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【CF】聖輝節 1018

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楽しかった星輝節もそろそろお終いですね。早かったような、そうでもないような……。
でも、おかげさまでリアルブルーから転移されてきた方たちも、この世界に馴染めたと思います。
まだまだ解決しなきゃいけない問題は山積みですけど、楽しい時間には必要ですから。
……さて! 私も一息ついたらお仕事頑張らないと!

ハンターオフィス受付嬢:ミリア・クロスフィールド(kz0012)

更新情報(12月26日更新)

12月26日、ケーキ屋さんバトルロイヤル最終結果を発表!
ハンターズ・ソサエティも驚愕の総計2万個越えのケーキたちが紡いだ戦いの物語、その決着を見逃すな!

また、本日ケーキ屋さんバトルロイヤルの決着に伴い、クリスマスプレゼントをご用意!
今回のケーキ交換イベントに参加していただいたすべてのPCを対象に、
「ケーキの総交換数×10AC」=226770ACを配布させていただきました!!

連動シナリオハントシステムに参加し、「クリスマスケーキチケット」を集めて、好きなお店のケーキを入手しよう!
ケーキの交換数でお店の人気が決定! また、ケーキは様々なアイテムやAC、Gと引き換え可能です!
詳細はイベント解説ページをご確認ください!
 
 

【CF】ストーリーノベル「ケーキ屋さんバトルロイヤル、決着ッッッ!!」(12月26日公開)


ミリア・クロスフィールド

シルキー・アークライト

大精霊リアルブルー

「なるほど……やはり一位はチューダさんでしたか」
 ケーキ屋さんバトルロイヤルの結果に、ミリア・クロスフィールド(kz0012)は頷く。
「この手のイベントでは無類の強さを誇りますから、一位なのも納得ですね」
「一度は幻獣王を抜き去った龍園チームは健闘しましたねぇ~。まさかチューダさんが負けるのかと、ちょっとビックリしました~」
 シルキー・アークライト(kz0013)は優雅に紅茶を口にしながら微笑む。
「でも、やっぱり最強は幻獣王ですよね~。お陰様で私も大儲けです~♪」
「え……君まさか、勝手にトトカルチョを……?」
「さてさて、なんのことでしょう~?」
 シラを切るシルキーに、リアルブルー大精霊が呆れたように肩をすくめる。
 クリムゾンウェストに来て間もないが、この女には深入りしない方がいいという事は理解した。
「三位は受付嬢チームでしたね! みんな今は特に忙しい時期なのに、よく頑張ってくれました。同じ受付嬢として私も嬉しいです」
「四位とは僅差か。上位入賞チーム以外も、負けず劣らずの戦いだった」
 リアルブルーはイベントをそのように評価する。
 実際、交換総数はソサエティの予想をはるかに超えていた。おかげで大量生産されたクリスマスケーキは、世界中の人々へと無事に送り届けられたことだろう。
「そういえば、大精霊くんはどんなふうに聖輝節を過ごしたんですか?」
「……僕? 僕は――バイトしてたよ」
 ぼやきながら、少年はシルキーに視線を向ける。
「そこの彼女にすっかり騙されてね。新しいハンターの教育だの、聖輝節の盛り上げに必要だのと言われて、そういうもんなのかと鵜呑みにした僕がバカだった」
「え~? そこら中で大活躍だったじゃないですか~?」
「まあ、修理したマスティマの試運転にはちょうど良かったけど……東京の時よりハンターに追い回されたぞ、僕は」
 何の話かよくわからずにミリアは首を傾げたが、口ほど少年も不満ではなさそうだ。
「そういえば大精霊くん、普通にオフィスに馴染んでますね」
「僕が不眠不休で働けるからって、君たちが色んな雑務を押し付けるからだろう……」
「アハハハハ……でも、おかげですっごく助かっちゃいました。大精霊くんがいなかったら、今回のイベントは不可能でした」
「だろうね……一体何個ケーキ作るんだよ君たち……」
 最早サルヴァトーレ級の定期便ではケーキを運びきれないので、マスティマの転移能力「プライマルシフト」を用いて、彼は世界中を飛び回ったのだ。
「僕自身がサンタクロースになるとは思わなかった。でも、おかげで沢山の人の笑顔とも出会えたから……良しとしよう」
 人間とは醜いものだが、美しい面もないわけではない。特に子供の笑顔というのは掛け値なしだ。
「さてと……僕はそろそろ崑崙に戻るよ」
「あ、大精霊くん。これからソサエティ本部で打ち上げをやるんですが、一緒にどうですか?」
「お誘いは嬉しいけど、まだ僕のプレゼントを待っている子供達がいるんでね」
 颯爽と立ち去る少年を見送りつつ、暖炉に当たるシルキーが笑う。
「なんだかここ一か月くらいで急に元気になりましたね~、彼」
「そうですね。人の笑顔には、それを見る人も元気にする力がありますから」
 リゼリオ支部前に膝を着いていたマスティマがゆっくりと立ち上がる。
 手を振る子供達に軽く手を振り返すと、マスティマは巨大なコンテナの上に立った。
「……そういえば、芙蓉もケーキを作ると言ってたな。無視するとうるさいし……仕方ない、急いで切り上げるか」
 コクピットで少年がぼやくと同時、マスティマはコンテナと共に姿を消した。


