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【羽冠】現在の状況

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貴族社会とはひどく面倒なものだ。
かの方にはまとめて一喝してもらいたいのだが……
その為にも、そこへ至る道を整えねばならんな。

セドリック・マクファーソン(kz0026)

更新情報(5月16日)

【羽冠】連動シナリオの結果と展開による、あらすじを追記しました。
王国を舞台とした過去の連動シナリオのまとめなどもございますので、是非ご確認ください。
▼【羽冠】連動シナリオ 情報▼
 
 

【羽冠】連動シナリオ概要

【羽冠】とは大敵メフィストを討伐し、当面の脅威を退けたグラズヘイム王国の歴史の転換点を描く依頼群です。
蛇となった仇敵ベリアル。奪還を果たしたイスルダ島。マーロウ家をはじめとした王国貴族。

そして大司教の画策した王女の――戴冠。

動き始めた幾つかの出来事の全てが王国の歴史書に記される事件となり、その結果が王国の未来を決定付けます。
無事に戴冠式を迎えることができるのか。王国諸侯は貴族のままであるのか。王国の利のため、蛇となったベリアルを限界まで利用しながら処理できるのか。
それらの結末は些細な準備や根回し、行動一つで変わります。
皆さまは一見小さな日常のような出来事から見るからに重要な事件まで、様々なシナリオの中で布石を打ち、行動を積み重ねていくことになるでしょう。
その蓄積が王女の戴冠と、グラズヘイム王国の在り方を決めることとなるのです。

●5月16日追記
ヘルメス情報局の政略結婚報道から拡大の一途を辿っていた騒動は、遂に王都イルダーナをも飲み込み始めた。
幾つかの集団はハンターが制止することに成功するも、それでも各地から王都へ人は集まってくる。同時に王都内でも騒乱の兆しが見え始め、王国騎士団は王女システィーナを慕う民――本来味方のはずの人々を捕縛しなければならないという状況に陥った。
また分樹を通じて過去の父からの言葉を受け取った王女は、その思いを噛み締める間もなく凶報を知った。
それは――王都に住む全ての者を人質にとる、禁断の手段だった。

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王国の脅威と歴史

『大敵メフィストを屠り、傲慢(アイテルカイト)の脅威を一旦遠ざけることに成功したと思われる王国暦1017年冬以降、グラズヘイム王国の情勢は小康状態を保っていると言えた。少なくとも、表面上は。
されば今一度、激動の近年を読み解こう。それこそが水面下で蠢動するものを見極めることに繋がるのだ』
                                    ――――とある古ぼけた紙片より



グラズヘイム王国西部地図 グラズヘイム王国西部地図(※クリックで拡大)
──黒大公ベリアル。
このアイテルカイトの高位歪虚とは、近年浅からぬ因縁が存在していた。
歪虚の一個軍集団が王国西方沖の“イスルダ島”を占拠したのが王国暦1008年のこと。
翌09年には王国本土のリベルタース地方にて一大会戦が行われ、王国側は先王アレクシウス・グラハムをはじめとした多くの上級騎士たちが命を落とした。その時の歪虚側の総司令こそが、ベリアルだ。
もちろん歪虚側にもそれ相応の損害を与え、ベリアル本人にも痛撃を与えたはずだが、それでもこの会戦――ホロウレイドの戦いは負け戦であったと評する者が多い。いや、何よりも参戦した当事者自身こそが、負けたと感じていることだろう。何しろ王を失ったのだから。
その後、ベリアルは――おそらく療養するためだろう――イスルダ島に引き返してしばらく姿を現さなかったのだが、1014年、ベリアルは再び王国本土への上陸を果たした。(【黒祀】黒の万霊節

ハンターたちの大きな助けがあったこと、そしてベリアルが本調子でなかったことなどから、玉座を奪われることなくベリアルを撃退した王国だったが、王国の戦士たちは戦いの激化を覚悟した。同時にこうも考えた。
次こそは、必ずやベリアル――アイテルカイトの王国侵攻軍総司令を滅ぼす、と。
八年にも渡るベリアル軍との対峙。
それがあるからこそ、王国はベリアルの配下たる羊型歪虚の出没数に敏感になっているのだ。

