• 郷祭1015

【郷祭】百年旅~歌をうたえば

マスター:深夜真世

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
少なめ
相談期間
5日
締切
2015/11/02 22:00
完成日
2015/11/12 01:46

このシナリオは2日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

「わ。ボク、知ってるよ!」
 同盟領のどこぞの喫茶店でフラ・キャンディ(kz0121)が、がたと椅子を鳴らして立ち上がった。横から「これ、静かになさい」と後見人のジル・コバルトが紅茶を味わいつつ軽くいさめる。
「そう? フラちゃんは物知りね。なら話が早いわ」
 喫茶店でモーニング中の席には、オカマ興行師の……。
「ちょっと、私はオカマをプロモートしてるわけじゃないわよ!」
 ……おっと、失礼しました。
 フラとジルのいるテーブルには、女性の格好をしているものの明らかに男性な興行師、シェイクが同席している。
「フラちゃんも知ってるジェオルジの『郷祭』に私の楽団も呼ばれたんだけど、この秋はバックミュージックじゃなくフラちゃんとお友達のグループでも出てみたいの」
 どうやらシェイクの抱える楽団はグループとして名を売っているのではなく、売り出したい歌い手のため雇われて演奏したり、足りない人員を補うなどで稼いでいるらしい。表立って名は売れないが、裏方などには評価が高い。競争の厳しい一流楽団のトップ奏者としては挫折した者たちだが、その後の演奏環境と場数によりある種非常に力量のある楽団になっている。
「うんっ! ボクもぜひ出てみたいな。春のお祭りの時は夜の仕事だったから」
 ちなみに夜の仕事とは、夜間警備。人手の足りないところをハンターとして勤めきった。妖しい仕事ではないので念のため。
「ところでシェイクさんの楽団って、名前はないの?」
 フラ、聞いてみる。これまで二度、一緒に仕事をしたが不思議と耳に入ってこない。
「無いわね。……ただ、困ったところへ私が都合をつけてくるメンバーだから、『シェィクス』と呼ばれることもあるかしらね」
 シェイク、胸を張る。いい仕事をしてきたという自負があるのだろう。
「じゃ、ボクたちと一緒にするときは?」
「まだ無いわね。何か好きな名前があったら言ってくれればいいわ。それより」
 シェイク、少し真顔をした。
「私たちが到着する頃はまだ祭は本格的に始まってなくて、村長さんたちの会議が続いているはずよ。賑わいの前に入るから、まずは吟遊詩人として村のどこかに行って演奏したり踊ったりして本番のステージに来てもらえるよう、アピールしてほしいの。……あら、そう考えるとフラちゃんとお友達のグループ、何か名前がいるわね」
 説明の途中で目を丸めて口元に手を添えた。

