ゲスト
(ka0000)
【初心】マッドキメラクリエイター
マスター:真太郎

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- LV1~LV20
- 参加人数
- 6~7人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2018/10/22 19:00
- 完成日
- 2018/10/29 06:24
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
ある日、ハンターオフィスに一つの依頼が持ち込まれた。
内容は「倉庫に獣がいるので倒して欲しい」というものであった。
一見、普通の依頼である。
しかし内容に反して依頼報酬が妙に高額であった。
野生生物の退治依頼にしては破格と言っていい額だ。
オフィスの職員は訝しんだものの「余程大事な物が倉庫にあるのだろう」と考え、余り気にはしなかった。
そして依頼の難易度と報酬の額から、まだ経験の浅いハンターへの優先依頼として扱ったのである。
依頼を受けたハンター達は依頼書に書かれている倉庫に向かった。
その倉庫は何故か町外れの寂れた場所にポツンと立っていた。
入り口は人が一人分くらいの隙間が開いていて、中を覗き込むと薄暗がりでよく見えなかった。
獣の気配は感じられない。
ハンター達は警戒しながら慎重に倉庫に入る。
その直後、倉庫の床が抜け落ちた。
足場を失ったハンター達が落下する。
だが落ちた先には柔らかい藁が敷かれており、ハンター達は傷一つなく降り立つ事ができた。
そこは広い地下空間であった。
広さは20m×20m程。
壁には松明が燃えていて周囲はよく見えた。
しかし殺風景な場所で床に敷いてある藁以外は何もない
ハンター達のいる場所から見える正面の壁に5枚の扉があるくらいだ。
『ハンターの皆さん、よく来てくれました』
不意に地下空間に声が響く。
『私は今回の依頼をお願いした者です』
声はどこから響いてきているのか分からない。
『まずこのような仕掛けで皆さんを驚かせた事を謝罪させて下さい。皆さんが依頼を放棄されると困るので、このようにさせていただきました』
ただ、声音から熟年男性だろうと思われた。
『皆さんは今回の依頼を野生動物の討伐と思われて来られたかもしれませんが、それは違います。倒して欲しいのは私の作ったキメラ達です』
不意に正面の扉が全て開いた。
それぞれの扉の中から奇妙な生物が姿を現す。
ライオンの身体にサソリの尾を持つマンティコア、の頭を更に大蛇にした蛇頭のマンティコア。
大きな鶏のような雄鶏のコカトリス、の尾に更に大蛇をくっつけた双頭のコカトリス。
全身からトゲの生えている大カニ、の腕をイカの脚に変えた触手ガニ。
炎を吐く大トカゲのサラマンダー、の手足をリザードマンに変えたかのような二足歩行サラマンダー。
巨大なススメバチ、に妖精の腕を生やしたかのような有腕バチ。
何れも自然界には存在し得ない不自然な生物達だった。
『騙された、と思われるかもしれませんが、倉庫の獣を倒して欲しいという依頼内容とは反してはおりませんし、内容に見合うだけの報酬は用意したつもりです。それでご容赦頂きたい』
男の声には本当に謝罪の声音が篭っていた。
『最初からキメラと戦って欲しいと依頼しなかったのは、私のキメラ達は公には言えないような製法で作っているものもありますので、正規の手続きを踏む事が出来なかったのです。それでは我が作品と存分に戦って下さい。それが私の望みです』
声が止むと同時にキメラ達がのそりと動き始めた。
内容は「倉庫に獣がいるので倒して欲しい」というものであった。
一見、普通の依頼である。
しかし内容に反して依頼報酬が妙に高額であった。
野生生物の退治依頼にしては破格と言っていい額だ。
オフィスの職員は訝しんだものの「余程大事な物が倉庫にあるのだろう」と考え、余り気にはしなかった。
そして依頼の難易度と報酬の額から、まだ経験の浅いハンターへの優先依頼として扱ったのである。
依頼を受けたハンター達は依頼書に書かれている倉庫に向かった。
