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【虚動】基礎情報


虚動 基礎情報
CAM ~リアルブルーの人型機動兵器と、その技術~
■CAMとは?
「戦闘装甲機(Combative Armour Machine)」、通称・CAM(キャム)は宙軍特殊作戦部隊(SOT)が使用する歩兵支援用兵器として開発された。
最初の量産型であるドミニオンMk.IVは宇宙都市とその近傍施設での対テロ、対ゲリラを想定したCAMである。
被弾が致命傷に繋がりやすい宇宙服の味方歩兵を防護する装甲、テロリストが使用する宇宙船を制圧できる火力を持ち、宇宙空間ではスラスターで移動し、コロニー内では歩いて移動することで、一機種で任務領域をシームレスにカバーできる兵器である。
ドミニオンMk.IVはその開発目的として対人戦闘を想定しており、小銃弾に抗甚する装甲、非装甲の宇宙船を制圧できる火力を備えるのみで対歪虚戦での力不足は否めない。
それでも、CAMの人型という形状は歪虚に対して肉薄しての白兵戦を可能とし、戦場において歪虚の進撃を押し止め、戦線を構築する前衛の役割を担うという効能が発見されることになる。
このCAMの効能は火星における歪虚のファーストコンタクトにおいて、作業用であったドミニオンMk.Vの奮戦で確認されたものである。
火星での戦いの後、対歪虚戦におけるCAMの有用性に基づいて、本格的な対歪虚用兵器としてR6M2bデュミナスが開発される。デュミナスはドミニオンの基本的な技術や発想を踏襲しつつも、主力兵器として再設計されており、火力・装甲・機動力のすべての面で強化されている。
連合宙軍はCAMの特性である宇宙空間とコロニー内部を自由に往来する機動力がコロニー防衛などに便利である点から、CAMを中心とした編成を行っている。武装バリエーションによって相互支援の仕組みを作っている。
一方、地上軍では戦車や戦闘機、歩兵などとの諸兵科連合が組まれ、相互に連携しあう編成になっている。
サルヴァトーレ・ロッソは宙軍所属の為、地上でのCAM運用のノウハウが少ない。
リアルブルーにはいなかった【狂気(ワァーシン)】以外の歪虚との戦い、【深棲】に見られたようなハンターとの連携などの新たな要素もあり、『クリムゾンウェストにおけるCAM運用』は今後の研究が待たれる分野である。
>>その他のCAM情報(プレイベントより)
■CAMの機種について
1.ドミニオンMk.I~III
CAMの試作機である。それぞれ数機が製造されており、設計は異なっている。
それぞれ概念実証、機動試験、武装試験などに使われた。
設計開発は英国の老舗工作機械メーカーの社内ベンチャーによる。
2.ドミニオンMk.IV
ドミニオンMk.IIIまでの成果を元に開発され、SOTに配備された初の量産型CAM。
クリストファー・マーティン(kz0019)が最初に搭乗した機体もこの機体である。
対宇宙船用の20mm機関砲、対車両対歩兵用の12.7mm機銃、歩兵用防楯などを備えているが、歪虚相手には攻撃力、防御力ともに不安がある。
これまで本来の対テロ任務に使われていないのは不幸中の幸いであるが、現在でも本来の用途で配備されている。
サルヴァトーレ・ロッソにも配備されており、今回の実験に供されることになった。
3.ドミニオンMk.V
火星探査用に装甲の軽量化、関節部の防塵強化、工事作業ツールのオプションなどを使用できるようにした作業機。
工事作業ツールのドリル、クレーンを使った簡易フレイルなどを使った格闘戦で歪虚に対して善戦したことが対歪虚兵器としてのCAMへの評価を確定させた。
4.ドミニオンMk.IVb
対歪虚用に重武装化、高出力化が図られたドミニオンMk.IV。
Mk.IVの改良型となっているが、歩兵用防楯の廃止や装甲強化、大型火器の装備によって外見は大きく変化した。
5.R6M2bデュミナス
初の本格的な対歪虚用CAM。ドミニオンの拡大改良型として、日本の兵器開発の実績がある企業が設計開発した。
歪虚に対抗する為に攻撃力、防御力、機動力のすべてにおいてドミニオンを上回っている。これは技術力の差ではなく、歩兵支援兵器と主力兵器という開発目的の差による。
サルヴァトーレ・ロッソの宇宙における主力機動兵器である。
■マテリアルエンジンとは?
