ゲスト
(ka0000)
【CF】No.1ホスト愛と講座と開店準備
マスター:旅硝子

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~6人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2014/12/16 22:00
- 完成日
- 2014/12/23 07:06
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
12月、リアルブルーでは多くの街がどこもかしこもクリスマスに染まるこの時期、クリムゾンウェストでもまた同じようにクリスマスムードに包まれる。
それはここ、崖上都市「ピースホライズン」でも変わらない。
むしろどこもかしこも華やかに、賑やかにクリスマス準備が進められていて。
リアルブルーの街に輝くという電飾の代わりに、ピースホライズンを彩るのは魔導仕掛けのクリスマス・イルミネーション。
立ち並ぶ家や街の飾りつけも、あちらこちらが少しずつクリスマスの色に染まっていく。
特に今年は、去年の秋に漂着したサルヴァトーレ・ロッソによって今までになく大量に訪れたリアルブルーからの転移者たちが、落ち着いて迎えられる初めてのクリスマス。
ハンターとして活躍している者も多い彼らを目当てにしてるのか、少しばかり変わった趣向を凝らす人々もいるようで。
果たして今年はどんなクリスマスになるのか、楽しみにしている人々も多いようだった。
――で、そのリアルブルーからの転移者の中には、元々は普通の民間人だった者も多い。
「はっ、【LH044】ではNo.1ホストだったこの俺が、ここでは日銭を稼がねばならなかったとはな……」
ピースホライズンの街を仕立ての良い、ただし真っ赤なスーツ姿で闊歩する男も、その1人であった。
普通の、と言うには、少し語弊があるかもしれない――彼は夜の街に生きる男であり、そこで頂点を極めた男でもあった。
大きなチェーン店のNo.1ホストから、独立して己の店すら持ち、店自体をトップレベルに押し上げた男であった。
だが悲しいかな、財産はヴォイドの襲来で吹っ飛んだ。
体一つでサルヴァトーレ・ロッソと共にこの世界にやってきて、目覚めた力でハンターとなって、がむしゃらに金を稼いで――そう、今こそ。
「俺様はッ! このッ! 『眠らない街』ピースホライゾンでッ! 我が店『レッドクレセント』を再興する――いや、いっそレボリューション! 革命だッ! 『レッドクレセント』は新たなる月、『クリムゾンクレセント』へと生まれ変わるのだッ!」
道のど真ん中で叫び出した男を、街の人達は『ああ、クリスマスだなぁ』という温かな目で見ていた。
この平和なる街の人達は、はしゃぐ子ども達やはしゃぐハンター達やはしゃぐ大人達にとても優しい。
「フフフ……この新たな世界、クリムゾンウェストでの新装開店に相応しいネーミング……あ、チラシどうぞ。お姉ちゃん、俺様がサービスしちゃうから遊びに来てね☆」
そう言ってきっちりチラシを配るにも余念がない。そうチラシ。念願のチラシ。
ようやく作ることが出来たのだ。なぜって、昨日店をやる場所を借りられたから。
――クリスマス期間限定だけど。
「しかしここで実績を上げておけば、いざ本格開店となった時も……フフフ……」
No.1ホストは上機嫌である。
ちょうど、ハンターズソサエティにも依頼を出し、手伝ってくれる者を募ったところだ。
これで、何も怖いものは――ない!
しかし、No,1ホストたるこの男にも、見落としていた事実があった。
『ホスト手伝い募集』のチラシに、彼は誰でもわかるだろうと思って書いていなかったが。
たぶんハンター達の大半は、ホストクラブが何なのか、ホストが何なのか、よく知らない――!