ベリト

メフィスト

ユグディラ

ユグディラ女王

しかしその後、王国を襲ったのは全く異なる脅威だった。(連動シナリオ【審判】
突如、ベリトと呼ばれる十三魔に匹敵する強大な歪虚が出現。彼女の狙いは、王国全土に敷かれたエクラ教巡礼者たちの巡礼路に仕掛けられた1000年に及ぶ王国の秘術 "法術陣"だった。
当時の王国騎士団長エリオット・ヴァレンタイン(kz0025)はハンターとともに法術陣の原初の起源"エメラルド・タブレット"の捜索に踏み切り、やがてベリトを討伐するための大掛かりな作戦が実行されることとなったのだが、
騎士団、戦士団、そしてハンターたちによる王国連合軍は、法術陣を行使してなお、ベリトを討伐する事が叶わなかったのだ。
けれど、この戦いで得たものがあるとすれば、それは“ベリトの本性”。
あるハンターの機転により、ベリトは蜘蛛の異形の如きおぞましい姿の歪虚であることが判明。そして、それは確かに"メフィスト"と、名乗ったのだ。
人々の“苦悶”や“絶望”を自尊心に変え、メフィストが撤退してしばし──事件はそれで解決したわけではなかった。
その戦から間をおかず、王国全土を揺るがす"王国騎士団長エリオット・ヴァレンタイン暗殺事件"が勃発。王国軍を待ちうけていたのは更なる絶望だった──。

そして昨年、1016年秋──再び、黒大公ベリアルが姿を現した。(連動シナリオ【猫譚】

ベリアル再侵攻の切欠となったのが、"ユグディラ"だ。
この頃、王国にユグディラの姿が多数目撃されるようになっていた。それは【ガンナ・エントラータ】南方の島にユグディラの島があり、そこに住まうユグディラの女王が苦しんでおり、ユグディラ達が助けを求めてきたことに端を発していた。
ユグディラたちの協力によりユグディラの島を訪れ、女王との接触を経た王国が掴んだのは、国土法術陣──正式名称【巡礼陣】のもう一つの真実。巡礼陣への正のマテリアルの供給源となっていたのが、エクラの巡礼路だけでなく、このユグディラの女王の魂も含まれていたということだった。
つまり、先のベリト迎撃(【審判】連動)で巡礼陣を一度使用した結果、巡礼陣が急速に女王からマテリアルを吸収し始めていたのだ。
王女システィーナ・グラハム(kz0020)の提案で開催された音楽祭によるマテリアル供給の結果、ユグディラ女王は多少の延命を果たすことに成功。
そうしてユグディラは、王国、ひいてはハンターズソサエティに協力してもよいという種族間条約を結ぶに至ったのだった。

一方で、王国のあちこちに出現していたユグディラの毛皮を見た黒大公ベリアルは、ユグディラの毛皮でシスティーナへ"花嫁衣裳"を作ろうという考えに至っていた。
この目的は到底理解できるものではなかったが、こうしてベリアルが王国に侵攻を再開したのは事実。
結果、ベリアル軍の半数とベリアル本人が王国に向けて出陣。しかし、ガンナ・エントラータ近郊でユグディラを包囲して捕獲しかけたところ、そこを王国の大公ウェルズ・クリストフ・マーロウを総大将とした貴族・ハンター・騎士連合軍に奇襲されることとなる。
こうして1016年初冬、遠征してきたベリアル軍は壊滅の様相を呈すことになる。
当の総司令たるベリアル本人もリベルタース地方西岸へ逃げ帰ったのだが……。

