ゲスト
(ka0000)
【虚動】護るべきもの
マスター:後醍醐

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2014/12/24 12:00
- 完成日
- 2014/12/28 23:42
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
オイマト族からの輸送の要請を受けたブルゲド族。
ただ、『辺境全体』としての支援という形の中でブルゲド族は新たな要請を受けることとなる。
●ブルゲド族居留地 族長のゲル
輸送の要請を受けたことでオイマト族との繋がりを持てたブルゲド族。
ただ、確固としたつながりを持つためにも一度だけの要請だけでは足りないだろう。
部族会議に属する・しないかかわらすとも大部族であるオイマト族との繋がりはあったほうがいいというのが、族長含む上層部のはんだであった。
部族会議に属することに反対的な立場を持つ人間も部族内にいることはいる、それと同じように属することを希望するものもいる。
現状を知っている人間であれば部族会議に属することに賛成であるが、心情的に賛成と言いがたい部分もあるのだ。
それは族長のカーンにとってもだ。
そう、頭では会議に属することのメリットなどがわかっているが部族の誇りとしてそれを邪魔している形になる。
少なくとも護衛の依頼を受けて以降、現状を説明して幾度と無く部族内で話し合われてきた。
カーンの嫁のエリナ等の部族の内向きの仕事をする人間は会議の参加に賛成の立場だ。
逆に族長を含む男衆はやや否定的な立場だ。
不足分を狩りで補えば、と言う意見も出たりもしている。
ただ、それだけでは足り得ないという残酷な事実もあるのだが。
因みに、ハンター達との交流のある部族の人間は賛成の立場だ。
外を知り、現実を知り他人と交流をすることで他との繋がりも大事であるということに気がついた人々でもあった。
――以前に比べても反対派の態度は軟化したほうだ。
それは、祭りなどのハンター達との交流のおかげでもある。
そんな中、オイマト族の使者がやってくる。
CAM練習場近辺の警備の打診だ。
ブルゲド族の連れている鷹の索敵能力に白羽の矢を建てた格好だ。
無論、騎馬を主力としているところからの展開力も魅力だ。
「……嫌な予感がするわ。 ハンターの支援をしてもらったほうがいいかも」
エリナは胸騒ぎを感じて使者と族長に告げる。
「……お前の勘はよく当たるからな」
ハンターの同行を許すカーン。
「使者殿もそれでよろしいかな?」
「ええ、構いませんよ」
こうして、ブルゲド族はCAM練習場近辺の警備を請け負うこととなった。
ただ、『辺境全体』としての支援という形の中でブルゲド族は新たな要請を受けることとなる。
●ブルゲド族居留地 族長のゲル
輸送の要請を受けたことでオイマト族との繋がりを持てたブルゲド族。
ただ、確固としたつながりを持つためにも一度だけの要請だけでは足りないだろう。
部族会議に属する・しないかかわらすとも大部族であるオイマト族との繋がりはあったほうがいいというのが、族長含む上層部のはんだであった。
部族会議に属することに反対的な立場を持つ人間も部族内にいることはいる、それと同じように属することを希望するものもいる。
現状を知っている人間であれば部族会議に属することに賛成であるが、心情的に賛成と言いがたい部分もあるのだ。
それは族長のカーンにとってもだ。
そう、頭では会議に属することのメリットなどがわかっているが部族の誇りとしてそれを邪魔している形になる。
少なくとも護衛の依頼を受けて以降、現状を説明して幾度と無く部族内で話し合われてきた。
カーンの嫁のエリナ等の部族の内向きの仕事をする人間は会議の参加に賛成の立場だ。
逆に族長を含む男衆はやや否定的な立場だ。
不足分を狩りで補えば、と言う意見も出たりもしている。
ただ、それだけでは足り得ないという残酷な事実もあるのだが。
因みに、ハンター達との交流のある部族の人間は賛成の立場だ。