それはここ、崖上都市「ピースホライズン」でも変わらない。
むしろどこもかしこも華やかに、賑やかにクリスマス準備が進められていて。
リアルブルーの街に輝くという電飾の代わりに、ピースホライズンを彩るのは魔導仕掛けのクリスマス・イルミネーション。
立ち並ぶ家や街の飾りつけも、あちらこちらが少しずつクリスマスの色に染まっていく。
特に今年は、去年の秋に漂着したサルヴァトーレ・ロッソによって今までになく大量に訪れたリアルブルーからの転移者たちが、落ち着いて迎えられる初めてのクリスマス。
ハンターとして活躍している者も多い彼らを目当てにしてるのか、少しばかり変わった趣向を凝らす人々もいるようで。
果たして今年はどんなクリスマスになるのか、楽しみにしている人々も多いようだった。
――で、そのリアルブルーからの転移者の中には、元々は普通の民間人だった者も多い。
「はっ、【LH044】ではNo.1ホストだったこの俺が、ここでは日銭を稼がねばならなかったとはな……」
ピースホライズンの街を仕立ての良い、ただし真っ赤なスーツ姿で闊歩する男も、その1人であった。
普通の、と言うには、少し語弊があるかもしれない――彼は夜の街に生きる男であり、そこで頂点を極めた男でもあった。
大きなチェーン店のNo.1ホストから、独立して己の店すら持ち、店自体をトップレベルに押し上げた男であった。
だが悲しいかな、財産はヴォイドの襲来で吹っ飛んだ。
体一つでサルヴァトーレ・ロッソと共にこの世界にやってきて、目覚めた力でハンターとなって、がむしゃらに金を稼いで――そう、今こそ。
「俺様はッ! このッ! 『眠らない街』ピースホライゾンでッ! 我が店『レッドクレセント』を再興する――いや、いっそレボリューション! 革命だッ! 『レッドクレセント』は新たなる月、『クリムゾンクレセント』へと生まれ変わるのだッ!」
道のど真ん中で叫び出した男を、街の人達は『ああ、クリスマスだなぁ』という温かな目で見ていた。
この平和なる街の人達は、はしゃぐ子ども達やはしゃぐハンター達やはしゃぐ大人達にとても優しい。
「フフフ……この新たな世界、クリムゾンウェストでの新装開店に相応しいネーミング……あ、チラシどうぞ。お姉ちゃん、俺様がサービスしちゃうから遊びに来てね☆」
そう言ってきっちりチラシを配るにも余念がない。そうチラシ。念願のチラシ。
ようやく作ることが出来たのだ。なぜって、昨日店をやる場所を借りられたから。
――クリスマス期間限定だけど。
「しかしここで実績を上げておけば、いざ本格開店となった時も……フフフ……」
No.1ホストは上機嫌である。
ちょうど、ハンターズソサエティにも依頼を出し、手伝ってくれる者を募ったところだ。
これで、何も怖いものは――ない!
しかし、No,1ホストたるこの男にも、見落としていた事実があった。
『ホスト手伝い募集』のチラシに、彼は誰でもわかるだろうと思って書いていなかったが。
たぶんハンター達の大半は、ホストクラブが何なのか、ホストが何なのか、よく知らない――!
リプレイ本文
ホストクラブ『クリムゾンクレスト』となるべき部屋に、6人のハンターが集い――
「あーホストってアレじゃん? 何か喋るだけで金落としてくれるっつーヤツだろ?」
lol U mad ?(ka3514)がニィ、と笑ってみせ、
「ホスト……ですか。パーティや夜会の主催者のようなものでしょうか?」
「お客人をもてなし食事やダンスパーティを開くものでしょうかね?」
ユージーン・L・ローランド(ka1810)とロイ・I・グリーヴ(ka1819)が顔を見合わせる前で。
依頼主である三日月・王(みかづき・きんぐ)は手と膝を床に着きうなだれていた。
「そうだ……俺様としたことがなぜ気付かなかったのか……ここはクリムゾンウェスト! ホストに詳しい人間の方が……少ないッ!」
本当なぜ気付かなかったんでしょうねこの人。
「オレちゃんも昔似たようなコトしてたし、力になるぜ!」
「本当か!?」
lolの言葉にがばっと顔を上げ、希望に満ちた瞳を向ける三日月氏。
「で、こんなキレーなトコでカツんの? 大丈夫かよ、あんましキレーだと逆に舐められるぜ?」
「違うわあああああ!!」
絶叫、三日月氏。
「……ホスト、即ち主催の手伝いでは御座いませんでしたか」
