• 虚動

【虚動】死人の蠢動

マスター:植田誠

シナリオ形態
ショート
難易度
難しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
5日
締切
2014/12/21 12:00
完成日
2014/12/30 08:26

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング


「魔導アーマーを運んでる連中の為って訳じゃないが、ゴミ掃除をしておかないとどうなるか分かったもんじゃない」
 そう言ってクロウは地図を広げた。瞼には酷い隈が出来ている。CAMに関わる一連の動きで、疲れが溜まっているのだろうか。
「いや、最近錬成工房が忙しくてな。繁盛するのはいいんだが……まぁそれは置いておいてだ」
 広げた地図の一点を、クロウは指差す。そこは帝都と、CAMの公開実験場をつないだ線上にある山だ。
「山賊がこの辺りを根城にしているようでな。場所柄情報も入るだろうし、こいつらがCAMを狙ってなんらかの行動を起こさないとも限らない」
 やれやれと言った様子でクロウは溜息を吐く。
「このルートはおそらく魔導アーマーを運ぶ連中も通ることになるだろう。魔導アーマーがどの程度の完成度なのか俺もちょっと分からねぇが、悪用されたら面倒なのに変わりはない。そこで、俺達ハンターの出番って訳だ」
 つまり、この山賊とやらを捕えるなり始末するなりして、心配事を無くそうということだ。
「場所の目星も大体ついてるんだ……ここと、ここ……まぁ2か所のどっちかに隠れ家があるだろう。今回は結構人数も多いし、分担していくとしようや」
 こうして、クロウを始めとした複数のハンターたちは準備を整え、2グループに分かれ進発した。


 実際のところ、クロウが危惧していたようなことはなかった。そこまで山賊は頭が回るわけでも、世間の情報に敏感なわけでもなかった。彼らは今日も日銭を稼ぐために山に通りがかる哀れな旅人を襲うつもりだった。
「な……何なんだ、こいつは……!」
 だが、そんな山賊たちが隠れ家にしている小屋は、突如現れた襲撃者により血に染められることになった。
 一人目は、短剣を鞭で取り上げられた後、もう一本の鞭で首を絞められ殺された。
 二人目は、後ろから銃を撃った直後、その銃弾が跳ね返って来て脳天を撃ち抜かれた。
 この時点で敵わない相手であると悟って逃げようとした三人目は、一人目から取り上げられた短剣で喉を掻き斬られ殺された。
「た、助け……」
 最後に命乞いをした男の胸は、鋭く伸びた鞭の先端に貫かれる。
 こうして、ものの数分もしない間に、すべての山賊が息絶えた。
「こんなものか……損傷が少ない方が面倒がなくていいからな」
 血だまりの中に一人立つ、血色の悪い男は周囲を眺めながらそう呟いた。
 死んだ山賊たちは無論、この男がフリッツ・バウアー……グライシュタットで死体を漁っていた男だとは知る由もなかっただろう。
「死体集めなど面倒なだけだが……あの方の命令である以上仕方ないな」
 フリッツは小屋の外に出た。
 小屋の周りにもいくつか死体が転がっていた。これもフリッツが始末したものだ。
「まだ足が来るのに時間がかかる、か……」
 だが、それらを気にも留めず、フリッツは空を見上げていた。
「……ん?」
 足音に気づき視線を落とすフリッツ。そこには、山賊の討伐を依頼されたハンターたちの姿があった。
「……死体はもういらないのだが……」
 しかし、死体を減らされるのも困る。
「仕方ない、少し遊んでやるか」
 戦闘の邪魔になると判断したのだろう。そう呟いたフリッツは、鞭を器用に使い周囲に転がる死体を屋根の上に放り投げた。

