ゲスト
(ka0000)

  • マイページ
  • SC購入
  • キャラクター選択


  • キャラクター登録


【落葉】現在の状況

:トップ画像
アイコン

私達は戦いを望まなかった。争いは嵐のように、何もかもを乱暴に奪っていく……。
思い出も……願いも……希望も、夢も。ぎゅっと掴んでも、砂のように零れ落ちていく。
争いたくない――それはかけがえのない、最も尊い願い。
私達はあなたを憎悪せず、嫌悪しない。ただ、そっとしておいて欲しいだけ。
だからどうか、お願いです。私達のことはもう――忘れてください。

不滅の剣魔:クリピクロウズ

更新情報(11月15日)

11月15日より【落葉】連動シナリオ第4弾がリリース開始!
これまでの連動シナリオのまとめや、現在の状況などの解説を公開しました!
連動シナリオへの参加前にぜひご確認ください!
▼【落葉】連動シナリオ 情報▼
 
 

ラズビルナムから派生した異界について

ラスビルナム内部での闘いの結果、複数のクリピクロウズを撃破したハンターたち。
しかしそれでもラズビルナムの異界が消滅することはなく、それどころか異界は拡大を始めています。
現在ラズビルナムは地上部分も含めて完全に異界に呑み込まれており、その周囲に結界拡大を防ぐスペルアンカーと呼ばれる封印装置を打ち込んで対処しています。
根本的な解決にはなりませんが、これにより十分に時間を稼ぐことが可能です。
ラズビルナム――オリジナルの異界はこうして封印されていますが、しかしその内側から小型のソードオブジェクトを各地に射出。
帝国領ではあちこちに小型の異界が展開され、そこから出現する歪虚との交戦が行われています。

ラズビルナムに由来する異界は反影作戦で確認された異界とは若干異なる性質を持つことが明らかになっています。
覚醒者であれば接触しても内部に突入しても問題はありませんが、非覚醒者、特に高い知性を持つ存在が接触すると、記憶と感情を忘却するという現象が発生。
一度失われた想いと過去は消え去り、自分が何者なのかもわからなくなってしまうと言います。
あくまでも覚醒者にとっては大したことのない異界ではありますが、都市部などに直撃すればその機能を停止させて余りある程の力です。

小さな異界であっても内部に突入し、地面に刺さっている「ソードオブジェクト」を破壊しなければ異界を消滅させられないため、非覚醒者の戦力では根本的に状況を解決できません。
覚醒者や高位の精霊など、負の力への耐性を持つ者が必要であり、その戦力を各地に派遣している今、ラズビルナムの大規模な調査と攻略は一端先送りとされています。
しかし、小型の異界であっても根本的にはオリジナルの異界と繋がっているのか、これらを撃破することでラズビルナムの拡大を防ぐことにもつながっているようです。

異界から出現するのはスケルトンが多いとされていますが、過去に観測された歪虚が出現することもあるようです。 帝国と言う国が成り立って意向、この地で行われてきた様々ないさかいが歪虚の形をとって権限しており、古い騎士の亡霊や機械化されたゾンビ、強力な元亜人、元精霊など種類は様々です。
勿論その中にはクリピクロウズ当人が混ざっている場合もあるようです。

ページトップへ

 
 

不滅の剣魔「クリピクロウズ」

ラズビルナムの地下へと侵攻し、ついにハンターが接触した真の不滅の剣魔、クリピクロウズ
それは古代のクリムゾンウェストに流れ着いた何らかの歪虚が、亜人の信仰により神格化した存在でした。

クリピクロウズはこれまでの戦いから推測されていた通り、不特定多数の歪虚が融合して形成された「群体」です。
スケルトンのような形状をしていたクリピクロウズは、クリピクロウズ「たち」の一部に過ぎないのでしょう。
本体と思しきクリピクロウズもまた、これ一体だけとは限りません。
彼女らはラズビルナムという異界の中に、不特定多数存在し得るのです。

異界の謎などは未だ判明していませんが、四霊剣にも数えられるこの歪虚が極めて強力な存在であることを疑う余地はありません。
そしてこの異界が邪神と何らか関係しているのだとしたら、調査を行わないわけにはいかないのです。
しかしクリピクロウズは「争い」を嫌い、「戦闘を回避する」能力に長けています
これまでの高位歪虚の戦いとは異なる攻略法を用いる必要があるでしょう。