マッシュ・アクラシス(ka0771)がふむ、と顎に手を当てる。ジョン・フラム(ka0786)は皆の様子を眺めながら、困ったように微笑んだ。唯一の女性であるシルウィス・フェイカー(ka3492)も、優しげな瞳を不思議そうに瞬かせる。
「あ、違ぇ? Word? じゃー何すんだよ、ちょっと教えてくんね? オレちゃんホストクラブとか来るの初めてだし、丁度良い練習相手も……」
そう言ってlolは、ちらりとシルウィスに視線をやって。
「居るコトだしよ、な?」
ウィンク。
きょとんとしながら笑みを返すシルウィス。
「……フフ、フフフフフ、フフフ……」
そして不気味な笑い声を上げてゆっくりと立ち上がる三日月氏。
「大丈夫だ俺様! ホスト教育はお手の物じゃねぇか!」
天井に指を突きつけ、宣言。
「俺様がお前らを立派なホストにしてやるぜ!」
そして。
貸衣装屋で借りた、安いがぱりっとしたスーツを纏った男性ハンター達5人。胸には深紅の薔薇が咲く。
「私はお客様の役ですね。わかりました、やってみます」
少々照れながら、シルウィスが頷く。青と緑を基調としたドレスも借り物だが、長身ですんなりとした彼女によく似合っていた。
最初は遠慮したのだが、「男がスーツでキメてるのに、客役が普段着じゃシマらねぇからな!」と言われて納得したのだ。
「まずはホストクラブ概論ってヤツだ。俺様の講座に着いて来いよ!」
そう言って、こちらは自前のスーツでびしりと決めた三日月氏が始める説明――だが。
「お客がシャンパンを注文したら、ここで従業員全員が……」
一生懸命講義を行う三日月氏をじっと見ながら。
(なんだか専門用語がたくさんで、よくわからないですね……シャンパンコールがあるなら、ビールコールとか、ワインコールとか、そういうものもあるのでしょうか)
きょとんと首を傾げて、シルウィスは思索を巡らせる。
(ということは、いろいろなお酒を揃えないとですね。缶ビールは、さすがに出せませんか。ええと……)
そして彼女の耳を素通りしていく説明。
「場が与える高揚感とエチルアルコールによる酩酊感、そして話術と所作で客の意識を誘導する――つまり北方の儀式と同じようなものですか」
「何か違ぇ! 合ってるような気もするけど違う!」
「お任せください、私の専門です!」
「だからぁ!」
堂々と胸を叩いたジョンに、ツッコミ一辺倒の三日月。
「本来酒場と言えば客層は男性……大概がむさ苦しい所を想像されるかとは思われますが」
ふむ、と首を傾げたマッシュに、三日月氏が得意げに指を振る。
「ま、ホストクラブだと女がメインの客だ。で、女1人に男のホストがついてだな」
「なるほど……逆であれば似たようなもので娼館、等とはありますが」
「違うな。ホストクラブにあるべきは……エロスじゃない」
そう言い切り、謎のイケメンポーズを取る三日月氏。
そして、解き放つ!
「エンターテイメントだッ――!」
びしり、天を指す指先。
「ホストってのは、お客様である女の子に良い気持ちで楽しんでもらって、女の子の抱いている望みを叶えて……リピーターになって、でもって友達でも連れて来てくれりゃ最高だ」
「なるほど、楽しんでいただき、全ての望みを叶え、女性をもてなす……」
ロイが感じ入ったように頷く。年上の女性は身近に少なかったがゆえに、苦労もあるかもしれないが――、
「分かりました、我がプライドに賭け何でもしましょう」
「イイ気合だぜ。そういう奴はホスト向きだ!」
真剣な表情でそう宣言したロイに、ニィと三日月氏が笑う。
「ノせることなら任しときな! オレちゃん口だけのドチンピラだからよ!」
「……ま、それもホストとしちゃ貴重な素質じゃあるな……」
苦笑いを浮かべた三日月氏を、lolは見逃さない。
「Oh? どーゆーコトだい、これじゃ足りねーのか? んじゃ教えてくれよ、Hey, King! Gimmi Ur best shot!」
その興味津々のlolの要求に、びしと親指立てて三日月氏は。
「おう、No.1ホストの腕見せてやるぜ! シルウィスのお嬢さん、ちょっとこっちに来てくれ……」
威勢よく応えてから、ふっと雰囲気を変えて――はい、と頷いてそばに来たシルウィスに、ソファを示す。
「こちらへどうぞ。ああ、外が寒いから冷えてるね、暖炉のそばにしておいたよ」
「は、はい……ありがとうございます」
そっと手をとって促されてソファに座ったシルウィスに、『隣いいかい?』と三日月氏はすっと腰を降ろして。