 そんなわけで、フラと参加者で構成する演奏グループ名を考えて、その名前を村長会議期間中で祭の準備をしている村でアピールしてもらえる人、求ム。

リプレイ本文


 夜。
 現地に投宿した部屋に皆が集まっている。
「名前はグループの顔よ。特にメンバーが入れ替わることがあって演奏する音楽も多彩なら、なおさら」
 シェイクが酒の入ったグラスを揺らしながら聞いてきた。
「シェイクさんがフラさんを気に入って売り出したいのでしたらぁ……『百年団』?」
 弓月・小太(ka4679)が周りの反応を気にしながらもじりと切り出してみた。
「そうね。もともとそういう話だったかしら?」
 ケイ・R・シュトルツェ(ka0242)が足を組み替え椅子に座り直し頬杖をついて言う。
「あ、ボク一人じゃなくて……」
「安心して。フラちゃんをダシにしてるだけよ。……不思議よね。ジルにしても私にしても、フラちゃんにかかわると『もう一度』って気になるのよね。人生一度敗れたくせにね」
 慌てたフラ・キャンディ(kz0121)の隣でシェイクがしみじみと言った。ジル・コバルトもまんざらでもなさそう。
「あっ、と。貴方たちはどうか知らないけどね。……ただ、そんな雰囲気を大切にしたいの。だから、むしろ貴方たちの方が主役よ。このグループでどんな輝きを見せるのか」
「うーん……じゃ、『スターライト』とか?」
 早速、キーリ(ka4642)がひらめいた。くすっ、とシェイクが微笑したのは、それまで眠そうな目つきだったから。
「いやー、今思いついたから深い意味は無いんだけどね?」
「いいと思うよ、ボクは」
「でも小太ちゃんの案もいいわ。東方風よねぇ? うまく両方を合わせると、こっちに世界に来て、改めてもう一度輝く、何度でも、いつまでもという感じがして」
 フラが頷く一方、シェイクは先の小太の案も引き戻した。
「だったら……」
 ここで霧雨 悠月(ka4130)が身を乗り出した。
「クリムゾンウェストの人とリアルブルーの人がいるわけだし、『紫』を入れるのはどうでしょう?」
 「紫?」と周りの視線が集まる。
「ほら、紅と蒼が混ざった色として、さ。僕や小太さん、ケイさんが蒼側で……」
「私は紅側なのよね~」
 悠月が見回したのは、リアルブルー人ばかり。一方、キーリはフラの腕に巻き付いて寄り添った。この二人がクリムゾンウエスト人である。
「でも、パープルだけだと名前の被るグループもあるかしらねぇ」
「……『Seele』」
 案ずるシェイクの声と誰かの声が被さった。
 皆がその人を見る。
 ケイが足を組み替えていた。
「さっき何度でも、いつまでも、って言ったわね? あたしの生まれ故郷で『魂』という意味なんだけれど、どうかしら?」
 ケイ、まっすぐ皆を見て改めて言った。
「常々思うの。音楽は魂の旋律だ、って。魂を音にして旋律を織成する……」
「『ゼーレ』、ね。貴女の故郷で『紫』は?」
 シェイク、頷き尋ねた。
「『リラ』……かしら? 青みが強くなるけど」
「響きがいいわねぇ……どう? 『リラ・ゼーレ』なんて?」
 二人は会話の輪に加わらず成り行きを見守っていた人物を振り返り聞いてみた。
「え、えと……」
 突然話を振られたカティス・ノート(ka2486)は、わたわたっと飲んでいた紅茶をこぼしそうになったがすんでのところでバランスを保った。
 そして微笑む。
「とってもいいと思うのですよ♪」
「決まりだねっ! 百年続く魂で、星のようにきらめくんだ」
 にこーっとしたカティスを見て立ち上がるフラ。
「よ、欲張りましたねぇ……」
「欲張るときに欲張ってないと、欲張れないよー」
 フラの言葉におどおどする小太に、うんうんと満足そうなキーリ。悠月はそんなキーリを見て「いつも通りだなぁ」とか。
「……♪」
「決まりね」
 カティスはそんなみんなを見てさらににこにこしつつ紅茶を飲み、ケイは再び頬杖をついて気分良さそうにするのだった。



 さて、翌日。
 街は人や荷馬車が行き交い祭りの準備にせわしい。
「お祭りの準備期間って独特の活気ってあるよね。好きだな、この雰囲気」
 そんな中をキーリが行く。
 後ろ手のままだったり突然大きく広げたりしながら、スキップしてくるっと回ったり。
 おっと。そのリズムを崩して立ち止まったぞ?
「ふむん、目立つ必要があるんだよねー」
 むー、と下唇に親指を当てて考え事。
 しばらくしてピンときた。今度は一直線に目的の場所へ。
 そうしてたどり着いた場所は……。
「んー、川辺でエルフが踊ってたら目立つかな?」
 いやすでに踊ってますよ、キーリさん?
 せせらぎの音に乗るように、赤い上着がくるりと大きく回る。
「あ!」
 早速、橋を通り掛かった子どもたちがその姿を発見した。
 それでもキーリは気付かない。川辺の清らかな空気に包まれ、身を任せて躍るのが楽しい。その踊りと笑顔、そして左肩に乗った妖精が珍しくてさらに子どもたちが――。
「ん?」
 キーリが気付くと、夢中で踊りに見入る子どもたちに囲まれていた。はっ、と気付く子どもたち。
「うん……? うん、さてと。さぁみんなーちゅーもくー」
 一瞬どうしたものかと戸惑ったが、すぐに役目を思い出す。
「ほら!」
 右にアースウォールをずずんと出して告知資料をぺたり。
「ほら!」
 今度は左に土壁。またも広告をぺたり。
「すごーい」
 子どもたちは次々と目の前でリズム良く展開する踊りながらの魔法に釘付け。
「どう? 朱き土壁使いは伊達じゃ無いのよー。お祭りの本番では私達楽団も活躍するからねー」
「ね、ねえ。その子は?」
 わあっ、と感心する子どもたち。その中で、キーリの左肩を指差す子どももいる。
「この子はナシムちゃん。よろしくね」
 同行する桜型妖精「アリス」も紹介してご機嫌だ。
「もちろん、『リラ・ゼーレ』もよろしくー」