クリピクロウズの特殊能力
攻撃耐性 一度自分が受けた攻撃に対し、回避が大幅に上昇する。
この「一度受けた攻撃」は「同じ武器(スキル)による、同一人物からの攻撃」を指す。
幻惑:攻撃不能 自分を中心に直径21スクエア効果範囲内に存在する「敵」にBS:攻撃不能を付与する。
攻撃不能を付与された対象は、「他人にダメージを与える行動」を一切取れなくなる。
抵抗に成功すれば解除可能。
幻惑:行動混乱 自分を中心に直径21スクエア効果範囲内に存在する「敵」にBS:行動混乱を付与する。
攻撃不能を付与された対象は、「他人にダメージを与える行動」を取る際、一定確率で違う目標を攻撃してしまう。
抵抗に成功すれば解除可能。
幻惑:認識阻害 クリピクロウズを対象に行われる攻撃の命中を常に1/2にする。
忘却の波動 対峙するすべての「敵」に対し、BS:忘却を付与する。
忘却を付与されたキャラクターは直前と直後のラウンドで何をしていたか、何をしようとしていたのかを忘れてしまう。
前ラウンドからの連続した行動が不能となり、次ラウンドに続く行動の準備ができなくなる。
抵抗に成功すれば解除可能。
召喚 下半身の召喚結界からスケルトンを召喚する。
召喚するスケルトンのサイズや能力は多岐にわたる。

ページトップへ

 
 

ラズビルナムの地下に待つ大迷宮

汚染地域ラズビルナムの調査は順調に進行し、ついに地下空間を調査するための浄化キャンプも作られました。
そしていよいよ地下の調査を開始しようとしたところで、トラブルが発生しました。
ラズビルナムの地下空間は巨大な結界に覆われており、非覚醒者では侵入できないとわかったのです。
また、更に調査してみたところ、この巨大な結界は反影作戦で確認された「異界」と同じような性質を持っていると発覚しました。

異界とはグラウンド・ゼロで発生していた空間置換現象であり、ファナティックブラッドに滅ぼされた世界の記憶を繰り返し再現する小さな異世界です。
覚醒者以外は侵入自体ができない場所であり、帝国軍では対処できずにいます。
なぜこのようなものが存在しているのか、そして結局これは正しい意味で異界なのかどうか、何一つわかっていません。
仮にこれが異界なのだとすれば、ラズビルナムの地下には邪神にゆかりのある何かしらの施設が存在していると見るべきでしょう。

地下への入り口は複数存在するため、様々なエリアからの突入が行われていますが、概ね内部の様子は似通っています。
巨大な石造りの白亜の神殿であり、それがいくつも連結される形で迷宮を形成しています。
内部には地上でも目撃されたような雑魔の他、コボルドやゴブリン、ジャイアント、エルフなどに似た外見の歪虚が確認されています。
これらは地上にいるものとは比べ物にならない程強力であり、雑兵と侮ることはできません。
また、剣魔クリピクロウズの分体と思しき存在も多数徘徊しており、非常に危険です。

恐らくは最下層に辿り着けばラズビルナムを形成する「何か」を見つける事ができるはずですが、どのルートが正解かもわからないため、トライ&エラーで探索を進めるしかないでしょう。

ページトップへ

 
 

【落葉】開始時点の帝国の状況

【天誓】事件で四霊剣最強の歪虚、ナイトハルトは撃破されました。
参謀としての柱であったオルクス(kz0097)と戦士としての柱であったナイトハルトを失い、暴食の眷属は一気に弱体化。
これにより、帝国領における歪虚事件は根本からなくなったわけではなくとも、大量の人的被害を出すものは圧倒的に減少しました。
暴食王ハヴァマール十三魔など、まだまだ高位歪虚は残されていますが、統率を失ったせいか或いは黙示騎士との連携を重視してか、最近は目立った動きを見せていません。

そんな中、帝国で進められていたのはこの国全体の民主化です。
皇帝ヴィルヘルミナ・ウランゲル(kz0021)は、先の事件にて帝国の過去の過ちを正し、亜人や精霊と共存する国づくりを宣言。
様々な融和策を推し進めていく中で、特に国民に衝撃を与えたのは、「庶民議会」と呼ばれる新たな政治組織の発足でした。

ヴィルヘルミナ・ウランゲル

カッテ・ウランゲル

ユレイテル・エルフハイム

ゾンネンジュトラール帝国は皇帝があらゆる決定権を有する独裁軍事国家ですが、皇帝一人が国のすべてを判断するのは現実的ではありません。
故に実際の施政は皇帝代理人であるカッテ・ウランゲル(kz0033)や、皇帝の代わりに国政を決定する「騎士議会」と呼ばれる機関にて決定。
それよりも単純かつ重要度の低い雑務は、地方の役所やバルトアンデルス城の職員がこなしています。

新たに設立されることが決まった「庶民議会」は、十人の師団長からなる「騎士議会」の対になる存在として定められています。
即ち、軍事的な考え方をする騎士議会に対し、庶民の考え方や意見を反省させた政治を実現するため牽制していく存在として期待されているのです。
騎士議会は国父ナイトハルトの伝承に基づき、彼に従った十名の騎士の伝承者――即ち十名の師団長により成るもので、庶民議会もこれに倣って同数、即ち十名の議員を選出すると決まっています。

ヴィルヘルミナは「この国の未来を想う、知識と力を兼ね備えた人物」として、十名の議員を選出していくと決めています。
その最終的な選出決定権は皇帝にありますが、国民は誰でも我こそはと立候補することが可能であり、帝国は「誰が議員になるのか?」という話題で持ちきりです。
皇帝は既に四名の議員選出を決めており、その中にはエルフハイムの長老、ユレイテル・エルフハイム(kz0085)も含まれていることが議論を呼んでいます。
ゾンネンシュトラール帝国という国家は、正式に亜人の政治参入を許可したのです。