1017年、春──黒大公が、四度目の襲来を果たした。(連動シナリオ【王臨】
王国軍は、すぐさま即応部隊である騎士団赤の隊の出撃を命じ、同時に近隣を所領とする貴族より兵力を募り、ベリアルとその軍勢に対して防衛線を展開。
ベリアルとベリアルの軍の勢いは凄まじく、これまで西部の激戦区で歪虚の侵入を阻み続けて来た幾つもの砦が、瞬く間に攻め落とされ、人々は逃げる間もなく蹂躙され、村という村、町という町が焼かれた。
更に悪いことに、黒大公ベリアルとの戦いの最中、突如“イスルダ島方面から謎の歪虚軍”が襲来。
これらは、全ての個体が角・尾・羽を持つ人型で、皮膚は金属のようで非常に硬く、それらは“一目で歪虚と解る”のだが──同時にホロウレイド以前の王国指定の武具を身につけている事実が、多くの王国騎士の胸を刺した。
しかしその時、王国全軍に通信が入る。その声の主は、昨年姿を消した元王国騎士団長エリオット・ヴァレンタイン。
青年曰く、「王女により、この戦場全域に強力な加護がかけられる。今こそ、黒大公を討伐する時である」と。
その“加護”の意味を知る者は余りいないが、王国連合軍の全ての力を終結し、遂に黒大公ベリアルの討伐に成功する。
すると、イスルダ方面からやってきた謎の歪虚部隊も撤退を開始。
その好機に乗じ、ハンターたちが一気に歪虚部隊の中核を突くのだが、彼らがその目で見たものは、歪虚軍を率いる全身鎧の男の素顔。そこにあったのは、前国王アレクシウス・グラハムの姿だった。
前国王の歪虚化──その情報を持ち帰ったハンターたちの報告を以て、古の塔より帰還した王女システィーナは決意を新たにする。
“必ずやイスルダ島を取り戻し、この国が止めていた時間を押し進める”。
その為に、国庫を開き、この国を“強化する”と。

かくして、彼女の旗のもと、王国の様々な組織が集い、“羽化”の準備を開始。(連動シナリオ【繭国】
第六商会を始め、グラムヘイズ・シュバリエ、聖堂教会、錬筋協会、アークエルス……それぞれが、一定の成果を上げつつある状況だ。
特に、王国の軍事力たる王国騎士団は、過去千年の伝統を打ち破る劇的な進化を遂げることとなる。
それは、新たなる第四の騎士隊“黒の隊”の設立。
大戦続きで騎士が人員の限界を迎えた事実を鑑み、エリオット・ヴァレンタインが“外部の無所属戦闘員を騎士に抜擢”する新たな方針を打ち出したのだ。(「【繭国】王国騎士団“黒の騎士”、誕生」)
ハンター、無所属の傭兵、貴族の末弟など多くの者がこの新たな隊に迎えられ、王国の戦力は急速な強化を遂げた。

ハンターや市井にまで門戸を開いて新たに隊を設立したグラズヘイム王国騎士団。
その拡大された戦力を核に据えた王国・貴族連合軍は、満を持して傲慢(アイテルカイト)の王国侵攻拠点イスルダ島奪還作戦を発動した(連動シナリオ【転臨】)。
作戦は大きく分けて三段階。王国騎士団アルテミス小隊が一から造り上げた刻令外輪船フライング・システィーナ号を中心とした艦隊で島に強行突入し、可及的速やかに歪虚の闇を浄化して島中心部への道を拓き、敵拠点及び敵戦力を一気呵成に撃滅する。
戦力を拡充し、船に転移門を備え付け、ベリアルを打倒して初めて可能になった、強襲上陸作戦だった。

ダンテ・バルカザール

エリオット・ヴァレンタイン

ヘクス・シャルシェレット

ハンター達や教会戦力の聖堂戦士団、国内有数の大貴族マーロウをはじめとした貴族軍が道を拓いた島内には、1009年のホロウレイドの戦いで戦死したかつての王国騎士らしき姿の歪虚達がいた。
それらを打倒しながら中心部――神殿へと突入したハンターと王国騎士団は、その最深部において歪虚と化した先王アレクシウス・グラハムとその近衛騎士団を激闘の末に無へと帰すことに成功する。――が、その直後、ベリアルの跡を継いで王国侵攻を任されたメフィストの罠が発動した。
莫大な量の負のマテリアルを貯め込んだ黒き神殿を一つの塊とし、一瞬でそれを解き放つ。
それをいち早く察した王国騎士団副団長ダンテ・バルカザールkz0153)は身を挺してメフィストを足止めし、その隙に王国軍は元騎士団長エリオット・ヴァレンタインの誘導のもと撤退することとなった。