 その川の上流では。
「わあぁ♪」
 河原でくるん、と大きめの籐かごを持ったままダンスするのは、カティス。
「とっても素敵な場所なのですよ。こんな場所でお昼ご飯食べられたら気持ちがいいのです」
 大きな眼鏡の奥でひときわ大きく瞳が見開かれているのは、川の清らかさと陽の温もり、風と緑と大地が心地良かったから。
 やがて周囲を見渡し手頃な岩を見つけると腰掛け、のんびりとせせらぎの音に聴き惚れ……。
「はっ!? こんなことをしている場合じゃ……お仕事をしないといけなかったのですよ。わたし」
 脇に置いておいた竪琴を抱え上げ、ぽろんと爪弾く。感謝の言葉が出たのは、ついうとうとした手が触れて気付いたから。そんな気持ちも込めた、やさしい音色が渡る。


こんにちは ごきげんいかが
今日は バラと 紅茶がお勧め
香り 光 みんな揺れてる 楽しい雑貨店


 どこかの店を思い浮かべているのだろうか、そんな歌を口ずさむ。
「今日は紅茶がお勧めなのか?」
「はっ!」
 突然の声に驚くカティス。
 見ると、先客だったのか少し向こうのくぼんだ所から昼寝をしていたわんぱくそうな少年が顔をのぞかせていた。
「えと、歌もお勧めですよ。なにが良いですか?」
「じゃ、カッコいいの」
 まるで雑貨屋で働くように注文を聞くと、そんなこたえ。この子らしいとくすっと笑う。
 そして、ベル「ジラディウス」を取り出すと激しくしゃんしゃん鳴らし始める。戦う勇者の歌だ。
 この音楽に少年、乗った。
 よっ、と飛び起きると棒を取り出し曲に合わせ戦う。
 それを見て子どもたちが集まってきた。
「ちょっと休憩するのです。よかったらおやつも」
 歌が終わると大きな籐かごから前日に仕込んでおいた一口スイートポテトを配る。
「良いお姉ちゃんだな!」
 カティスを囲むように寄ってきては受け取り頬張る少年たち。
「……えと。知っているとは思うのですが」
 ここで悪戯っぽく笑み。指を鳴らして魔法のようにプラカードを取り出した。
「楽しいイベントがあるのです。よかったら来てほしいのですよ♪」



 一方、同時刻。
 悠月は街の中心部に繰り出していた。
「うわあ……」
 広場はちょっとした市場の様相。野菜が売られ、鶏肉が買われ……。
 実はもう、人ははけてこれでも落ち着きを取り戻していた。朝一番とは違う。代わりに、ちょっと休憩する人、のんびりひなたぼっこをする人などもいる。
「少し緊張するけど……」
 一瞬ひるんで小さくなった悠月だがすぐに胸を張った。
 恥ずかしがることはない。
 なぜなら、自分は自分だから。
 そんな思いがあったかどうかは分からないが、人の動きに、営みに、彼の心が惹かれた。
「わくわくしちゃうよね」
 すでに、広間の雑踏の中リズムを見つけていた。
 瞳を伏せ、さらに感じる。
 たん、たんと足先で出だしを合わせる。
 そして、顔を上げ瞳を開いた!
「僕の歌……響け!」
 シャウトしてまずは振り向かせる。
 すぐに歌詞に入ったのは、アカペラだから。前奏で引っ張ってくれる奏者はいない。


