ゲスト
(ka0000)
Darker than Trickery
マスター:剣崎宗二
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2014/07/05 12:00
- リプレイ完成予定
- 2014/07/13 12:00
オープニング
「ふむ。……いい、下がって休め」
偵察報告を聞いたバタルトゥが、跪いた部族の者に命じる。
先のハンターたちの尽力により、通商路は回復された。
逃げた一体の山羊型歪虚も、その後にマフォジョ族による掃討隊により捕捉、撃殺された。
だが、その逃げた方向が気がかりになっていたバタルトゥは、更なる捜索を命じた。
そもそも、この歪虚たちは、突如その場に出現したのか。それとも‥‥
「洞窟、か」
捜索の結果、山道の隣に、今まで記述のなかった洞窟をオイマト族は発見する。
そこを探索した所――恐らくは歪虚と推測される正体不明の敵に襲撃され、探索隊に負傷者が出たのだ。
幸いにも探索隊は熟練の戦士たちだったがために、死者を出さないまま撤退に成功したのだが、このままではいつまた歪虚がその洞窟から出現し商道を塞がないとも限らない。何とかする必要があった。
「ガルヴァンは……もう帰ったのか?」
「はっ。例年の祭り事の準備です」
溜息をつく。なんともタイミングが悪い。
洞窟の足場の悪さ。暗さ。狭さ。
それは何れも騎馬兵の力を制限する要素であった。故に歩行で最大の力を発揮するガルヴァンの事を考えたのだが――
「マフォジョ族には最も重要なお祭りだ。引き止めるわけにはいかんだろう」
「族長、もう一つお伝えしたい事があります」
「……何だ」
跪いた部族の仲間が下がらなかったのをみて、僅かにバタルトゥは眉を吊り上げる。
「――今回の敵の中には、『スキレット』が紛れ込んでいる可能性があります」
「何‥‥?」
バタルトゥの首が、僅かに揺れる。
スキレット。それは、とある部族の言葉で『ずる賢い小人』。
悪知恵が働き、他の雑魔を統制する事で知られる、一体の歪虚。
今までオイマト族は幾度もこれの撃殺を試みたが、何れもすんでの所で逃げ切られていたのである。
「敵の動きは統制が取れておりました。恐ろしいほどに。でなければ奇襲とはいえ、あの程度で我らは遅れを取りません」
「成程」
それでは、尚更不利な戦場に、騎兵である自部族の者を送り込む訳には行かない。
――そして思いつくのは、先日そのガルヴァンに賞賛されたハンターたち。
「――仕方あるまい。あの者たちを頼るしかないか」
十分に注意するように、との一筆を付け加え。依頼書が、ハンターズオフィスに届く事になる。
「さて、これはただの偶然か。それとも、また何かが――」
偵察報告を聞いたバタルトゥが、跪いた部族の者に命じる。
先のハンターたちの尽力により、通商路は回復された。
逃げた一体の山羊型歪虚も、その後にマフォジョ族による掃討隊により捕捉、撃殺された。
だが、その逃げた方向が気がかりになっていたバタルトゥは、更なる捜索を命じた。
そもそも、この歪虚たちは、突如その場に出現したのか。それとも‥‥
「洞窟、か」
捜索の結果、山道の隣に、今まで記述のなかった洞窟をオイマト族は発見する。
そこを探索した所――恐らくは歪虚と推測される正体不明の敵に襲撃され、探索隊に負傷者が出たのだ。
幸いにも探索隊は熟練の戦士たちだったがために、死者を出さないまま撤退に成功したのだが、このままではいつまた歪虚がその洞窟から出現し商道を塞がないとも限らない。何とかする必要があった。
「ガルヴァンは……もう帰ったのか?」
「はっ。例年の祭り事の準備です」
溜息をつく。なんともタイミングが悪い。
洞窟の足場の悪さ。暗さ。狭さ。
それは何れも騎馬兵の力を制限する要素であった。故に歩行で最大の力を発揮するガルヴァンの事を考えたのだが――
「マフォジョ族には最も重要なお祭りだ。引き止めるわけにはいかんだろう」
「族長、もう一つお伝えしたい事があります」
「……何だ」
跪いた部族の仲間が下がらなかったのをみて、僅かにバタルトゥは眉を吊り上げる。
「――今回の敵の中には、『スキレット』が紛れ込んでいる可能性があります」
「何‥‥?」
バタルトゥの首が、僅かに揺れる。
スキレット。それは、とある部族の言葉で『ずる賢い小人』。
悪知恵が働き、他の雑魔を統制する事で知られる、一体の歪虚。
今までオイマト族は幾度もこれの撃殺を試みたが、何れもすんでの所で逃げ切られていたのである。
「敵の動きは統制が取れておりました。恐ろしいほどに。でなければ奇襲とはいえ、あの程度で我らは遅れを取りません」
「成程」
それでは、尚更不利な戦場に、騎兵である自部族の者を送り込む訳には行かない。
