ゲスト
(ka0000)
盗賊ゴブリンライダーズ
マスター:蒼かなた
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/07/27 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/05 19:00
オープニング
●盗賊参上
冒険都市リゼリオ――海岸近くの平地と幾つもの島々を含む都市である。
サルヴァトーレ・ロッソと言われる宇宙戦艦が現れたことにより元々活気付いていた都市は多くのリアルブルーやクリムゾンウェストの人達で溢れていた。
そこに集まるのは物珍しさからか、それとも新たな冒険を求めてか、はたまたこの景気に一旗上げて一儲けしようとしているのか。
何にせよ理由は様々だが多くの人々が集まろうとしていた。
そんなリゼリオへ向かう為の林道を行く二人の男。一頭の馬に荷台を引かせてゆっくりと優雅になだらかな坂道を下っている。
「あと半日もすればリゼリオだな」
「ああ、冒険都市リゼリオ……くぅー、どんな面白いことがあるんだろうな」
男二人は年若く、ひょろっとした体躯で貧弱とは言わないがどうみても一般人な風体だ。
実はこの二人は行商人で、活気に満ちているリゼリオで一商売してみようと遠方からはるばるやってきたらしい。
がたごと揺れる後ろの荷台には昨日立ち寄った村で手に入れた日持ちする柑橘系の果物や、二人が作った工芸品や細工品が乗っている。
まだ見ぬ夢見る都市リゼリオに思いを馳せながら男達はのんきに鼻歌を歌いながら進んでいく。
「……んっ? なあ、今何か聞こえなかったか?」
「え? いや、分からないが」
その時、男の一人が何かが聞こえた気がして立ち止まる。
つられて立ち止まったもう一人の男には何も聞こえていないようで不思議そうな顔をする。
「ただの空耳だろ? ほら早く――」
「オオォォーン!」
先を急ごうと声をかけようとした瞬間だった。
突如左右の森の中から獣の遠吠えが響き渡る。さらにがさがさと周囲の草むらが揺れ、それは明らかにそこに何かが居ることを示していた。
「ひいっ、なんだ。狼か?」
「まさか。こんな街道近くに狼なんて……」
男がそこまで言った瞬間、草むらから黒い影が躍り出てきた。
影の正体はまさしくいるはずのないと思っていた狼であった。
しかもそれだけではない。その狼の背に何かもう一つの影があった。
「えっ、何で狼の背中にゴブリンが?」
「馬鹿っ、呆けてないで逃げるぞ!」
そうしている間に狼とゴブリンはまず真っ先に荷台に繋がれた馬に襲い掛かっている。
何故人を襲わないかは不明だがこれはチャンスだ。
呆けている男の背中を叩き、男はリゼリオへと続く道をひた走る。
「ちくしょう、ちくしょう! なんだっていうんだよ!」
混乱と恐怖と悔しさに満ちた叫びを上げながら男達は命からがらリゼリオの入り口まで走り続けた。
●ハンターオフィス
リゼリオの町のハンターオフィスで一人のオフィス職員がとある報告書を読みながら溜息をつく。
「また犠牲者が出てしまったか」
その報告書には最近リゼリオに続く道で旅人達が襲われているという事件の詳細が記されていた。
狼に乗ったゴブリンによる強盗事件。既に8件の事件が確認されている。
狙われるのはどれも少人数で旅をしていた人達だけで、今のところ人が殺されるという事態にはなっていない。
それが何故かは分からないが恐らく目当てが旅人の荷物だからなのだろう。正確にはその中の食料であると推測できる。
ゴブリンや狼が服を着たりアクセサリーで着飾ったりする趣味が無い限りは。
というより、調査を派遣したところそういった食料以外の物は森の片隅で捨てられているのが見つかっていた。
「ハンターさん達に討伐して貰わないんですか?」
オフィス職員の後輩らしき女性が首を傾げてそう告げる。
「いや、一度依頼したんだがな。どうやら大勢で行くと現れないらしい」
この盗賊ゴブリン達は妙に頭がいいのか、自分達より数が少ない相手しか狙わないらしい。
そして食べられそうなものだけ頂いて他は捨てていく。因みに馬なども切り分けられて持ち去られたのか、現場には大量の血痕もあったらしい。
「けど、少ない人数でいくとハンターさん達も危ないですよね?」
「ああ、だがこのまま放っておくわけにもいかない」
ハンター達の知恵に任せてもう一度依頼を出してみるかと、オフィス職員はコンソールを叩き出した。
冒険都市リゼリオ――海岸近くの平地と幾つもの島々を含む都市である。
サルヴァトーレ・ロッソと言われる宇宙戦艦が現れたことにより元々活気付いていた都市は多くのリアルブルーやクリムゾンウェストの人達で溢れていた。
そこに集まるのは物珍しさからか、それとも新たな冒険を求めてか、はたまたこの景気に一旗上げて一儲けしようとしているのか。
何にせよ理由は様々だが多くの人々が集まろうとしていた。
そんなリゼリオへ向かう為の林道を行く二人の男。一頭の馬に荷台を引かせてゆっくりと優雅になだらかな坂道を下っている。
「あと半日もすればリゼリオだな」
「ああ、冒険都市リゼリオ……くぅー、どんな面白いことがあるんだろうな」
男二人は年若く、ひょろっとした体躯で貧弱とは言わないがどうみても一般人な風体だ。
実はこの二人は行商人で、活気に満ちているリゼリオで一商売してみようと遠方からはるばるやってきたらしい。
がたごと揺れる後ろの荷台には昨日立ち寄った村で手に入れた日持ちする柑橘系の果物や、二人が作った工芸品や細工品が乗っている。
まだ見ぬ夢見る都市リゼリオに思いを馳せながら男達はのんきに鼻歌を歌いながら進んでいく。
「……んっ? なあ、今何か聞こえなかったか?」
「え? いや、分からないが」
その時、男の一人が何かが聞こえた気がして立ち止まる。
つられて立ち止まったもう一人の男には何も聞こえていないようで不思議そうな顔をする。
「ただの空耳だろ? ほら早く――」
「オオォォーン!」