外を知り、現実を知り他人と交流をすることで他との繋がりも大事であるということに気がついた人々でもあった。
――以前に比べても反対派の態度は軟化したほうだ。
それは、祭りなどのハンター達との交流のおかげでもある。
そんな中、オイマト族の使者がやってくる。
CAM練習場近辺の警備の打診だ。
ブルゲド族の連れている鷹の索敵能力に白羽の矢を建てた格好だ。
無論、騎馬を主力としているところからの展開力も魅力だ。
「……嫌な予感がするわ。 ハンターの支援をしてもらったほうがいいかも」
エリナは胸騒ぎを感じて使者と族長に告げる。
「……お前の勘はよく当たるからな」
ハンターの同行を許すカーン。
「使者殿もそれでよろしいかな?」
「ええ、構いませんよ」
こうして、ブルゲド族はCAM練習場近辺の警備を請け負うこととなった。
リプレイ本文
● 護るべきもの
CAM練習場付近
ハンター達とブルゲド族の戦士達は警戒を行っていた。
歪虚による不穏な動きが無いか――そして、CAM練習場を防衛するために。
ブルゲド族の戦士たちは全て騎兵で編成されているためにハンター達にも騎馬が用意された。
そして、共に警戒している。
「これも何かの縁ってヤツだ、俺達も出来る限りはするんでよろしく頼んだぜ」
「ああ、頼む」
『鋭敏視覚』で不審な動きがないか目を光らせているシャルラッハ・グルート(ka0508)が同じく警戒しているブルゲド族の戦士に話しかける。
共に不審な動きがないか警戒を続けている。
「リーナさんご無沙汰しております、守原有希弥、皆さんの力となる為、参じました」
「守原さん、お久しぶりです。よろしくお願いします」
リーナ・ブルゲド(kz0039)とブルゲド族の戦士に挨拶している守原 有希弥(ka0562)。
無論、警戒は怠っていない。
今回はトランシーバーを持って情報のやり取りを行うようだ。
「いやいや、騎馬まで借りられるとか大助かりだわ。こっちは乗用馬しか配備されてねぇから実戦じゃ使えねぇし」
騎馬を借りた柊 恭也(ka0711)は馬を見て言う。
普段、ハンターが乗るのは乗馬用の馬な為、騎馬は珍しいようだ。
「……報酬いらねぇから騎馬貰えねぇかなマジで」
柊の目は真剣だった――柊は本当に欲しそうだった。
今回はブルゲド族の戦士と共に動く為、戦士達の方へ向かう柊であった。
「かむ、とかはよくわからんが……護ってみせる!」
気合を入れていたルーガ・バルハザード(ka1013)。
手にはトランシーバーを持っているが持て余している様な感じだ。
そう、ルーガはリアルブルーの道具の使い方に慣れていない為の様だ。
「――こういう感じで――」
「……面妖な」
ルーガはやり取りの相手と成る守原にトランシーバーの使い方を教わるルーガであった。
「警戒は常に怠らない様にしないとな」
(俺は、辺境の為に戦う。自由の為にな。紅でも蒼でも無い、なにものでも無い自由『パープル』の為に)
遠くを見つめて警戒するパープル(ka1067)――その胸中は。
「曲射でお願いします」
パープルはブルゲド族の戦士に斉射する際は誤射を避けるため胃に曲射で弓を射るように事前に依頼をおこなった。
「誇りは、大事だよな。けれどそれは、自分の大切な人達の命と比べられるものなのか?」
リーナに話しかける結城綾斗(ka2092)。
「変な意味に取れたらすまん。ただ俺には、誰かの命を守る為には、時に誇りさえも犠牲にしなければいけない場合もある気がしてな」
リーナは結城の話しかける言葉を黙って聞いている。
「ただ、命は何より尊いということを、覚えていて欲しくてな」
辺境知識が無いため言葉には出なかったが部族会議の事を結城は言っているのだろう。
「はい」
何かを考えるように答えるリーナであった。
「良い馬だな。うん、目が好きなんだ」
騎馬を借りた灯心(ka2935)は馬の目を見て言う。
「……正面から突っ込むから、勇敢な子でお願いするな」
ブルゲド族の戦士から馬を借りる灯心。
『鋭敏視覚』で警戒しながらもブルゲド族の戦士と話をしていた。