「俺は三日月・王。お名前聞いてもいいかい、素敵なお嬢さん?」
「あ、はい。シルウィス、です」
「シルウィスさん。美しい名前だね、凛と咲く水仙の花を重ねてしまうよ……シルウィス、と呼んでもいいかい?」
「大丈夫です……あの、キング様。今の場合、お客様役はどういった反応をすれば良いのでしょうか」
甘い言葉を囁かれ、真剣に悩むシルウィスに、三日月氏はなおも微笑む。
「自然体でいいんだ。ホストクラブには緊張した女性も来るが、その人達が自然体になれないのはホストが悪い。ホストはHost、もてなし役だから……男どもはここテストに出るぞ、覚えとけよ!」
優しい囁きから一転、びしっと男性陣に指を突きつける三日月氏。
シルウィスの耳元からしっかり身体を離してうるさくならないようにするあたりがプロの技。
「女性に向けてご挨拶、お話……ですか。僕が知っているのは一つしかありませんね……」
考え込みながら言ったユージーンに、三日月氏が目を付ける。
「へぇ、あるなら面白い。やってみてくれねぇか?」
「では……シルウィスさん、お相手願います」
す、と前に出たユージーンが、頷いたシルウィスの手を取り――唇を近付けて、触れるか触れないかの辺りでちゅ、とリップ音を立てる。
その洗練された美しい仕草に、おお、と零れる感嘆の声。それにシルウィスは、育ちの良さを感じさせる所作で、ドレスの裾を摘まみ軽く礼。
「ちょっと恭しすぎますでしょうか……」
「いやいいよ! これが出来るホストがいる店、こりゃ繁盛するぜ!」
皆からの拍手と三日月氏からの絶賛を受け、ユージーンは仄かに頬を染める。
「Aha! つまりホストってのは、客とのコミュニケーションに焦点を当てた商売ってワケだな。どーりでキレーな内装なワケだぜ」
ぽん、と手を叩いたlolに、ふむとマッシュが口を開く。
「はてさて……このような接客を行うとなると、当然独り身の女性が狙いやすい所ではありますか。夜を中心に店舗を展開されるのであれば、昼間働き、夜に暇されている方……はたまた金も時間も持て余したそこそこに富める方、でしょうか」
「ま、今回はクリスマス編ってことで、結構誰でも入りやすい料金にするつもりだがな」
「なるほど。丁度季節柄、懐は暖まっても心の隙間風を際立たせる方は、多い事でしょう……何事も需要というものですね」
おう、と頷いて、三日月氏はしみじみと口を開く。
「やっぱ何もかも地球……いや、リアルブルーとは違うしな。それにピースホライズンには、『夜の店』ってもんがほとんどねえんだな」
「そうなのですか?」
「ああ、一度規則を見たんだがな、町長のばあさんの方針らしくてな」
「では、女性客の多い服飾店などの方が、宣伝効果はあるかもしれませんね」
ふと口を挟んだジョンに、そうだな、と三日月氏は頷いて。
「人々が浮かれるこの時期に、歓楽街で、異界の営業形態で店を構える。インパクトは大きく、受け入れられるだけの下地も十分でしょう」
「おっ、そういう前向きな展望は大好きだ!」
嬉しそうな三日月氏に、さらにロイが考え考え口を開く。
「食材や飲料を扱う店も、仕入れで親しんだ上で招待させていただければいいかもしれませんね」
「では、飲食物の買出しとともに宣伝というのは如何でしょうか」
ロイとマッシュが語る中、シルウィスはふと内装を見回して。
「服飾店や飲食店を訪れる、もしくはそこで働く女性を中心に宣伝するのですね。でしたら……お洒落さだけでなく、可愛らしさも演出してみては?」
「可愛らしさ?」
「ええ。お花を活けてみたり、ぬいぐるみを置いてみたり……あ、いえ、自分のお店でそういうことをしたいから、というわけではありませんよ」
「なーるほど。女性視点ってのはどこでも大切だな!」
シルウィスの提案に満足げに顎を撫でた三日月氏が、ふと「で、自分のお店?」と尋ねる。
「このお店にいらしたお客様の反応を見て、どうしようか決めよう、とか、全く考えていませんから」
にこにこと頷くシルウィス。
「俺はそれでもかまわねぇよ。シルウィスの店にも、行ってみてぇところだな」
「本当ですか? では……」
店の繁盛のために盛り上がる一同。その様子を、ユージーンはメモを取る手を思わず止めて、眩しげに眺めていた。
「よぉ、どうした。なんかノスタルジックな顔になっちまって」
「いえ……学ぶべきことが沢山あると思ったのです」
ふと声をかけた三日月氏に、真剣な顔でユージーンは振り向く。