リプレイ本文


「盗賊退治ーっと。珍しいものを持ってたりしないですかね……ってあれ?」
 山賊たちが隠れていると思われる小屋、その手前までやってきたエリアス・トートセシャ(ka0748)を始めとするハンターたちが見たのは、転がっていた死体。そしてその死体を鞭で軽々小屋の上に放り投げた男だった。
「……死者をあのように扱うのは個人的に許せませんね」
 シルヴィア=ライゼンシュタイン(ka0338)は男のやりようを見て怒りを露わにする。もっとも、被ったヘルメットでその表情を窺い知ることは出来ないが。
「なんか、あんまり山賊っぽくない人ですねえ?」
「しかし佇まいといい身にまとう殺気といい……只者ではなさそうな雰囲気だが……」
「確かに……」
 さほど相手は強くないだろうと余裕を見せていた葛音 水月(ka1895)は怪訝な表情を浮かべる。警戒を強めるユルゲンス・クリューガー(ka2335)とクリスティン・ガフ(ka1090)。
「あれは……まさかあいつか!?」
 そんな中一人顔色を変えたレオーネ・インヴェトーレ(ka1441)。レオーネは男の姿に見覚えがあった。
「知ってるのか?」
「多分、あいつはフリッツ・バウアー……グライシュタットでゾンビと一緒に死体漁りをしてた奴だ」
 ゾンビと一緒に……つまりはゾンビと一緒でも襲われたりしない相手。歪虚だ。
「なるほど……なんつーのかね。ただの山賊退治のはずだったが、嫌な予感がしてたんだ」
 春日 啓一(ka1621)はそう言って溜息を吐く。
「向こうはやる気みたいだな……タダ働きで帰りたいところだが」
 伊勢 渚(ka2038)はライフルを構えながら敵を見据えていた。


 ハンターたちは行動を開始する。
 まず動くのはユルゲンス。馬を駆り大回りで回り込んでいく。鞭の間合いに入らないよう距離を維持しつつ、フリッツを包囲して確実に叩こうという腹だろう。
(……ん?)
 この時、ユルゲンスは馬の足元に違和感を覚えたが、敵を前にした故の高揚感から来る武者震いのようなものだろうと判断した。
 この間にシルヴィアは射線を確保するために移動。啓一、水月もユルゲンスに遅れつつもフリッツを中心に迂回。移動が完了すれば丁度小屋を背にしたフリッツを三方から囲んで攻撃する形に持ち込める。
「来るか……!」
 当然フリッツも放っては置かない。接近してきていたクリスティンに向かってくる。エリアスはこの時、誰を優先していたわけではないが前衛のいずれか、かつ位置取り的に最も近かったクリスティンに防性強化を使用していた。このことから、フリッツは現状ではクリスティンが最も重要な敵であると判断していた。
 まずはその動きを抑えようと鞭を伸ばすフリッツ。
「悪いな、ソイツは却下だ」
 しかし、その行動は読まれていた。鋭く放たれた渚の一射を受け、フリッツの腕が弾けるように跳ね上がる。
「ぐっ……この威力は……!」
 呻くフリッツ。それほどまでに渚の射撃は強力だった。鞭の制御はおぼつかなくなり、クリスティンは窮地を脱する。
「すまない、助かった」
 この間に包囲は完了していた。
「今が好機……いくぞ!」
 ユルゲンスは馬首をフリッツに向け、突撃を敢行。だが、そう簡単にはいかない。
「何!?」
 不意に態勢を崩し落馬するユルゲンス。フリッツがもう一方の鞭で馬の足を攻撃したのだ。普段なら躱せない動きではなかったはず……しかし、ここは山の中。そして相手は強敵だ。いかに乗用馬とは言え足場の悪いところを登ってきたため疲れは来ていただろうし、ユルゲンスがいかに乗りこなそうと戦闘用に訓練されていない馬である以上強敵の前では体が竦む。
 さらに追撃を行おうとするものの、咄嗟にフリッツは身をかわす。レオーネの機導砲だ。
「ここで会ったが何年目、って奴だ。フリッツ・バウアー!」
「……見た覚えがあるな。だが、俺に対抗するにはまだまだ未熟じゃないか?」
「何を!」
「支援します。無茶しないでください」
 同時に発射されたシルヴィアの銃弾も難なく躱したものの、結果としてそれが時間を稼ぐことになる。フリッツは小屋に一方を、残り三方をハンターたちに囲まれる、包囲網の中にあった。