その倉庫は何故か町外れの寂れた場所にポツンと立っていた。
入り口は人が一人分くらいの隙間が開いていて、中を覗き込むと薄暗がりでよく見えなかった。
獣の気配は感じられない。
ハンター達は警戒しながら慎重に倉庫に入る。
その直後、倉庫の床が抜け落ちた。
足場を失ったハンター達が落下する。
だが落ちた先には柔らかい藁が敷かれており、ハンター達は傷一つなく降り立つ事ができた。
そこは広い地下空間であった。
広さは20m×20m程。
壁には松明が燃えていて周囲はよく見えた。
しかし殺風景な場所で床に敷いてある藁以外は何もない
ハンター達のいる場所から見える正面の壁に5枚の扉があるくらいだ。
『ハンターの皆さん、よく来てくれました』
不意に地下空間に声が響く。
『私は今回の依頼をお願いした者です』
声はどこから響いてきているのか分からない。
『まずこのような仕掛けで皆さんを驚かせた事を謝罪させて下さい。皆さんが依頼を放棄されると困るので、このようにさせていただきました』
ただ、声音から熟年男性だろうと思われた。
『皆さんは今回の依頼を野生動物の討伐と思われて来られたかもしれませんが、それは違います。倒して欲しいのは私の作ったキメラ達です』
不意に正面の扉が全て開いた。
それぞれの扉の中から奇妙な生物が姿を現す。
ライオンの身体にサソリの尾を持つマンティコア、の頭を更に大蛇にした蛇頭のマンティコア。
大きな鶏のような雄鶏のコカトリス、の尾に更に大蛇をくっつけた双頭のコカトリス。
全身からトゲの生えている大カニ、の腕をイカの脚に変えた触手ガニ。
炎を吐く大トカゲのサラマンダー、の手足をリザードマンに変えたかのような二足歩行サラマンダー。
巨大なススメバチ、に妖精の腕を生やしたかのような有腕バチ。
何れも自然界には存在し得ない不自然な生物達だった。
『騙された、と思われるかもしれませんが、倉庫の獣を倒して欲しいという依頼内容とは反してはおりませんし、内容に見合うだけの報酬は用意したつもりです。それでご容赦頂きたい』
男の声には本当に謝罪の声音が篭っていた。
『最初からキメラと戦って欲しいと依頼しなかったのは、私のキメラ達は公には言えないような製法で作っているものもありますので、正規の手続きを踏む事が出来なかったのです。それでは我が作品と存分に戦って下さい。それが私の望みです』
声が止むと同時にキメラ達がのそりと動き始めた。
リプレイ本文
依頼人の騙すような手口に百鬼 一夏(ka7308)は憤った。
「何で正直にキメラ退治って最初から言わないの! 言ってくれれば強い人達が……ってそういう事か!」
しかし不意に気づく。
「強い人に範囲攻撃で一瞬で倒されたら作ったキメラの実装実験として機能しないから? だから大した事のない依頼を装って新米ハンターだけを集めた?」
そうなると別の怒りが沸いてくる。
「嘗められたものですね! 私達を甘くみていたと後悔させてあげます!」
(めちゃくちゃ怖い。獣を相手にするだけと聞いたから受けたのにキメラと戦うなんて……)
ハンターになったばかりで今回が初依頼のミトラ(ka7321)は恐怖と緊張で身をこわばらせていた。
「初依頼でこんな事になるなんてついてない……」
心情が思わず口からも漏れる。
「怖かったら私を壁にしてもいいですからね!」
すると百鬼がミトラを守るように前に立ちふさがってくれた。
百鬼の頼もしいドヤ顔のお陰か、身体のこわばりが少し取れる。
「ありがとうございます。やるしかないですよね。自分のやれる事を全力で」
「その意気です。新米でも連携すれば強いところを見せてあげましょう!」
「公には言えないような製法で作っている、ですか」
サフィ・ロジエラ・アパーシア(ka7063)はその事が少し気にかかった。
(仮に歪虚に対抗する手段としての研究であれば、私個人としては特に糾弾する気もないのですけれど)
「ああなってしまうと、生きているのか、死んでいるのか……。どちらのほうが幸福なのですかねぇ……」
エトナ・V・リインカネーション(ka7307)は痛ましそうにキメラを見る。
「なにあれ、歪虚……?」