「礼儀に則って女性と接するのは得意ですが、逆に言うと僕は今までそれしかしてきませんでした。楽しんでいただいたり、寛いでいただくには……きっと、もう一歩踏み込んだ何かが必要なのです」
それを実感したのだと、ユージーンの言葉に嬉しそうに三日月氏は頷いた。
「それが、ホストの第一歩ってやつだ。金儲けだけ考えてたんじゃ、やっぱNo.1にはなれねぇ……女の子の『ホスト』にならなきゃいけねぇからな」
「……はい」
頷いたユージーンは、ふと何か思いついたように目を見開き、少し考えてから口を開く。
「いっそ指輪などをお配りして、貴族のお嬢様のような気分になっていただくのはどうでしょうか。外での身分も肩書きも関係なく、誰もにお嬢様としてお楽しみいただけるならば素敵です」
もっとも、彼の『姫様』は1人だけではあるのだが――口には出さず、忠誠を誓うようにユージーンはそっと胸に手を当てる。
「イイねぇユージーンちゃんよぉ!」
そこに突然ユージーンの肩に腕を回してニィと笑うlol。
「だいたいクリスマスに店をやんならツリーはまず外せねぇ。次いでサンタとトナカイ、そして忘れちゃいけねー『プレゼント』だ! プレゼントのないクリスマスとか、聖人のオッサンも激怒する所業だぜ」
「では……」
「安もんでいいからさ、持ち帰れる指輪でも付けてもらおうぜ。心に残る楽しい時間の後には、手元に置けるプレゼント……Gnarly! イイね、コイツは受けるぜ!」
嬉しそうに手を叩くlolと、提案を褒められて嬉しそうに、次はこうしてお客様を喜ばせたら、と語るユージーン。
「……さて。んじゃ……いいアイディアもたっぷり出たところで、せっかくだからシャンパンコールの練習でもして講座はシメとすっか!」
三日月氏の言葉に、賛同の声が上がる。
「Okey-dokey、任せな。便所掃除に買出しにシャンパンコールまで、手伝えることなら何でもやるぜ?」
「どのようなものか気になっておりました、ぜひ練習させて頂きたい」
にかっと笑ったlolと真面目な顔で願い出たロイに、そしてハンター達に三日月氏は笑顔で頷いて。
その日、ピースホライズンの繁華街の片隅では。
「こんな!」
「ハイ!」
「素敵な!」
「ハイ!」
「レディに向けて!」
「ハイ!」
「身も心もそして行くぜ! シャンパンコールも」
「捧げます!」
――楽しげなコールが鳴り響く部屋を、道行く人々が見上げていった。
そして、手書きのビラを手に、一同は街に散る。
「楽しい時間を作成する為のご協力を頂けませんか。互いに生活を盛り上げていく繋がりを持ちたいと思っています」
真摯に頭を下げたロイの隣で、すっとジョンは女性店員の手を取った。
「私などより若くて素敵な子がお待ちしていますから、安心していらして下さい」
頬を赤らめた店員の手に残るのは――複数人で使える割引券。
その様子にくすりと笑んだ店長は、真剣に店の概要を説明したロイに頷いて、目立つ場所にビラを貼ってくれる。
「……そういえば、私の知る酒場でもそうですが、矢張り甘い口当たりの飲み物が好まれるようですね。果実などは揃えておいて損はないかと」
そう言って買い物を済ませたマッシュは、ビラをついでにと店員に渡していく。
「貴女の時間を私に少々下さいませんか。こちらでお待ちしています」
ロイは、今度は道行く人々にビラを配っていた。
「貴女とお会いしたいと思った私の心だけでも受け取って下さい」
スルーしようとした女性が、そんな甘い言葉に頬を赤らめビラを受け取っていく。ほっと笑みを浮かべて、頭を下げて感謝を口にするロイ。
「……女性を口説いたことはないのですが、勉強になりますね」
ふとロイが振り向けば、そこには買い物籠を手にしたマッシュ。
見る見るうちに、ロイの顔が赤くなる。
「く、口説いたわけではありません!」
店内に戻れば、こぽぽ、と暖かな紅茶を淹れる音。
「ありがとうございます、お疲れ様でした」
微笑んでカップを差し出すのは、ユージーンだ。
シルウィスが楽しそうに可愛らしいクッションをソファに置いたり、ぬいぐるみを飾ったり。
どこからか調達してきたツリーの飾り付けに、ほうと三日月が声を漏らす。
「……こりゃ、上手くいくぜ、絶対。ありがとな、みんな」
そこに、後ろから肩に回される腕。
「同郷の好だ。しみったれたマネは無しだぜ兄弟(brah)」
――ホストクラブ『クリムゾンクレセント』、クリスマスに開店!
