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【王臨】グランドシナリオ「王の帰還」

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皆の戦果により、砦へ全軍集結が完了した。これより直ちに白の隊とハンター連合軍を展開する。
更に、殿下の計らいで我が国が秘蔵していた国防兵器の起動が決定した。
必ずや、我々に怨敵を打ち破る力を与えてくれるだろう。
……いいか、相手が何者だろうと怯むな。我々は、世界を守護する“王の剣”だ!
全ての騎士に告げる。総員抜剣ッ! 今こそ、黒大公ベリアルを討伐せよ!!

エリオット・ヴァレンタイン(kz0025

更新情報(4月13日)

【王臨】グランドシナリオ「王の帰還」公開!
かねてよりの怨敵、黒大公ベリアルを今こそ討伐せよ!!
それに合わせ、グランドシナリオの状況についての、解説を公開いたしました。
▼グランドシナリオ「王の帰還」(4/14~5/9)▼

▼【王臨】特設ページ▼
 
 

グランドシナリオ作戦概要

グラズヘイム王国西部地図(※クリックで拡大)
グラズヘイム王国西部地図
ハルトフォート西側の激戦区、歪虚の拠点であるイスルダ島を臨む地より、黒大公ベリアルの軍が進軍してきました。
黒大公ベリアルは数年前より幾度となく戦い続けてきた王国にとって因縁の相手。
しかし今回はいずれの時とも様子が違い、ベリアルにまともな意思は存在しないように見えます。
醜悪だった体はより醜悪に、巨大であった体はより巨大に。
ベリアルはこれまでとは比較にならない暴威でもって、ハルトフォート方面に侵攻しています。
ベリアルの攻撃目標は容易に推察できます。
王国西方守備の要である砦・ハルトフォートの破壊、そしてその先にある王国首都イルダーナへの侵攻です。
今回のハンターへの依頼は、王国軍と合流してハルトフォートを守り、そしてベリアルを撃破する事です。
しかし、現在ベリアル軍には増援が追いつきつつあります。
増援は王国の古めかしい甲冑を身に纏う歪虚達で、これまでの羊達と比べても強力な個体ばかり。
ベリアル相手に二正面作戦、更には後背の砦を守らねばならないという厳しい戦場です。

ですが、悪い条件ばかりではありません。
エリオット・ヴァレンタインの通信によって明かされましたが、この戦場では人類側全ての者に強力な加護が付与されます。
これが国防兵器の発動によるもの、ということ以外詳細は不明ですが、自身の力が高まっていることを王国軍はみな理解できています。これから始まる決戦に際してこれ以上ない支援です。
(これは、年の初めより進めていた古の塔の攻略が完了し、王国の防衛装置が発動できたことによる人類への強力な支援策であり、皆さんが勝ち得た“戦果”です。
 PL情報では、システィーナの命を削っていることが明記されていますが、現時点でこの情報を知る者(PC)はいません)

強大な敵軍との戦いですが、一歩も退く事は出来ません。
王国を守るため、長きに渡る因縁を断ち切るため、黒大公ベリアルを討ち果たしてください。

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友軍

▼王国軍
騎士団赤の隊の隊長、ダンテ・バルカザール率いる王国軍の主力。
指揮系統上では騎士団長ゲオルギウス・グラニフ・グランフェルトが更に上役に存在するが、彼は非覚醒者であり戦場に直接立っていないため、現場の指揮官としてはダンテが最高位。
元騎士団長エリオット・ヴァレンタインの存在が突如全軍に知れ渡る所となったが、彼はあくまで“元騎士団長”であるため、前線での指揮権は持っていない。(事実上の話は別)

部隊の構成は王国より派遣された赤の隊を中心とする騎士団の騎馬隊に、聖堂戦士団の主力より騎馬に通じる者を中心とした速成の部隊、順次駆けつけた現地領主達の私兵軍によって構成されている。
王国西部は元より激戦区であり、地方領主の軍であっても戦闘経験は豊富だが、比較的程度の話であり王国騎士団には質で及ばない。
南部より遠征してきたウェルズ・クリストフ・マーロウ大公の私兵の質は領主軍の中では突出しているが、数は多くない。
質では赤の隊=>聖堂戦士団>地方領主の私兵軍
数では地方領主の私兵軍>赤の隊=>聖堂戦士団、となる。