● 来るべきモノ
ブルゲド族は鷹を放ち策敵しつつ、警戒するハンター達。
その時がきた――。
鷹がくるくると旋回しているその下にはゴブリンらしき一団。
「さてと……相手はこちらに負けじと統率された軍隊の様なものだな。だが安心するがよい! 大王たるボクと仲間たちの力があれば、あの程度の敵など鎧袖一触だ! さあ行くぞ!」
ディアドラ・ド・デイソルクス(ka0271)は声をあげて敵前衛へ向かう。
「っと、話し込んでしまったようだ……来る」
話していた結城は話を終えて覚醒する。
「敵は――」
察知した情報をトランシーバーで報告する守原。
「ほう……あちらも多勢、というわけか――だが、退くわけにはいかんな……ブルゲド族の戦士たちよ、共に戦おうではないか」
敵を見据えたルーガも行動をおこす。
「さあ、行こうではないか…ゴブリン退治に!」
動き出すハンター達。
初戦――前衛の剣のゴブリンソルジャーがブルゲド族の射程距離へと入る。
「射撃開始!」
柊の指示でブルゲド族の戦士たちはゴブリンの前衛に射撃を開始。
前衛の剣のゴブリンソルジャーへ曲射した矢が降り注ぐ。
柊はブルゲド族の戦士とともに行動を共にする。
ブルゲド族の斉射にパープルも合わせて『コンポジットボウ』で攻撃を開始。
斉射で動きを止めた剣のゴブリンソルジャーに対して攻撃する。
「こりゃまた、たくさんだな……ま、無理ない程度にな」
戦場となったこの場で馬を安心させる灯心。
「よろしくな。頑張ろうぜ」
馬の目を見て、鼻をなでて、灯心は動き出す。
初戦はブルゲド族の弓による一斉射撃により前衛を攻撃を行った。
先制した攻撃は敵の進軍を止めるという効果をあげていた。
攻撃後、ブルゲド族の戦士は柊と共に敵の側面へ回り込む。
「こちら柊、これより敵魔術師に射撃を行う!」
一方、柊以外のハンター達は。
ブルゲド族の斉射と共に突撃を始めるハンターもいた。
まず最初に突撃していったのはディアドラだ。
「予は常に諸子の先陣にあり、だ」
剣のゴブリンソルジャーに弓のゴブリンソルジャー、メイジゴブリンと前衛・中衛・後衛と布陣した敵陣。
その敵陣へ突切り、止まること無く戦場を騎馬で駆け抜けて抜けて行く形になる。
突撃時は盾で敵の攻撃を受けながらカウンターになる形で敵を攻撃。
『強撃』も使い、敵への突破口を確保する。
続いて、グルートも攻撃に加わる。
「さぁ、やってやるぜ」
前衛の剣のゴブリンソルジャーをメインとして攻撃をする。
馬上で『大太刀「鬼霧雨」』を振るい、斬りつけながら『強撃』を使って各個撃破を狙う。
「敵の位置は――」
敵の側面へ迂回した柊とトランシーバーで連絡を取り合い、後方のルーガとも連絡を取りながら状況を整理していく。
状況把握をしながら戦況が不利に進まないように気をつけている。
ハンターといえども各個撃破される恐れだってあるのだ。
ブルゲド族の斉射やディアドラによって作られた突破口を利用して一撃離脱の突撃を開始。
騎馬という機動性を利用して敵陣の動きの鈍さにつけいって攻撃を継続していく。
「接近はさせない」
ブルゲド族とゴブリンとの間にパープルは位置取りをしている。
味方の撃ち漏らした敵がブルゲド族の戦士に接近しないように攻撃している。
漏れ落ちしてきた敵に対して弓やチャクラムで攻撃して確実に撃破を心がけている。
側面から攻撃を行っているブルゲド族の戦士達を護るためだ。
味方の背を守る形になるのはルーガだ。
「貴殿らの後ろには私がいる……案ずるな!」
常に、中衛から後衛に位置するように行動して味方の負傷状況の確認を怠らない。
敵の攻撃もこちらへ届きつつあるのだから。
「誰一人として、堕とさせはしないさ!」
敵への攻撃は接近してきた敵に『ホーリーシールド』で攻撃するのにとどめて、自身と仲間の回復に専念する。
守るべきものを護るルーガ。
斉射やディアドラの攻撃で綻んだ陣形を目掛けて突撃する結城。
剣のゴブリンソルジャーを指揮していると思われるゴブリンナイトに向けて『ヒッティング』を使用して跳びかかり、リトルラプターから落とした。
