知追う者、教え処を開設したい

マスター:狐野径

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
3~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
寸志
相談期間
5日
締切
2018/10/30 12:00
完成日
2018/11/03 13:33

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

●痛いっ
 大江 紅葉はとぼとぼと島の中を歩いていた。
 空を見上げると、ようやくついた葉が赤く染まっている。
「紅葉なのです……ちなみに、漢字で書くと、私の名前と同じなのです……ふふふ、落葉するのです……」
 ついつい馬鹿なことを言うくらい、空は青く澄んでいた。
 師岬にある大島は今日も平和だった。
 どこからか毬が飛んできて、紅葉の頭に衝突するまでは。

 ドコッ。
「うぐっ」
 衝撃で、転ぶ紅葉。
「げ」
「しーらね」
 子どもたちが口々に言いながら走り去った。それを追う大江家の家臣。
 独り取り残された紅葉は気付いた教育問題が残っていることに。
「教え処は重要なのです……頭が痛いです……うう、なんでこの毬こんなに痛いんですか」
 紅葉は落ちていた毬を拾った。

●相談
 こうなると頼りになるのは師匠で兄弟子で上司の吉備 灯世だった。
 陸地側に建った新築の屋敷に向かう。
「いいですねー新築」
「お前のところは改装……できたなよく……」
「とはいえ、どちらかというと、新築に近いです」
 ふかした芋を食べながら雑談をする。
「そういえば師匠、そちらのお子さんの教育はどうしています?」
 灯世、恐る恐る紅葉を見た。
「家庭教師がさ、都から出たくないって来なかったから放置……で、昨日、妻にいい加減にしてほしいと叱られたところだ……まさか、妻に言われてきたのか!」
 ここで紅葉は目をぱちぱちせず、じっと灯世を見つめる。内心は「にやり」である。
「師匠の教育方針はともかく、十歳前後までこの地域の子らをまとめて教えたほうがいいなと思ったのです」
「分かる、それ! うちの妹弟子はよくわかっている! そのあとはともかく、基礎的な勉強は必要だな」
「師匠、何を教えられます」
「待て! 計画なく俺に話したな!?」
 気が緩んだ紅葉、普通に相談だったことが暴露した。
「……そもそも、何を教えたらいいんでしょうか?」
「読み書きそろばんだろうな」
「それ以外……」
 二人は黙った。
 紅葉の勉強は親の方針の元、宗主となるべく様々な行儀作法、有職故実など学んでいた。しかし、公家社会にでも行かないと不要な部分も多数ある。
 紅葉からすれば、師匠である灯世も似たり寄ったりだろ。
「で、どこに建てたらいいのかなというのもあります」
「大島の人口とこっちの人口どっちが多いんだ」
「こっちです」
「なら、こっちだろう」
 紅葉はこの地域の地図を広げた。
「高潮の被害はそれほどないですが……まあ、普通に高床式の建物にすればいいのでどこでもいい気がします……」
「で、どこら辺に建てたいんだ」
「山の上」
 きっぱり言った紅葉のこめかみを、灯世はこぶしで挟んだ。
「言っていることが矛盾したぞ!」
「痛い、痛いです師匠おおお」
 紅葉は抵抗して足を滑らして転んだ。
「山、どこにあるんだ!」
 紅葉が指さすのはここから歩いて二時間近く行ったところだった。またグリグリされると思って逃げる。
「逃げるってことは無茶だってわかっているんだな……で、なぜそこに建てたいと思っているんだ?」
「本がいっぱいあると素敵ですよね!」
「……図書館は大島に作れ……」
 紅葉は「書物一杯が幸せの一つです」とつぶやいた。
「そういえば、小島の調査していたのはどうなった」
「……進んでいますよ……私は不要なのです」
 紅葉が言い出した結果話は進んだが、小舟がいるし、紅葉が一人でできないため、周囲が止めたのだった。

