【闘祭】最強酔剣士きめるで!

マスター:深夜真世

シナリオ形態
イベント
難易度
普通
オプション
参加費
500
参加制限
-
参加人数
1~25人
サポート
0~0人
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2016/06/05 19:00
完成日
2016/06/21 01:36

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

「うわあ、これが『アブサン』?」
 街角屋台「Pクレープ」の南那初華(kz0135)が、グラスの中の緑色をした酒に目を輝かせた。
「そう。とっても強いお酒だからこうやって薄めて飲むんだ」
 一緒にいるPクレープのオーナーでポルカ商会の太っちょ一人息子、ポルテはそう言ってグラスにスプーンを渡すと角砂糖をのせてアブサンを垂らした。そしてたっぷりとアブサンを含み溶けてきた砂糖に火をつける。
 ――ぼっ。
「わっ!」
 何をするんだろうと覗き込んでいた初華、スプーンの上の酒に火がついたことにびっくりした。
「このくらい強いお酒なんだよ」
 ポルテ、そう説明して水を垂らし火を消す。消火と同時にグラスの中の酒を割り癖の強い味に甘味を加えているのだ。緑色の酒がたちまち白くなる。
「こうして水割りにしてもキツイお酒だから気をつけてね」
「でも……Pクレープじゃ取り扱わないんでしょう? どうしてこんなもの……」
「冒険都市リゼリオで武闘大会があるんだけど、その前の催しで珍しくて強いお酒が必要だってことになったんだ。しかも一定量。で、ウチみたいな小さな商会も一枚かむことができたんだ」
 リゼリオで何があったかというと……。

「なに、武闘大会?」
 荒くれ者の集まる、リゼリオ某所の酒場でそんな声。
 どうやらハンター同士で戦う武闘大会の準備がハンターズソサエティの方で進んでいるらしい。
「そんなもんせぇへんでもこのワイが一番強いに決まっとるやん」
 客たちの酒は進んでいる。ノリよくそんな冗談を言いつつ酒をぐびりとあおる姿がちらほら。
「なぁにいっちゃんでぇ、一番はこの俺にきまってらぁ」
 別のテーブルの者にそう言って酒を飲む姿も。すっかり酒場の話題になっている。
「はっはぁ、言うだけはタダだからなぁ」
 別のテーブルからの返しもノリよく、ぐびり。
 危うさもはらむ話題だが、場は荒れない。どうしようもない飲兵衛たちであるようだが、酒を飲んで口論になり場が荒れることのないよう、みな心得ているのだ。
 しかし。
「ま、酒飲んで戦うんなら俺が一番だがな。ははっ」
 誰かの言ったこの一言が余計だった。
 ――がた……。
「なんだと? 酒飲んで……誰が一番だ?」
 ――がたがた……。
「そりゃあ聞き捨てならんなぁ。酒抜きで誰が強くても知りゃしねぇが、酒飲んで戦うなら話ゃ別だ」
 たちまち数人の客が立ち上がったッ!
「酒にめっぽう強くて戦っても強い、なんか文句あるか?」
 最初の男、ぐびり、と受けて立つ姿勢。顎をしゃくったのは「お前らも飲め、話はそれからだ」ということか。
「あったりめぇだ」
「酔えば酔うほどに強くなる、ってなぁ」
 ぐびり、ぐびりとやってからいきり立つ。すでに臨戦態勢だ。
 立ち上がった者たち、物凄いにらみ合い。凄まじい殺気が走る!
 ――がたがたっ!
「待った! その勝負、わしら酒販商人が預かったっ!」
「数日もらえりゃ世界中から強い酒を集めて来る。それ飲んで戦って勝った者が酒も強くて剣も強い、最強の酔剣士ということでどうだ?」
「何、世界中から強い酒?」
 ぎろり、と一斉に視線が集まった。飲兵衛たちにとても利くフレーズだったようで。
 とにかくこうして店内での惨劇は回避された。

「で、武闘大会の前に『最強酔剣士決定戦』をすることになったわけ?」
 何その展開、普通に最強決めればいいじゃない、と初華。
「酒飲みはそんなものみたいですから。で、商人としては決定戦を見に来る客に酒を売って利益を出すことができるから大歓迎なんです」
「ふうん。でもよくお酒の納品仲間にはいれたね?」
「あ。大会の盛り上げには華が必要じゃない? 女性ハンターの参加者を最低一人は確保しなくちゃならなかったんだよ。で、その……ね、初華さん?」
「ほへ?」
 憐れ、初華。
 お酒が弱いのに参加が決定してしまった。

