• 郷祭1015

【郷祭】同人誌即売会できますって

マスター:龍河流

シナリオ形態
ショート
難易度
易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~10人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
無し
相談期間
5日
締切
2015/11/16 22:00
完成日
2015/11/27 01:41

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 村長祭も終盤に入ったジェオルジの、とある大きな建物前に荷馬車が一台到着した。
 疲れた様子の馬を牽いて来たのはハンターの一行。待っていたほとんどが女性の一団に、笑顔で馬車ごと荷物を引き渡す。
 待ち兼ねていた風情の女性達は、凄まじい勢いで馬車から荷物を引き出し、中身を確かめて感涙にむせびだす。

「新刊が~」
「原稿も! 綺麗なまま! ですわよっ」
「よかったわ、これで即売会が開始出来るのね」

 荷物の中身は、ほとんどが真新しい本。
 これらは村長祭の一角で開催される、同人誌即売会なるイベントで販売するために印刷され、工房から運ばれてきた。
 途中で盗賊に持ち去られる災難はあったものの、ハンター達の活躍で無事取り戻され、依頼人達に引き渡されているところだ。

「では、これで納品完了ということで。遅くなって申し訳ありませんでした」
「いいえ、そちらも災難でしたよね。休養がてら、明日からの即売会を見て行かれません?」
「えっ」
「行きまーすっ! あ、搬入もお手伝いしますね」

 印刷工房の女性職人が、受け取り側代表の女性とにこやかを通り越えた同志の笑顔で、新刊の内容がどうとか語り始めた。
 ちなみに、ここに届いた本は全てが女性向けに作成された、男性同士の恋愛ものである。長年の流行は同盟海軍の士官同士の恋愛模様。今回は、連合軍の代表選挙に駆り出された某氏モデルの男性指揮官が大人気だ。
 他には、契約者とハンターに始まる新ジャンルで、歪虚やその勢力に関する存在と人の愛憎入り乱れる物語が増加傾向らしい。
 あくまでも、『男性同士』が重要で、男女間恋愛は存在しない。

「男同士とか、ありえない。帰りたい」
「あはははは、男同士は駄目ですか。でも今回から、男性向け創作もあるんですよ。読みます?」
「はあ……」

 受け取り側で唯一の男性が朗らかに笑いつつ、印刷職人の男性に自分が持っていた本を差し出した。気のない様子でペラペラとめくり出した職人だが、すぐに目の色が変わった。

「俺も、明日は来ます!」
「ぜひ。あ、明日はコスプレだったかな? 仮装もあるんです。女性が多そうだから、楽しいと思いますよ」
「こすぷれ……あぁ、好きな本の主役の仮装したりする奴でしたっけ」

 主役に限ったことではないが、今回の販売会ではコスプレと呼ばれる仮装も出来ることになっている。リアルブルー文化を学んで、イベントも色々と幅を広げているらしい。
 ちなみに男性向けの創作は、大人限定のきわどい物から美少女、美女の絵を眺めて楽しむ画集、女性向けの高級肌着のカタログに模した本まで、こちらも多種多様に揃えている。
 あと特別ジャンルとして、男性向けの男性間恋愛ものもある。
 そう聞いた職人は、ものすごく理解出来ないという顔付きになったが。

「他に女性向けの、女性同士恋愛ものもありますよ。色々な人がいるんですって」
「……そーすか」
「男と女がいれば、組み合わせは三通りです。そのどれを好むかなんて、個人の自由でいいじゃありませんか」

