• 龍奏

【龍奏】星の傷跡~遭遇戦

マスター:草なぎ

シナリオ形態
ショート
難易度
難しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2016/05/02 22:00
完成日
2016/05/07 12:22

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

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オープニング

「星の傷跡か……」
 傲慢の将シヴァ麾下の上級歪虚インドラは、リグ・サンガマの北にあるという「星の傷跡」と呼ばれる場所へ上空から降り立った。正確には、その周辺にあるマテリアル鉱石などが転がっている岩棚の側、と言うことになるが。余りにも広大な場所なので、正確な位置は把握できない。
 この地の状況は王国で活動している歪虚であるインドラもよく分かっておらず、人類と強欲の激しい戦いが行われていることは聞き知っている程度だった。
 なぜここにインドラがいるかと言うと、さしたる理由は無かった。現在シヴァは一時リベルタースの海中に退避しており、王国西方での活動は他の仲間が動いていた。インドラはフリーであり、要塞から飛び立って北へ向かったのであった。
 人間と共闘のそぶりを見せる龍人などがいるらしく、興味をそそられたということもあった。インドラは岩棚の間から星の傷跡に入り込んだ。

 ハンターたちは、このリグ・サンガマの更に北にあるという星の傷跡に威力偵察に向かっていた。何人かのハンターがすでに奥に進んでいた。周辺には純度の高いマテリアル鉱石が転がっている。今は余り意味は無い。リグ・サンガマでの作戦がここまで成功した今、マテリアル鉱石自体を持ちかえる機会はまたあるだろう。あるかもしれない。いずれにしても、もはや事態は龍鉱石を集めていた時とは異なる。
 この辺りの洞窟は無骨な岩肌だったが、ところどころ星粒のようにマテリアルが輝いている。星の傷跡とは一体なんなのか……。膨大なマテリアルが流れ込んでいることは確かなようだが……。

 ハンターたちは幾つかの道が分岐している場所で止まった。どの道も淡く光っている。そろそろころ合いか……。このままいったんキャンプを張ろうとしていたところへ、ハンターの一人が警戒の声を上げる。
 道の向こうから、一体の龍戦士が姿を見せる。ザッハークとか言ったか……あれを小さくしたような強欲であった。後ろにはリザードマンを従えている。どうやら巡回中の敵と遭遇してしまったらしい。強欲の歪虚戦士は、何事かわめくと、剣を抜いた。どう見ても友好的な雰囲気とは思えない。「あなた」たちはどうするか思案した。ここはいったん後退するか……。そんなことを考えていると、後ろから声がした。
「星の傷跡とは随分と美しい場所だな……? おや……? 人間か……」
 ハンターたちはその金髪の男が歪虚であることをすぐに確認した。羊のような黄金の角を生やした、金色のオーラを纏った戦闘服を身に付けた歪虚であったからだ。この風貌は……恐らくは傲慢……?
 ハンター達はこの正体不明の歪虚をどうするべきか思案した。が、熟慮する時間もない。そうこうする間に前方の強欲は迫ってくる。
 傲慢――インドラは、ハンターたちがほぼ見たこともない魔具ヴァジュラを腰から持ち上げると、念を込めた。ヴァジュラの両端から雷を伴った刀身が伸びる。
「自分の身を守るのは自分しかあるまいな」
 インドラは自身に向けて言ったのだが、ハンターたちには歪虚が自分たちに向かって放った宣戦布告と受け取った。この状況では無理もないが。
 北の大地の奥深く、偶発的な遭遇戦の行方がどうなるか、この時ハンターたちには予測が付かなかった。