 というわけで、我こそは「酒に強くて剣(拳)も強い」という大虎……もとい、猛者、求ム。


▽▽▽以下、大会概要▽▽▽
大会名:最強酔剣士決定戦
場所:リゼリオの某広場
内容:飲酒直後に戦う、近接戦闘メーンのバトルロイヤル
手順:戦う前に以下の十種類の酒のうち、五杯を選んで飲んで戦う(重複不可)。最後までダウン(10カウントノックアウト)せず立っていた者が勝者
酒の種類:
A…ゴースト・バーボン
B…ダービー・ウォッカ
C…マイルドスピリタス
D…ブランドル・ブランデー
E…ランダム・スコッチ
F…アブサン・フェニックス
G…ラム・ザ・ゴートゥヘル
H…コニャック・トリスメギストス
I…大吟醸「鬼嫁」
J…ストライク・スピリッツ
(※水で割るなどアルコール度を調節し銘柄で酩酊度を判断できないよう、オリジナルの名称となっている)
注意事項:観客を集めたショービジネスである旨を理解して参加すること。ショーを逸脱する攻撃などは禁止。同じ理由で範囲攻撃や遠距離攻撃は禁止。武器や防具は自由だが、観客に誤って危害を加えてしまわないもの限定。武器装備なしは戦意なしとして敗北扱いとなる
△△△大会概要、以上△△△

リプレイ本文


 ここは、冒険都市リゼリオのとある広場。
「長らくお待たせしました。最強酔剣士決定戦、間もなく開始します。それでは、選手の入場です!」
 燕尾服姿の司会の声に、広場をぐるりと取り巻くように詰めかけた酔客……もとい、観客が沸いた。ここが「酒を飲んだら俺、最強」を決める「最強酔剣士決定戦」の会場である。
「まずは、抱える戦斧はウラガンクーペ。島育ちの健康美は人呼んで『イモータル・ブラッド』。ボルディア・コンフラムス~」
「いよっしゃあ、酒で俺が負けるかぁ!」
 コールとともに、酒の屋台にいたボルディア・コンフラムス(ka0796)が振り向き中央に歩いてくる。
 掲げた腕は筋肉質で、大きな斧を苦も無く手にする姿に観客から期待の声がこだまする。
「続きまして、赤い出で立ち覚悟の瞳、二本の太刀で風となる。誰が呼んだか『双刃を操る紅風』。レイオス・アクアウォーカー~」
「タダ酒に真剣勝負。楽しませてもらうぜ」
 今度は食い物屋台で焼き鳥にかぶりついていたレイオス・アクアウォーカー(ka1990)が名を呼ばれ出て来る。
 選手紹介が進み、どんどん出場者が広場の真ん中に設置されたテーブル付近に集まって来る。そこでは出場者に飲んでもらう酒を準備しているのだ。
 そんな中、Gacrux(ka2726)(以下、ガクルックス)がいた。
「……泥酔する様も十人十色ですからねぇ」
 ニヒルに口の端を歪めてくくく、とつぶやき次々集まる参加者を観察していた。瞳は抜け目ない。
「落ち着く様子は子供にも大人気、『闇狩人のお兄さん』こと、鞍馬真~」
「参加してしまった……」
 そこに鞍馬 真(ka5819)がやって来た。
「おや、これは。……酒は勢いでも飲むものですし、いいのでは?」
「そうだな。ワインを背負った敵とも戦ったし、経験にはなるだろう」
 ニヒルな瞳が声を掛け、クールな呟きが返る。手短な男同士の会話である。
 その時、南那初華(kz0135)がコールされた。いつものカントリーメイド服のままだ。
「おい。あれ大丈夫か?」
 観衆から不安視する声が巻き起こる中、初華は知った顔を見つけて寄って来る。
「ガクさん、真さん、来てたの? 良かった、知ってる人いて~」
「聞いてましたよ。それにしても今回はまた、派手な大会ですねえ」
 ガクルックス、ニヒルな瞳からレディに対する瞳に改める。にこやかな様子で初華を迎え、そっと何かを渡す。
「酔い覚ましにこっそり飲むといいですよ」
「う? うん」
 ジュースをこっそり手渡しながら耳打ち。
「そーいえば今回のお酒、どのくらい強いの?」
 初華、ぽややんとつぶやいて手近にあった「アブサン」を飲んでみた。
 瞬間!
「ぶっ!」
 初華、くらっとしてテーブルに手を付くが腰砕け。支えきれずにどさん、ぱたんと二段階で倒れた。
「おっと、いきなりリタイヤか!」
「腰からイってるじゃないか、あの倒れ方。……あの酒、相当ヤバくないか?」
「メイド崩しだ……」
 図らずも今回一番酩酊度を高く調整された酒の威力を知らしめることとなる。