「あーホストってアレじゃん? 何か喋るだけで金落としてくれるっつーヤツだろ?」
lol U mad ?(ka3514)がニィ、と笑ってみせ、
「ホスト……ですか。パーティや夜会の主催者のようなものでしょうか?」
「お客人をもてなし食事やダンスパーティを開くものでしょうかね?」
ユージーン・L・ローランド(ka1810)とロイ・I・グリーヴ(ka1819)が顔を見合わせる前で。
依頼主である三日月・王(みかづき・きんぐ)は手と膝を床に着きうなだれていた。
「そうだ……俺様としたことがなぜ気付かなかったのか……ここはクリムゾンウェスト! ホストに詳しい人間の方が……少ないッ!」
本当なぜ気付かなかったんでしょうねこの人。
「オレちゃんも昔似たようなコトしてたし、力になるぜ!」
「本当か!?」
lolの言葉にがばっと顔を上げ、希望に満ちた瞳を向ける三日月氏。
「で、こんなキレーなトコでカツんの? 大丈夫かよ、あんましキレーだと逆に舐められるぜ?」
「違うわあああああ!!」
絶叫、三日月氏。
「……ホスト、即ち主催の手伝いでは御座いませんでしたか」
マッシュ・アクラシス(ka0771)がふむ、と顎に手を当てる。ジョン・フラム(ka0786)は皆の様子を眺めながら、困ったように微笑んだ。唯一の女性であるシルウィス・フェイカー(ka3492)も、優しげな瞳を不思議そうに瞬かせる。
「あ、違ぇ? Word? じゃー何すんだよ、ちょっと教えてくんね? オレちゃんホストクラブとか来るの初めてだし、丁度良い練習相手も……」
そう言ってlolは、ちらりとシルウィスに視線をやって。
「居るコトだしよ、な?」
ウィンク。
きょとんとしながら笑みを返すシルウィス。
「……フフ、フフフフフ、フフフ……」
そして不気味な笑い声を上げてゆっくりと立ち上がる三日月氏。
「大丈夫だ俺様! ホスト教育はお手の物じゃねぇか!」
天井に指を突きつけ、宣言。
「俺様がお前らを立派なホストにしてやるぜ!」
そして。
貸衣装屋で借りた、安いがぱりっとしたスーツを纏った男性ハンター達5人。胸には深紅の薔薇が咲く。
「私はお客様の役ですね。わかりました、やってみます」
少々照れながら、シルウィスが頷く。青と緑を基調としたドレスも借り物だが、長身ですんなりとした彼女によく似合っていた。
最初は遠慮したのだが、「男がスーツでキメてるのに、客役が普段着じゃシマらねぇからな!」と言われて納得したのだ。
「まずはホストクラブ概論ってヤツだ。俺様の講座に着いて来いよ!」
そう言って、こちらは自前のスーツでびしりと決めた三日月氏が始める説明――だが。
「お客がシャンパンを注文したら、ここで従業員全員が……」
一生懸命講義を行う三日月氏をじっと見ながら。
(なんだか専門用語がたくさんで、よくわからないですね……シャンパンコールがあるなら、ビールコールとか、ワインコールとか、そういうものもあるのでしょうか)
きょとんと首を傾げて、シルウィスは思索を巡らせる。
(ということは、いろいろなお酒を揃えないとですね。缶ビールは、さすがに出せませんか。ええと……)
そして彼女の耳を素通りしていく説明。
「場が与える高揚感とエチルアルコールによる酩酊感、そして話術と所作で客の意識を誘導する――つまり北方の儀式と同じようなものですか」
「何か違ぇ! 合ってるような気もするけど違う!」
「お任せください、私の専門です!」
「だからぁ!」
堂々と胸を叩いたジョンに、ツッコミ一辺倒の三日月。
「本来酒場と言えば客層は男性……大概がむさ苦しい所を想像されるかとは思われますが」
ふむ、と首を傾げたマッシュに、三日月氏が得意げに指を振る。
「ま、ホストクラブだと女がメインの客だ。で、女1人に男のホストがついてだな」
「なるほど……逆であれば似たようなもので娼館、等とはありますが」
「違うな。ホストクラブにあるべきは……エロスじゃない」
そう言い切り、謎のイケメンポーズを取る三日月氏。
そして、解き放つ!
「エンターテイメントだッ――!」
びしり、天を指す指先。
「ホストってのは、お客様である女の子に良い気持ちで楽しんでもらって、女の子の抱いている望みを叶えて……リピーターになって、でもって友達でも連れて来てくれりゃ最高だ」
「なるほど、楽しんでいただき、全ての望みを叶え、女性をもてなす……」
ロイが感じ入ったように頷く。年上の女性は身近に少なかったがゆえに、苦労もあるかもしれないが――、
「分かりました、我がプライドに賭け何でもしましょう」
「イイ気合だぜ。そういう奴はホスト向きだ!」
真剣な表情でそう宣言したロイに、ニィと三日月氏が笑う。
「ノせることなら任しときな! オレちゃん口だけのドチンピラだからよ!」
「……ま、それもホストとしちゃ貴重な素質じゃあるな……」
苦笑いを浮かべた三日月氏を、lolは見逃さない。
「Oh? どーゆーコトだい、これじゃ足りねーのか? んじゃ教えてくれよ、Hey, King! Gimmi Ur best shot!」