ナイトと共に地面へ落ちる結城。
もみ合う結城とゴブリンナイト、結城は『渾身撃』を使い、トドメを刺した。
剣のゴブリンソルジャーを指揮していたゴブリンナイトが倒されたことで、剣のゴブリンソルジャーの陣形は崩壊し、潰走し始めた。
「さって……この戦い終わったら、美味しい飯にしようぜ」
灯心の狙いは指揮をしている思われるゴブリンナイトだ。
剣のゴブリンソルジャーが潰走したこともあって、弓のゴブリンソルジャーを指揮しているゴブリンナイトを攻撃出来るようになっていた。
ただ、まだ剣のゴブリンソルジャーの掃討が続いているので単騎での行動をやめ、潰走した敵の掃討へと行動を移した。
馬上で灯心は『アックスブレード「ツヴァイシュトースツァーン」』を斧状態にしてなぎ倒すように攻撃を行う。
こうして、初戦が過ぎ迂回したブルゲド族と正面からのハンター達によって剣のゴブリンソルジャーは壊走し、ハンター達の追撃を受けることになった。
迂回しているブルゲド族は弓、メイジへと攻撃を継続している。
「竜騎兵、参上ってな!あっちじゃ大昔に廃れたが、こっちじゃ現役だぜ!」
柊も『ライフル「メルヴイルM38」』を使っての攻撃に参加。
ブルゲド族の戦士とともに弓、メイジのゴブリンへ攻撃を行っている。
柊、ブルゲド族は迂回して側面からの攻撃。
対して残ったハンター達は正面からの攻撃。
位置関係が挟撃する形へと変わりつつある。
「今なら、挟撃出来そうだが」
「残るは中衛と後衛のみ、近接攻撃には脆そうです」
「ああ、そうだな。そうしよう」
ルーガ、守原と柊がやり取りから敵を挟撃することになった。
ブルゲド族の戦士たちを敵集団後方へ移動させて攻撃を開始する。
さて、敵の弓やメイジ達も遊んでいたわけではない。
前面から攻撃するハンター達やブルゲド族の戦士や柊に対して攻撃を行っているものの、攻撃を受けているせいもあって反撃は少ない。
しかしながら、ハンター達やブルゲド族の戦士達も少なからずともダメージを受けているのも事実だ。
「負傷者は私の近くに!回復は私に任せろ!」
ダメージを受けた味方を回復するルーガ。
回復を済ますと後方へと移動しようとするが……。
「む、こっちにくるか」
壊走していた剣のゴブリンソルジャーが混乱のためかルーガの方へと向かってきた。
盾の『ホーリーシールド』で殴る形でゴブリンを攻撃して倒した。
ただの力押しではなく、後方に回復役のルーガを配していたため、被害は軽減されていた。
ハンター達に有利な形で戦闘は推移する。
その優位に推移した理由は柊・守原・ルーガによる情報の共有にある。
ブルゲド族の戦士側に柊、後方にルーガ、それを取りまとめる守原。
この三者の連携があってこそここまでの優位を作り出せることが出来た。
もし、連携することがなければハンター側もブルゲド族の戦士も敵に各個撃破されていた可能性あったかもしれない。
ブルゲド族が後方からメイジゴブリンを攻撃、ハンター達は中衛の弓のソルジャーゴブリンを攻撃する形となった。
既に剣のソルジャーゴブリンは全滅している。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、死中に活あり、だ」
薄くなった敵陣を突破し駆け抜けて行くのはディアドラだ。
中衛から後衛と抜け、後衛から中衛と往復する形で敵陣中を駆け抜ける。
それにより、敵陣はディアドラの突撃による突破のために分断される形になる。
方陣を組んでの防御態勢への移行を阻害され、出来ない形になっていた。
ディアドラが敵陣を掻き回している時、他のハンター達も奮戦している。
「退かねえぜ! 倒しきるまではな!」
グルートも敵に対して一歩も退かず、太刀を振り回して弓のソルジャーゴブリンを攻撃している。
弓兵故に近接武器と言ってもナイフぐらいしか無く、太刀を持ったグルートには太刀打ち出来ない。
『マテリアルヒーリング』を使い自身を癒やしながら戦闘を続ける。
「せいっ!」