 初華は退場したが、選手紹介はつつがなく進む。
「そして注目選手です! 『今回はアイドルではなくソルジャーだ!』のコメントで参加は、『混沌系アイドル』エリス・ブーリャ~」
「お酒飲みながら戦うなんてサイコーじゃん!」
「おお~」
 愛嬌を振りまきながら入場するエリス・ブーリャ(ka3419)。舞台慣れしているのか周りを盛り上げるのもうまい。酒好きの男性たちから大歓声がわき起こる。
「いい盛り上がりではないか」
 この様子に、観客側に潜伏してコール待ちしていたアルト・ハーニー(ka0113)が頷いている。
 そして呼ばれた!
「……『這い寄る埴輪伝道師』アルト・ハーニー~」
「ふ、酒も飲めて埴輪の魅力を皆に広められる…いい大会ではないか」
 アルト、左肩に乗っている埴輪を高々と掲げて入場。「なんだ、アレは?」などという声も上がるがどこ吹く風。勝てばいいのだ、勝てば、との気概である。
「待ちやがれです!」
 ここで背後から叫び声。
「おっと、ここで因縁をつけるのは『破戒の破壊修道……大事なことですが二回言ってるわけではありません、『破戒の破壊修道女』シレークス~」
 純白清楚なシスター服のドワーフ女性のシレークス(ka0752)が衣装と裏腹の丁寧なんだか荒々しいんだか良く分からない言葉遣いでアルトに迫って来るぞ!
「おらぁ、埴輪男! 久々におめーの埴輪、砕かせやがれです!」
「シレークス?! ……いや、埴輪は割らせないんだぞ、と」
 嬉々としてホーリーパニッシャーをぶん回すシレークスが迫る。対するアルトはなぜここにと驚きつつもそうはさせじとアンカーハンマーで迎え撃つ。
 しかし!
 ――ガキン、ガキン……。
「まずはお酒を飲もうね……たっぷりと」
 ナタナエル(ka3884)が間一髪割り込んで、シレークスの聖なる砕けやがれ……もとい、ホーリーパニッシャーの柄を狙いダガー「ヒュドール」で止めた。渾身の物理威力に対し、技の出鼻を柄の根元で押さえることでしっかり止めるテクニックを見せる。痩身のシルエットが雷を描くようにジグザグして衝撃を逃がしている。
 そしてアルトの方は。
「……あ、つい……賑やかだったから」
 アルマ・A・エインズワース(ka4901)が魔杖「ケイオスノーシス」の柄でアルトのアンカーハンマーを止めていた。
「出場者だな? 助かったよ」
「いや、見物に……」
 アルトの感謝に客席に戻ろうとするアルマ。
「おおっと。『《死》を翳し忍び寄る蠍』ナタナエルが二つ名通り忍び寄って止めたぁ! そして……飛び入り参加で……ええと、名前は?」
「あ。ボクはアルマ・A・エインズワースです。辺境出身の大道芸人……」
 司会の呼び声に、わざわざ止まって振り向き忠実に答えてしまったのが運の尽き!
「何と、酒飲み芸人が殴り込みですっ。酒飲んで芸をするのもお手の物でしょう。もちろんエントリーですっ」
「え?!」
 憐れ、アルマ。こうして巻き込まれることになる。
「よう、盛り上がってるじゃ~ん」
「おおっと、ここで『《好戦的》な喧嘩少女』こと、自称バトル雀鬼のゾファル・G・初火の登場だ~」
 ひひん、と愛用の戦馬に跨りゾファル・G・初火(ka4407)がやって来た。肩に担ぐは片刃の巨大斧を魔改造で諸刃にして重量を増したオリジナルの巨大斧、ギガースアックス。その迫力に司会の声も熱を帯びる。
「でかい得物ばっかで楽しそうじゃん。初華がリタイアした分も俺様ちゃんが盛り上げてやるじゃ~ん!」
 とか何とかいいつつ荒々しくロデオしていやっほぅ。非常に戦場的もとい扇情的な雰囲気で好き放題暴れている。
 ――ぽむ。
 おっと、ここでゾファルの馬の横に立ちその首筋に手を当てなだめる姿が。
「デモンストレーションは終わりだ。騎乗戦闘ではないしな」
「おお、あれは『カム・ラディの守護戦士』、ザレム・アズール!」
 司会の紹介の通り、ザレム・アズール(ka0878)だ。
「わかってるじゃ~ん。……しっかし、武器がそれってどうじゃん?」
 白い手袋状のバトラー・グローブをしているザレムに物足りなさそうな視線を投げるゾファル。
「極めて本気だ」
「それを言うなら、もっと微妙な武器の人もいますねぇ」
 ザレムが涼やかに言ったところで、ひょいと彼の背後から顔を出す姿が。
「そして『面食いですが何か』は伊達ではない、星野ハナも参戦だ~っ!」
 司会に紹介された星野 ハナ(ka5852)である。
 そのハナ、広場の端でコールを待っている女性を指差している。
「あら、これ?」
「これが最後の参戦者、『ガンスミス』はやっぱり『ガンスミス』。マリィア・バルデスが二丁拳銃で登場だ~」
 紹介されてマリィア・バルデス(ka5848)が中央にゆったりと歩いて進み出る。武器は神罰銃「パニッシュメント」 とリボルバー「グラソン」。
「これは、銃で参加もOKで?」
 ガクルックス、抜け目なく司会に確認する。
 答えようとする司会を制し、マリィアがガクルックスの前に立った。
「この世界にはガン=カタとかガンフーって戦い方があるのよ。猟撃士がゼロ距離もこなせる戦闘職だってこの辺できちんと知らしめないとね、フフフ」
「そうですか、ククク」
 不敵なマリィアに不気味なガクルックス。
 とにかく、マリィアが近接攻撃メーンの射撃スキル「クローズコンバット」使いであることからルールに抵触していないとの判断らしい。
「さあ、出場者13人がそろいました。では早速、ここに用意された10種類のお酒から5種類を飲んでもらいましょう」