変異したベリアルや謎の歪虚軍を前に一時的に恐慌に駆られていたが、エリオットの鼓舞もあり、今は全軍共通して高い士気を維持している。

▼ダンテ・バルカザール(kz0153

ダンテ・バルカザール

エリオット・ヴァレンタイン

王国騎士団赤の隊の隊長。有能な前線指揮官且つ王国でも最高の力量を持つ戦士。
ただただ力の話だけを純粋につきつめれば、エリオットよりも戦闘能力は上である。
細かい事は気にしない豪快な性格で、騎士らしからぬ性格の騎士達をよくまとめあげている。
反面、ゲオルギウスやエリオットの持つ迂遠な戦略眼は持ち合わせていない。
今回の一件、「ダンテに腹芸は出来ない」「すぐ顔に出る」という適切な評価により、エリオット生存の情報は彼に伏せられていた。

▼エリオット・ヴァレンタイン(kz0025
グラズヘイム王国が誇る最強の王国騎士団を率いていた青年。
『王国の人型兵器』の二つ名を持つが、本人が望んだ評価では全くない。
丁度一年前の『テスカ教団事件』に際する歪虚メフィストとの決戦敗退の引責か、王国騎士団長を解任された後、なんらかの事件に巻き込まれたらしく以後約一年近くものあいだ消息不明だった。
しかし、此度のベリアルの異変と時を同じくしてハルトフォートに出現。
敵軍に怯む騎士の姿を見かね、全軍集結を果たした王国軍を鼓舞し、それを以て戦場へと復帰した。

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▼敵軍情報

(1)黒大公ベリアル
災厄の十三魔の一柱。
ホロウレイドの戦いで王国軍を破り、グラズヘイム衰退の象徴となった傲慢の歪虚。
この歪虚の被害については既に承知の通り、王国各地で派手に破壊や侵略を繰り返し、挙句王城に攻め寄せた事もある。
しかし、此度の侵略においてはなぜか全く別物とも言える姿になり替わっていた。
変異の経緯や詳細はわからないが、巨躯となった事は伊達ではなく、ほぼ全ての能力が向上している。
前哨戦ともいえる戦闘ではまだ意志らしきものを垣間見せる素振りもあったが、
現在ではその素振りすら無くなっており、雄たけびをあげながら戦うだけの存在と化している。
目の前の物を破壊するという一点だけの行動パターンのようだが、これまでどんな攻撃を行っても進路変更だけはしていない。
これが単なる暴走でなく、何らかの意思に基づいた変化だということを示唆するようにも思えるが……?

攻撃方法は大きく三つ。
一つ目は巨躯による格闘。
特に技らしいものはないが、その巨躯と怪力があれば腕や足を振り回すだけでも十分な脅威となる。
データ上は常時「薙ぎ払い」の掛かった攻撃と扱う。

二つ目は七つの目から放つ破壊光線。
着弾と同時に爆発が起きる光線を7本同時に放つ。
巨躯ゆえに小回りの利かないベリアルだが、この光線で死角を補っている。
データ上は7対象(1名に2回、などの重複あり)を同時攻撃する魔法攻撃と扱う。

三つ目は魔砲。
既に何度も使われた必殺の攻撃だが、変異後の威力・射程・効果範囲は未知数。
直撃すればあらゆるものが消し飛ぶと推測される。

サイズは「7」。

(2)謎の歪虚部隊
全ての個体が角・尾・羽を持つ人型で、北西より飛来。
皮膚は金属のようで非常に硬く、それらは“一目で歪虚と解る”。
彼らはそれぞれ覚醒者のクラスに似た能力を持ち、似たスキルを行使します。(※格闘士、舞刀士、符術師はいない)
ホロウレイド以前の王国指定の武具を身につけており、空から降りてくる際に「一人だけフルフェイスヘルムを被った雰囲気の異なる歪虚」が敵の群れの中心にいることを目撃。
その個体が指揮官と目される。
剣(射程1)、弓(射程50)、斧(射程1)、杖、盾、槍(射程2)、鞭(射程2)など覚醒者の皆さんと同様に戦力のバリエーションは豊かで、バランスのとれた軍勢。
練度がたかく、約8人で1小隊として連携を密にして人類殲滅にかかってくる。
全敵兵のサイズは「1」。
地上に約百体の群れ。空に約百体の群れ。
イスルダより未だ続々飛来しており、つまり増援も有り。