逆に留まること無く一撃離脱しながら攻撃しているのもいる。
トランシーバーを手に通話しながら『日本刀』で敵を切り伏せているのは守原だ。
敵の同士討ちを狙うように動いたりと管制をしつつ攻撃にも参加している。
「アウトレンジからの攻撃であればこちらが有利だ」
敵の後方で挟撃体制へ入ったブルゲド族とゴブリンの集団の間で戦闘を続けるパープル。
混戦には至ってないので騎乗して弓をメイジゴブリンの範囲外から攻撃を続けている。
正面のハンターが弓のゴブリンソルジャー相手にしているせいかパープルやブルゲド族の戦士達へ攻撃が向かっていない。
「親玉をやってしまえばこっちのものだ」
馬を呼び、騎乗しなおした結城。
結城は脅威と感じていたメイジゴブリンを指揮するゴブリンナイトに目掛けて突撃を開始する。
守原やディアドラ達の援護のもと、ゴブリンナイトとの戦闘に入った。
結城の振りかざす『ショートソード』とゴブリンナイトの剣との剣戟の音が響く。
『強撃』を込めた攻撃で体制を崩す事に成功した結城は『日本刀』へ持ち替え『渾身撃』で止めを刺した。
こうしてもう一体のゴブリンナイトが討ち取られた。
同じ頃――。
「そっちに目を向けんじゃねぇよ。相手は俺がしてやってるだろ? まさか役不足ってわけじゃねぇだろ?」
灯心も弓のゴブリンナイトと戦っていた。
一度は戦える状況ではなかったが、今回は戦える状況であった。
剣へ変形させ、ゴブリンナイトと打ち合う灯心。
『闘心昂揚』を使い、身体能力を向上させての斬り合いは灯心に軍配が上がる。
ゴブリンナイトの剣を弾き飛ばすと一思いに首を切り飛ばした。
こうして、弓のゴブリンソルジャーを指揮していたゴブリンナイトを撃破することが出来た。
弓とメイジゴブリンの部隊は指揮官のゴブリンナイトが討ち取られたことで瓦解してしまった。
こうなってしまっては、後はハンター達とブルゲド族の戦士達での掃討戦へと移行する形になった。
大した反撃もせず逃げ惑うゴブリン達を次々と打ちとっていく。
こうして、しばらくの後にゴブリン達は全滅した。
無事、戦いを終え欠けること無く生き残ったブルゲド族の戦士達とハンター達は互いに喜び合う。
「ハイタッチっていうんだってよ」
ブルゲド族の戦士に手をあげさせて、手を叩くように誘う灯心。 互いに嬉しそうだ。
「リーナさん、今度はお力になれましたか?」
「はい、ありがとうございます」
ブルゲド族の戦士の一員として参加していたリーナに話しかける守原。
嬉しそうに答えるリーナ。
力になっていたのは一目瞭然だろう。
無論、他のハンター達もだ。
「ふぅ……」
たばこを一服させるグルート。
(俺がここを護りたかったのは、せめてもの恩返し、生まれ故郷ってだけじゃなく、育ての親だった男の為にもな)
「っと、そうだ。仕事も終わったし戻ったら酒でも呑もうぜ」
「ああ、いいな」
グルートはブルゲド族の戦士に提案して快諾を受ける。
こうして、依頼を終えたハンター達とブルゲド族の戦士達は居留地へ戻った後、ささやかな宴を開いてお互いを労りあった。
【虚動】護るべきもの Fin
依頼結果
参加者一覧
サポート一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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相談卓 柊 恭也(ka0711) 人間(リアルブルー)|18才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/12/23 22:49:20 |
|
![]() |
質問卓 柊 恭也(ka0711) 人間(リアルブルー)|18才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/12/21 21:54:32 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/12/21 16:00:41 |