●依頼
 陰陽寮の仕事の合間に、紅葉は依頼を出しにいく。
 顔なじみの職員は紅葉の話を聞くとてきぱきと依頼を仕立てる。
「ハンターの意見を聞くということですね」
「はい。建設予定地と何を教えるといいのかというものです。それと、雑魔が出ると困りますし、意見を聞けるなら嬉しいのです」
「なるほど……現地に行くんですね?」
「はい、そうなります。よろしくお願いします」
 紅葉は職員に頭を下げてから場を後にした。

リプレイ本文

●実は決まっている
 待ち合わせ場所に依頼人の大江 紅葉(kz0163)はいた。ハンターが来ると緊張気味かつ妙な笑顔で迎えてくれる。
 ステラ・フォーク(ka0808)は顔見知りであるのに、なぜそこまで緊張されるのかと不思議がった。そのうえ、笑顔が怖い気もした。
「こんにちは、紅葉さん。何かあったのですか? 笑顔なのに、緊張されているようですので」
 この近辺に雑魔の類が出ることは聞いているため、もしものための準備だけはしている。そのため、何か出たのかという危惧があった。
「え、ええ? 緊張? していませんよー」
 明らかに何かおかしい。
 星野 ハナ(ka5852)はじっと紅葉を見て、嘘くさい部分を考えるが、何を紅葉がごまかしているかわからない。
「答えはもう出ていますよぉ」
 あえてカマをかけるような言い方をした。
「なんですって」
「とはいえ、一応、案内はしてもらって改めて答えますぅ」
 紅葉がおろおろしているのはおかしい。
 とはいえ、紅葉が図書館の存在を端々に入れてきているため、彼女の性質を考えるとこの態度は推測できる。
 夢路 まよい(ka1328)はハナの言葉にうなずく。ここまでの道中で紅葉の提案の土地についてはハンターの意見は一致していたのだ。ただし、図書館の扱いは明確に決めてはいない。
「教え処、かあ。ようするに学校ってことなんだろうけど。私、学校通ってなかったからなー。お友達と一緒に勉強するっていうのも、ちょっとやってみたかったか気もする」
「なんとなくわかります」
 紅葉が同意してうなずくが「変な人がいると、転ばされたりするのです」と何か思い出したらしい。
 エンバディ(ka7328)はなんとなく察して「集団生活って問題あるときはある」と首を縦に振る。
「それはおいておいて、ところで、大江くんってもしかして領主なの?」
「違いますよ。成り行きで、トップな状況です」
 その辺は歩きながらでも、と紅葉は続ける。
 ミオレスカ(ka3496)は周囲を見て表情を緩める。
「師岬もすっかり人里になりましたね。子どもたちのお勉強をする場所、いいと思います」
 レイア・アローネ(ka4082)が走り回る子供を見て微笑む。
「そうだな。私が言えることは頑張りすぎない、ということだな」
 伸び伸びと育つことも重要だと考えていた。
「それもですが……教え処と言うと教える側が主体になると思いますが、よろしいのでしょうか?」
 ミオレスカがぽつり告げたことに、紅葉がハッとした様子だった。

●まずは土地を見てみる。
 集合場所から行きやすい師岬の外れにやってきた。大きめの道沿いで土地の確保がしやすいという利点はある。
 そもそも、何も建っていない荒地と言っていい。
「……これはないですー。行き難いところには通いたくないと親も子も思う気がします」
 ハナの言葉に全員がうなずく。
「それに、一番最初に被害が出る可能性がありますぅ。突然の歪虚の襲撃で知らせに来た子ども以外全滅したっていうことが冗談でなく起こりえますから」
 ハナの出した例は、実際、どこの地域でもありそうな話だ。
「そうですわね。この辺りもそれなりに雑魔や歪虚が出現していますもの」
 だからこそ、ステラは戦える装備は必要と言っていた。警戒は怠りたくはない。
「平地だし、畑や広場にもできるとは思うけれど。師岬の外れまでにぎわう街づくりを言えば、将来的にここに学舎の移転もできそうだけど」
 エンバディが首を横に振る。今はここじゃない。
「運動や体を鍛えるのにはいいだろうが」
 レイアも何とも言えない顔になる。
「安全第一ですよね? 虎猫さんたちが護衛をしてくれるならばいいですが」
「それ、可愛いけど、絶対ありえないことだよね」
 ミオレスカがこの地域に多い虎猫の例を挙げるが、まよいが指摘することが現実である。
 ここは学校建設に向いていないと、全員が首を横に振った。