 酒は、以下の通り。
A)ゴースト・バーボン
B)ダービー・ウォッカ
C)マイルドスピリタス
D)ブランドル・ブランデー
E)ランダム・スコッチ
F)アブサン・フェニックス
G)ラム・ザ・ゴートゥヘル
H)コニャック・トリスメギストス
I)大吟醸「鬼嫁」
J)ストライク・スピリッツ
 初華を一発退場させた酒は「F」であり、観衆は「この中で一番ヤバい酒」との認識している。司会も盛り上げのため、この情報をある程度認めている。
 ある程度、というのはその酒の他に【後から効果が出て一発で敗北必至】な酒があるらしい。
 そして、飲み合わせで酩酊度が進行する酒が二つあり、前に飲んだ酒の影響が段違いに利いてくる酒も一つあるとの情報がもたらされた。



「酒! 酒でやがります! えぇい、一番強い酒を持ってきやがれ!」
 真っ先にシレークスが動いた。
 持って来い、と言ってる割に自分から酒を取りに行く。まず選んだのは「マイルドスピリタス」。通常、そのアルコール度の高さにくらっとくるはずだが構わず次の「ランダム・スコッチ」に手を伸ばしている。
「埴輪男、その埴輪を真っ二つにしたら杯にちょうどいいんじゃねーかでやがります!」
「さて、まずはどの酒を、って……そんなことよりとりあえず酒をだな?」
 ぐるん、と振り返って睨まれたアルトは埴輪をかばいつつ「ゴースト・バーボン」に手を伸ばした。
「うん、いい酒だな、と」
 干して笑顔。どうやら酒は結構好きらしい。あるいはこの酒が意外と軽かったのか?
「ふぅぅ、ただ酒楽しいですぅごちそうさまですぅ…」
 ハナもまずはバーボンに手を伸ばしていた。余裕の表情。
「ご機嫌だな?」
 そこに「大吟醸「鬼嫁」」のグラスを持ったザレムが。
「ザレムくんはどうしてここにぃ?」
「動機? そりゃ、試合後にゆっくりとFを飲む為さ。星野は?」
 ザレム、鬼嫁を干して2杯目の「ストライク・スピリッツ」に。うわばみでしかも事前にチーズや牛乳を飲んでしっかり準備している自信が行動に出ている。
「……ふっふっふ~、酒の上の間違い…いい言葉ですねぇ♪」
 ハナ、両手を口元に添えてどきわくポーズで期待するのだったり。
 で、早速間違いが。
「お酒って結構おいしいじゃーん……、あれなんか暑いなー、ぬいじぁえーぽいっぽいっ」
 あーーーーっ!
 ゾファルがマジで脱いでるーーーーっ!
 戦馬をあきらめたと思ったら、「メイド崩し」もとい「アブサン」を飲んで本当に脱衣!
「あ、それはいけない」
 真が気付いて止めるが間に合わなかった。
「これで少しは涼しいじゃーん」
「あ……」
 真、固まった。
 あわや全裸か、と思ったら大胸筋矯正ギプスとパンテツという、まあいわゆるビキニアーマー姿に近い状態止まりだった。
「そーいや初呑みか? 強そうな酒一気にいっとくぜー」
 というわけでゾファル、立て続けに5杯見事な飲みっぷり。
 やれやれ、と真も「アブサン」を手始めに飲んでいく。

 さて、緑色のお酒「アブサン」を最初に選ぶ参加者はゾファルと真以外にも多くいた。
「さあ、一番ヤバい酒ということは大会の目玉の酒ですね」
 ガクルックスが杯を掲げて目立つように声を上げていた。自分が一番強い酒を飲んでいることをアピールしつつ、周りでもこの直後にテーブルの酒は販売するとあって売り上げにつながるようにしているのだ。
「ああ、やっぱまずはこれからだよな」
 ボルディアも一緒になって杯をかざし派手に飲んでいる。
「こんなに一度にいろんなお酒を飲むのは初めてだな……」
 そして痩身のナタナエルも手始めにここに。アブサンスプーンの火を楽しんだ後、くいっといく。
(空腹で一気にお酒飲むと悪酔いするから事前に腹8分目ぐらいまで食べたし)
 その準備で強気の選択。
 次に、「ダービー・ウォッカ」に手を伸ばす。
(うん、大丈夫)
 慎重に杯を重ねるナタナエルだ。
 そこにさらりと茶色の髪の女性の姿。
「あら、二杯目?」
 マリィアだ。彼女はウォッカを最初に選んでいた。
「どうして参加したんです?」
「銃が最強って示さないとね」
 聞いたナタナエルの武器は、短剣。マリィアはその心意気に感心し、気分良く明かして「ストライク・スピリッツ」に手を伸ばすのだった。