リプレイ本文

 強欲対応班――。
「フム……さしずめ、前門の虎後門の狼と言った状況だな……や、前門の方は虎ではなく龍と言うべきかな」
 久延毘 大二郎(ka1771)は強欲に対して戦闘態勢に入る。
「確か、こういう状況をリアルブルーでは『前門の虎、後門の狼』というのでしたか」
 と呟き、エルバッハ・リオン(ka2434)は「自分が陥りたくはありませんでしたが」と今度は嫌そうに呟いた。
「憂いは絶たないとね。僕達で青の龍族との絆を取り戻すんだ。未来のために……」
 アルファス(ka3312)は言った。かつて人を見放したという青竜は、再び人類と道を歩み始めている……が。
「道を作らねばならん。調査によって明らかになる情報が多いほど、この後の作戦が楽になるだろう。この戦いも死力を尽くすには相応しい。星の傷跡へと続く道を照らしてみせよう」
 言ったのは赤褐色の肌をしたドワーフの男バルドゥル(ka5417)。
「前後に敵とは、厄介ですね」
 夜桜 奏音(ka5754)は双眼鏡で強欲の様子を確認する。強欲の戦士は何事か指示を出しているが、今のところ敵に大きな動きは無い。
「あぁぁ、上級が2体も居るのにぃ~……そこの傲慢、強欲とのバトルが終わるまで逃げんなですよぅ!」
 星野 ハナ(ka5852)はインドラにびしっと指差してから、強欲に向かう。
「くそぅあの強欲随分離れて隊列組んでますヤな感じですぅ……もっとみっちりくっついててくれないとブッコロしにくいじゃないですかぁ」

 インドラ対応組――。
 鞍馬 真(ka5819)はLEDライトでインドラを照らし出した。八雲 奏(ka4074)もインドラに向かう。
 鞍馬は、妙な感覚を覚えて、インドらを見やる。武器に手はかけていたが、まだMASAMUNEは抜いていなかった。そして、鞍馬はインドラが持っているヴァジュラ剣に気付いた。
「あれは……」
 先のシヴァ麾下の歪虚が使っていたヴァジュラにすぐに気付いた。直接戦ったのだから当然だが。
「その剣……きみ、友達にジェーリンガムという奴はいないか?」
 すると、インドラはヴァジュラ剣をすっと下ろして、思案顔で鞍馬を見やる。
「ジェーリンガムはシヴァ様麾下の戦士だが。何か?」
「きみのお仲間とはよく戦っていてな……彼とは先日戦った。まさかこんなところでまたシヴァの麾下と会うとは思ってもみなかったが」
「ふむ……妙な因縁もあったものだな。星の傷跡……だったか。今お前たちはここへ集結しているのだったな」
 八雲もやや心持安堵した様子でインドラを見やる。鞍馬からシヴァのことを聞く。金剛杵に似た武器からインドラに興味を持つ。殺気もそれほど感じられない。八雲は礼儀正しく挨拶をした。
「あら、変わった武器をお持ちなのですね……」
 八雲はヴァジュラに目をやる。
「私は神仏に仕える巫女、八雲奏。貴方様は傲慢に属される御方様とお見受け致しますが……。その御手にもたれた神器は金剛杵……ヴァジュラではありませんか?」
「うむ。ヴァジュラはシヴァ様麾下の戦士が持つ魔具だが……神器、とは?」
 傲慢といえば神や悪魔の名を冠する存在が所属する勢力でしたね……。八雲は続けた。
「私の世界では帝釈天様、又の名をインドラ様という雷神様の所有物。 貴方様の御名をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「私か……。私はインドラ。私の世界、と言ったな娘。であれば、そなたはリアルブルーから来た者か」
「さようでございます」
「そうか。リアルブルーの神のことは知らぬ。帝釈天や雷神のこともな。だが奇妙なものよな。二つの世界を繋ぐお前たちの口から、別の世界に同じ名の神がいることを聞かされるとは。勿論私は神ではないが」
「なるほど……貴方様が偉大なる神仏の御名を持たれるのであれば、みだりに刃を向けるわけには参りませんね。しかし、傲慢の歪虚であるインドラ様が何故この北の地に?」
「ほほう……。娘。人間にしておくには惜しい奴。私も竜に幾ばくかの興味を覚えてな。どれ、少し話を聞かせてみよ。この地で一体何があった?」
 鞍馬と八雲は顔を見合わせる。この傲慢の好奇心を満たしてやるうちは、戦うことにはなりそうにない。鞍馬と八雲は、リグ・サンガマでの出来事をインドラに語りだした。