 次は現在の里の中心部分。
 道を挟んで町はある。もともとは、大島と名付けた島の近くに資材置き場などあったが、徐々に人が住む場所として拡大していった。
 紅葉の説明を聞きながら、エンバディが思い出したことを聞いた。
「そういえば、領主なのかいという話」
「違いますよ。エトファリカ連邦国は武家が各所を抑えていました。妖怪との戦い……憤怒の歪虚のことを妖怪と我々はいっておりました……でまあ、色々あって、今があります。ちなみにこの地域の武家さんは誰だったか記憶が薄い私です。どうも、私が物心ついたころにはいなかったみたいで……」
 説明が長くなる。
「結局、里の人や近辺の人から、妖怪から守ってくれたのはうちという印象が強いようです」
 その結果、天ノ都に避難していたときも、大江家の周りに里人は集まっていた。土地に戻ってくる時も、音頭は大江家が取ることになった。
 その上、紅葉の師匠・吉備 灯世も家族と家臣連れて引っ越してきた。
「ハンターさんもいるから助かりますし、師匠がいてくれるとまた心強いのです」
「乗っ取られないように気を付けないとね」
「ひっ」
 エンバディに言われ紅葉が怯える。
「それはないと思いますよ?」
「でもぉ、大きくなると町を二分にする勢力となりますぅ?」
 ハナの指摘にミオレスカが「あっ」という。
「今はそれ以前の問題だろう?」
「そうそう。ここが建設予定地の一つだよね。確かに、人が集まりやすいし、通うならここはよさそうだね」
 レイアとまよいに話を促される。
「建物を建てるだけにはなりそうですね? でも、二階建てにして図書館を作るというのはいかがでしょうか?」
「確かにそれはいいアイデアですね!」
 ステラが一応紅葉の希望も併せて言う。紅葉の表情が非常に明るくなる。
 図書館がどう扱われるかが気になっていたのだ。非常にわかりやすい。
「高床式が条件なら、一階を石造り、二階を木造にするとか? 一回の浸水被害への対策は改めて考えなきゃ駄目だろうけど」
「いっそのこと石造りに全部すればいいのです」
「かっこいいと思うけれど……大丈夫なのかな?」
 紅葉が無茶を言い始め、まよいは周囲の建物を見て疑問が浮かぶ。
「技術的なことだけでなく、材料の調達もあるんだということを君は分かっているよね?」
 エンバディに指摘され、紅葉は硬直した。
「これ、絶望中とか?」
「むしろ、計算中かもしれませんですぅ」
 レイアが不安そうに言うと、ハナがぼそっと言う。
「紅葉さん、図書館より、まず、本棚一つから始めませんか?」
 ミオレスカが提案する。
「蔵書のあてはあるのですか? 司書をしてくれる人は?」
 ミオレスカが必要なことを告げていくと、ハナがうなずき、紅葉から輝きが消えていく。
「そうだな。まずは通うことだな。文字を読めないと本も読めない」
「そうですよー。やっぱり利便性の高いところがあった方が良いんじゃないでしょうかぁ? それに、まずは基礎からですぅ。読み書きそろばんで覚え、勉強したいって子が出て来てから書庫を作ればいいと思いますぅ」
 レイアとハナに言われ、紅葉は完全にしおれた。
「で、誰のための書庫なのですぅ?」
 紅葉はなぜか黙り込んでいるが、ハンター全員「本人が欲しがっているだけだな」というのを理解している。本人は隠しているつもりになっているが、様子から駄々洩れである。
「でも二階建ては考えてくださいませ。里の中ということで、何かがあれば避難できますし、中央ということであれば利用しやすいですわ」
 紅葉はこくんとうなずき、一応、大島に向かった。