先を急ごうと声をかけようとした瞬間だった。
突如左右の森の中から獣の遠吠えが響き渡る。さらにがさがさと周囲の草むらが揺れ、それは明らかにそこに何かが居ることを示していた。
「ひいっ、なんだ。狼か?」
「まさか。こんな街道近くに狼なんて……」
男がそこまで言った瞬間、草むらから黒い影が躍り出てきた。
影の正体はまさしくいるはずのないと思っていた狼であった。
しかもそれだけではない。その狼の背に何かもう一つの影があった。
「えっ、何で狼の背中にゴブリンが?」
「馬鹿っ、呆けてないで逃げるぞ!」
そうしている間に狼とゴブリンはまず真っ先に荷台に繋がれた馬に襲い掛かっている。
何故人を襲わないかは不明だがこれはチャンスだ。
呆けている男の背中を叩き、男はリゼリオへと続く道をひた走る。
「ちくしょう、ちくしょう! なんだっていうんだよ!」
混乱と恐怖と悔しさに満ちた叫びを上げながら男達は命からがらリゼリオの入り口まで走り続けた。
●ハンターオフィス
リゼリオの町のハンターオフィスで一人のオフィス職員がとある報告書を読みながら溜息をつく。
「また犠牲者が出てしまったか」
その報告書には最近リゼリオに続く道で旅人達が襲われているという事件の詳細が記されていた。
狼に乗ったゴブリンによる強盗事件。既に8件の事件が確認されている。
狙われるのはどれも少人数で旅をしていた人達だけで、今のところ人が殺されるという事態にはなっていない。
それが何故かは分からないが恐らく目当てが旅人の荷物だからなのだろう。正確にはその中の食料であると推測できる。
ゴブリンや狼が服を着たりアクセサリーで着飾ったりする趣味が無い限りは。
というより、調査を派遣したところそういった食料以外の物は森の片隅で捨てられているのが見つかっていた。
「ハンターさん達に討伐して貰わないんですか?」
オフィス職員の後輩らしき女性が首を傾げてそう告げる。
「いや、一度依頼したんだがな。どうやら大勢で行くと現れないらしい」
この盗賊ゴブリン達は妙に頭がいいのか、自分達より数が少ない相手しか狙わないらしい。
そして食べられそうなものだけ頂いて他は捨てていく。因みに馬なども切り分けられて持ち去られたのか、現場には大量の血痕もあったらしい。
「けど、少ない人数でいくとハンターさん達も危ないですよね?」
「ああ、だがこのまま放っておくわけにもいかない」
ハンター達の知恵に任せてもう一度依頼を出してみるかと、オフィス職員はコンソールを叩き出した。
解説
【依頼内容】
盗賊ゴブリンを退治しよう
【敵情報】
●ゴブリン 4匹
身長1.2mほどの大きさの亜人。
石の斧や槍に簡素な防具を纏っている。
1体だけなら弱いが群れると駆け出しハンターでは梃子摺る程度の強さ。
●狼 4匹
身長2mほどの少し大柄な狼。
黒や灰色の毛並みをしておりゴブリンよりも獰猛。
ゴブリンと連携して襲い掛かってくる。
※ゴブリンが狼に騎乗している可能性がある。
【戦域情報】
リゼリオ近くの林の中。
馬車がゆうゆうと通れるほどの幅のある林道がある。
時刻は日中。
【備考】
ゴブリン達は標的の数が自分達(ゴブリンと狼1匹ずつで1セット)より多い場合、つまり5人以上姿が見えていると現れない。
今回は旅人に扮することも考え馬が1頭と荷馬車が貸与されている。
盗賊ゴブリンを退治しよう
【敵情報】
●ゴブリン 4匹
身長1.2mほどの大きさの亜人。
石の斧や槍に簡素な防具を纏っている。
1体だけなら弱いが群れると駆け出しハンターでは梃子摺る程度の強さ。
●狼 4匹
身長2mほどの少し大柄な狼。
黒や灰色の毛並みをしておりゴブリンよりも獰猛。
ゴブリンと連携して襲い掛かってくる。
※ゴブリンが狼に騎乗している可能性がある。
【戦域情報】
リゼリオ近くの林の中。
馬車がゆうゆうと通れるほどの幅のある林道がある。
時刻は日中。
【備考】
ゴブリン達は標的の数が自分達(ゴブリンと狼1匹ずつで1セット)より多い場合、つまり5人以上姿が見えていると現れない。
今回は旅人に扮することも考え馬が1頭と荷馬車が貸与されている。
マスターより
皆さんこんにちわ。蒼 かなたと申します。
2回目にリリースするシナリオはゴブリン退治です。
ただ皆様にちょっとだけ知恵を絞っていただかないと事件の解決はできません。
どういう作戦を立てて退治するのか良く考えてみてください。
それでは皆さん。良き冒険をお楽しみください。
2回目にリリースするシナリオはゴブリン退治です。
ただ皆様にちょっとだけ知恵を絞っていただかないと事件の解決はできません。
どういう作戦を立てて退治するのか良く考えてみてください。
それでは皆さん。良き冒険をお楽しみください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/07/31 18:52
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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仮プレイング ロクス・カーディナー(ka0162) 人間(クリムゾンウェスト)|28才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2014/07/26 08:52:50 |
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相談卓 弥勒 明影(ka0189) 人間(リアルブルー)|17才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/07/27 16:59:35 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/07/22 19:47:53 |