こうした政治再編の動きには反発の声も大きく、【天誓】作戦以降、反政府組織ヴルツァライヒを再び育てる肥やしにもなっています。
国の正義が揺らいだ事件以降、その事実を認められない者、現在の皇帝には国を守る力がないと判断する者、今こそ貴族主義の再来の好機とする者たちが、続々と立ち上がったのです。
しかし、既に風前の灯火となっていたヴルツァライヒが息を吹き返したのには、全く異なる理由がありました。
革命を成し遂げた戦士、獅子王ヒルデブラント・ウランゲル
北伐の途中で生死不明となったかの王が、なんとヴルツァライヒの貴族主義を率いて立ち上がったのです。
噂は瞬く間に国中に広がり、それが更に治安を悪化させています。

「二度目の革命戦争」を予感させる帝国の大地で、今新しい物語が始まろうとしています。

ページトップへ

 
 

重度汚染地域「ラズビルナム」

ゾンネンシュトラール帝国には民主化やら反政府運動やらとは別軸で、もう一つ解決しなければならない問題があります。
それがマテリアル汚染の浄化。国土の正常化です。
帝国は土地面積こそ広大ですが、長い戦いの歴史や機導術の発展で国土が徐々に汚染され、生態系が破壊されてきました。
これにより農作物の収穫量が年々減っている、亜人や動植物の生活圏が脅かされているなどの被害が出ています。
精霊が極端に非協力的であったりしたのも、元をただせば人間がこういった自然環境をないがしろにしてきた結果です。
【天誓】作戦で精霊や亜人にこういった問題を解決すると約束した手前というのもありますが、戦争以外の産業を伸ばしていく上で、帝国にとって避けては通れない問題と言えます。

その中でも特に危険な汚染地域とされているのが、ラズビルナムと呼ばれる地域です。
汚染された深い森であり、多種多様な歪虚、雑魔の発生源となっています。
一説によると古い亜人の遺跡を内包しており、そこに汚染の原因があるとも言われています。
実際にラズビルナムの地下には何かがある、というところまでは過去の調査で判明していますが、重度の汚染やより大きな問題への対処でラズビルナムの解体は後回しになっていました。
四霊剣のオルクスが何やら動いていたことから、歪虚にとっても重要な何かがあると思われていましたが、オルクスは討伐され、この地には暴食の眷属もよりついていません。

バルトアンデルス城に滞在している四大精霊サンデルマンは、ラズビルナムは国土汚染の影響が大きい場所だと告げます。
実際に国土浄化の一環として各地で調査を行う錬金術師たちが提出したデータもそれを裏付けています。
攻略のリスクにリターンが見合わないとされていましたが、エルフハイムの協力が受けられるようになり、浄化術が進歩した今ならばラズビルナムの解体も可能でしょう。
とはいえ、内部の汚染は覚醒者でなければ耐えられるようなものではなく、全面的なバックアップの上、ハンターズ・ソサエティに依頼される事になりました。
かくしてハンター達は、この謎の汚染発生源に挑むことになったのです。

ページトップへ

 
 

その後の精霊たち

四大精霊大精霊クリムゾンウェストの顕現に伴い、帝国にも精霊の姿が見られるようになってきました。
【天誓】作戦では味方として共に戦ってくれた精霊たちですが、ナイトハルトが撃破されたこともあり、徐々に故郷に帰り始めています。
しかしそれでも消滅してしまったわけではなく、それぞれの地方で人間との新しい共存が始まっているようです。

一方、精霊の中にはあえて人間と共に行動することを選んだ者たちもいます。
元々騎士の伝説が多い帝国では、戦闘能力に優れた精霊なども少なくなく、また彼らは騎士であるからして、歪虚と戦う事を自ら望む事も少なくありません。
精霊を国の正規軍に加えることは、精霊保護などの観点からあまり望ましくありませんが、彼らが自ら積極的に望む場合のみ、協力者として作戦に同行してもらう事もあるようです。
(ついてくると言う精霊を振り切るのは、正直なところただの人間には不可能です)
そんなこんなで、特に絶火騎士と呼ばれた精霊たちは、バルトアンデルス城などを根城に精霊として活動を行っています。
そこら中に騎士の精霊がうろついているので、亡霊城と揶揄する声もあるようですが、当人たちはまったく気にしていません。

しかし、中には人間との折り合いがつかず、結局敵対してしまう精霊もいるようです。
或いは主義主張の違いからあえて反政府組織側につくような精霊もいるとの事で、新たな火種になっています。
精霊は自らの存在に忠実であるため、子供のようにコントロールが難しい存在でもあります。
一度共存を謳った以上はやたらめったら討伐すればよいというものでもなく、帝国が精霊に翻弄されるのはもうしばらく続きそうです。

ページトップへ