 大島の頂上、墓場があるところにやってきた。
「……お墓?」
 まよいはキョトンとする。墓というと、墓石や卒塔婆など何か目印になる物がありそうだが、ほぼない。
「あるのですが、妖怪に荒らされてほぼ皆無です」
「えっと……学校をどうするかより、まず、それをどうにかしたほうがいいんじゃないのかな?」
 まよいは景色を眺めることにした。見晴らしはいい。だからこそ、墓を作ったというのは理解できる。
「その整備するにしても、合祀するにしても、何か不具合が出たときには、そこを寺子屋なんか作っちゃったからだって紅葉さんへの不満が噴出しますよぉ。住んでいる方の祖先への思いは無視しちゃまずいですぅ」
 ハナの鋭い指摘。
「それに、地元民の同意も必要だけど、根回しは済んでいるのかい? 墓地を引っ越すなら……宗教的な儀式とかも必要になるんじゃないかい? そうなると先立つものが必要になる……つまり、ここが一番資金がかかりそうな気がするなぁ」
 エンバディが現実的な指摘をしていった。
「……こ、ここのお墓は基本、うちの先祖と最後の戦いで亡くなった方です」
「それでも問題なしと力強く言えないのではないか?」
 レイアは苦笑した。
「まずはお墓をどうにかするほうがいいと思います」
 ミオレスカは草ぼうぼうでひどい有様のたぶん墓場を見ていう。
「ということで、町の中心が一番良いと思いますわ」
 ステラがまとめた。ハンター全員がこくんとうなずく。

 大江家に移動して、昼食を取りながら休憩となった。

●何を教えてみるべきか
 休憩後、もう一つの問題「何を教えるべきか」ということになる。これは、わざわざ現地に行くこともない。教える人に関しては、教えることが決まり、箱ができそうになってからで構わない。
「別に集団での生活を学んでいるだけでも立派に子供のために待っていると思うがな」
 レイアは腕を組み、首をかしげる。
「あとはあまり詰め込みすぎずによく遊ばせてやるのがいいと思う」
 ミオレスカがうなずいている。
「時間次第ですが、読み書きと算術では飽きちゃいますので、お遊戯半分の内容もあるといいですね。伝統のお料理や、音楽を伝える場にもなればなおいいと思います」
 紅葉が「伝統の料理?」と首をかしげている。
「伝統料理でなくとも、ご飯を作れるというのは重要です。週に一度くらい、みんなで覚えながら料理を作る時間があると嬉しいです」
「嬉しい!?」
「はい。作る方も食べる方も楽しいですよ。それと、楽器演奏なら私も一緒に教えてもらいたいです」
 生徒が増えた。
「図工的な工作する授業があってもいいんじゃないかな?」
 まよいが挙手する。
「物を作るっていうのは、生活の基本になるし、どう組み立てるかで頭使うし、作品を生み出す喜びを味わえるし。伝統……伝統があれば……伝える場になると思うの」
 まよいは伝統があるか悩ましいと思った。
 紅葉が「ちょっと待ってくださいね」と席を外す。遠くから「爺、あれはどこにあります?」と声がする。暫く待つと、手毬と思われる物と熊手を持って紅葉が戻ってきた。
「これは私が作りました! これはどこかで買いました。でも、話に聞くと、熊手は掻き入れるということで縁起物になるそうです」
 喜々として告げるが、ハンターは理解に二秒ほどかかる。
「ラグビーボールとか、マニアックなイベントの内容とか持ってくるんですねぇ」
 ハナが真っ先にツッコミを入れた。
「手毬です!」
 紅葉は何故わかってくれないのかとハナをじっと見る。
「色はいいのですぅが、なぜ形が球じゃないのです?」
 ハナの問いかけに。紅葉が「さあ」と首を傾げた。
「つまり、伝統というのが見えないため、何か作って売る物を考えたということでしょうか」
 ステラが困惑気味に告げる。
「でも、それ、すでに販売されているもだよね……。だから、もし、何か作るなら、他の地域から持ち込まれた技術とかでも構わないんだけど……それは、珍しくないし……でも、作るだけならありなのかも?」
 まよいは具体的な案が取り出されたことで困惑する。
「装飾品はともかく、掃除道具を作るということではよいのではないでしょうか」
 ステラの前向きな発言に、まよいが同意を示しうなずいた。
「ここは漁村なのかな?」
 エンバディが問う。
「いえ、そういうわけではないのですが、魚も取れれば取りますよ? まず、食料を安定的に得るために畑が実は急務です」
「なるほどね。海もあるし、何か出るかもしれないということもあるんだよね」
 エンバディがこれまでの情報をもとに考える。
「やっぱり、救命指導や医学の知識があると役に立つんじゃない?」
「意外とハードル高いぞ?」
 レイアは指摘する。
「せめて薬草や食用の草や花の見分け方などはどうでしょうか? 医学というよりも、簡単な救命処置や地域密着で草の区別があると良いと思います。あとは礼儀作法……だんだん増えてしまっていますね」
 ステラはまとめるつもりだったのに、ついついアドバイスが増えてしまっていた。
 紅葉は首を横に振る。
「色々考えていただいてありがとうございます。助言をもとに考えていきたいです」
 紅葉はにこりと笑った。

