料理にしあがってしまったユメリアだけは笑顔のまま口に運んだ。
「ユメリア! 無理しなくていいのよ」
「あら、私は高瀬様の真心をいただいているんですもの。それに奥深い香りは私の興味をそそります」
 ユメリアの受け入れは幅は広いようで、割とひどい様相でも楽しむユメリアの笑顔は聖人君主のそれであり、思わずみんな手を合わせしまった。
「ユメリアにいい人はいないの?」
「恋のように移ろう感情には良い縁がないようで。でも私も恋を夢見たことはあるんですよ」
 ユメリアはそう言うと、リュートを取って軽く爪弾き歌い始めた。そのしっとりとした歌声は歌に出てくる少女と、その周辺の光景を鮮やかに生み出す。
 ♪薬指のつながった赤い糸の先はまだ見えなくて
  幼馴染のいる 雑貨屋さんに顔を出すの
「ん……ん? それってもしかして、ひゃっ、ユメリアさん~!!?」
 途中まで静かに聴き入っていたエステルが自分の事を歌われていることに気づくと、真っ赤になってコロコロと転がりユメリアにアタックして止めた。
「温泉の夜の時に聞いた話ね。いいわねー、小さな時から赤い糸の行方を探すの。どう、進んだ?」
「それは、あの、えと……こ、この前ちょっとお話、したりとか」
 ユリアがほこほことした笑顔で尋ねられてエステルはしどろもどろになったところをユメリアに頭を撫でられ、ようやく心を落ち着けた。
「シャーリーンさんはどうなんでしょう」
「私も縁がないね。家ですら隙を見て電話するくらいが精いっぱいだったからね。でもそんな短い時間があたしには大切だったな」
 シャーリーンは寝転がって窓から見える星空を眺めて呟くと、未悠も同じように少し切ない顔になった。
「家族、か……私は親に愛されていないと思ってた。家のための道具としか思われていなかったんじゃないかって。でも、確認してなかったなって会えなくなった今、強く思うわ。もしかして違うかもしれないのに、怖くて聞けなかったの」
 その言葉にミネアは黙りこくった。
「お節介が過ぎるのかもしれないが、転移したあたし達はもう真実を確認することもできない。でも近くにいるなら、それもあんないい人たちなら、やっぱり分かり合っておいた方がいいと思うな」
 シャーリーンの言葉に未悠もうなずいた。
「わかんない……あたしはお父さんもお母さんも兄弟もみんな好きだし、苦しいのに頑張って育ててくれたことにも感謝してるし。でも」
 言いよどむミネアの手を、リラは両手で握った。
「大丈夫、絶対悲しいことはありませんよ。だから、ね。明日になったら気持ちのすべてちゃんと伝えましょう」
 リラの宝石のようなキラキラとした目は希望の光のように見えて。
 彼女だけじゃない。シャーリーンも未悠もエステルもユリアもユメリアもいてくれる。
「明日元気になれるようにいっぱい抱きしめてあげるから、今日はもう寝ましょう」
 ランプの灯りを消して、楽しい時間はおしまい。
 久方ぶりに温かい人肌にたくさん包まれて、ミネアは幸せの中で眠りについた。


「お父さん、あのねっ」
 朝一番。いつもならもう仕事で山に出かけているはずのガルボが椅子に座っているのを見つけ、ミネアは声をかけた。
「あたし、この家が大好き。お父さんとお母さんが大好き。家族みんなと過ごした時間が大好き。だから……えと」
 頭がこんがらがって、どうしめくくればいいのか。
 ミネアはぎゅっと拳を握ったけれど、混沌とする感情から適切な言葉を選ぶことができずにいた。
「熱中症はもういいのか」
 そんなミネアにガルボは問いかけた。
「あ、うん」
「そうか良かった。お前は根を詰めすぎだ。お友達からも聞いてるぞ」
 つっけんどんな言い方にミネアはまた最初のように憮然とした顔をした。
 いつもそうなのだ。男は背中で語るんだ、みたいなことを実践しようとしていて。言葉がへたくそで。
「だから、たまに息抜きに帰ってこい」
「言われなくても……って」
 また同じやり取りになっちゃった、と失意に囚われそうになったミネアはきょとんとしてガルボを見つめた。
「今回はお友達の料理ばかりだったろ。母さんも料理を作る相手が欲しいそうだ。昔、山で作ったブランコもまだあるんだ。だから存分に息抜きしていけ」
 !!
 ミネアは不器用な父親の背中に抱き着いた。

「うまくいったみたいだね」
 家の外で待っていたシャーリーンは溜め息をついて微笑んだ。
「山にある自然のブランコかぁ。いいわねー。童心に帰るアイテム満載じゃない」
 ユリアは帰り道ではなく山奥へと続く道に興味津々と言った感じで覗いていた。
「ハッピーエンドも無事に迎えられたことですし」
「マリーさんの薬草ももうちょっと見たいし」
「皆さまのご予定は?」
「一日くらい大丈夫よ」
 ユリアの表情が移ったようにみんなして、好奇心に包まれた笑顔を示し合う。
「それじゃあ」
 みんなが声をそろえる。
「「ミーネーアーちゃーん、あーそーぼー!」」
 夏休みは1日延長。

依頼結果

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MVP一覧

  • シグルドと共に
    未悠ka3199
  • 美魔女にもほどがある
    ユリア・クレプトka6255

重体一覧

参加者一覧

  • 幸せの青き羽音
    シャーリーン・クリオール(ka0184
    人間(蒼)|22才|女性|猟撃士
  • シグルドと共に
    未悠(ka3199
    人間(蒼)|21才|女性|霊闘士
  • 星の音を奏でる者
    エステル・クレティエ(ka3783
    人間(紅)|17才|女性|魔術師
  • 想いの奏で手
    リラ(ka5679
    人間(紅)|16才|女性|格闘士
  • 美魔女にもほどがある
    ユリア・クレプト(ka6255
    人間(紅)|14才|女性|格闘士
  • 重なる道に輝きを
    ユメリア(ka7010
    エルフ|20才|女性|聖導士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン ミネアの看護もしくは…
シャーリーン・クリオール(ka0184
人間(リアルブルー)|22才|女性|猟撃士(イェーガー)
最終発言
2018/08/24 18:35:03
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2018/08/20 00:54:45