 そのほかの酒は。
「酒が飲めて勝負ができる。最高じゃねぇか」
 レイオスが持参の干し肉をかじりながら「大吟醸「鬼嫁」」をぐびり。端麗辛口のきりっとしたうまみが口に広がる。
「うまいな、コレ。こっちはどうだ?」
 快調に二杯目。「マイルドスピリタス」を手にした。
「う……っと。全種類を飲み比べたいところだが、そいつは勝ってからのお楽しみだな」
 さすがに強い酒ばかりでつっかえもしたが、何せ酒飲みにとっては極楽だ。三杯目の「アブサン」もくいっといく。
 一方、アルマ。
「お酒はドワーフさんの相手して飲むのでそこそこ……だと思います」
 とか何とか言いつつ、「ブランドル・ブランデー」を飲む。
 ほわ、と笑顔。
「強いのに飲み口がすっきりしてます。いいお酒ですね」
 感心しつつ、次は「コニャック・トリスメギストス」。
 ほわ、と頬に紅が差す。
「『三重に偉大な』との名を冠したお酒らしく堂々としてますね」
 とかなんとか平和に次々飲んでたり。
 そして、エリス。
 すでに四杯飲んでてすっかりいい気分の様子。
「やっぱりこれよね~」
 そんな彼女の選んだ締めの一杯に手を伸ばす。
「強いお酒分かってるなら「飲め」ってことだよね?」
 ツインテールの髪を揺らし周りの観衆にウインク。頬が上気したアイドルの視線に周りのおっさんどもは俄然盛り上がる。
 そして選んだのはやはり、「アブサン」。
 んきゅ、んきゅっ、と鳴んなく飲み干すと杯を叩きつけた!
「いくぞー、プレイボール!」
 機導魔杖「ジェラーニエ」を手に戦場に走る。
 この時、「ゴースト・バーボン」を飲み終えたボルディアを荒々しく戦斧を掴んでいた。
「よっしゃあ、暴れんぜぇ!」
 五杯飲んで走る。
 バトルロイヤル、スタートだ!

 なお、出場者と飲んだ酒の記号と順番を以下にまとめておく。
【ABCDI】アルト・ハーニー
【CEFGJ】シレークス
【FCBHA】ボルディア・コンフラムス
【IJGDE】ザレム・アズール
【ICFJH】レイオス・アクアウォーカー
【FBAHJ】Gacrux
【ABGHF】エリス・ブーリャ
【FBCJA】ナタナエル
【FGHIJ】ゾファル・G・初火
【DHCJA】アルマ・A・エインズワース
【FIADH】鞍馬真
【BJAGF】マリィア・バルデス
【ABJEH】星野ハナ



「しっかり構えろじゃ~ん!」
 先に出て行ったボルディア目掛け、バトルジャンキーのゾファルが早速突っ込んだ。
 鋭い助走からギガースアックスを振り上げ叩き込む!
「おお、来やがれぇぇぇ」
 腕をたたむようにして戦斧を肘あたりに添わせるボルディア。ゾファルの攻撃を武器でしっかり受け切った。が、重量の乗った威力はすさまじく体勢は崩れる。
 ただし、そんなのボルディアには関係ないッ!
「うぅおおおぉぉらあああぁぁぁ……」
 戦斧をその場でぶん回した。
 範囲攻撃さながらの、何というか敵味方関係ない無差別攻撃となってゾファルに突っ込む。
 が、その足取りはなんだかふらふらしてるぞ!
「やるじゃんかよ!」
 今度はゾファルが巨斧で受ける。かんかん、と数発しっかり耐えてから反撃だ。
「…うえ、やばい回ると出る出る出る…」
 おっとボルディア、動きを変えた。ゾファルのカウンターは地を耕すのみ。
 そのままボルディアは明後日の方に行くが、ゾファルは追わない。
 ざっ、と誰かが背後に立ったからだ。
「誰じゃん?」
「強そうなのに先に当たっておきたい」
 振り返ると、ザレムがいた。
「武器は?」
「これだ」
 ザレム、白いバトラー・グローブで固めた拳を構えた。ボクシングスタイルだ。
「気は進まねぇが……やってやろうじゃん」
「悪いな。助かる」
 たちまち戦い始めるゾファルとザレムだった。