●夕焼け小焼け
 エンバディは魔箒で里を上空から見て回る。死角があるか、帰り道の危険がないかを考えての行動だった。
 街灯があるわけではないため、暗い。
「これは……大江くんには、詰め込みすぎは駄目ということを念を押すべきだな」
 太陽とともに行動していることを視野に入れておかないといけないのだった。

「書庫がほしかったら紅葉さんちに作ればいいじゃないですかぁ。倉なり、別棟なり、半地下なり作ってぇ。だって、今のところ紅葉さん以外に誰が必要なんですぅ。その書庫ぉ?」
 ハナが最終的な指摘をしている。
「公的ぽく書庫を作っちゃうと、管理する人だって必要ですよねぇ。独学で勉強したい人のために書庫を解放する予定ありますぅ?」
 「知追う者」という二つ名以前に「知識食い」という悪名があることを知っていると、ハナの意見は納得する指摘だ。それを知らなくとも、紅葉が縮こまっているため、ハナの指摘が的確だと分かる。
「色々決まってきましたね。次の段階になるんですね。そうです、紅葉(こうよう)はまだでしょうか? 教える側も決まりましたら、ひとまず紅葉(もみじ)狩りでもしましょうか? ハンターとしては紅葉も狩っておきたいですよね」
 ミオレスカはわざとなのか、季節柄だから言っているのか、その穏やかな表情から判断はつきづらい。
「……ん? あれ? なんか、紅葉が震えているけれど? 大丈夫、どこか具合悪いの?」
 まよいに紅葉は首を横に振った。
「鑑賞することですよ?」
 ミオレスカが淡々と告げる。
「ああ、紅葉、そんなに怖いのか。というか、別にお前が狩られるわけじゃないだろう」
 レイアはミオレスカと紅葉を交互に見た。
「字ですわよね……同音異義……いえ、表記が同じですのよね、漢字だと」
 ステラが苦笑して、紅葉とミオレスカを見ていた。

依頼結果

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MVP一覧

  • 師岬の未来をつなぐ
    ミオレスカka3496
  • 舌鋒のドラグーン
    エンバディka7328

重体一覧

参加者一覧

  • 冷静射手
    ステラ・フォーク(ka0808
    人間(蒼)|12才|女性|霊闘士
  • 夢路に誘う青き魔女
    夢路 まよい(ka1328
    人間(蒼)|15才|女性|魔術師
  • 師岬の未来をつなぐ
    ミオレスカ(ka3496
    エルフ|18才|女性|猟撃士
  • 乙女の護り
    レイア・アローネ(ka4082
    人間(紅)|24才|女性|闘狩人
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナ(ka5852
    人間(蒼)|24才|女性|符術師
  • 舌鋒のドラグーン
    エンバディ(ka7328
    ドラグーン|31才|男性|魔術師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 相談卓
エンバディ(ka7328
ドラグーン|31才|男性|魔術師(マギステル)
最終発言
2018/10/29 20:34:29
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2018/10/29 18:35:43