疑問に思ったエンバディ(ka7328)は気配を探ってみたが、負のマテリアルは感じられない。
キメラの瞳からは生気や理性も感じられた。
「趣味で製作したにしては随分と実戦的なキメラだけど、何のためにこんな物を作ったんだろう……」
「さてね。用途はともかく、オレ達が実戦テストのモルモットなのは確かだろうさ」
シャルカ・カル・カリアス(ka7158)は『シャープシューティング』を発動させつつ[SA]スペルボウ「フェリメント」を構えた。
キメラ達が一斉に動き出すと、百鬼は触手ガニを抑えようと真っ先に飛び出してゆく。
「援護よろしく」
「はい」
ミトラは『プロテクション』と『レジスト』を百鬼に施した。
エンバディは『集中』を発動させつつ、味方を巻き込まない位置を見定めて『スリープクラウド』を発動。
向かって来る蛇頭マンティコアと双頭コカトリスが一瞬雲に包まれて眠りに落ちた。
「よし、上手く2体とも眠ってくれた」
「それなら私は」
サフィは『ジャッジメント』を発動させ、二足サラマンダーに光の杭を打ち込んでその場に縫い止めた。
シャルカは『ダブルシューティング』を発動して2本の矢を弓につ番え、高速飛行してくる有椀バチに放った。
1本目の矢は盾で防がれたが、小さな盾では威力を殺しきれず貫通し、同時に放った2本目の矢がハチの身体を射抜く。
ハチは体液を零しながら落下し、そのまま動かなくなった。
「もう1匹は……どこだ?」
シャルカはもう1体のハチに狙いを定めようとしたが、見当たらない。
「後ろですよぉ!」
羽音で位置に気づいたエトナが警告する。
しかし振り返るより前にシャルカの背中に激痛が走った。
シャルカが最初のハチを狙っている隙に別のハチが後ろの回り込んで毒針で刺したのだ。
シャルカの身体が痺れに襲われ始める。
「くっ……麻痺毒か」
ハチはすぐにシャルカから離脱して距離を取ろうとする。
「逃がしませんわ!」
しかしサフィが『ジャッジメント』を打ち込んでハチの足を止める。
そしてシャルカには『キュア』を施す。
すると全身を襲っていた痺れが消えた。
「ありがたい」
シャルカは『ダブルシューティング』で光の杭に縫い止められているハチに狙いを定めた。
「止まっているハチなんざ格好の的だぜ」
放たれた2本の矢は容易くハチを射抜き、絶命させる。
百鬼はカニに猛然と迫っていたが、間合いに捉える前に触手が伸びてきた。
避けようとしたが10本の脚は避けきれず、次々と身体に絡んで拘束された。
「こんなものでっ!」
百鬼はすかさず『チャクラ・ヒール』を発動。
体内で練ったマテリアルの力を腕に集中し、力任せに拘束を解く。
しかし触手はまたすぐに絡んできた。
また『チャクラ・ヒール』で解く。
だがまたすぐ絡んでくる。
「この! しつっこい!」
そのため百鬼は攻撃する隙を見出だせずにいた。
「大変そうですねぇ。今お助けしますよぉ」
しかし次に拘束された直後、エトナがアックス「スケッギョルド」で触手を断ち切ってくれた。
エトナは『炎環ノ理【紅大千本槍】』と『炎環ノ理【紅牡丹一華】』を発動させていたため出遅れた上、百鬼より足も遅いため戦闘にも遅れたのだ。
「ありがとう!」
百鬼は礼を言いながらカニに肉薄し、聖拳「プロミネント・グリム」を振りかぶって『螺旋突』を発動。
えぐるような突きをカニの甲殻に叩きこむ。
音を立てて甲殻にヒビが入って割れ、体液が吹き出す。
しかしカニはまだ健在で、触手を鞭のように振るってきた。
咄嗟に幻盾「ライトブロッカー」で受けたが、衝撃で腕がしびれる。
「往生際が悪いですよ」
エトナがトドメを刺そうとアックスを振りかぶる。
だがカニは口からスミを霧状に吐き散らして身を隠した。
「スミで隠れましたか。斧を回転させれば掃えたりしませんかねぇ?」
エトナはアックスを旋回させてみたが霧は晴れない。
逆にその隙を突かれ、霧の向こうから触手が伸びてきてエトナを拘束した。
しかし『紅大千本槍』の効果が全身に巡り、エトナは容易く拘束を振りほどく。
「カニはそのへんですかねぇ?」
更に触手からカニの位置を割り出し、霧の中にアックスを振り下ろした。
すると何かを断ち切る確かな手応えを感じた。
