ゲスト
(ka0000)
【繭国】戦乙女の死の教練
マスター:ハントシステム
- シナリオ形態
- ハントシステム
- 難易度
- 不明
- 参加費
- 400
- 参加人数
- 現在8人 / 1~8人
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2017/06/27 07:30
- 結果表示予定
- 2017/06/27 07:30
オープニング
1017年6月。エクラ教史において、一際異彩を放つ行事が爆誕した。
『戦乙女の死の教練』――デスロード・トゥ・ヴァルハラと呼ばれる、地獄の訓練である。
ことの起りは、システィーナ・グラハム(kz0020)が王国の軍備強化を最優先にした予算投入を決定したことによる。
当時の聖堂戦士団長、ヴィオラ・フルブライト(kz0007)はそれを受け、聖堂戦士団の練兵を行うこととした。
潤沢な予算と団員の無私なる信仰心を糧に、『徹底的な』教導を決めたのだ。
「肝要になるのは心、技、体。【王国の鎧】足る私達にとって、いずれも欠けてはならないものと知りなさい」
「我輩、流石にやりすぎじゃない、かな、とか……」
「何か?」
「……ぬ、ぬはは……む?」
――ヴィオラは一切の妥協を見せなかった。
加えて言えば、プラトニスが大変興味を覚えたものもあった。
戦士団が担うべき【技】として、ヴィオラは聖堂戦士団が取るべき戦術と役割を考察、編纂した上で、機動訓練を含めて徹底的に叩き込んだ。
身体は動いても戦術を損なうものは忘我の域で身体が動くようになるまで繰り返しを要求される。
課題。課題。課題。積もる訓練の山に、身体が最適化されていく――。
成すべきは技術訓練だけではない。
グラズヘイム王国謹製錬金術協会――通称「練筋協会」のフルプロデュースを受けた訓練に臨むことになる。
ハンターたちにも大人気の大胸筋矯正ギブスに悪魔的な改造を施した器具を皮切りに、超重カソック、超重メイスといった装備を着込んで行う身体訓練は戦士団のフィジカル育成に並々ならぬ効能をあげた。
「PT! PT! PT!」
基礎訓練の略のはずだが、正気を無くした何者かが「PTとはプラトニスの略なのではないか」と言い始めた頃から、自然と唱えられるようになった。なお、興を覚えたプラトニスが何気なくその場に混じり始めたのも一役買っていたかもしれない。
一定の成果を挙げたものから同コースを卒業し、最後の【心】の訓練へと挑むことになる。
それは――。
●
「絶対に、手心を加えないでください」
第一声を、ヴィオラは氷の眼差しと共に告げた。
「戦士団員にとって、皆様と行う訓練は強敵に挑むという、数少ない機会になります。
これからの王国の敵――大敵、メフィストに連なる歪虚たちとの戦闘を見据えた訓練です」
遠くには、プラトニスの名を絶唱する声がある。爆発音や、破砕音の中走り回る、やたら重たそうな軍靴の音が響く。
そんな中で、ヴィオラの声は、いやに透き通って届いた。
「彼らにとって大事なことは、【立ち上がること】。たとえ負けても、立ち上がる機会を得ることが必要なのです」
説明を受けたハンター達の中には、"どうやって立ち上がらせるつもりなのだろう"、と疑問を覚えたものも居たことだろうが、それを問う間もなく、ヴィオラは続ける。
「皆様の手で、打ちのめして下さい。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも」
軽やかな指の動きで壇上を打つ軽い音が、声と共に響いた。
「今の彼らには、それが必要なのです」
確信の篭った声に、ひとときの間、室内が静まり返った。
そして。
「…………加えて、皆様には、私の相手もしていただきたく」
戦乙女の二つ名を持つ女は、そう告げた。
聖堂戦士団の一枚看板。一騎当千の戦力の参戦に、浮足立つハンターも現れた、が。
「勿論、本気は出しません。ただ、彼らともども私も打ち倒してください。その上で」
ヴィオラの目には、決意の光があった。
それが必要だ、と告げたときの瞳の色は、そのままに。
こう、結んだのだった。
「私は、"立ち上がります"」
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
『戦乙女の死の教練』――デスロード・トゥ・ヴァルハラと呼ばれる、地獄の訓練である。
ことの起りは、システィーナ・グラハム(kz0020)が王国の軍備強化を最優先にした予算投入を決定したことによる。
当時の聖堂戦士団長、ヴィオラ・フルブライト(kz0007)はそれを受け、聖堂戦士団の練兵を行うこととした。