(かなりの使い手のようだが……みんなで思考を止めずに協力すれば撃退は出来るはずだ!)
 フリッツに突っ込んでいくクリスティン。あえて鞭の間合いの中で戦おうという考えだ。
「二度も幸運は続かないぞ?」
 クリスティンの足元に鞭が絡みつく。身体が浮き上がり、そのままフリッツを飛び越え反対側まで飛ばされる。
「木に叩きつけてやるつもりだったが、手元が狂ったか?」
 その理由はクリスティンが油を装備の表面に事前に仕込んでいたためだったが、効果のほどは飛ばされる方向を狂わせたのみに留まる。その先にいたのは今まさに再度の突撃を敢行しようとしていたユルゲンス。
 ユルゲンスは相打ちを避けるために慌てて穂先を下げ、そのままクリスティンと衝突する。
「くっ……すまん」
「気にするな……しかし、見かけ倒しではないというわけか。見事な腕だ」
「あぁ……」
 目線を上げるクリスティン。その先にはこちらを一瞥もしないフリッツの姿。
「こちらも、手段は選んでいられないようだ」
 クリスティンの視線は、そこから小屋の方に動いた。
「ちっ……」
 一方、先程フリッツの攻撃に合わせた割り込み射撃で効果を上げた渚だったが、今度の攻撃時には撃てなかった。フリッツが体の位置を微妙にずらし、クリスティンの陰に隠れたからだ。
 だが、次はそうはいかない。遮蔽物に使えるハンターの姿は無いのだから。
「援護頼むぜ!」
 続けて突っ込んでいくのは啓一。エリアスからの防性強化を受けると、腕のドリルを高速回転させながらフリッツの腕部を狙う。
 フリッツはそれを迎撃しようと待ち構えている。踏込で補ってはいるが、格闘武器と鞭ではリーチに差がある。(おそらく先手を取るのはフリッツの方です。ならば……)
シルヴィアは銃撃のタイミングを計る。これは渚も同様。反撃の瞬間に割りこめるように銃口を向ける。
(……シルヴィアも考えは同じか。ここで動きを抑えられれば……っ!)
 瞬間、フリッツの目線がこちらに向いていたのに気付いた。だがトリガーにかけられた指は止まらない。
「ぐぁっ!!」
 悲鳴とともに吐き出される血。啓一の体がくの字に折れ、腹部から血が噴き出していた。
「……さすがの威力だな」
「このっ!」
 動きを止め、仰向けに吹っ飛ぶ啓一を眺めるフリッツ。その頭部を狙って銃を撃つシルヴィア。だが、フリッツは慌てず手首を返す。鞭がまるで生きているかのように動き、銃弾を正確に弾き……倒れている啓一に命中する。
「な……銃弾を弾いて、当てたのか!?」
「……最早人間業ではないですね」
 レオーネが咄嗟に防御障壁を展開。弾丸の威力をなんとか殺すことが出来た。だが、それでも啓一が負ったダメージは大きい。エリアスが防性強化を使用していてもこの状態だ。何の補助もなければどうなっていただろうか。その点でもエリアスの働きは地味ではあるが重要だった。
「悪いが、俺の鞭は特別製だ。そこに俺の技量が合わされば、この程度造作もない」
「勝った気になるのはまだ早いですよー」
 啓一の後ろから飛び出してきた水月。フリッツの頭部に向け槍を突きだす。だが、狙いが甘い。
「……ふん、温い突きだ……何?」
 余裕を持って突きを躱したフリッツ。否、躱したつもりだった。だが、現実は、首を深々と切り裂かれている。
「まだ早いっていいましたよね?」
 水月の持つ槍は片鎌槍。穂先から横に飛び出すように鎌がついている。水月は突きの瞬間に手中で槍を回すことでこの鎌の部分をフリッツに向けた。槍の形状まで注意を払っていなかったフリッツは避けきれなかった。
「ちっ……なるほど、面白い槍だ。これはその礼だ、受け取れ!」
 傷を抑える様子も見せず、フリッツは腕を高く上げ、瞬時に振り下ろす。高速で振り下ろされた鞭は、まるで剣となったかのように水月に襲い掛かる。マルチステップを使う暇もない。
「くそ、間に合え!」
 レオーネが再度防御障壁を使用する。光の壁が水月の前に現れる。だが、威力を殺し切れない。鞭は壁ごと水月を切り裂いた。
「……痛いのは……やーですね……」
 槍を地面に突き立て、態勢を保とうとするが叶わず、水月はその場に倒れた。
「……防性もかけていたのに……」
「何て威力だ……」
 エリアス、レオーネがともに苦々しい表情を浮かべる。
「残りは六人か……ん?」
 状況はどちらかといえばフリッツに有利だった。だが、不意にフリッツは背中に熱を感じ振り返る。その状況を一変させる出来事が今まさに起こっていた。
「……悪いが、多分こうされると嫌なんじゃないかと思ってな」
 呟いたクリスティンは小屋の側に立っており、その小屋からは火の手が上がっていた。  