「そこですねっ!」
百鬼も同じ箇所に『螺旋突』を叩き込むと、何かが砕ける手応えがあった。
やがて霧が晴れると、甲殻を割り砕かれて動かなくなったカニの躯が現れたのだった。
少し時間は巻き戻り。
エンバディはサラマンダーの『ジャッジメント』が解ける前に『スリープクラウド』で眠らせていた。
だがその直後、目の端にマンティコアが動き出すが映る。
「もう目覚めるなんて」
エンバディは『ファイアアロー』を放ったが、マンティコアは跳んで避けた。
「近寄らせません!」
しかし着地地点を狙ってサフィが『ジャッジメント』放ち、光の杭で動きを止める。
「ナイス!」
シャルカは動きの止まったマンティコアに『ダブルシューティング』で2本の矢を放って射抜く。
だがマンティコアはその場で大蛇の口を開き、毒霧を吐いてきた。
毒霧は互いに死角をカバーしようと近くにいたサフィ、ミトラ、エンバディを包み込む。
途端、3人は肺に熱湯を流し込まれたかのような激痛に襲われた。
常人なら1分と持たずに死に至りそうな猛毒であった。
「ごほっ! ゴホッ!」
毒素を体外に排出しようと身体は咳き込み始めるが、症状は一向に改善しない。
「早く解毒を……」
サフィは3人の中でハンター経験の最も低いミトラから先に『キュア』を施した。
しかしミトラの毒は治らなかった。
なぜなら『キュア』は対象のBSに対する抵抗力を上げるもので、BS自体を消し去るものではないからである。
それにミトラが抵抗の低い傾向のある種族のオートマトンである事も災いした。
ミトラは自身に『レジスト』を施し、なんとか体内から毒素を抜く。
サティはエンバディにも『キュア』を施そうと思ったが、コカトリスとサラマンダーが起きて動き始めた事に気づいた。
「まずいですわ。3体同時に襲われては防ぎきれない」
「トカゲはオレに任せろ」
3人から少し離れた位置にいたため毒を浴びなかったシャルカはサラマンダーに『威嚇射撃』で矢を放って足止めする。
サティは残る2体の内コカトリスの足止めを優先し、『ジャッジメント』を放って足止めした。
だが自由になったマンティコアは動き出し、サソリの尾でサティを攻撃してくる。
パリィグローブ「ディスターブ」で受け止めたが針は貫通して腕に突き立ち、毒が注入された。
腕が燃え上がったかのような激痛が走り、サフィが苦鳴を上げる。
「サフィさんっ!」
「僕よりサフィさんを!」
ミトラはエンバディに『レジスト』を施そうとしていたが、サフィへの『ヒール』に切り替え、『プロテクション』も施す。
エンバディはマンティコアの尾を『ファイアアロー』で攻撃し、その衝撃で針がサフィの腕から抜けた。
サフィもすぐ自身に『ヒール』を施す。
だが間髪入れずマンティコアは毒ブレスを吐き、ミトラは再び毒に侵され、3人が毒で咳き込む。
「ゴホッ! 足止めと回復で手一杯ですのに更に毒が……」
「コカトリスは私に任せて!」
その時、カニを倒し終えた百鬼が3人の危機を救うためコカトリスを抑えに来てくれた。
コカトリスを抑える必要のなくなったサフィは『ジャッジメント』でマンティコアをその場に止めると、尾の届かない位置まで退がった。
「今です。集中攻撃!」
エンバディの放つ『ファイアアロー』がマンティコアの体を穿つ。
サフィに『ヒール』を施し続けていたミトラもオートマチック「エタンドルE66」を抜いて発砲する。
サフィも[SA]禁域示す聖杭を投擲した。
マンティコアは3人に迫ろうと必死に抗ったが光の杭に阻まれて叶わず、全身から血を流して力尽きた。
その頃、百鬼はコカトリスの石化の視線を警戒して横に回り込んでいた。
しかし尾に付いている大蛇が鎌首をもたげて横を向き、百鬼に石化のブレスを吐きかけてきた。
吸い込まないよう咄嗟に両腕で顔を庇ったが、ブレスのかかった部分が急に重くなった。
それだけではなく徐々に感覚も鈍くなり、動かしづらくなってくる。
すぐに『チャクラヒール』で回復させたが、その間にコカトリスは正面を向き、今度は視線で石化させられた。
再び『チャクラヒール』を発動させたが、視線の石化はブレスより強力なのか治らない。