――そして思いつくのは、先日そのガルヴァンに賞賛されたハンターたち。
「――仕方あるまい。あの者たちを頼るしかないか」
十分に注意するように、との一筆を付け加え。依頼書が、ハンターズオフィスに届く事になる。
「さて、これはただの偶然か。それとも、また何かが――」
解説
【PC情報】(キャラクターとして得られる情報)
依頼は暗い洞窟の探索、及び歪虚に遭遇した場合、可能ならばそれの排除。
確認された敵は蜘蛛型が殆どですが、人型らしき影をを見たという報告も。
また、『スキリット』なる、悪巧みに長け、指揮能力を持つゴブリン型も居るとの噂があります。
スキリットは臆病なので、少しその配下を撃破してやれば、撤退するでしょう。
今までもオイマト族がこれの撃殺を試みた事がありますが、未だに成されておりません。
【PL情報】(キャラクターは知りえない、プレイヤーの皆様向けに公開されている依頼についての情報です)
敵は蝙蝠人間型二体、蜘蛛型六体、『スキレット』の計九体。何れも暗闇を住処にしているため暗闇の影響を受けませんが、彼らは普段、外に出る事もある、と言う点にご留意ください。
スキレットは何れ二体の歪虚が撃破された時点で逃走しますが、それまでは敵を指揮しております。
実質的な成功条件は
・スキレットの存在を確認する
・スキレットを除く歪虚の全滅
ですが、これ以上の何かを達成しようとすると難易度は大きく上がります。
蝙蝠人間型は体術に長け、また魔法判定で『抵抗判定に失敗した場合、能力を下げる』超音波(サブアクションタイミングでの使用)を交えて攻撃してきます。
蜘蛛型は毒を持つ噛み付き、及び移動、回避等の機動力を下げる効果を持つ粘着弾を発射して来ます。
『スキレット』は臆病で、普段は戦闘に出る事はなく指揮に専念しておりますが、窮鼠猫を噛むが如く、追い詰められた際の実力は相当高いです。
能力は『土や石を操作する』事で、悪知恵と合わせた戦法を得意とします。
依頼は暗い洞窟の探索、及び歪虚に遭遇した場合、可能ならばそれの排除。
確認された敵は蜘蛛型が殆どですが、人型らしき影をを見たという報告も。
また、『スキリット』なる、悪巧みに長け、指揮能力を持つゴブリン型も居るとの噂があります。
スキリットは臆病なので、少しその配下を撃破してやれば、撤退するでしょう。
今までもオイマト族がこれの撃殺を試みた事がありますが、未だに成されておりません。
【PL情報】(キャラクターは知りえない、プレイヤーの皆様向けに公開されている依頼についての情報です)
敵は蝙蝠人間型二体、蜘蛛型六体、『スキレット』の計九体。何れも暗闇を住処にしているため暗闇の影響を受けませんが、彼らは普段、外に出る事もある、と言う点にご留意ください。
スキレットは何れ二体の歪虚が撃破された時点で逃走しますが、それまでは敵を指揮しております。
実質的な成功条件は
・スキレットの存在を確認する
・スキレットを除く歪虚の全滅
ですが、これ以上の何かを達成しようとすると難易度は大きく上がります。
蝙蝠人間型は体術に長け、また魔法判定で『抵抗判定に失敗した場合、能力を下げる』超音波(サブアクションタイミングでの使用)を交えて攻撃してきます。
蜘蛛型は毒を持つ噛み付き、及び移動、回避等の機動力を下げる効果を持つ粘着弾を発射して来ます。
『スキレット』は臆病で、普段は戦闘に出る事はなく指揮に専念しておりますが、窮鼠猫を噛むが如く、追い詰められた際の実力は相当高いです。
能力は『土や石を操作する』事で、悪知恵と合わせた戦法を得意とします。
マスターより
どうもこんにちわ、剣崎依頼第二弾、今回はもう少し要素を詰め込んで見ました。
普通にやれば普通にクリアできます。欲張る事は不可能ではありませんが、その場合は相応の難易度に調整されます。
OPをしっかりと読み込み、状況を把握し、十分に注意の上、ご参加くださいませ。
普通にやれば普通にクリアできます。欲張る事は不可能ではありませんが、その場合は相応の難易度に調整されます。
OPをしっかりと読み込み、状況を把握し、十分に注意の上、ご参加くださいませ。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/10 22:32
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談をしましょうか アシュリー・クロウ(ka1354) エルフ|20才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/07/05 11:01:25 |
||
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/06/30 00:58:41 |