以下、PL情報。
・増援は有限
・指揮官以外に突出した力の個体はいない。これは、敵兵は弱い、という意味ではない。
・指揮官は、積極的に人類を攻撃しに出てはこない。群れのど真ん中にいる。

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●作戦行動選択肢

▼作戦1  謎の部隊対応
イスルダから襲来した黒大公軍のうち、かなりの数の敵兵が前哨戦(【王臨】グラシナ直前連動)にて打ち滅ぼされています。
しかし、その戦いの終盤、すでに北西の空には黒い何かが目撃されており──。

ハルトフォート以西にて全面衝突を開始する黒大公軍と王国連合軍。
しかし王国連合軍は、北西の空に現れた謎の歪虚部隊の襲撃を察知。
その敵部隊に対抗するのが、ハルトフォートより新たに出撃する「王国騎士団白の隊の一部戦力、並びにハンター連合軍」の皆様です。
主戦力はベリアルに対応している状況であり、この二正面作戦を乗り切るために王国軍がなんとか捻出した増援、というのが実態です。
騎士団は現状白の隊の多くが王都に防備を敷いており、PL情報ですが、王国はこのとき同時に“古の塔”で強力な歪虚メフィストと交戦中という背景もあり、戦力は限界の状況です。

正面に謎の歪虚軍、後背にベリアル対応の王国軍という状況。
王国軍を守り切り、ベリアル討伐戦の要となって下さい。
戦闘では、王国騎士団は王国軍本隊の手前に敷いた最終防衛ラインの役割を果たす想定です。
この戦域の騎士は、50名。
クラス分布は、格闘士、舞刀士、符術師を除いたクラスをほぼ均等に分配。
スキル振りについては、判定時MSが最良と判断した組み合わせをセットします。

本戦域には、エリオット・ヴァレンタイン(kz0025)が参戦。
建前としては「騎士団長ではないので戦場全体の指揮権は持ちません」が、此度の戦場の経緯から「この部隊(白の隊)の騎士たちは総員彼の指揮下に入った」ものとみて下さい。

▼選択肢2 黒大公討伐
ハルトフォートの西部に広がる街道途上の平野部で、王国軍本隊と共にベリアルへ攻撃をかけます。
限界突破による変異を終えたベリアルはハルトフォートへ続く道を直進しており、ハルトフォートを射程に捉え次第、魔砲による攻撃で砦を攻撃すると推測されます。
変異後の形態では魔砲は使用していませんが、以前の魔砲の威力であってもグラズヘイムの門を一撃で破壊する程度の威力があります。
現在はそれ以上の射程と破壊力であるため、ハルトフォートは跡形もなく消し飛ぶ可能性があります。
ハルトフォートは西方の要であり、砦としての機能のみならず、転移門が設置されているため戦力・物資輸送の要でもあります。
ここが損傷すると、この戦いでの支援は勿論、王国が危地に立たされることは明白です。
この選択肢では、ハルトフォートを射程に捉える前にベリアルを討伐する事も肝心ですが、軍に向けて魔砲が放たれた時に、十分な回避・防御の策がとれるかどうかも重要になります。
十分に重ねた防御で被害を許容範囲に収めるか、あるいは何らかの方法で無駄撃ちさせるか。
豊富なスキルを持つハンターにこの役割が期待されています。

この選択肢ではベリアルの軍団も残っていますが、前哨戦のハンター含む王国軍の奮闘によりベリアルの軍団はその大半を撃破することに成功。
彼の軍団はほとんどが瓦解している状況であることも手伝い、王国軍のみで対処可能な数になっています。
ハンターの皆さんはベリアル攻撃に専念してください。

本戦域には、ダンテ・バルカザール(kz0153)が指揮官として参戦します。

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