「どうやらあちらの傲慢は二人が止めてくれそうだ」
 久延毘はトランシーバーで状況を確認する。
「では僕達は心置きなく強欲対応に当たるとしようか」
 アルファスは言った。
「宜しく頼むよアルくん」
「任せてくれ毘古さん。ではバルドゥル君始めようか」
「承知した」
 アルファスとバルドゥルは前に出た。エルバッハと久延毘、夜桜は配置に着いた。
 星野は前に出た。「ブッコロですぅ」とは言え無理に出るとタコ殴りにされるので、距離は保つ。
 強欲の戦士の声が聞こえてくる。
『いよいよ我らが王がお目覚めになる。心をつなぎとめられた我らが王……おいたわしい……。だが、我らが竜は、どこまでも王とともにあるのみぞ! 人間など皆殺しだ!』
 ――ガオオオオオオオオオオオオオ!
 強欲たちは前進して来た。
 星野は水竜の呪符「アムニス」、そして陰陽鎧「六合」から符を装填し、地縛符を解き放った。
「なーにがおいたわしいですぅ? 王が来るならブッコロすまでですよぅ」
 星野乱舞。そして逃げる。
「では参りましょう」
 アルファスは射程20のデルタレイを撃ち始めた。ズッキュウウウウウウウウ! ズッキュウウウウウウウウ! ズッキュウウウウウウウウ! 閃光が強欲を貫通する。
 夜桜も地縛符を展開する。
「こちらは後衛ばかりなので近づかないでくださいね」
『おおおおおおおお! 人間どもが!』
 ドラッケンたちは突撃して来た。しかし――。地縛符発動。次々と泥に足を取られて行動が鈍る。
『ぐお! おのれ!』
 ――オオオオアアアアアア! リザードマン達は滅茶苦茶にブレスを吐きだした。
「炎の舞いは中々に壮観であるが……」
 久延毘はファイアーボールを叩き込んだ。炎弾が飛び、強欲の群れの中で炸裂する。
 ――グオオオオオオオオオオ! 焼き尽くされて絶叫する竜達。
「では、私も参りましょうか」
 エルバッハは、ばばばばっと、印を結ぶと、「猛き炎、荒れ狂え! 炎舞炎弾!」とファイアーボールを連射した。
 ドッカンドッカン炎が炸裂する。強欲たちの悲鳴が洞窟内にこだます。
「久延毘さん。双炎弾、参りましょう」
「了解した、エルバッハ君」
 久延毘とエルバッハのファイアーボールが乱舞する。ドッカンドッカンドッカンドッカン――。
 リザードマンが消失していく。
「ふむ……この作業はそれほどさしたるものではなかったか……。私の杞憂に終わればそれは良い」
 バルドゥルの身体はクリーム色の優しい炎のオーラに包まれており、そして、炎のオーラで作られた蛇が2匹ほど法具を持つ腕に捻れながら絡み付いている。蛇は鎌首を持ち上げ、焼き尽くされる強欲を観察している様子であった。
 バルドゥルも魔導拳銃で軽く応戦していく。
 ――ガオオオオオオオオオオオオオオオ! リザードマンや龍戦士は泥から脱出しようともがいて、地面にブレスを叩きつけていた。
 しかし、さらに星野と夜桜の五色光符陣が襲い掛かる。星野は次々と符を入れ替えて行く。
「にゃふ~♪ 五色光五色光五色光五色光~!」
 光の結界が強欲を焼き払う。
 続いて、夜桜。五色連陣。竜の目を攻撃。
「範囲で来る前に殲滅しませんと」
 ギャアアアアアアアアアアアアアア! すでに瀕死のリザードマンたちだ。その声も小さくなっていく。
 もはや止めか、追い打ちをかけるようにアルファスから朱雀IIが解放される。マテリアルが翼を広げ炎を纏った真紅の巨鳥の幻影となり、甲高い嘶きと共に破壊エネルギーを射出する。 美しい火の粉が舞い散り、周囲を真紅に染めるほどの輝きを放つ。改良ファイアスローワーの極めし。ゴウゴウゴウゴウゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ! ゴワアアアアアアアアアアアアアアア! まさに不死鳥アタック。解放された火炎が強欲を焼き尽くす。すでに壊滅状態の龍達。
 夜桜と星野が両翼から、そして正面からアルファスと久延毘、エルバッハらが魔法を叩き込む。
 余力を残して五色光。閃光結界が竜の鱗をずたぼろに引き裂く。
「最後の饗宴だね」
 アルファスの朱雀IIが業火をまき散らし――。
「では俺の雷閃『八咫鏡』を受けてみよ」
 久延毘のワンド「アブルリー」の前面に半透明の鏡面が現れ、その中央部より雷撃がほとばしる。バリバリバリバリバリバリイイイイイイイン!
「氷、風、炎……三種の精霊よ……私に力を……舞い散れ解放……マテリアル!」
 エルバッハの協奏。アイスボルトにウインドスラッシュ、ファイアーボールの連弾。氷風炎のワルツが奏でられた。ズキュウウウウウウン! シャキイイイイイイイイン! ドゴオオオオオオオオオ! 
 強欲壊滅。リザードマンは無残に崩壊した。次々と闇へと還元し、消失していく。
 強欲の戦士は、剣を突き、膝をつき、憎しみの眼差しでハンターたちを見ていた。
『王よ……申し訳ありません……もはや……この私の力では……不遜なる人間たちを止めることは叶いませぬ……せめて……王のお側にいることが出来れば……いまやそれもかなわず……』
 バルドゥルが拳銃を手に、ゆっくりと歩いて行った。仲間たちは龍戦士を包囲している。
「強欲の戦士よ、言い残すことはそれだけか」
 バルドゥルはゆっくりと銃口を上げて、龍戦士の胸に狙いを定めた。
『王を解き放て……人間よ……青竜など……粉砕してくれるわ!』
「王? 強欲のか? 今一つ……分からないこともあるが……」
『星の傷跡に、我らが王が封印されているのだ。我らが王の心核が……生きて帰れると思うな人間。ここまで来た以上な』
「そうか。では、私たちは見届けるべきは見届けよう。お前たちに代わってな。さらばだ強欲の戦士よ」
 ズドン! バルドゥルは拳銃の引き金を引いた。銃弾は龍戦士の胸を貫通した。ごふっ……と闇色の血を吐き出し、倒れる龍戦士。そして、その肉体は闇へと還元していった。
「さて……と」
 残るはインドラだが……。