ドナテロ・バガニーニ

ネイサン・アワフォード

 空蒼作戦後、聖輝節に間に合わせる為に急ピッチで進められた、崑崙の復旧作業。
 主にそれらは居住区を中心に進められたが、軍事ドーム側の回復も順調に行われている。
「空蒼作戦では手痛い打撃を受けましたが、戦艦やCAMの修復、更には増産も順調ですよ」
 そう語るネイサン・アワフォードの頭にも、ドナテロ・バガニーニ(kz0213)の頭にも、サンタクロースの赤い帽子が乗っかっている。
「既に統一連合軍という枠組みはありませんが、南雲艦長がうまいこと残存戦力もまとめてくれました。もちろん、企業系のまとめは僕が完了しています」
 リアルブルーの組織というのは段取りに時間ばかり食うし、利権が絡むとややこしい。
 しかし、本当の緊急事態にはとたんに一致団結してみせたりするのだから不思議なものだ。
「個々人が持つ願いは真っすぐなのだよ。組織が大きくなり、利権が絡むとその取り合いで構図がややこしくなりがちだがね」
 ドナテロは苦笑しながらそう語る。
「元々、統一連合宙軍は各国の中でも選りすぐりのエリート……しかも宇宙というフロンティアでの戦いに乗り込んだ先駆者たちだ。彼らの精神性は、元より地上の人々とは少し違うのだろう
「正しい資質(Right Stuff)……というやつですか」
「今も地球では多くの人々が覚めぬ夢の中にいる。彼らを解き放つために、今一度の激戦は避けられぬだろうな」
「そうですね……。こんな風にクリスマスを祝えるのも、これで最後かもしれません」
 二人の男は肩を並べ、ドックを眺める。
 今日ばかりは元軍人たちも無礼講。ケーキやチキンを食べて、好きなだけシャンパンを飲むべきだ。
「さてと! 我輩はそろそろケーキ屋さんバトルロイヤルの結果発表に行ってくるのである」
「ああ~、そんなのやってましたねぇ。ていうか、結局どのへんがバトルロイヤルだったんですか?」
「そこが難しい所で、我輩にもわからないのである……」
 もっと言うと、実は発案者であるシルキーもわかっていないのだ。
 何となくノリでバトルロイヤルと言ってしまったが、後に引けなくなった――という真実に辿り着くものはいなかろう。
「まあ、皆が楽しんでくれたならそれでよいでしょう。僕もアワフォードの社長として、クリスマスプレゼントを配りに行きます」
「そういえば、アワフォード社は毎年プレゼントを送っていたのであるな」
「ええ。うちは元々玩具メーカーですから。戦争で被害を受けた子供たちに、少しでも笑顔を届けたくて……」
「ネイサン殿……」
「弊社のCAM模型は本物さながらの超精巧モデルですからね! 本来は大人がコレクションする価格帯なので大量に配布するとすさまじい赤字になりますが、子供たちにCAMの良さを理解してもらうためにはこれくらいのコストが必要なんですっ!!」
「あ、うん。そうなのだね」
 スーツのポケットから――ずっとそこに入っていたらしい――模型を取り出し力説するネイサンであった。

(執筆:神宮寺飛鳥
(文責:クラウドゲート)

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