ゲスト
(ka0000)
【東幕】長江西鳩マッチョ討伐戦
マスター:ハントシステム
- シナリオ形態
- ハントシステム
- 難易度
- 不明
- 参加費
- 400
- 参加人数
- 現在8人 / 1~8人
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2017/12/02 19:00
- 結果表示予定
- 2017/12/02 19:00
オープニング
●龍尾城
度重なる戦で、憤怒残党勢力は縮小しているもの……と思われていた。
頭となる存在が居なければ、もはや、烏合の衆。と、油断していた訳ではない。
だが、ここ最近、憤怒残党は、エトファリカ連邦国の南側で組織的な動きを見せ出していた。
「恵土城からの報告は聞いています。しかし、救援要請無しに、幕府軍を動かす事はできません」
エトファリカ武家四十八家門、第一位立花院家当主にして「八代目征夷大将軍」である立花院 紫草(kz0126)が微笑を浮かべたまま、そんな台詞を言った。
まるで、要請さえあれば、いつでも幕府軍を派遣できるような、そんな雰囲気だ。
「長江西に開拓した地は、如何致しましょう」
困ったような表情で尋ねたのは十鳥城の代官、仁々木 正秋 (kz0241)だった。
天ノ都より南西側に位置する十鳥城は、現在、幕府直轄となっている。
今は数名の代官によって治められており、長江西には西方との交易の為、開拓が進められていた。
「可能であれば、維持したい所ですね。また、カカオ豆の産出に支障を出す訳にはいきません」
これから西方では季節の行事が続く。
チョコレートの原材料の需要は高まるのだ。その為に、開拓を進めていたので、ここで諦めてはこれまでの投資が無駄になる。
かといって、僻地に対して幕府軍を動かす訳にもいかず……。
「十鳥城の戦力ではとても守り切れません」
「ここは、ハンターの皆さんにご協力頂くしかありませんね」
カカオ豆の中には極めて質の良い、希少なものもあるという。
それらは比較的、長江に出没する“特殊”な雑魔が持っている事が多く、討伐を兼ねて希少カカオ豆を入手できるとすれば、一石二鳥というものだろう。
「雑魔を倒し、最低限の安全も確保できれば、商売に影響は無いでしょう」
穏やかな口調で紫草は言うと、冷めきったお茶が入った湯呑に手を伸ばした。
その手が一瞬止まる。
(……長江には、蓬生の姿もあったと聞きます……遭遇したハンター達が無事であればいいのですが……)
憤怒王である獄炎が人間達に敗れた時に切り離した分離体だ。
極めて強力な個体である。積極的に人類に敵対してこない事が幸いだが、このまま放置していて良い存在でもない。
(目撃情報の収集も兼ねるのも良いかもしれませんね)
そんな事を思いながら、お茶を口に運んだ。
「ハンター達が居れば戦力は足ります。十鳥城からも出撃致します」
正秋が勇ましく宣言した。
今回は十鳥城の代官としての立場で、雑魔退治に加わるという事だろう。
「鳩マッチョを蹴散らしてきます!」
「目撃された鳩マッチョはこれまでとは違うとも聞きます。用心するのですよ」
気合十分の正秋に対し、紫草は注意を促した。
鳩マッチョは、筋肉隆々の男性に鳩のような顔の雑魔である。カカオ豆を好む習性があるという。
「私も、暇があれば、行きましょうか。少し、確認したい事もありますからね」
この大将軍に暇な時などあるのだろうかと思うが、紫草は爽やかな微笑を浮かべた。
もっとも、将軍という立場では長江西には姿は現さないだろうが。
こうして、長江でのカカオ豆を巡る戦いの幕が切って落とされたのであった。
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
度重なる戦で、憤怒残党勢力は縮小しているもの……と思われていた。
頭となる存在が居なければ、もはや、烏合の衆。と、油断していた訳ではない。
だが、ここ最近、憤怒残党は、エトファリカ連邦国の南側で組織的な動きを見せ出していた。
「恵土城からの報告は聞いています。しかし、救援要請無しに、幕府軍を動かす事はできません」
エトファリカ武家四十八家門、第一位立花院家当主にして「八代目征夷大将軍」である立花院 紫草(kz0126)が微笑を浮かべたまま、そんな台詞を言った。
まるで、要請さえあれば、いつでも幕府軍を派遣できるような、そんな雰囲気だ。
「長江西に開拓した地は、如何致しましょう」
困ったような表情で尋ねたのは十鳥城の代官、仁々木 正秋 (kz0241)だった。
天ノ都より南西側に位置する十鳥城は、現在、幕府直轄となっている。
今は数名の代官によって治められており、長江西には西方との交易の為、開拓が進められていた。
「可能であれば、維持したい所ですね。また、カカオ豆の産出に支障を出す訳にはいきません」
これから西方では季節の行事が続く。
チョコレートの原材料の需要は高まるのだ。その為に、開拓を進めていたので、ここで諦めてはこれまでの投資が無駄になる。
かといって、僻地に対して幕府軍を動かす訳にもいかず……。
「十鳥城の戦力ではとても守り切れません」
「ここは、ハンターの皆さんにご協力頂くしかありませんね」
カカオ豆の中には極めて質の良い、希少なものもあるという。
それらは比較的、長江に出没する“特殊”な雑魔が持っている事が多く、討伐を兼ねて希少カカオ豆を入手できるとすれば、一石二鳥というものだろう。
「雑魔を倒し、最低限の安全も確保できれば、商売に影響は無いでしょう」
穏やかな口調で紫草は言うと、冷めきったお茶が入った湯呑に手を伸ばした。
その手が一瞬止まる。
(……長江には、蓬生の姿もあったと聞きます……遭遇したハンター達が無事であればいいのですが……)
憤怒王である獄炎が人間達に敗れた時に切り離した分離体だ。
極めて強力な個体である。積極的に人類に敵対してこない事が幸いだが、このまま放置していて良い存在でもない。
(目撃情報の収集も兼ねるのも良いかもしれませんね)
そんな事を思いながら、お茶を口に運んだ。
「ハンター達が居れば戦力は足ります。十鳥城からも出撃致します」
正秋が勇ましく宣言した。
今回は十鳥城の代官としての立場で、雑魔退治に加わるという事だろう。
「鳩マッチョを蹴散らしてきます!」
「目撃された鳩マッチョはこれまでとは違うとも聞きます。用心するのですよ」
気合十分の正秋に対し、紫草は注意を促した。
鳩マッチョは、筋肉隆々の男性に鳩のような顔の雑魔である。カカオ豆を好む習性があるという。
「私も、暇があれば、行きましょうか。少し、確認したい事もありますからね」
この大将軍に暇な時などあるのだろうかと思うが、紫草は爽やかな微笑を浮かべた。
もっとも、将軍という立場では長江西には姿は現さないだろうが。
こうして、長江でのカカオ豆を巡る戦いの幕が切って落とされたのであった。
※当シナリオはハントシステムとなります。GMによるリプレイの執筆は行われません。
>> ハントシステムとは
解説
●討伐対象
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●成功条件
大成功 | すべてのモンスターを討伐 |
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成功 | モンスターを1体以上討伐 |
●マップ
- A
- B
- C
- D
- E
- F
- G
- H
1
2
3
4
5
6
7
8
結果反映済み
結果反映日時 2017/12/02 19:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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索敵結果! エヴァンス・カルヴィ(ka0639) 人間(クリムゾンウェスト)|29才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/12/02 02:04:55 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 |