負のマテリアルの膨張により爆発したイスルダ島は傲慢軍が拠点とするにも不十分となり、またその戦力も大きく損なわれた為、撤退したとはいえ王国にとって一定の成功を収めたとも言えた。
しかしその成功を喜ぶ間もなく、王国各地の街が同時多発的にメフィストに襲われた。
ハンターやその場の戦力が各地で奮戦し“全てのメフィスト達”を消滅させた王国だったが、敵の真の狙いは【王臨】において重要な役割を果たした古の塔の破壊、及び裏切り者の始末であった。
そしてそれは、裏切り者――数年にわたって傲慢軍に潜入していた王国貴族ヘクス・シャルシェレットkz0015)の作り上げた狩場でも、あった。
塔最上階の閉鎖空間にメフィストを閉じ込め、確実に殺す。
確たる殺意のもとに塔最上階で行われた決戦は、何人もの騎士の犠牲を出しながらも大敵メフィストを仕留めるに至った。
大きな戦果を手にした王国騎士団黒の隊は、重体のへクスに一抹の不安を抱きながらも意気揚々と凱旋する。

そんな彼らを待ち受けていたのは、人々の歓声と、前騎士団長にして現黒の隊隊長エリオット・ヴァレンタインの異端審問会だった。
罪状は歪虚ベリアルとの内通。神殿爆発の折に逃亡路を誘導できたのは、小さな蛇として生き延びていたベリアルの助言によるものであった。
場の混乱や幾つかの都合により審問は延期が決定されたが、王国暦1017年末、グラズヘイム王国は大きな岐路へと否応なく立たされる事となった。
――そして、1018年春。
傲慢の歪虚王の来襲という来たるべき日を前に、王国はまた一つ歴史のページを進めようとしていた……。

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国内情勢

王国首脳陣

グラズヘイム王国は封建制を敷いている。そのため元より王家の力というものは、想像するより大きくはない。
加えて先王が光の御許へ昇って以降、王不在の時代が続いている。システィーナ・グラハム王女とセドリック・マクファーソン大司教を中心に執務を滞りなく処理してはいるものの、公式には戴冠しているわけではなく空位が続いているという事実は、王の権威を失墜させるに充分だった。

王国暦1017年初頭では対ベリアル戦においては大公マーロウに出し抜かれ、調子づく一部貴族がいたことは否定できない(【猫譚】連動シナリオ)。
しかし17年2月末日、王国首脳陣は王国全土に新たな号令を発布。「王国のより一層の発展を前提とした、古の塔攻略戦」──それを契機としたかのように、王国は少しずつ変わり始めていた。
古の塔攻略により、王国は古代のアーティファクトを秘密裏に入手。王女はそれを用いることで黒大公ベリアル戦における後方支援に尽力。その一連の事件によって、彼女の意識は大きく改革。無論、それまでに関わった数多くの人々との出会いや物語が彼女が“変わるための素地”を作り出したことは言うまでもない(【王臨】連動シナリオ)。
17年5月、遂に怨敵ベリアル討伐を成した王国は、王女の提言により国庫を開く決断を下し、彼女の旗のもと、王国の様々な組織が集い、一定の成果を挙げることに成功(【繭国】連動シナリオ)。
これを布石とし、同年8月、王国はついに「イスルダ島の奪還」に関する大規模作戦を発表。騎士団、戦士団、貴族私兵、そしてハンター──王国は持てるすべての総力を注いで、これに乗り出すこととなった。 王家主導のもとで行われた失地回復作戦は一定の成功を収め、島の奪還は果たした。大敵メフィストの罠によって主に騎士団の戦力を大幅に削られはしたけれども(【転臨】連動シナリオ)。

とはいえ国土を回復したことに相違はない。王家の威光も回復の兆しを見せ始めていたのだが……?