 そんなわけで、ジェオルジ村長祭では二回目の同人誌即売会。
 ジャンルの幅を広げて、開催である。

リプレイ本文

 どうじんしそくばいかい。
 何のことだかさっぱり分からないが、本を売り買いする場だと聞く。
 どういう本を売るんだか知らないが、弟が『一緒に来てくれたら、絶対に稼げるから』と力説するので、龍華 狼(ka4940)は現地に来ていた。
 弟の龍華 白(ka4949)は慣れた様子で入口を抜け、指定された机がある場所で荷解きに掛かっている。
「お兄ちゃん、お隣の人にこれを渡してご挨拶してきてくれる?」
 黙々と働いていた白がしおらしくお願いして来たので、狼はよし任せろと数冊の本を受け取った。安心した様子の白は反対側のお隣と、笑顔で挨拶を交わしている。
 あまり自分から動く方ではない弟が、わざわざ自分まで連れて来る集まりを楽しみにしている様子に嬉しくなった狼は、特大の透明な猫を被って隣の女性陣に薄い本を差し出した。
「今日は弟と来ました。よろしくお願いします」
 兄弟で参加なんて、内容が楽しみだわと笑顔で本を受け取ってくれた相手も本をくれた。その内容には狼は欠片も興味はないが、くれるのなら何でも有難くいただいておく。
 白が読んで面白くないといっても、風呂の焚き付けくらいにはなるよなと罰当たりなことを考えていた狼だが、先方が一緒にパンもくれたので『ちょっとは大事にしてやろう』と考えを改めている。

 同人誌即売会。
 加えて、コスプレ会場。
 同人誌に興味はそれほどないのだが、その本を取り戻す依頼を受けたし、コスプレイベントなら以前に参加したことがある。衣装もあるし、知り合いも参加しているから、ちょっと覗いてみようと向かったエルバッハ・リオン(ka2434)は、だがしかし、相当に目立っていた。
 衣装そのものはゴシック様式のドレス。目立つのは、まず背中の翼だ。
「あのぅ、それってナイトノワールでいいですか?」
「はい。あ、お邪魔になりましたか?」
 かなり大きな石の翼。もちろん石に見えるように作った、実際は柔らかな素材の翼だが、とにかく大きい。ハンターのエルは平然と歩いているが、一般人なら男性でもすぐに疲れてしまいそうな重量がある。
 その分見栄えがいいので目立つのと、
「あのぅ、この見本はどこかで注文を受けてくれるのですか?」
 女性用高級肌着のカタログに模した淫靡な画集を手に取り、しげしげと眺めた後に尋ねたりするからだ。
 描いた奴は目の前で美少女に画集を眺められる状況に耐えかねて逃亡を決め込み、エルに答えてくれる人はいなかった。

 同人誌即売会とは、自費出版した本を売買する集まりだとか。
 扱われるのは本ばかりではないと聞いたし、依頼で同人誌に関係もした。リアルブルー文化に触れたいアシェ-ル(ka2983)は、この機会に更なる知識を得ようと会場にやってきた。大事な本を取り戻してくれた彼女を見て、挨拶してくれる参加者も少なくない。
 中には、
「これ、サイズがいいみたいだから着てみない?」
 本の他に、手作りのヘアアクセサリーを売っている女性が、ごそごそと出して来たのは明らかにリアルブルー風の洋服。知る者が見れば、久遠ヶ原学園の制服と言うだろうが、アシェ-ルには『リアルブルー風』としか分からない。
 ちょっとスカートが短いが、『着られる人がいない、勿体ない、着て』と畳みかけられて、うっかり押し切られた。本人も、ちょっと着てみたかったのは内緒だ。
 気分を一新した彼女が向かったのは、やはり依頼で一緒だった遠火 楓(ka4929)がいるはずのサークル「緑青華」。
 しかし。
「今日は嵯峨野だから」
「さがの……さん?」
「そう。他の名前では呼ばないで」
 アシェ-ルより更に多数の参加者から、本や差し入れを山と積み上げられて感謝されている楓は、本日は本名を名乗らないらしい。同人作家を他にはほとんど知らないアシェ-ルは、『舞台に上がった役者さんみたいなもの?』と首を傾げている。
 ともかくも、人がひっきりなしに訪れて忙しそうなので、山積みになった差し入れを崩れないように整えるくらいはお手伝いしよう。そう決心したアシェ-ルだが、
「か、かえ、いえ嵯峨野さん、この本」
「今回の新刊は、ハンター×契約者の『彼岸に燃ゆ』続編に、東方の歪虚業炎擬人化総受け短編集よ。あ、相手は御庭番衆ね。ペーパーはこの間の盗賊どもをモデルに、鬼畜看守による盗賊調教ものを間に合わせたわ」
 意気揚々、滔々と語る楓改め嵯峨野は、これまたリアルブルー作品の舵天照で重要な穂邑なるキャラクターのコスプレだとかで、東方風の落ち着いた服装をしている。自分の作品を語る表情はキラキラと輝いて、自信に満ち溢れていた。
 おかげでアシェ-ルは、穗邑とはそういう雰囲気の人物だと思いながら、出来るだけ薄くはない本の中身は見ないように努めていたが……
 しばらく後、どうしても会場内を見て回りたいと熱望する嵯峨野にほだされて店番を引き受けて、接客にあたふたしている。
 もちろん理由は、
「本の内容ですか、えぇとぉ」
 R18なる分厚い本の内容を、どう説明すればいいのか分からないからだ。