「だったら気合で正面突破ですっ!」
重い体を懸命に動かし、真正面から突進した。
コカトリスは嘴で突いてくる。
避ける事ができず、体を突かれて血が吹き出したが構わずコカトリスに組み付いた。
「捕まえれば体が多少動かなくったって!」
『柔能制剛』で足払いを掛けて倒し、そのまま組み伏せる。
そして腕を振りかぶったが、その腕に尾の大蛇が噛みついた。
牙が食い込み、腕が噛み潰されそうになるが、逆の手で大蛇の首を掴み、そのまま引きちぎる。
だが噛まれた腕は完全に石になったかのように動かない。
「腕1本でも動くなら」
構わず動く方の腕を振りかぶり。
「戦えます!」
組み敷いたコカトリスに打ち下ろすように『螺旋突』を叩き込む。
聖拳は体表を突き破って体内までえぐりこまれた。
しかし石化の影響で威力が落ちているためかコカトリスはまだ生きており、もがいて起き上がろうとする。
「1度でダメなら2度」
だが起き上がる前に再び『螺旋突』を叩き込んだ。
「2度でダメなら何度でも!」
更に『螺旋突』を叩き込む。
それでコカトリスは完全に動かなくなった。
「続けるだけです」
一方、シャルカは『威嚇射撃』でサラマンダーを足止めし続けていた。
しかし2射目でサラマンダーは『威嚇射撃』に怯まず間合いを詰めてきた。
『シャープシューティング』でシャルカはすぐには動けない。
そのためシャルカが距離を取るよりも先にサラマンダーの吐く炎のブレスが浴びせられた。
炎が体を舐めて皮膚を焼き焦がしてゆく。
「ぐうっ!」
シャルカは全身を焼かれる痛みに耐えながらもサラマンダーから距離を取る。
身体に纏わりつく炎は未だ消えずシャルカを焼き続けているが、構わず矢を番えて『ダブルシューティング』で射る。
サラマンダーは2矢とも盾で受け、また間合いを詰めてきた。
シャルカの武器は全て近接戦闘ができないため、常に距離を取る必要がある。
しかし距離を取りながらリロードしていては攻撃のタイミングが遅れ、そこが隙になる。
その隙を突かれ、再び炎のブレスを浴びせられた。
「チッ!」
シャルカは炎で焼かれながらも矢を番え『ダブルシューティング』、ではなく『威嚇射撃』を放った。
なぜならサラマンダーに向かってくるエトナの姿が見えたからだ。
エトナは『威嚇射撃』でサラマンダーの足が止まった隙に一気に間合いを詰める。
エトナに気づいたサラマンダーは振り返って炎のブレスを吐きかけた。
炎はエトナを直撃。
「熱っつい! けれど……」
エトナは焼かれながらも不敵な笑みを見せた。
「私を燃やせるのは炎環の炎だけなのですよぉ!」
再発動させておいた【紅大千本槍】の効果で身に纏わりついていた炎が全て消し飛んだ。
そして一気にサラマンダーに迫り、大上段に振りかぶったアックスを振り下ろす。
サラマンダーは盾で受け止め、炎は効かないと見たのか槍で反撃してきた。
エトナはアックスで受け止めたが威力を殺しきれず、槍先が肩をかすめて斬り裂かれる
「おい、オレを無視してていいのか?」
サラマンダーの注意がエトナに反れた隙にシャルカが『ダブルシューティング』を射った。
2本の矢はサラマンダーの左腕に突き立ち、衝撃と痛みで盾が手から落ちる。
その隙を逃さずエトナはアックスを横薙ぎに振るい、サラマンダーの腹を斬り裂く。
傷口から血を溢れさせたサラマンダーが膝をつく。
そこをシャルカが更に『ダブルシューティング』を射る
矢はサラマンダーの頭部に貫通。体は前のめりに倒れ伏し、動かなくなった。
「……やった? 僕達やったんですか?」
キメラの躯を前に、ミトラがまだ油断なく銃を構えたまま尋ねる。
「はい。全て倒し終えました。初戦でこんな強敵相手によく頑張りましたね」
エンバディはミトラの肩に手を置いて微笑みかけ、労ってあげた。
「思えば哀れな存在でしたが、異形として生き続けるより楽にして差し上げられたのも優しさでしょうか」
エトナは優しいフリをしながら哀悼を捧げた。
その時、壁の扉の奥でガタンと何かが開く音が響く。
「っ! まだ何か出てくるのか?」
シャルカが弓を構えて扉の奥に狙いを定める。
だが何も出てくる気配はない。
慎重に扉の奥を探ると、地上まで戻れる階段へと続く扉が開いていた。
