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【王臨】現在の状況

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王国の脅威として今なお近代史における最重要事件たる“ホロウレイドの戦い”から8年。
先王アレクシウス・グラハム陛下を喪ってなお、この国には数多の試練が襲い続けている。
そして今もなお──。ハンター諸君。汝らは、この国を、その未来を、どう見るかね?

聖堂教会大司教:セドリック・マクファーソン(kz0026

更新情報(3月21日更新)

「古の塔」の項目の更新を行いました。
▼ 【王臨】についての情報 ▼ 3月21日更新
古の塔 NEW!
 
 
 
 

【王臨】に関する情報

王国の脅威と歴史

王国には現在二つの具体的な脅威が判明している。

黒大公 ベリアル

一つはベリアル――そのアイテルカイトの高位歪虚とは、近年浅からぬ因縁が存在している。
歪虚の一個軍集団が王国西部のイスルダ島を占拠したのが王国暦1008年。
翌09年には王国本土のリベルタース地方にて一大会戦が行われ、王国側は先王アレクシウス・グラハムをはじめとした多くの上級騎士たちが命を落とした。
そしてその時の歪虚側の総司令こそが、ベリアルだ。
もちろん歪虚側にもそれ相応の損害を与え、ベリアル本人にも痛撃を与えたはずだが、それでもこの会戦――ホロウレイドの戦いは負け戦であったと評する者が多い。いや、何よりも参戦した当事者自身こそが、負けたと感じていることだろう。何しろ王を失ったのだから。
その後、ベリアルは――おそらく療養するためだろう――イスルダ島に引き返してしばらく姿を現さなかったのだが、1014年、ベリアルは再び王国本土への上陸を果たした(【黒祀】黒の万霊節)。

ハンターたちの大きな助けがあったこと、そしてベリアルが本調子でなかったことなどから、玉座を奪われることなくベリアルを撃退した王国だったが、王国の戦士たちは戦いの激化を覚悟した。同時にこうも考えた。
次こそは、必ずやベリアル――アイテルカイトの王国侵攻軍総司令を滅ぼす、と。
八年にも渡るベリアル軍との対峙。
それがあるからこそ、王国はベリアルの配下たる羊型歪虚の出没数に敏感になっているのだ。

しかしその後、王国を襲ったのは全く異なる驚異だった(連動シナリオ【審判】)。
ベリアルに蹂躙された後の王国内で、少しずつ勢力を拡大していった組織がある。それは、新興宗教"テスカ教団"。
教団の中心人物となっていたのは、黒大公の王都襲撃以降姿を現したと言われる"天使ベリト"を名乗る謎の存在。

天使ベリト

ベリトの教えは、終末思想と呼ぶべきものだった。しかし、何度もの大戦を経て疲弊した王国の民にとって、そしてエクラの教えに救われることのなかった者たちの精神的主柱として、その教えはゆっくりと密やかに弱き人々を侵していったのだった。
その後、1015年頃より散発的に発生していた"エクラ教巡礼者襲撃事件"の黒幕がテスカ教団であると判明したことを機に物語は動き出す。
巡礼者襲撃事件、並びにテスカ教団の調査を行った王国騎士団、聖堂騎士団の報告により、この教団が歪虚に与する組織であると断定するに至ったのだ。
歪虚に与することは、つまり"異端信仰"。王国は異端狩り、つまりは歪虚討伐ならびに歪虚に与する組織の撲滅のため、テスカ教団制圧の為に乗り出すことになる。
だが、王国連合軍は、敗退を喫することになる。
その要因となったのが、教団の中心的存在である天使ベリトだった。
しかし、その戦いを経て、ベリトが十三魔に匹敵する強大な歪虚であること。
そして、彼女の狙いが王国全土に敷かれたエクラ教巡礼者たちの巡礼路に仕掛けられた1000年に及ぶ王国の秘術 "法術陣"であることを突き止める。
かくして王国騎士団長エリオット・ヴァレンタインはハンターとともに法術陣の原初の起源"エメラルド・タブレット"の捜索に踏み切り、やがてベリトを討伐するための大掛かりな作戦が実行されることとなった。
騎士団、戦士団、そしてハンターたちによる王国連合軍は、エメラルド・タブレットによって判明した正当な発動法を用いて法術陣を行使し、ベリトとの正面衝突を開始。

メフィスト

しかし、この戦で王国は法術陣を用いてなお、ベリトを討伐する事が叶わなかった。
ハンターの尽力により敗退という名の王都蹂躙を防ぎ、敵軍を撤退させることに成功する。
その際、ベリトが遂に本性を現すこととなった。。
蜘蛛の異形のごとき、おぞましい姿をした歪虚。それは確かに"メフィスト"と、名乗っていたのだった。
けれど、事件はそれで解決したわけではなかった。 その戦から間をおかず、王国全土を揺るがす"王国騎士団長エリオット・ヴァレンタイン暗殺事件"が勃発。
かろうじてメフィストとの戦いを撃退におさめた王国軍を待ちうけていたのは更なる絶望だった──。