潤沢な予算と団員の無私なる信仰心を糧に、『徹底的な』教導を決めたのだ。
「肝要になるのは心、技、体。【王国の鎧】足る私達にとって、いずれも欠けてはならないものと知りなさい」
「我輩、流石にやりすぎじゃない、かな、とか……」
「何か?」
「……ぬ、ぬはは……む?」
――ヴィオラは一切の妥協を見せなかった。
加えて言えば、プラトニスが大変興味を覚えたものもあった。
戦士団が担うべき【技】として、ヴィオラは聖堂戦士団が取るべき戦術と役割を考察、編纂した上で、機動訓練を含めて徹底的に叩き込んだ。
身体は動いても戦術を損なうものは忘我の域で身体が動くようになるまで繰り返しを要求される。
課題。課題。課題。積もる訓練の山に、身体が最適化されていく――。
成すべきは技術訓練だけではない。
グラズヘイム王国謹製錬金術協会――通称「練筋協会」のフルプロデュースを受けた訓練に臨むことになる。
ハンターたちにも大人気の大胸筋矯正ギブスに悪魔的な改造を施した器具を皮切りに、超重カソック、超重メイスといった装備を着込んで行う身体訓練は戦士団のフィジカル育成に並々ならぬ効能をあげた。
「PT! PT! PT!」
基礎訓練の略のはずだが、正気を無くした何者かが「PTとはプラトニスの略なのではないか」と言い始めた頃から、自然と唱えられるようになった。なお、興を覚えたプラトニスが何気なくその場に混じり始めたのも一役買っていたかもしれない。
一定の成果を挙げたものから同コースを卒業し、最後の【心】の訓練へと挑むことになる。
それは――。
●
「絶対に、手心を加えないでください」
第一声を、ヴィオラは氷の眼差しと共に告げた。
「戦士団員にとって、皆様と行う訓練は強敵に挑むという、数少ない機会になります。
これからの王国の敵――大敵、メフィストに連なる歪虚たちとの戦闘を見据えた訓練です」
遠くには、プラトニスの名を絶唱する声がある。爆発音や、破砕音の中走り回る、やたら重たそうな軍靴の音が響く。
そんな中で、ヴィオラの声は、いやに透き通って届いた。
「彼らにとって大事なことは、【立ち上がること】。たとえ負けても、立ち上がる機会を得ることが必要なのです」
説明を受けたハンター達の中には、"どうやって立ち上がらせるつもりなのだろう"、と疑問を覚えたものも居たことだろうが、それを問う間もなく、ヴィオラは続ける。
「皆様の手で、打ちのめして下さい。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも。何度でも」
軽やかな指の動きで壇上を打つ軽い音が、声と共に響いた。
「今の彼らには、それが必要なのです」
確信の篭った声に、ひとときの間、室内が静まり返った。
そして。
「…………加えて、皆様には、私の相手もしていただきたく」
戦乙女の二つ名を持つ女は、そう告げた。
聖堂戦士団の一枚看板。一騎当千の戦力の参戦に、浮足立つハンターも現れた、が。
「勿論、本気は出しません。ただ、彼らともども私も打ち倒してください。その上で」
ヴィオラの目には、決意の光があった。
それが必要だ、と告げたときの瞳の色は、そのままに。
こう、結んだのだった。
「私は、"立ち上がります"」
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
解説
●討伐対象
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●成功条件
大成功 | すべてのモンスターを討伐 |
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成功 | モンスターを1体以上討伐 |
●マップ
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
- H
1
2
3
4
5
6
7
8
結果反映済み
結果反映日時 2017/06/27 07:30
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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索敵報告&ルート相談 藤堂研司(ka0569) 人間(リアルブルー)|26才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/06/26 22:22:01 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 |