石油を原料として精製された特殊燃料により稼働する動力炉。
便宜上燃料と言っているが動力炉自体は内燃機関ではなく、燃焼に伴う排気は発生しない。
反重力機関と同じくトマーゾ教授による発明であり、原理について理解している者が他にいないと言われる点も同様である。
リアルブルー全体としては普及途上の技術であるが、宇宙開発やCAM開発などの先進的、かつ挑戦的な分野では積極的に取り入れられ、CAMやサルヴァトーレ・ロッソの主動力機関として採用されている。
クリムゾンウェストで化石燃料が存在しないことから、マテリアルエンジンの使用を控えて特殊燃料を節約している。しかし、補給が望めない以上、艦内備蓄を切り崩しながら凌いでいるのが現状である。
サルヴァトーレ・ロッソにとっては虎の子の軍事力、その力の根源であることから、代替燃料の確保は重要な課題となっている。
しかし、トマーゾ教授以外に原理を理解している者がいない為、何を代替にすればよいのかという課題への取り組みはとっかかりを探すところからというのが実情である。
MATERIALは何らかの頭文字を繋げた名称だと言うが、正確なところは不明である。命名はトマーゾ教授であるが、その原理とあわせて彼は多くを語っていない。
しかし、「マテリアル」という言葉の奇妙な一致はクリムゾンウェスト由来の技術でマテリアルエンジンを動かせるのではないかという仮説を生む。
今回の一連の技術交流はこうした仮説も背景に存在しているものである。
「戦闘装甲機(Combative Armour Machine)」、通称・CAM(キャム)は宙軍特殊作戦部隊(SOT)が使用する歩兵支援用兵器として開発された。
最初の量産型であるドミニオンMk.IVは宇宙都市とその近傍施設での対テロ、対ゲリラを想定したCAMである。
被弾が致命傷に繋がりやすい宇宙服の味方歩兵を防護する装甲、テロリストが使用する宇宙船を制圧できる火力を持ち、宇宙空間ではスラスターで移動し、コロニー内では歩いて移動することで、一機種で任務領域をシームレスにカバーできる兵器である。
ドミニオンMk.IVはその開発目的として対人戦闘を想定しており、小銃弾に抗甚する装甲、非装甲の宇宙船を制圧できる火力を備えるのみで対歪虚戦での力不足は否めない。
それでも、CAMの人型という形状は歪虚に対して肉薄しての白兵戦を可能とし、戦場において歪虚の進撃を押し止め、戦線を構築する前衛の役割を担うという効能が発見されることになる。
このCAMの効能は火星における歪虚のファーストコンタクトにおいて、作業用であったドミニオンMk.Vの奮戦で確認されたものである。
火星での戦いの後、対歪虚戦におけるCAMの有用性に基づいて、本格的な対歪虚用兵器としてR6M2bデュミナスが開発される。デュミナスはドミニオンの基本的な技術や発想を踏襲しつつも、主力兵器として再設計されており、火力・装甲・機動力のすべての面で強化されている。
連合宙軍はCAMの特性である宇宙空間とコロニー内部を自由に往来する機動力がコロニー防衛などに便利である点から、CAMを中心とした編成を行っている。武装バリエーションによって相互支援の仕組みを作っている。
一方、地上軍では戦車や戦闘機、歩兵などとの諸兵科連合が組まれ、相互に連携しあう編成になっている。
サルヴァトーレ・ロッソは宙軍所属の為、地上でのCAM運用のノウハウが少ない。
リアルブルーにはいなかった【狂気(ワァーシン)】以外の歪虚との戦い、【深棲】に見られたようなハンターとの連携などの新たな要素もあり、『クリムゾンウェストにおけるCAM運用』は今後の研究が待たれる分野である。