 さて、酒を飲んでいたあたりで。
「はっ!」
 アルト、気配に気付き身を翻した。
「あら。残念」
 マリィアが神罰銃でアルトの左肩に乗った埴輪を接射で狙っていたのだ。
「なぜ……埴輪を狙う?」
「やあね、刃引きしてない武器でスキル乗せで切りあってるのよ? 致死箇所避けて撃つのも同じでしょ?」
 つまり、その埴輪を撃てばイタくないでしょ? それともおイタが好き? ということらしい。
「くっ」
「あら、私のクローズコンバットから逃げられるかしら?」
 たちまちステップワークの戦いに。アルトはアンカーをぶん回す距離が欲しく、マリィアは銃口を付けて打つしかないので付いてくる。
 そこへ!
「埴輪男! その埴輪、粉砕させやがれです!」
 豪腕爆砕ここにあり。シレークスがホーリーパニッシャーを振り回しながらやって来た。
 ピンチ。マリィアとシレークスに挟まれたぞ。
 ここでアルト、とんでもないことを口走った!
「酒に酔っても酔拳を使えば勝てる! 一回だけ映画も見たし問題ないはずだ」
 キリッ、と言い放つ。
 一回だ。
 しかも映画だ。
 でももうやるしかない。
 酔拳、炸裂するかッ?!
「うぃ……」
「もらったわ……あっ!」
 マリィア、銃口ピタリと捕えたが酔っ払いのように千鳥足ったアルトの動きで目標を見失った。
「食らいやがれです!」
「ひっく」
 シレークスの冷静な観察からホーリー爆砕が来た時には、しゃっくり。上体が痙攣したように動いて爆砕をかわした。
 成功だ!
「見たか、埴輪の酔拳だ!」
 ところがッ。
 ――パリン!
「何が酔拳でやがりますか。ただ埴輪が落ちただけでやがります!」
 シレークス、冷静に観察していたのは埴輪の方だった。
 シレークスの攻撃をかわせたのは、肩から落ちただけに過ぎなかったのだ。
 ここで思わぬ不幸が訪れる。
「はっ! 踏んでしまったのか?」
 爆砕された埴輪を、酔拳の千鳥足で踏んでしまったのだ。
 湧き上がる後悔。
 襲い来る自責の念。
「俺は、俺はーーーっ!」
「こ、こっちに来やがるなで……」
 ごっちーん。
 明日に向かって走り出したアルトにぶつかり、アルトともども倒れてノックダウンするシレークスだった。



「酷い戦場ね。周りの動きが読めやしない……」
 マリィアは巻き込まれることなく、場所移動。が、自分自身も酔いが回り始めているのを実感している。少し、腰が重い。
「はっ!」
 すんでのところで気付いた。先に見た千鳥足の要領で突然受けた攻撃を交わす。
「えへへへ~」
 何があったか改めて見ると、にこにこほわほわ笑うアルマがいた。
「楽しいです~。もう一度【禁じ手《蒼断》】行きますね~」
 僕が機導剣からオリジナルで開発したんですよ~、と魔導ガントレットから生まれた蒼く輝く刃を説明しつつ切り掛かる。
「ちょっと……勘弁!」
 神罰銃の銃把で受けて、リボルバーで砕く。
 が、ここまで。
 ――どさっ。
(二杯目が妙にきつかったわね……)
 酩酊し腰から崩れつつ、そんなことを思うマリィア。もう、起き上がることはない。
「ん……」
 おや、アルマの方は目をこすっているぞ?
 くぁ、と小さなあくびをすると……その場に寝転んで子供のように丸まってしまったではないか。
「……おやすみなさい」
 最後の言葉とともに、すうすうと健やかな寝息。
 何を飲んだのだろう。不運にも彼のどこか深層にある何かを呼び起こしたのか、いつかのどこかの幸せに包まれて眠ってしまった。リタイヤである。

 ぐだぐだな……こほん、壮絶な戦いは続く。
(大丈夫)
 心の中で自分に言い聞かせ戦場をすり抜けるのは、ナタナエル。
(最後に「ゴースト・バーボン」を飲んだけど……軽い割に回るな……)
 五杯を飲み終えた途端、くらっと来たのを覚えている。
 まずい、との判断から極力戦わないようにしているのだ。
 しかし。
「あっれー、酔いが回ってて動けないないのカナー??」
 行く手にエリスがキュートに立ち塞がっていた。ぴしり、と白い杖を突き出して。
(負けたくはないなぁ)
 ナタナエル、ぼんやり思う。
「動けないなら、こっちから行くよ~」
 杖を回してエリスの攻撃。
 ぴしり、ぴしりと足に来る。
 倒れた拍子に酔いが回れば立ち上がることはできない。
 回避する。
 もちろんその動きで酔いは回る。これはエリスも一緒だが。
(……負けたく、ない)
 ナタナエル、意を決した。痩身をくの字に曲げてダガーの柄にそっと手を添える。
「ほらほら、フラフラじゃない?」
 その動きを見たエリスが勘違いし、止めとばかりに屈んだ。
「今だ。部位狙いで……え?」
 ダガーを抜いた、と思ったら引っ掛かった。何と運が悪いのだろう。最初にシレークスの攻撃を防いだ時に拵えが緩んだのかもしれない。とにかく自然に抜けず隙ができた。
「妖精の羽でしょーりゅーけぇん、だ!」
 屈んだエリスは溜め十分。一気に伸び上るアッパーを食らい、一気に酔いが回りきるナタナエルだった。
「そんなに動くと酒の回りがはやくなるぞ。とっとと負けて寝ちまうのをオススメするぜ」
 ここでレイオス登場。着地したエリスに襲い掛かる。
「ちょっと、連戦? わっ!」
「オレの太刀筋は誰にも見切れないのさ」
 突っ込んだレイオスの太刀をかわそうと思ったエリスだが、失敗してバランスを崩した。もちろんすぐに立て直す。
「……酔ってるから本人も分かってないからな」
 振り抜いた姿勢のレイオスが背中越しに、にやり。酔っている分綺麗に交わせなかったが、おかげで立て直す隙に二の太刀が来なかったのは幸いした。
「じゃ、こっちも千鳥足で……」
「願ったりだ!」
 それも計算の内だとばかりに足元を狙いに行くレイオス。
 が、とんでもない展開に。
「次はそこだぁ!」
 何と、ボルディアが戦斧を振り回して突っ込んできた。
 それだけではないッ!
「っしゃああああやるぜえええええおろろろろろろろ……」
 レイオスとエリスの目の前に来た途端、突然戦斧を手放してうつむき……嘔吐したのだ。
 リングにゲロの華が咲く!
 ボルディア、突然のアクシデントでそのままダウン。
「ちょっと……」
「くそっ」
 いったんこの戦場は休戦地帯となった。