その興味津々のlolの要求に、びしと親指立てて三日月氏は。
「おう、No.1ホストの腕見せてやるぜ! シルウィスのお嬢さん、ちょっとこっちに来てくれ……」
威勢よく応えてから、ふっと雰囲気を変えて――はい、と頷いてそばに来たシルウィスに、ソファを示す。
「こちらへどうぞ。ああ、外が寒いから冷えてるね、暖炉のそばにしておいたよ」
「は、はい……ありがとうございます」
そっと手をとって促されてソファに座ったシルウィスに、『隣いいかい?』と三日月氏はすっと腰を降ろして。
「俺は三日月・王。お名前聞いてもいいかい、素敵なお嬢さん?」
「あ、はい。シルウィス、です」
「シルウィスさん。美しい名前だね、凛と咲く水仙の花を重ねてしまうよ……シルウィス、と呼んでもいいかい?」
「大丈夫です……あの、キング様。今の場合、お客様役はどういった反応をすれば良いのでしょうか」
甘い言葉を囁かれ、真剣に悩むシルウィスに、三日月氏はなおも微笑む。
「自然体でいいんだ。ホストクラブには緊張した女性も来るが、その人達が自然体になれないのはホストが悪い。ホストはHost、もてなし役だから……男どもはここテストに出るぞ、覚えとけよ!」
優しい囁きから一転、びしっと男性陣に指を突きつける三日月氏。
シルウィスの耳元からしっかり身体を離してうるさくならないようにするあたりがプロの技。
「女性に向けてご挨拶、お話……ですか。僕が知っているのは一つしかありませんね……」
考え込みながら言ったユージーンに、三日月氏が目を付ける。
「へぇ、あるなら面白い。やってみてくれねぇか?」
「では……シルウィスさん、お相手願います」
す、と前に出たユージーンが、頷いたシルウィスの手を取り――唇を近付けて、触れるか触れないかの辺りでちゅ、とリップ音を立てる。
その洗練された美しい仕草に、おお、と零れる感嘆の声。それにシルウィスは、育ちの良さを感じさせる所作で、ドレスの裾を摘まみ軽く礼。
「ちょっと恭しすぎますでしょうか……」
「いやいいよ! これが出来るホストがいる店、こりゃ繁盛するぜ!」
皆からの拍手と三日月氏からの絶賛を受け、ユージーンは仄かに頬を染める。
「Aha! つまりホストってのは、客とのコミュニケーションに焦点を当てた商売ってワケだな。どーりでキレーな内装なワケだぜ」
ぽん、と手を叩いたlolに、ふむとマッシュが口を開く。
「はてさて……このような接客を行うとなると、当然独り身の女性が狙いやすい所ではありますか。夜を中心に店舗を展開されるのであれば、昼間働き、夜に暇されている方……はたまた金も時間も持て余したそこそこに富める方、でしょうか」
「ま、今回はクリスマス編ってことで、結構誰でも入りやすい料金にするつもりだがな」
「なるほど。丁度季節柄、懐は暖まっても心の隙間風を際立たせる方は、多い事でしょう……何事も需要というものですね」
おう、と頷いて、三日月氏はしみじみと口を開く。
「やっぱ何もかも地球……いや、リアルブルーとは違うしな。それにピースホライズンには、『夜の店』ってもんがほとんどねえんだな」
「そうなのですか?」
「ああ、一度規則を見たんだがな、町長のばあさんの方針らしくてな」
「では、女性客の多い服飾店などの方が、宣伝効果はあるかもしれませんね」
ふと口を挟んだジョンに、そうだな、と三日月氏は頷いて。
「人々が浮かれるこの時期に、歓楽街で、異界の営業形態で店を構える。インパクトは大きく、受け入れられるだけの下地も十分でしょう」
「おっ、そういう前向きな展望は大好きだ!」
嬉しそうな三日月氏に、さらにロイが考え考え口を開く。
「食材や飲料を扱う店も、仕入れで親しんだ上で招待させていただければいいかもしれませんね」
「では、飲食物の買出しとともに宣伝というのは如何でしょうか」
ロイとマッシュが語る中、シルウィスはふと内装を見回して。
「服飾店や飲食店を訪れる、もしくはそこで働く女性を中心に宣伝するのですね。でしたら……お洒落さだけでなく、可愛らしさも演出してみては?」
「可愛らしさ?」
「ええ。お花を活けてみたり、ぬいぐるみを置いてみたり……あ、いえ、自分のお店でそういうことをしたいから、というわけではありませんよ」
「なーるほど。女性視点ってのはどこでも大切だな!」
シルウィスの提案に満足げに顎を撫でた三日月氏が、ふと「で、自分のお店?」と尋ねる。
「このお店にいらしたお客様の反応を見て、どうしようか決めよう、とか、全く考えていませんから」
にこにこと頷くシルウィス。
「俺はそれでもかまわねぇよ。シルウィスの店にも、行ってみてぇところだな」
「本当ですか? では……」
店の繁盛のために盛り上がる一同。その様子を、ユージーンはメモを取る手を思わず止めて、眩しげに眺めていた。
「よぉ、どうした。なんかノスタルジックな顔になっちまって」
「いえ……学ぶべきことが沢山あると思ったのです」