>>その他のCAM情報(プレイベントより)
■CAMの機種について
1.ドミニオンMk.I~III
CAMの試作機である。それぞれ数機が製造されており、設計は異なっている。
それぞれ概念実証、機動試験、武装試験などに使われた。
設計開発は英国の老舗工作機械メーカーの社内ベンチャーによる。
2.ドミニオンMk.IV
ドミニオンMk.IIIまでの成果を元に開発され、SOTに配備された初の量産型CAM。
クリストファー・マーティン(kz0019)が最初に搭乗した機体もこの機体である。
対宇宙船用の20mm機関砲、対車両対歩兵用の12.7mm機銃、歩兵用防楯などを備えているが、歪虚相手には攻撃力、防御力ともに不安がある。
これまで本来の対テロ任務に使われていないのは不幸中の幸いであるが、現在でも本来の用途で配備されている。
サルヴァトーレ・ロッソにも配備されており、今回の実験に供されることになった。
3.ドミニオンMk.V
火星探査用に装甲の軽量化、関節部の防塵強化、工事作業ツールのオプションなどを使用できるようにした作業機。
工事作業ツールのドリル、クレーンを使った簡易フレイルなどを使った格闘戦で歪虚に対して善戦したことが対歪虚兵器としてのCAMへの評価を確定させた。
4.ドミニオンMk.IVb
対歪虚用に重武装化、高出力化が図られたドミニオンMk.IV。
Mk.IVの改良型となっているが、歩兵用防楯の廃止や装甲強化、大型火器の装備によって外見は大きく変化した。
5.R6M2bデュミナス
初の本格的な対歪虚用CAM。ドミニオンの拡大改良型として、日本の兵器開発の実績がある企業が設計開発した。
歪虚に対抗する為に攻撃力、防御力、機動力のすべてにおいてドミニオンを上回っている。これは技術力の差ではなく、歩兵支援兵器と主力兵器という開発目的の差による。
サルヴァトーレ・ロッソの宇宙における主力機動兵器である。
■マテリアルエンジンとは?
石油を原料として精製された特殊燃料により稼働する動力炉。
便宜上燃料と言っているが動力炉自体は内燃機関ではなく、燃焼に伴う排気は発生しない。
反重力機関と同じくトマーゾ教授による発明であり、原理について理解している者が他にいないと言われる点も同様である。
リアルブルー全体としては普及途上の技術であるが、宇宙開発やCAM開発などの先進的、かつ挑戦的な分野では積極的に取り入れられ、CAMやサルヴァトーレ・ロッソの主動力機関として採用されている。
クリムゾンウェストで化石燃料が存在しないことから、マテリアルエンジンの使用を控えて特殊燃料を節約している。しかし、補給が望めない以上、艦内備蓄を切り崩しながら凌いでいるのが現状である。
サルヴァトーレ・ロッソにとっては虎の子の軍事力、その力の根源であることから、代替燃料の確保は重要な課題となっている。
しかし、トマーゾ教授以外に原理を理解している者がいない為、何を代替にすればよいのかという課題への取り組みはとっかかりを探すところからというのが実情である。
MATERIALは何らかの頭文字を繋げた名称だと言うが、正確なところは不明である。命名はトマーゾ教授であるが、その原理とあわせて彼は多くを語っていない。
しかし、「マテリアル」という言葉の奇妙な一致はクリムゾンウェスト由来の技術でマテリアルエンジンを動かせるのではないかという仮説を生む。
今回の一連の技術交流はこうした仮説も背景に存在しているものである。