 その後。
「すまない」
 エリスが移動して一息ついた時、長物が空を切る気配を感じた。
「させないよ!」
 エリス、機杖を構え防ぐが食らった物理量が半端ではなかった。
 そのまま遠心力で吹っ飛ばされダウンする。リタイアだ。
「ふぅ。今まであんまり使ったことない武器だが……」
 攻撃したのは真だった。手にした黒々とした柄のハルバード「ディフェーザ」に視線をやる。
「……そもそも酒を飲んで戦うなんて無いからいつもと違う武器でも大丈夫だろう」
 実際大丈夫だったしな、とつぶやいたところで新手の気配。
「うふふー、そろそろ人数減りましたね~」
 盾が突っ込んできた。
「くっ!」
 真、ハルバードを短く持ち替え腰の回転で迫りくる盾を払う。
 ――がきっ、ごろごろ……。
「な、なんだ?」
 何が起こったか分からなかった。
 とにかく大地を転がる。
 やがて勢いが収まった時……。
「お、おい……」
「うふふ~、目が回りましたね~」
 何と、ハナと抱き合ってごろごろ転がっていたらしい。今は真が上でハナが下。両手を首根っこに掛けてぶら下がり、甘え固めを極めている。
「へ、平常心平常心……」
「酒の上の間違いですから平常心はいりませんよぅ……あたっ!」
 真が仮に平常心を保っていればこんな不幸は起きなかったであろう。
 甘え固めは通常、極まってしまえば脱出不可能だが、唯一男性が上体を下げた時が弱点となる。
 ハナ、大地に後頭部を打ち酔いが回ってノックダウン。
 脈のある男はこんなことは絶対にしないので極まったままなのだが、相手や体調を間違うとこうなる。


 そしてレイオス。
「くそっ。結局走りまわっちまった」
 酔ってる時のあの匂いは、激しく酔いを促進する。
 運悪くレイオスも状態が悪化していた。
「……ぐっ」
 ふと気が付くと、自分の声ではないうめきが聞こえた。
 探すと、ガクルックスが近くにいた。顔を歪めている。
「まさか……後から倍に利いてくるとは」
 それだけ言った時、ガクルックスもレイオスに気付いた。
 目が合う。驚きに見開かれる。
 しかし、それは一瞬。
 ぐ、と立て直すガクルックス。
「酒は飲んでも飲まれるな……。俺は態度を崩すつもりはありませんよ」
 涼しげに……やや目元は引きつってるが、ちゃんと立ち上がり堂々と言い切った。
「言うじゃねぇか……なんで大会に出たか聞いといてやる」
 レイオスも何でもない、とばかりに無理を押して立ち上がる。
「暇つぶしですよ。……人の泥酔するさまを観察するのも楽しいものです」
「自分がリングに上がる必要もないのにか?」
「ではあなたは?」
「理由はどうあれ『最強』と名乗れるんだ。武闘大会前に箔付けには……ちょうどいいぜ!」
 ガクルックスに答えてから剣で襲い掛かるレイオス。ガクルックスも剣でコンパクトに応じる。
 ――がきぃん……。
 ともにすでに回っている。剣が二本宙を舞った。
「やるな?」
「困ったものです」
 ――ざし、ざしっ。
 舞った剣二本が大地に立った時、決着した。
 ――どしん。
 ガクルックスがレイオスの胸ぐらをつかんで背負い投げ。双方すでに回っていたが、先の匂いで気分の悪くなっていた分、レイオスに分がなかったか。
「ふぅ」
「……似た戦法の者がいたか」
 一息ついたガクルックス。そこにザレムがやって来た。
「確かゾファルさんと長く楽しんでたようですが?」
「長引いた分、有利になったな」
 序盤から激しく戦ったゾファルとザレム。酩酊量はもちろん、大振りの戦闘と省エネのボクシングスタイルの違いで勝敗が付く前にゾファルが回ってダウン。そのまま決着していた。
「何のために戦ってますかねぇ?」
「動機? そりゃ、試合後にゆっくりとアブサンを飲む為さ」
 ガクルックス、この時点で敗北を悟っていた。明らかに酩酊量が違うと判断している。できるだけ会話で時間を引き延ばしているが、自分が回復するかは不明だ。
 そこへ、真。
「最後だ。悪く思わないでくれ」
 ハルバードをぶん回し二人に突っ込んできた。
 そう。
 生き残りはもうこの三人だけだ。