街に揺らめく蜃気楼 影と光が在る中で
誰も気付いてくれないよ 
だからボクは飛び立つんだ


 切迫した歌声は、悠月自身の不満を訴えているのかと勘違いした優しい大人を気付かせた。
 だが、紡ぎ出される音程の迫力に、響きに、これが歌なのだと気付かされる。
 続けて風となり駆け抜け街にいる同じ境遇の少年と出会う内容を歌う。
 聴く者の脳裏に浮かぶはやてのごとく流れる光景。伸ばした手と手の触れ合い。友情。


堪らない!


 声を絞って周りを見る悠月。馴染みのない早さのリアルブルーポップスに戸惑う瞳とぶつかった。
 気付いて指差し歌うのだ。
「堪らない!」
 すると……。
「堪らない♪」
 同じ調子で応えてくれた。
 リズムを共有してくれたのだ。
「じゃ、もっと行くよー!」
 青の世界でも良くやった煽り。ようやく拍手がリズムを生み出した。
 後は駆け抜けるように歌うだけだ。

「……あの歌、何なの?」
 やがて歌い終えた悠月に、小さな女の子が聞いてくる。
「僕と聴いてくれた人だけの秘密の歌だよ。……仲間と一緒にまたやるから、ぜひ見に来てください!」
 観客からお礼にもらったパンにかじりついていた悠月。女の子にこっそり話すと今度は立ち上がり、周りに笑顔を振りまいた。



 そして夕方。
 小太が夕方の広場に通り掛かると、フラがいた。
 誰もが家路を急ぐ中、1人踊っている。
 そして誰も、気にとめる風ではない。
「フラさん……」
 小太は思わず駆け出して手伝おうとするが、フラと目が合った。
 1人で頑張る、という瞳。
 実際、頑張っている。時々人が足を止めてはうんうん頷いているのだ。踊る背後には公演の告知を張り出している。
「フラさん、もし時間があいてたら見に来てくださいねぇ?!」
 小太、それだけ叫んで駆け出した。心の中で応援しながら。

 その後、夜。
 旅館の前で小太が深呼吸している。
「人前で1人というのはかなり恥ずかしいですけど……が、頑張るのですよぉ」
 日中、フラの頑張る姿を見た。ほかの仲間の様子も見た。
 誰も人前で1人だった。
 その姿を思い浮かべる。
「ま、まずは人を集めないとですし、軽く笛で何か曲をやりましょうかぁ。静かな曲なら丁度いいですしぃ」
 横笛に唇を添えると落ち着いた。
 清らかな音が静かな夜空に溶け込む。
 巫女装束で路傍に正座し、静かに奏でる姿は道行く人の足を次々と止めていった。
 やがて曲を静かに終える。
「ねえ、ほかにも聴かせてよ?」
「は、はわっ! いつの間に……は、はい。では歌も交えていくのですよぉー。皆さん、よろしくお願いしますぅ」
 いつの間にか集まっている人にびっくりして照れる。今度は三味線で唄も吟じる。
 ちゃんちゃん……と心地良い音色。
 しばらくして、終演。
「異国の奏者さん、踊りも見たいな」
「ふ、ふわっ!」
 今度は頭の上からの声。見上げると窓から女性が顔を出していた。
「楽器をしてくれる人がいれば……」
 思いも寄らない場所からも聴かれ、すっかり恥じ入り真っ赤になる。
「仕方ない。じゃ、俺が合わせようか。あんたも明日からのステージに立つんだろ? よろしくな?」
 人だかりから吟遊詩人が出てきた。郷祭にはこういった人たちも多く集まるのだと改めて感心した。
「じゃ、じゃあ静かにゆっくりとした舞でいきますよぉー」
 扇子を取り出した小太がその吟遊詩人と簡単な打ち合わせ。
「じゃ、いくぜ?」
「お、お願いします」
 ゆっくりした旋律に、遠くを見やり扇子の先に視線をやったりと幻想的に舞う。
 実はフラもいた。「月夜によく似合うなぁ」と溜息を漏らすほど、独特のひとときを作り出すのだった。