 同人誌即売会ってどんなところ?
 同性愛を扱っている本が多いとかで、知人はあまり好まない様子だったが、流石にそういう物ばかりでもあるまい。他にも面白いものがあるのではないかと、ミラ・ユスティース(ka5631)は興味の赴くままに会場に乗り込んでいた。
 さっそく目に留めたのは、耽美な絵が表紙を飾る本ではなくて、会場真ん中辺りに並んだ正体不明の動物のぬいぐるみだった。
「もふらさま? ふぅん、この本に出てくる精霊……精霊にしては、俗っぽい顔付きね」
 他にも尻尾が二本ある猫にワイバーンぽい龍、馴染みがある物もない物も取り混ぜて並ぶぬいぐるみを一つずつ手に取って、知らないものは製作者に名前や由来を尋ねている。中にはクリムゾンウェストっぽい世界を扱った本もあるのだが、よくよく説明してもらうと全然違う。
 そこが面白いかもと、異世界の動物や精霊に関係する本とぬいぐるみを中心に漁っていたらば、相手もさらに細かく内容を解説してくれる。
「これは阿修羅ファンタジーのノルマンで、国王とええとハンターの女性の恋物語で」
「あ、普通の恋愛ものがあるんだ」
「勿論! あ、その陛下の側近と文官の恋愛模様も一緒に入ってて、すっごくお勧め」
 ものすごい力の入った『すっごく』に興味を惹かれ、ミラは一冊お買い上げ。ついでにぬいぐるみも吟味重ねて、幾つかお迎えする。
 更に動物本を見比べて、これなら一般書店でも売ればいいのにと思っている。

 コスプレと同人誌。
 後者はそれほど興味を惹かれず残念だが、前者は様々な姿の者がいて眼福だ。特にリアルブルーの久遠ヶ原学園と言うのが流行なのか、先程は女の子が通っていったし、すぐ横では女性陣が十代前半の兄弟を囲んで賑やかにしている。
 世の中にこういう会合があるのは知っていたが、参加するのは初めて。視界のなにもかもが珍しいと、ルヌーン・キグリル(ka5477)は観察の目をあちこちに走らせているのだが、浮かれて見えないのは持って生まれた性質だろうか。
 すぐ隣で兄弟のスケッチに熱心な女性陣を見るのは、なかなかに楽しい。こんなに皆が夢中になるなら、久遠ヶ原学園とやらをちょっとは知っても良いかもと、代わりの売り子がいない自分の聖獣界ソーン本を一度仕舞うかどうか考えていたら、誰かが前に立った。
「聖獣使いの本って、ハンターの? リアルブルーにも、ジャンルがありましたっけ?」
「両方ね。こちらが私の前世の方で、こっちはクリムゾンウェストの……」
 うっかり前世と口走り、しまったと顔には出さずに思ったルヌーンだったが、相手の男性は気にした様子もない。彼女の頭に咲く花や繁る葉も、飾りだと思っているらしく『綺麗に結えてますね』と褒め言葉を寄越してきた。
 日頃はあまり人前に顔を晒すことがないルヌーンには新鮮な反応で、わざわざコスプレだと説明せずとも良いのかと気楽に構えるようになった。
 当人は気楽にし始めたのだが、周りの誰もさっきまでとの違いは分からないだろう。でも、ルヌーンは楽しんでいる。