「おっと、これは決着かーーーーっ!?」
 この様子に司会が叫ぶ。
 周りでは観客が酒を飲んで勝負の行く末を見守っている。賭けもしていが、すでに目のない者も真剣な眼差しを注いでいる。
 その視線を集め、三人が激突するッ!
「良く見てますね」
 ガクルックスがやはり最初に狙われた。ハンドサポーターの甲で真の攻撃を受けるが、振動でさらに酔いが回る。そのまま足元から崩れダウンした。
「よし!」
 真、返す刃でザレムを狙う。
 が、とんでもないことが起こる。
「振りはコンパクトに、威力は大きく」
 ザレムが小さく沈み攻撃をかわして振り抜いてきたアッパー。
 その拳が、あっという間に大きくなったのだ!
 咄嗟に真は柄で防御姿勢を取る。
「超重練成……」
 ――JETS!
 踏み込み伸ばしたアッパーがハルバードの柄を吹っ飛ばし真を浮き上がらせる。
「ぐ……」
 耐える真。
 が、左ひざがつき、やがて前のめりに倒れた。酔いとダメージで完全に足に来たのだ。
「……ナイン…テン! 勝者、ザレム!」
 カウントして勝者を告げる司会者。
 わあっ、と歓声が上がり外れた勝者予想券が舞う。
 第一回最強酔剣士決定戦。
 優勝は、ザレム・アズールに決定した。
「さて、酒とツマミを堪能だな」
 ザレム、その後にゆっくりとアブサンを味わう。
「……一ヶ月発酵させて作るケーキがあるんだが、それに使うのはどうだ」
 酩酊しながらもこれらの酒を料理にどう使おうか巡らせているところが彼らしい。


●リザルト
酩酊度順
17…ザレム・アズール
20※…アルマ・A・エインズワース
23※…アルト・ハーニー
23※…シレークス
24…鞍馬真
25※…レイオス・アクアウォーカー
28※…ボルディア・コンフラムス
31…ゾファル・G・初火
31※…ナタナエル
32…エリス・ブーリャ
35…マリィア・バルデス
38…星野ハナ
42…Gacrux
(※は敗北フラグ酒を飲酒)

酒の種類と効果
A)ゴースト・バーボン(GB)=「酩酊進行+1」
B)ダービー・ウォッカ(DV)=「酩酊進行+1&「A」飲酒で+15」
C)マイルドスピリタス(MS)=「トラブルによる敗北決定(スピリタスKO)」
D)ブランドル・ブランデー(BB)=「酩酊進行+3」
E)ランダム・スコッチ(RS)=「酩酊進行+5」
F)アブサン・フェニックス(EF)=「酩酊進行+9」
G)ラム・ザ・ゴートゥヘル(RG)=「酩酊進行+4」
H)コニャック・トリスメギストス(KT)=「酩酊進行+2」
I)大吟醸「鬼嫁」(DO)=「直前に飲んだ酒の効果×2(鬼嫁の怒り)」
J)ストライク・スピリッツ(SS)=「酩酊進行+5&「H」飲酒で+9」

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MVP一覧

  • 幻獣王親衛隊
    ザレム・アズールka0878
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナka5852

重体一覧

参加者一覧

  • ヌリエのセンセ―
    アルト・ハーニー(ka0113
    人間(蒼)|25才|男性|闘狩人
  • 流浪の剛力修道女
    シレークス(ka0752
    ドワーフ|20才|女性|闘狩人
  • ボルディアせんせー
    ボルディア・コンフラムス(ka0796
    人間(紅)|23才|女性|霊闘士
  • 幻獣王親衛隊
    ザレム・アズール(ka0878
    人間(紅)|19才|男性|機導師
  • 王国騎士団“黒の騎士”
    レイオス・アクアウォーカー(ka1990
    人間(蒼)|20才|男性|闘狩人
  • 見極めし黒曜の瞳
    Gacrux(ka2726
    人間(紅)|25才|男性|闘狩人
  • 混沌系アイドル
    エリス・ブーリャ(ka3419
    エルフ|17才|女性|機導師
  • 《死》を翳し忍び寄る蠍
    ナタナエル(ka3884
    エルフ|20才|男性|疾影士
  • ゾファル怠極拳
    ゾファル・G・初火(ka4407
    人間(蒼)|16才|女性|闘狩人
  • フリーデリーケの旦那様
    アルマ・A・エインズワース(ka4901
    エルフ|26才|男性|機導師

  • 鞍馬 真(ka5819
    人間(蒼)|22才|男性|闘狩人
  • ベゴニアを君に
    マリィア・バルデス(ka5848
    人間(蒼)|24才|女性|猟撃士
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナ(ka5852
    人間(蒼)|24才|女性|符術師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 泥酔者救護テント兼控え室
ボルディア・コンフラムス(ka0796
人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|霊闘士(ベルセルク)
最終発言
2016/06/02 23:27:44
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/06/05 01:22:34