王国貴族諸侯

グラズヘイム王国において領地を預かる貴族の中にも、時代によって派閥があり興亡がある。
しかし王国暦1018年現在では、それらについて書くことは少ない。
王家を支える王家派と、それ以外の多くの家を糾合した貴族派と、少数の中立あるいは傍観派がある。それだけだ。
そして王家派の旗頭が年若いシスティーナ・グラハムであるなら、貴族派のそれは御年60を超えるウェルズ・クリストフ・マーロウ大公である。

歴史書においては王国暦401年の大飢饉にて私財の大半を投じて東方より食糧を買い付け、多くの民衆を救ったと記され、その功績をもとに王家との縁を繋げて大公へと列せられたとされるほどマーロウ家は古く、強大であった。
そしてその領地は肥沃な王国南部、シエラリオ地方。かの家は600年以上にわたり王国の食を支えてきた実績と、資産がある。
ひたすら食の生命線として家を発展させてきたマーロウ家の辣腕は、近年においてそれ以外の分野でも発揮された。
ホロウレイドの戦いで当時の当主ラスヴェート・コヴヘイル・マーロウを失うも、前当主ウェルズ・クリストフが復帰、彼にとっての孫を養育しながら王家との距離を測っていく。
そして【猫譚】ではベリアル迎撃作戦を主導し、【王臨】ではその討伐作戦の戦端を開くという功を得ると、以降露骨に“力”を示し始めた。
自らの利権を守るため、より甘い汁を吸うため、王位に就かぬシスティーナを不安視したためなど、それまでにも様々な理由から王家と縁遠い貴族にはマーロウ大公家を頼るものがいた。
しかしマーロウ家が前述した二つの戦働きと、王女の出席した舞踏会を主催した(【繭国】宮廷の闇)事実を手にすると、その流れは秘密裡に加速した。

そうして細かな思想や思惑、家同士の因縁などを無視してマーロウ家を中心にまとまった貴族派は、数だけで言えば王家派を超えている。
そのため、システィーナとて“無碍に扱うことを避ける以上の配慮”をせざるを得ない現状となっている。

聖堂教会

教会が組織である以上、その内部にもいくつかの派閥や宗派が存在する。何百年もの遥か昔に異端と認定され追放された一派を除いてもなお、だ。
その多くは基本的に穏健であり、至上なる“光”や精霊を敬っているだけに過ぎないが、対歪虚戦力となる聖堂戦士団を保有することからも分かる通り苛烈な一面があるのもまた事実である。
中には精霊を穢す歪虚を憎むあまり、世界の悪たる歪虚と戦わない者もまた悪であると断ずる過激派まで存在すると言われている。またそこまでとは言わずとも歪虚を憎み、聖導士としての覚醒を希求する者などはそれなりに多い。

教義として歪虚の存在を赦さぬ聖堂教会には、当然ながら【転臨】において仇敵ベリアルの成れの果てたる蛇と手を組んだエリオット・ヴァレンタインやへクス・シャルシェレットに対し強い嫌悪感を覚える者も少なくない。
その感情は現在のところ王国・王家への不信感にまでは至っていないが、異端審問会すら中断している現状ではいつどのように転んでいくのか分からない危険性を秘めていると言える。

聖導士学校

王国西方の田舎にある貴族に廃棄された大地を、聖堂教会主導で再開拓して建設された私塾。
指導者は聖堂教会司教やイコニア・カーナボン(kz0040)など。教員に様々な人材を雇い入れ、その過程で間接的にマーロウ家の援助を受けた。
そのためどちらかと言えば貴族派かつ聖堂教会過激派寄りの教育が施されていたが、ハンターによる濃厚な教育にも恵まれたため、実際のところ今後どのような動きを見せるのかは不明。 小康状態である現状、一つの争点となってくる可能性も充分に秘めている。

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