 急いで一回りして、ニッチな本の数冊も仕入れたら、アシェ-ルに迷惑にならないように戻らねば。
 そう思っていたのは最初だけ。新刊を漁るのに一生懸命になっていた楓こと嵯峨野は、男性向けスペースにも突撃していた。中間の動物愛護は二次創作もあったが、基本的に動物で獣人とかではなかったので、少々期待外れだ。が、絵柄が気に入ったのは漏らさずお買い上げ。
「あら、触手」
「蔦ですよー。彼岸に燃ゆを見て、植物系歪虚と人間に挑戦してみました」
 ハンターの特徴は良く分からないので、同盟陸軍兵士だけどと返してきたのは、確か主催者達の一人だったと嵯峨野の記憶が呼び起こされる。主催サイドで唯一の男性だ。
 それはいいとして、同盟の流行は海軍なのに陸軍を持って来るとは挑戦的だと、海軍程垢抜けない制服姿の表紙を眺め、嵯峨野は財布を取り出した。依頼の事もあり、献本するというのを断って、きっちり代金を支払った。
 いかにあの依頼がイベント開催に重要だったとしても、それに甘えてはいけない。今払う代金は次回の新刊に繋がるのだ。と、嵯峨野が相手に語っていたら、重そうに見える石の翼を平然と背負うエルがやってきた。
「楓さん」
「嵯峨野と呼んで」
 さっき別の人物と繰り返した会話の後、エルが言うのは『スペースが空のまま』と。欲しい本があるのに、売り手が行方不明なのだ。主催男性と一緒に向かうと、そこに積まれているのは一際装丁の立派な本が数種類。
「この肌着の見本、なかなか面白いと思いませんか? こちらはドレスの見本画のようです」
「ふーん、こっちの人はこういうのに萌えるのね」
 このドレスの色違いなら欲しいとか、目付きが艶っぽいとか、ほぼ男性ばかりの男性向けスペースでコスプレ女性が二人、半裸の女性の絵を眺めて会話している。そこだけぽっかりと人がいなくなっているが、しばらくすると主催男性が一人の青年を引きずってきた。こちらがエルが探していた売り子らしい。
「全部、買います」
「私も資料とお土産に二冊ずつ、あ、やっぱり三冊」
 装丁の分、重量もそこそこの本を抱えて、ご満悦の二人がさあ次はどうしようかと歩き出そうとしたら、
「献本するので、お姿を描かせてください」
 薄い本を捧げ持って、片膝でも付きそうな勢いの男性陣が、二人の後ろで人垣を為していた。
 あぁ、カメラはないからスケッチで、それはつまり時間が掛かると嵯峨野は思ったが……うっかりとなけなしの愛想笑いをここで発揮してしまった。
「手早くね。それと創作のモデルにされるのは嫌よ」
 結局なんだかんだで出歩いたのは、小一時間。
「新刊は、全部売り切れです。ペーパーはもう少しあるので、よろしければお持ちください。嵯峨野さんは、今席を外してます~って、エルさんじゃありませんか!」
 両側のスペースの人達から支援を受けつつ、必死に店番をしていたアシェ-ルが、戻って来た嵯峨野と一緒にエルを見て驚き、更にその買い物内容を窺って硬直していた。
 エルと嵯峨野は大収穫だとほくほくしている。

 コスプレとは衣装に凝るものだと思っていたが、中には化粧や髪型の方がすごい人もいる。その中でも生花をあんなに頭に飾るのはすごいなぁと、ミラがしげしげと見ていたら相手も気付いたらしい。
「マンドラゴラが珍しい?」
「え、マンドラゴラってそんな花なの? 近くで見てもいいかな?」
「……触らなければ」
 割と無愛想なルヌーンの対応にも気後れせず、ミラはひょいひょいと近付いた。服装も変わっているのは、コスプレと言うより北方の出身かと思いつつ、マンドラゴラの花とやらをとっくり拝見している。
 ルヌーンも、ここではわざわざコスプレと断らなくても、平然としていれば良いと気付いたので、不用意に近付いてくる輩以外とはそれなりに会話を楽しんでいた。傍目にはそう見えないが、これまたそうしたキャラクター性だと思われているようだ。
 ミラも観察をしてから、北方らしい代物でもないかと改めてルヌーンの扱う本などを見せてもらい、ソーンの解説本に目を止めた。
「こういうのが他の作品にもあると便利よね。リアルブルーの作品だと内容を調べるのって難しいもの」
 もしもソーン以外があれば、そちらも買いたいという顔付きのミラだが、残念ながらルヌーンはソーン一辺倒。
 実はそこから転生してきたんだと話したら、流石に驚かれるだろうかと、ルヌーンはらしくもなく悪戯心を起こしている。