そして昨年、1016年秋──再び、黒大公ベリアルが姿を現した(連動シナリオ【猫譚】)。
ベリアル再侵攻の切欠となったのが、"ユグディラ"だ。
その頃、王国内にはユグディラによる騒動が増加傾向にあり、ある日チビ・デブ・ノッポの三匹のユグディラが王国に助けを求めてきたのだ。
彼らの話を推測したところによると、【ガンナ・エントラータ】南方の島にユグディラの島があり、【ユグディラの女王】が苦しんでいるらしい。
そうして女王と接触して知ったのは、国土法術陣──正式名称【巡礼陣】のもう一つの真実。
巡礼陣への正のマテリアルの供給源となっていたのが、エクラの巡礼路だけでなく、このユグディラの女王の魂も含まれていたということだった。
先のベリト迎撃(【審判】連動)で巡礼陣を一度使用した結果、巡礼陣は急速に女王からマテリアルを吸収し始めていたようだ。
女王を苛み続ける苦痛。女王は「マテリアルを全て渡していっそ消えてしまいたい」と言う。
王女システィーナ・グラハムはそれを知り、しかし死なせたくないと思い、巡礼路上の街で定期的に音楽祭を開催することを提案。
根本的解決には至らないまでも、応急処置的に、巡礼路からのマテリアル供給を増やすことで女王の負担を減らそうと考えたのだ。
その考えは一応の成功を収め、女王は多少の延命を果たす。
結果、消えたいという女王の思いは変わらないが、ユグディラとしては王国、ひいてはハンターズソサエティに協力してもよいという種族間条約を結ぶに至ったのだった。

一方で王国のあちこちに出現していたユグディラの毛皮を見た黒大公ベリアルは、ユグディラを大量に狩り、その毛皮でシスティーナへ"花嫁衣裳"を作ろうという考えに至っていた。
この目的は到底理解できるものではなかったが、こうしてベリアルが王国に侵攻を再開したのは事実。
結果、ベリアル軍の半数とベリアル本人が王国に向けて出陣。しかし、ガンナ・エントラータ近郊でユグディラを包囲して捕獲しかけたところ、そこを王国の大公ウェルズ・クリストフ・マーロウを総大将とした貴族・ハンター・騎士連合軍に奇襲されることとなる。
こうして1016年初冬、遠征してきたベリアル軍は壊滅の様相を呈すことになる。
当の総司令たるベリアル本人もリベルタース地方西岸へ逃げ帰ったのだが……?


──そして、物語は【王臨】へと連なる。

王国貴族諸侯

【猫譚】でのベリアル奇襲作戦において、王国連合軍を指揮したのが、大公ウェルズ・クリストフ・マーロウ。
この作戦において、王国軍は黒大公に対し紛れもない"勝利"をおさめることができた。
そのマーロウの功績を受け、国内の一部貴族たちの気運に変化が表れた。端的に言えば、調子づいている様子が散見されている。
もとより王国の現政権に不満を抱いている者も少なくはなく、進んでマーロウに追従する諸侯も現れている。
肝心の大公マーロウについては、引き続きリベルタース地方に睨みを利かせているようだ。
引き続き、私兵を上げて戦功を得ようという狙いもあるようだが、彼の背景を鑑みるに真相は定かではない。

王国首脳陣

昨年末の対ベリアル戦において、大公マーロウに出し抜かれた状況を手痛く思う向きもあるが、巻き返しを図る積極的な動きはセドリック大司教が僅かに見せる程度。
王国首脳、王国直下の騎士団、教会直下の戦士団らは、調子づく一部貴族を牽制する様子もなければ、具体的に歪虚への新たな対抗策や動きも同様だ。
これまで一見して粛々と国家運用に集中していた首脳陣だったが、年も明けて間もないこの度1017年2月某日、王国全土に向けて新たな号令を発布した。
それは、「王国のより一層の発展を前提とした、古の塔攻略戦」。
これは、内部に潜むゴーレムの核回収のみならず、王国が塔に眠る様々な文明を手中にし、技術の飛躍的発展を目指すための作戦との見方が一般的だ。
果たしてこの作戦の先、王国には何が待ち受けているのだろうか。

古の塔

 誰がいつ何の目的で建設されたかも定かではなく正式名称すらも不明だが、いつしか「古の塔」と呼ばれるようになった古代遺跡。
 塔の存在自体は古くから広く知られているが、内部の情報が不明なことから様々な憶測や噂を生んでいる。
 また、王国のどこかにあるはずだが、誰もその塔を"目視"したことがなく、どこに存在しているのかも謎とされている。
 塔に入るための入口は一つ。アークエルスにある王立図書館の転移装置を使用するほかなく、その転移装置の使用にも制限があるため「誰でも気軽に入れる」遺跡ではない。
 そのため、塔自体の存在理由はもちろん、中に何が眠っているのか、そして国民にとって幸いになるものか災いになるものかすら全く未知のものである。
 ゆえに下手に行動を起こすこともできず、国としても「現状を維持する」目的で、塔の保護管理が精一杯の状況だった。
 近年、塔の入口の封印が解かれ、刻令術の研究等で立ち入りが許されるケースもあり、内部の情報が僅かだが明かされる機会に恵まれた。
 内部には様々なゴーレムが存在していることが判明し、この度王国は新たな号令を発布。
 王国のより一層の発展を前提に、内部に潜むゴーレム等の核の回収を目的とした大掛かりな制圧戦を行う。
 王国騎士団長ゲオルギウス・グラニフ・グランフェルトの令をもって、古の塔の正式な攻略戦が開始されることとなった。

 その後、王国騎士団、貴族諸侯、そしてハンターたちの怒涛のゴーレム狩りにより、古の塔の地上より5階分、全てのフロアから一機も残さずゴーレムが打倒された。
 ゴーレムを狩りつくした人間たちは、塔の罠をかいくぐりながら先へ先へと進んでいく。
 残るは地上6階──“最上階”とされるフロアのみ。王国連合軍が辿りついた先で行われたのは、五体のゴーレムとの最終試練。
 それぞれを打ち倒したことで、最終試練を乗り越えた王国連合軍は、塔の最上階――“王の間”へと、足を踏み入れることとなる。
 そこで古の塔の“番人”から示されたのは、“この国の宝を強力に加護する”という、強力な魔術装置。そしてそれを扱うことができるのは、“王”ただ一人である――ということであった。

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【王臨】連動シナリオ

これまでに登場した【王臨】の連動シナリオはこちら!

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