(フリッツの目は伊勢たちの方に向いている。これは好機だ)
 ユルゲンスに受け止められたクリスティンはそう考えるとすぐさま行動に移った。わざわざ死体を小屋の上に上げたこと、グライシュタットでも死体を漁っていたこと。このことから、死体を損傷させられては面倒な理由があると判断していた。ランタンの準備もしてあったし、小屋も木造だ。燃やすのが手っ取り早かった。
 このクリスティンの行動が大きな転機となる。
「なんだと……?」
 火のついた小屋を見て呆然とするフリッツ。それは時間にすると0コンマ数秒にも満たなかっただろう。だが、その一瞬が致命的な隙となった。
「よそ見してないでくれやおっさんよお!」
「何! まだ息があったか……!」
 立ち上がりながら踏込で間合いに飛び込んだ啓一。先の攻撃とは違い、致命傷になりづらい胴体を狙った強打。
「この……離れろ!」
 まともに貰い顔を歪めたフリッツは啓一を突き放すように腹部へ蹴りを入れる。その威力は凄まじく、蹴り飛ばされた啓一はそのまま地面を転がり、動かなくなる。
「ふん、この程度で俺を……ぐぁ!?」
「こちらにもいたことを忘れていたか?」
 脇腹には深々とランスの穂先が突き刺さっている。ユルゲンスの突撃が今度こそ実った。
「チャンスですね、強化もどんどんしますよ!」
 ユルゲンスに攻性強化を使用するエリアス。ユルゲンスはここからさらに槍を深く突きさそうと押し込む。
「有難い……これも小屋に気を取られた結果だ。貴公も詰めが甘いな」
「くっ……黙れ!」
 フリッツは鎧の隙間を縫うように鞭の先端を突き入れる。ユルゲンスの兜。その隙間から、吐きだしたのであろう血が流れ出る。
「このまま吹っ飛べ!」
 体から槍を引き抜くと、啓一の時と同じく蹴りを入れユルゲンスを吹き飛ばし距離を取る。
「これ以上やらせません」
 蹴りを入れる際態勢を崩した隙を狙いシルヴィアと渚が同時に銃撃。だが、渚の射撃は狙いが逸れたかフリッツには向かわない。
 シルヴィアの銃弾はまっすぐフリッツの脳天へ向かうも鞭で弾かれ……
「うそ、こっちですか!?」
 銃弾はエリアスに向かう。
「……医者が怪我する珍事態にはなりたくなかったの……ですが……」
 直撃を受けたエリアスは最後の防性強化を使用してその場に倒れる。
「俺に銃は利かん……っ!?」
 言うと同時に、フリッツの頭部が大きく揺れる。側頭部への銃撃だ。
「馬鹿な……どうやって……」
 撃たれた方向を見ても、銃を持つハンターはいない。ただ一つ、水月が突き立てた槍があるのみ。
「跳弾、上手くいったか」
 渚の撃った弾は狙いを外したわけではなかった。この槍を狙ったものだったのだ。
「貴様……」
 頭を押さえ立ち尽くすフリッツ。その顔は怒気に満ちていた。
「貴様ら……このエリートである俺に対して! よくも!」
「……こっからが本気ってわけか……ん?」
 杖を構え、気を引き締め直すレオーネ。そんな時だった。グライシュタットでも出会った小型剣機の姿が空に見えたのは。