 そんな月夜の、どこかの酒場。
 カチャ、コトン……と食事や飲酒を楽しむ音。
 ザワザワ……と重なる会話のさざめき。
 人は多く雰囲気も良く、上品。時折、笑い声。歓声。
「大いに食べて飲んで……いいわね」
 カウンター席に座るケイが髪を指に絡めて耳の後ろに掛けた。
「街の中でもかなり筋の良い客が集まる。……ウチの自慢でもあります」
 バーテンが微笑してこたえる。
「大切にしてあげるわ」
 にま、と笑みで応じるケイ。すでに打ち合わせはしている。
 行くわ、と眼を細めてから第一声。


シャバラ? シュビルデ・シュドュルシュ……


 スキャットから入った。
 静かに。それは囁き声のようで、何かを問い掛けているようでもあった。
 数人が気付き振り返る。
「ふうん」
「うわ……」
 実はこの酒場に、キーリと悠月もこっそり来ていた。端の席だ。遠くで唐突に歌い出したケイの度胸と歌唱力に感心する。


ア・リトゥル、リトゥル、リトゥル……


 ケイの歌声は伴奏がなくとも心を揺らすようで、人々の心に寄り添うよう。次第にノリ良く陽気な気分を誘うようにジャズナンバーを歌い上げつつ席を立ち、舞台へ。
「わあぁ」
 カティスもやって来た。
 透明感と力強さ。相反する歌声を使い分けるケイの歌に立ち尽くした。そこに「こっちこっち」と悠月が手を振る。
「うわ、すごい……」
 今度はフラと小太も。酒場全体が彼女の歌声にそれとなく耳を傾け一体になっている様子に驚く。「はい、こっち」とキーリの上げた手に気付き、そちらへ。

 やがて歌い終えるケイ。
 万雷の拍手が彼女に送られた。
「明日は彼らとやるわ。……どんな楽器が乗るのかは、お楽しみ」
 アピールして舞台を下りる。
「ケイさん、お疲れさまっ」
 皆の待つテープルに来るとそう言ってフラが酒を渡してきた。
「心躍る未来と人生に乾杯」
 酒を受け取ったケイ。最後に酒場に振り返りそう言うと、杯を掲げる。



 演奏当日。
 「リラ・ゼーレ」のライブは多くの聴衆が集まり大盛況。
 ステージに注目する人々の中には知った顔もいた。
 河原にいたわんぱくそうな少年が、「エルフのおねーちゃーん」と声援を送る子どもが、パンを持ったまま手を振る人が、月夜に演奏した吟遊詩人が。
 そして舞台で最初の曲をやったケイが杯を掲げる。
「心躍る未来と人生に!」
 数人の客が、杯を掲げる風にしてそう応じた。
 今日はシェイクスの伴奏がある。
 ライブはこれからが本番だ。

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参加者一覧

  • 夢を魅せる歌姫
    ケイ・R・シュトルツェ(ka0242
    人間(蒼)|21才|女性|猟撃士
  • ティーマイスター
    カティス・フィルム(ka2486
    人間(紅)|12才|女性|魔術師
  • 感謝のうた
    霧雨 悠月(ka4130
    人間(蒼)|15才|男性|霊闘士
  • メテオクイーン
    キーリ(ka4642
    エルフ|13才|女性|魔術師
  • 百年目の運命の人
    弓月・小太(ka4679
    人間(紅)|10才|男性|猟撃士
  • 開拓者
    緋乃宮 姫翠(ka5031
    人間(紅)|14才|女性|舞刀士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/10/31 13:31:15
アイコン 相談場所です!
緋乃宮 姫翠(ka5031
人間(クリムゾンウェスト)|14才|女性|舞刀士(ソードダンサー)
最終発言
2015/11/02 20:26:04