【星罰】現在の状況

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戦いとは答えを導き出す手段、その一つに過ぎない。
それが異なる意見を叩き伏せる儀式であり、だからこそ勝ち負けに納得が伴う。
だが、私は少数の意見を切り捨てることを決着とは定義しない。
民主主義とはその側面もある。矛盾していることはわかっているのだがな。
人が納得して何かを終えることの、なんと難しいことか……。

帝国皇帝:ヴィルヘルミナ・ウランゲル(kz0021)

更新情報(9月12日)

これまでの帝国の歩みや、【星罰】に関する現在の状況について更新しました。
▼【星罰】連動シナリオ 情報▼

 
 

邪神戦争後の帝国の現状

邪神ファナティックブラッドとの決戦に際し、他の国々もそうであるように、帝国は戦力を派遣。
皇帝ヴィルヘルミナ・ウランゲル(kz0021)自ら最前線に赴き、邪神眷属との戦いに挑みました。
シェオル型の転移攻撃は帝国領内でも発生し、これには帝国に顕現した英霊や帝国兵、さらには元ヴルツァライヒの軍勢などが協力して撃退に当たっています。
それでも帝国は少なくない打撃を受け、今も邪神戦争で破壊された建造物の修復など、復興が急がれています。

邪神戦争で保留となっていた帝国民主化の動きは終戦後に再び動き出し、議会の整備が進んでいます。
既に議員の選抜は終了しており、あとは実際に機能させていく段階となっていますが、復興などが優先され本格始動には至っていません。

反政府組織として一度はヒルデブラント・ウランゲルにまとめられたヴルツァライヒは、正式に帝国の一員としてその能力を発揮するべきという論調が主流となり、帝国に元々存在している「罪人であったとしても国の為に働いてもらう」というルールから逸脱せず、新たな国造りに多くの者が参加しています。
その一方で現在の政府を認められない、或いは認めているが決着に納得できない者などは、徒党を組んで今も放浪しています。
ただし、それらが武力で帝国に挑みかかることは既に絶望的であり、放置したとしても徐々に弱まり、最終的には自然消滅するような勢力です。
邪神戦争で弱まっているとしても帝国軍の敵ではなく、まっとうに衝突すれば鏖殺されるのを待つだけだというのに、ヴルツァライヒはそれでも戦いによる決着を望んでいます。

ヴィルヘルミナはヴルツァライヒの決闘を真っ向から否定。
あくまでも国に仕えて文句があるなら内側から良くしなさい、という態度を崩しません。
そのために出来る譲歩はすでにしており、帝国側もまたこれ以上歩み寄れないという状況です。
停滞の最中にあっても反政府運動はどんどん弱まり、今や風前の灯火となっています。

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暴食王ハヴァマールの提案と決着

邪神戦争の最中、クリムゾンウェスト連合軍と対決した暴食王ハヴァマール
彼は一度人々の前から姿を消し、終戦後の今再び姿を見せました。

ハヴァマールは人類に「休戦」を持ちかけます。
邪神戦争で傷ついた人類は「生きるべきか死ぬべきか」を判断する状態にはない。
存分にその裁きを下すために、今は人類が休息・成長するための時間を取り、いずれ再び対決しようと言うのです。

この提案は人類にとっていい事だらけでした。
今現在、邪神戦争で弱った戦力で歪虚王と直接対決をすれば、相応の犠牲を出すことは間違いない。
邪神なき今戦力を集中させれば討ち取ることはできるでしょうが、容易な戦いにはなりません。
ハヴァマールが自ら眠りにつき、遥か北狄の負の世界にとどまっているのであれば、人類がその地まで開拓を進めるまで、誰も命を失う危険性はありません。
また、成長した人類が十二分の準備を整えれば、きたる決戦も今より容易なものとなるでしょう。

しかし、それは困難の先送りとも言えます。
ハヴァマールには多くの兵が命を奪われており、その死を無駄にする行いではないのかという声もあります。
ゾンネンシュトラール帝国は歪虚撲滅を国是とする軍事国家であり、その骨子を揺らがしかねない提案でもあるのです。

ハンターズ・ソサエティは帝国の判断を尊重した上で、協力は惜しまないという回答をしていますが、安易に答えが出せることでもありません。
こうして交渉している間は動きを制限できるため、見方によっては今こそ暴食王を打ち破る好機でもあります。
ハヴァマールはその気になれば逃げに徹して人類を振り切ることも、攻めに徹して帝都を破壊することもできる。
故に、倒すのか見逃すのかを先送りにしつつ、どちらにも動けるように交渉状態を維持しています。

【星罰】の物語は、暴食王の休戦を受け入れるかどうかが一つの大きなターニングポイントとなります。
それにより、続くグランドシナリオの内容が大きく変化します。
休戦を受け入れるのかどうかは、連動シナリオ内でのハンターの意見を参考に決定されます。

ハヴァマールとの交渉 まとめ

・しばらく休戦。しばらくというのは、ハヴァマールの認識では数百年単位
・負のマテリアルに汚染され人が暮らせない領域の奥深くに穴を掘って眠りにつく
・何百年かしたら目覚めるからもう一度人類の生活圏に攻め込む
・人類の準備ができたならそれより早く倒しに来てもいい
・王としての能力で、帝国にいる暴食眷属は引き上げさせる(帝国が安全になる)
・途中までは北狄の旅なので、人類が生活圏を広げる手伝いをしてもいい
・代わりに人間ではなくてもよいので生体マテリアルを食料として提供してほしい(作物や家畜など)
・交渉に応じない場合は迅速に決戦開始

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