 本が早々に完売したので、白と狼の兄弟は周囲のご希望に応えて、スケッチのモデルになっていた。服装は二人とも、久遠ヶ原学園の初等部制服。
「なんで皆、くっついたのがいいんだよ」
「さあ? でもお菓子貰ったし……」
 普段なら白が抱き付こうとするだけどぽかりと殴ってくる狼だが、今回はモデル。しかも本や食べ物を貰ったから、仕方なさそうに付き合ってくれる。その表情が良いのだと、少年愛の美学に傾倒する一部に大もてなのは、白しか理解していなかった。
 白は白で、この機に大好きな兄にくっつくのを満喫している。本も中身が見られなかったので一安心だ。狼が内容を理解するとは思えないが、リリカルと銘打とうがBLはBL。『だってお兄ちゃんがかわいすぎるのがいけない』なんて、タイトルだけで引き裂かれる様が目に浮かぶ。兄弟リバなるコアなジャンルの『天昂く』なんて、表紙を捲ったところで本気で殴られるのは必至。
 しかし大丈夫。同人誌もエリュシオンも舵天照も知らない狼は、とにかく売り子をして完売出来れば本日夜はご馳走だという白の弁を信じて、今も頑張ってくれている。多分に、お姉さん達がくれるお菓子が目当てなのは、血の繋がりはなくても兄弟として過ごして長い白もよく承知しているのだが。
「二人ともハンターなのよね? 最後に、戦っている時の構えの姿勢をお願いしてもいい?」
「そういうのの方が得意だ、任せてくれよ!」
 可愛く二人で寄り添ってねなんてご要望にほとほと嫌気がさしていたようで、狼が威勢よく、満面の笑みで頼んできた女性に応えている。反対に、白はちょっと面白くない。
「僕は銃がないと、ちょっと」
「カッコだけでいいんだよ、ほら並べって」
 ごねてみたら、狼に背中をどんと叩いてどやされた。
 並んでいいと狼が言うなら、白に文句はない。

 やがて、即売会も無事に終わったしばらく後。
「こ、この服で帰ってきちゃ駄目でした」
 心身の疲労の余り、うっかり借りたコスプレ衣装のまま帰りかけたアシェ-ルが、慌ててきた道を引き返していた。
 彼女の服を間違えて持ち帰った貸し主と連絡が付かず、結局そのまま帰る羽目になるのだけれど。

依頼結果

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MVP一覧

重体一覧

参加者一覧

  • ルル大学魔術師学部教授
    エルバッハ・リオン(ka2434
    エルフ|12才|女性|魔術師
  • 東方帝の正室
    アシェ-ル(ka2983
    人間(紅)|16才|女性|魔術師
  • 狐火の剣刃
    遠火 楓(ka4929
    人間(蒼)|22才|女性|舞刀士
  • 清冽なれ、栄達なれ
    龍華 狼(ka4940
    人間(紅)|11才|男性|舞刀士

  • 龍華 白(ka4949
    人間(紅)|14才|男性|猟撃士
  • 素直になれない
    ルヌーン・キグリル(ka5477
    人間(紅)|21才|女性|魔術師
  • ノリノリでGO!
    ミラ・ユスティース(ka5631
    人間(紅)|25才|女性|疾影士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 相談卓 ~なんとなく~
アシェ-ル(ka2983
人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル)
最終発言
2015/11/16 21:11:56
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/11/16 19:03:53