「おおい、大丈夫か! ……って、どうなってんだこりゃ! なんで小屋燃やしてるんだ!?」
 燃える小屋、空飛ぶ剣機。そして、倒れたハンターたち。山道を駆けのぼってきたクロウたちは状況が思いのほか切迫していることを知る。
「……ふぅ、ここまでだな」
 周囲を見回してフリッツは小さくため息を吐く。先ほどまでの怒りがどこかに消えたようだ。あるいは、状況の変化で冷静さを取り戻したと言ったところか。
「……貴様、よくもやってくれたな。これでは回収も難しい」
 フリッツはそう言ってクリスティンを睨みつけると、不意に跳び上がり屋根の上に降り立った。ハンターたちはその動きを静観する。剣機の出方が分からないため、迂闊に動くわけにはいかなかった。
「今日のところはここまでだな……」
 そう言ってフリッツは屋根の上にある、やや焼け焦げた死体を空高く放り投げる。空の剣機に改修させようというつもりだろうか。
「待て! 世間がCAMで忙しいって時にまだ死体探しかよ? ゾンビCAMでも作ろうってのか!?」
「悪いがそれは俺の担当ではない……いや、以前も言ったな。答える義務はない」
 問いかけるレオーネにそう言うと、フリッツは鞭を剣機の足まで延ばし巻き付ける。ここから逃げ出すつもりだろう。
「逃げるつもりか?」
 傷を抑えながら、それでもなんとか動ける状態にあったユルゲンスが空に向かって言った。渚を始めクロウたちも遠距離攻撃が可能なものはすでに狙いを付けている。だが……
「あぁ……だが、このままじゃあ味気ないな」
「……! まさか!」
 クリスティンが気付くよりも早く行動は実行された。フリッツは小屋の一部を破壊しながら周囲に破片を撒き散らしたのだ。そう……火のついた木片を。周囲には木々が生い茂っている。このままではどんどん火が燃え移っていくことだろう。
「ハハハ! 次からは火の扱いに気を付けることだ!」
 フリッツはそう笑いながら空に消えていった。
 その後、ハンターたちは気を失った水月、啓一、エリアスを保護しつつ火の処理に追われることになった。だが、元々消火の準備などは想定しておらず、小規模な山火事にまで発展。消火に多数の人員が割かれることになった。
 山賊はいなくなり、予想外の敵の撃退とその目的である死体回収の妨害も成功。十分な戦果だった。だが……
「消火人員への報酬が高くついちまって報酬は差っ引かれることになった……まぁ納得してくれ」
 クロウが言った通り、成功はしたものの全員の報酬が半分に減らされることになってしまった。もっとも、そのおかげで山火事も小規模で済んだのだからしかたないだろう。
 こうして、山賊討伐は終了した。だが、今回のことで歪虚も周辺でなんらかの作戦行動をとっていることは確認された。今後も警戒していく必要があるだろう。

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MVP一覧

  • 天に届く刃
    クリスティン・ガフka1090
  • 白煙の狙撃手
    伊勢 渚ka2038

重体一覧

参加者一覧

  • 凶獣の狙撃手
    シルヴィア=ライゼンシュタイン(ka0338
    人間(蒼)|14才|女性|猟撃士
  • 未来に期待の料理人
    エリアス・トートセシャ(ka0748
    人間(蒼)|25才|女性|機導師
  • 天に届く刃
    クリスティン・ガフ(ka1090
    人間(紅)|19才|女性|闘狩人
  • 魔導アーマー共同開発者
    レオーネ・インヴェトーレ(ka1441
    人間(紅)|15才|男性|機導師
  • 破れず破り
    春日 啓一(ka1621
    人間(蒼)|18才|男性|闘狩人
  • 黒猫とパイルバンカー
    葛音 水月(ka1895
    人間(蒼)|19才|男性|疾影士
  • 白煙の狙撃手
    伊勢 渚(ka2038
    人間(紅)|25才|男性|猟撃士
  • ケンプファー
    ユルゲンス・クリューガー(ka2335
    人間(紅)|40才|男性|闘狩人

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/12/19 21:41:30
アイコン 相談卓
葛音 水月(ka1895
人間(リアルブルー)|19才|男性|疾影士(ストライダー)
最終発言
2014/12/21 11:24:39