「なるほど。話は良く分かった」
 インドラは鞍馬と八雲の話を聞き、腕を組んでいた。
「竜の力を借りて、我々との戦いの戦力強化に務めた。要約するとそう言うことになるのか。しかしまあ……大した冒険だな」
 八雲は言った。
「無論、歪虚である以上は戦いに迷いはありませんが、神仏の名を冠する存在を斬るのは神殺し。私も全身全霊をかけ、己の魂を淀みの無い刃と化して磨き上げねば。しかし、インドラ様はそこまでの戦闘意欲は無いご様子。冒険が目的なら道を作りますのでお待ち頂きましょう。私達は別の道に進めば良いだけ……」
「…………」
「神と相対するのであれば、相応しい場でなくては。例えば世界が滅ぶような、その瀬戸際で……またお会いできる日を楽しみにしております」
 そこで、強欲を撃破した仲間たちが合流して来た。八雲から状況を聞いた久延毘は、インドラに問うた。
「……随分と高貴な身分の方とお見受けする。是非名前をお聞かせ願いたい」
「自己紹介も長いな……。私はインドラ。どうやらリアルブルーでは雷帝と呼ばれているらしい」
「此方ではあまり見掛けない姿をしているが、此方へは何を目的に来たのだろうか?」
「私もな、星の傷跡とやらを見に来たのだが。詳細はそこの鞍馬と八雲から聞いた」
「インドラ……インド神話の雷神にして帝釈天の名と同じ……彼は一体?」
 星野はうずうずしていた。
「話し合いはこれくらいにして、さっさとブッコロしましょうよぅ」
「ここでやるのか人間?」
 インドラは僅かに首を傾げた。
「もちのろんですぅ~! ブッコロしたくてたまらないんですよぅ」
 星野は五色光を撃った。結界の光は、不意に出現したインドラを包む黄金の半透明のシールドに阻まれた。
 夜桜も地縛符と五色の攻撃でインドラの目を潰す。しかし、インドラは足元の泥を軽く踏みつぶして、シールドを張っていた。
 夜桜はインドラ手と両足の腱を風雷陣で攻撃した。
「これなら、どうですか」
 しかし、インドラのシールドを破るには至らない。
 インドラは高位の傲慢らしく面白そうにこの状況を楽しんでいた。
「今日は貴重な話が聞けた。雷帝インドラか……悪くない響きだ」
 インドラは笑声を残すと、踵を返して立ち去って行った。
「…………」
 鞍馬は吐息した。手にじっとりと汗をかいている。戦ってもおかしくは無かったのだ。それを考えると、お腹がきゅっと痛くなった。
「奏、大丈夫か」
「ええ」
 久延毘が心配するのに、八雲はにっこりと笑った。
「もし奴が君を傷つけていたら、俺は絶対許さなかっただろう」
「あの歪虚は……インドラ様とおっしゃるあの方は、少なくとも今は戦う御様子ではありませんでした……」
 久延毘は吐息して、八雲をそっと抱き寄せた。
 バルドゥルは洞窟の中を見やる。
「どうやら……脅威は去ったようだ。もう少し果敢に攻め込んでみないか。行ける範囲でだが。いずれにしても、しばしの休息は必要であろうがな。この先、大規模作戦があることを考えると、大軍が通れるルートや大型ユニットが通れる道、物資輸送に使いやすい道などを重点的に探し調べていく必要もあろう。ドラッケンとの大規模作戦へと少しは役立つだろう。どうやら、それ以外にも歪虚は集まっているようだがな」
 仲間たちはバルドゥルの意見に賛同する。

