ゲスト
(ka0000)
【羽冠】イスルダ島調査開拓依頼
マスター:ハントシステム
- シナリオ形態
- ハントシステム
- 難易度
- 不明
- 参加費
- 400
- 参加人数
- 現在8人 / 1~8人
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2018/05/24 19:00
- 結果表示予定
- 2018/05/24 19:00
オープニング
歪虚に奪われた島があった。
グラズヘイム王国西方沖、イスルダ島。
王国暦1008年に傲慢(アイテルカイト)の王国侵攻軍によって陥落した島はしかし、九年の歳月を経て解放にまで至った。
そして失陥から十年目となる王国暦1018年、グラズヘイム王国は島内に残る歪虚の闇を完全に払拭すべく、調査及び再開拓に乗り出したのだった――。
「皆さんには調査班の護衛や手伝いをお願いしたいのです」
集まったハンターたちを前にヴィオラ・フルブライト(kz0007)が単刀直入に告げる。その左手には首根っこを掴まれた蛇がぶら下がっており、そこかしこから「あぁ、あれが豚羊の末路……」というような声が漏れた。
ヴィオラは力なく垂れ下がった蛇を気に留めることもなく説明を続ける。
「調査班にはそれぞれ分散して調査してもらいますが、島内は未だ歪虚汚染が至る所にあります。深度の高い汚染はおそらく中央以外にはほとんどないはずですが……それでも網の目のように歪虚の闇が薄く広がっている状況ではいつ雑魔に襲われれるか分かりません。ところがこの再開拓団の戦力では手が足りない。そこでハンターに同行してもらうことになりました」
ハンターたちの手元には島内地図の写しがそれぞれ配られている。そこにはヴィオラの直筆で怪しい場所や危険度などが書き加えられているが、情報量はあまり多くない。
それほど手が足りないのだろうとハンターたちにも察しが付く。同時に一部の者は「だからこそ稼ぎ場所になる」とも考えたが、表面上は取り繕ったままヴィオラの声に耳を傾けている。
「島の外周近辺はおそらく雑魔の襲撃にさえ気を付ければ比較的安全でしょう。しかし中央部――神殿と黒い爆発跡地は高濃度の汚染が残留している可能性があります。調査のためにはそこにも向かう必要がありますので、十分に気を付けるように」
「はっ」
「……歪虚となり果てた騎士の残党も少数ですが確認されています。注意して……そして、可能ならば彼らに最期の慈悲を与えてやってください」
歪虚と化した元王国騎士は、先王アレクシウスやその近衛隊長を筆頭に多くが消滅したが、今なお脅威となっている者も少なくない。
その代表格が、マーロウ家の紋章旗を掲げた一党だ。流石に損耗する一方だと思われるが、それでも彼らは遊撃的に暴れ回っている。
「ブシシシ、心配するな。脆弱なる貴様らとはいえこの私を一度は破りし者よ。雑兵が如き彼奴等メェなど物の数ではない!」
ぶらぶらしていた蛇が唐突に声を上げた。気持ち悪い猫なで声である。
ヴィオラが侮蔑の視線を手元に落とし、
「…………豚が」
「ブシッ!?」
びくんびくんしている蛇をよそに、ヴィオラは薄い微笑をハンターに向ける。
「それでは調査を開始してください。帰還時は貢献証を渡しますのでここに立ち寄るように」
ハンターたちはそれぞれに了承の旨を示し、早速調査を始めた。
九年にわたって高位歪虚であるベリアル(kz0203)の本拠地であり続け、そしてメフィスト(kz0178)の罠によって濃密すぎる負のマテリアルを瞬間的に浴びた島。
生物の雑魔化だけでなく、植生なども変質している可能性があると考えると、研究者にとっては興味深い島――なのかもしれない。
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
グラズヘイム王国西方沖、イスルダ島。
王国暦1008年に傲慢(アイテルカイト)の王国侵攻軍によって陥落した島はしかし、九年の歳月を経て解放にまで至った。
そして失陥から十年目となる王国暦1018年、グラズヘイム王国は島内に残る歪虚の闇を完全に払拭すべく、調査及び再開拓に乗り出したのだった――。
「皆さんには調査班の護衛や手伝いをお願いしたいのです」
集まったハンターたちを前にヴィオラ・フルブライト(kz0007)が単刀直入に告げる。その左手には首根っこを掴まれた蛇がぶら下がっており、そこかしこから「あぁ、あれが豚羊の末路……」というような声が漏れた。
ヴィオラは力なく垂れ下がった蛇を気に留めることもなく説明を続ける。
「調査班にはそれぞれ分散して調査してもらいますが、島内は未だ歪虚汚染が至る所にあります。深度の高い汚染はおそらく中央以外にはほとんどないはずですが……それでも網の目のように歪虚の闇が薄く広がっている状況ではいつ雑魔に襲われれるか分かりません。ところがこの再開拓団の戦力では手が足りない。そこでハンターに同行してもらうことになりました」
ハンターたちの手元には島内地図の写しがそれぞれ配られている。そこにはヴィオラの直筆で怪しい場所や危険度などが書き加えられているが、情報量はあまり多くない。
それほど手が足りないのだろうとハンターたちにも察しが付く。同時に一部の者は「だからこそ稼ぎ場所になる」とも考えたが、表面上は取り繕ったままヴィオラの声に耳を傾けている。
「島の外周近辺はおそらく雑魔の襲撃にさえ気を付ければ比較的安全でしょう。しかし中央部――神殿と黒い爆発跡地は高濃度の汚染が残留している可能性があります。調査のためにはそこにも向かう必要がありますので、十分に気を付けるように」
「はっ」
「……歪虚となり果てた騎士の残党も少数ですが確認されています。注意して……そして、可能ならば彼らに最期の慈悲を与えてやってください」
歪虚と化した元王国騎士は、先王アレクシウスやその近衛隊長を筆頭に多くが消滅したが、今なお脅威となっている者も少なくない。
その代表格が、マーロウ家の紋章旗を掲げた一党だ。流石に損耗する一方だと思われるが、それでも彼らは遊撃的に暴れ回っている。
「ブシシシ、心配するな。脆弱なる貴様らとはいえこの私を一度は破りし者よ。雑兵が如き彼奴等メェなど物の数ではない!」
ぶらぶらしていた蛇が唐突に声を上げた。気持ち悪い猫なで声である。
ヴィオラが侮蔑の視線を手元に落とし、
「…………豚が」
「ブシッ!?」
びくんびくんしている蛇をよそに、ヴィオラは薄い微笑をハンターに向ける。
「それでは調査を開始してください。帰還時は貢献証を渡しますのでここに立ち寄るように」
ハンターたちはそれぞれに了承の旨を示し、早速調査を始めた。
九年にわたって高位歪虚であるベリアル(kz0203)の本拠地であり続け、そしてメフィスト(kz0178)の罠によって濃密すぎる負のマテリアルを瞬間的に浴びた島。
生物の雑魔化だけでなく、植生なども変質している可能性があると考えると、研究者にとっては興味深い島――なのかもしれない。
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
解説
●討伐対象
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●成功条件
大成功 | すべてのモンスターを討伐 |
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成功 | モンスターを1体以上討伐 |
●マップ
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
- H
1
2
3
4
5
6
7
8
結果反映済み
結果反映日時 2018/05/24 19:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 |
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探索結果 ジェスター・ルース=レイス(ka7050) ドラグーン|14才|男性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2018/05/24 13:13:41 |