ふと声をかけた三日月氏に、真剣な顔でユージーンは振り向く。
「礼儀に則って女性と接するのは得意ですが、逆に言うと僕は今までそれしかしてきませんでした。楽しんでいただいたり、寛いでいただくには……きっと、もう一歩踏み込んだ何かが必要なのです」
それを実感したのだと、ユージーンの言葉に嬉しそうに三日月氏は頷いた。
「それが、ホストの第一歩ってやつだ。金儲けだけ考えてたんじゃ、やっぱNo.1にはなれねぇ……女の子の『ホスト』にならなきゃいけねぇからな」
「……はい」
頷いたユージーンは、ふと何か思いついたように目を見開き、少し考えてから口を開く。
「いっそ指輪などをお配りして、貴族のお嬢様のような気分になっていただくのはどうでしょうか。外での身分も肩書きも関係なく、誰もにお嬢様としてお楽しみいただけるならば素敵です」
もっとも、彼の『姫様』は1人だけではあるのだが――口には出さず、忠誠を誓うようにユージーンはそっと胸に手を当てる。
「イイねぇユージーンちゃんよぉ!」
そこに突然ユージーンの肩に腕を回してニィと笑うlol。
「だいたいクリスマスに店をやんならツリーはまず外せねぇ。次いでサンタとトナカイ、そして忘れちゃいけねー『プレゼント』だ! プレゼントのないクリスマスとか、聖人のオッサンも激怒する所業だぜ」
「では……」
「安もんでいいからさ、持ち帰れる指輪でも付けてもらおうぜ。心に残る楽しい時間の後には、手元に置けるプレゼント……Gnarly! イイね、コイツは受けるぜ!」
嬉しそうに手を叩くlolと、提案を褒められて嬉しそうに、次はこうしてお客様を喜ばせたら、と語るユージーン。
「……さて。んじゃ……いいアイディアもたっぷり出たところで、せっかくだからシャンパンコールの練習でもして講座はシメとすっか!」
三日月氏の言葉に、賛同の声が上がる。
「Okey-dokey、任せな。便所掃除に買出しにシャンパンコールまで、手伝えることなら何でもやるぜ?」
「どのようなものか気になっておりました、ぜひ練習させて頂きたい」
にかっと笑ったlolと真面目な顔で願い出たロイに、そしてハンター達に三日月氏は笑顔で頷いて。
その日、ピースホライズンの繁華街の片隅では。
「こんな!」
「ハイ!」
「素敵な!」
「ハイ!」
「レディに向けて!」
「ハイ!」
「身も心もそして行くぜ! シャンパンコールも」
「捧げます!」
――楽しげなコールが鳴り響く部屋を、道行く人々が見上げていった。
そして、手書きのビラを手に、一同は街に散る。
「楽しい時間を作成する為のご協力を頂けませんか。互いに生活を盛り上げていく繋がりを持ちたいと思っています」
真摯に頭を下げたロイの隣で、すっとジョンは女性店員の手を取った。
「私などより若くて素敵な子がお待ちしていますから、安心していらして下さい」
頬を赤らめた店員の手に残るのは――複数人で使える割引券。
その様子にくすりと笑んだ店長は、真剣に店の概要を説明したロイに頷いて、目立つ場所にビラを貼ってくれる。
「……そういえば、私の知る酒場でもそうですが、矢張り甘い口当たりの飲み物が好まれるようですね。果実などは揃えておいて損はないかと」
そう言って買い物を済ませたマッシュは、ビラをついでにと店員に渡していく。
「貴女の時間を私に少々下さいませんか。こちらでお待ちしています」
ロイは、今度は道行く人々にビラを配っていた。
「貴女とお会いしたいと思った私の心だけでも受け取って下さい」
スルーしようとした女性が、そんな甘い言葉に頬を赤らめビラを受け取っていく。ほっと笑みを浮かべて、頭を下げて感謝を口にするロイ。
「……女性を口説いたことはないのですが、勉強になりますね」
ふとロイが振り向けば、そこには買い物籠を手にしたマッシュ。
見る見るうちに、ロイの顔が赤くなる。
「く、口説いたわけではありません!」
店内に戻れば、こぽぽ、と暖かな紅茶を淹れる音。
「ありがとうございます、お疲れ様でした」
微笑んでカップを差し出すのは、ユージーンだ。
シルウィスが楽しそうに可愛らしいクッションをソファに置いたり、ぬいぐるみを飾ったり。
どこからか調達してきたツリーの飾り付けに、ほうと三日月が声を漏らす。
「……こりゃ、上手くいくぜ、絶対。ありがとな、みんな」
そこに、後ろから肩に回される腕。
「同郷の好だ。しみったれたマネは無しだぜ兄弟(brah)」
――ホストクラブ『クリムゾンクレセント』、クリスマスに開店!
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お水への花道 ジョン・フラム(ka0786) 人間(クリムゾンウェスト)|28才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/12/16 21:13:33 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/13 09:14:14 |