 そのまま一日休んで、ハンターたちは探索を開始した。歪虚と遭遇することは無かった。龍戦士がやって来た道は、大きな道の一つに通じていた。広大な空間を発見し、ハンターたちは空を見上げた。北の大地の空が見える。マテリアルの粒子が飛んできらめいている。
「幻想的な光景ですね……」
 エルバッハは空を見上げて吐息した。
 さらに道は広がっていて、広大なトンネルが続いているのを発見することが出来た。そのままトンネルを抜けて、ハンターたちは星の傷跡から出た。
「この道が生かせればそれに越したことは無いが……さて、どんなものか……」
 バルドゥルは言って、星の傷跡を振り返った。
 
 そうして、強欲王メイルストロムが飛び立ったのは、それから間もなくのことであった……。北の大地で、再び大規模作戦の幕が開こうとしていた。

(了)

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重体一覧

参加者一覧

  • 飽くなき探求者
    久延毘 大二郎(ka1771
    人間(蒼)|22才|男性|魔術師
  • ルル大学魔術師学部教授
    エルバッハ・リオン(ka2434
    エルフ|12才|女性|魔術師
  • 《聡明》なる天空の術師
    アルファス(ka3312
    人間(蒼)|20才|男性|機導師
  • 重装鉄壁
    八雲 奏(ka4074
    人間(蒼)|16才|女性|闘狩人
  • ヒールヒラー
    バルドゥル(ka5417
    ドワーフ|47才|男性|聖導士
  • 想いと記憶を護りし旅巫女
    夜桜 奏音(ka5754
    エルフ|19才|女性|符術師

  • 鞍馬 真(ka5819
    人間(蒼)|22才|男性|闘狩人
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナ(ka5852
    人間(蒼)|24才|女性|符術師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 質問卓
アルファス(ka3312
人間(リアルブルー)|20才|男性|機導師(アルケミスト)
最終発言
2016/04/30 21:24:46
アイコン 相談卓
久延毘 大二郎(ka1771
人間(リアルブルー)|22才|男性|魔術師(マギステル)
最終発言
2016/05/01 22:42:03
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/04/30 22:09:36