百鬼は依頼人に文句の一つも言ってやろうと探したが、見つける事はできなかった。
こうして、依頼人の思惑や依頼内容の良し悪しはともかくとして、ハンター達は苦闘の末に依頼を完遂したのだった。
「何で正直にキメラ退治って最初から言わないの! 言ってくれれば強い人達が……ってそういう事か!」
しかし不意に気づく。
「強い人に範囲攻撃で一瞬で倒されたら作ったキメラの実装実験として機能しないから? だから大した事のない依頼を装って新米ハンターだけを集めた?」
そうなると別の怒りが沸いてくる。
「嘗められたものですね! 私達を甘くみていたと後悔させてあげます!」
(めちゃくちゃ怖い。獣を相手にするだけと聞いたから受けたのにキメラと戦うなんて……)
ハンターになったばかりで今回が初依頼のミトラ(ka7321)は恐怖と緊張で身をこわばらせていた。
「初依頼でこんな事になるなんてついてない……」
心情が思わず口からも漏れる。
「怖かったら私を壁にしてもいいですからね!」
すると百鬼がミトラを守るように前に立ちふさがってくれた。
百鬼の頼もしいドヤ顔のお陰か、身体のこわばりが少し取れる。
「ありがとうございます。やるしかないですよね。自分のやれる事を全力で」
「その意気です。新米でも連携すれば強いところを見せてあげましょう!」
「公には言えないような製法で作っている、ですか」
サフィ・ロジエラ・アパーシア(ka7063)はその事が少し気にかかった。
(仮に歪虚に対抗する手段としての研究であれば、私個人としては特に糾弾する気もないのですけれど)
「ああなってしまうと、生きているのか、死んでいるのか……。どちらのほうが幸福なのですかねぇ……」
エトナ・V・リインカネーション(ka7307)は痛ましそうにキメラを見る。
「なにあれ、歪虚……?」
疑問に思ったエンバディ(ka7328)は気配を探ってみたが、負のマテリアルは感じられない。
キメラの瞳からは生気や理性も感じられた。
「趣味で製作したにしては随分と実戦的なキメラだけど、何のためにこんな物を作ったんだろう……」
「さてね。用途はともかく、オレ達が実戦テストのモルモットなのは確かだろうさ」
シャルカ・カル・カリアス(ka7158)は『シャープシューティング』を発動させつつ[SA]スペルボウ「フェリメント」を構えた。
キメラ達が一斉に動き出すと、百鬼は触手ガニを抑えようと真っ先に飛び出してゆく。
「援護よろしく」
「はい」
ミトラは『プロテクション』と『レジスト』を百鬼に施した。
エンバディは『集中』を発動させつつ、味方を巻き込まない位置を見定めて『スリープクラウド』を発動。
向かって来る蛇頭マンティコアと双頭コカトリスが一瞬雲に包まれて眠りに落ちた。
「よし、上手く2体とも眠ってくれた」
「それなら私は」
サフィは『ジャッジメント』を発動させ、二足サラマンダーに光の杭を打ち込んでその場に縫い止めた。
シャルカは『ダブルシューティング』を発動して2本の矢を弓につ番え、高速飛行してくる有椀バチに放った。
1本目の矢は盾で防がれたが、小さな盾では威力を殺しきれず貫通し、同時に放った2本目の矢がハチの身体を射抜く。
ハチは体液を零しながら落下し、そのまま動かなくなった。
「もう1匹は……どこだ?」
シャルカはもう1体のハチに狙いを定めようとしたが、見当たらない。
「後ろですよぉ!」
羽音で位置に気づいたエトナが警告する。
しかし振り返るより前にシャルカの背中に激痛が走った。
シャルカが最初のハチを狙っている隙に別のハチが後ろの回り込んで毒針で刺したのだ。
シャルカの身体が痺れに襲われ始める。
「くっ……麻痺毒か」
ハチはすぐにシャルカから離脱して距離を取ろうとする。
「逃がしませんわ!」
しかしサフィが『ジャッジメント』を打ち込んでハチの足を止める。
そしてシャルカには『キュア』を施す。
すると全身を襲っていた痺れが消えた。
「ありがたい」
シャルカは『ダブルシューティング』で光の杭に縫い止められているハチに狙いを定めた。
「止まっているハチなんざ格好の的だぜ」
放たれた2本の矢は容易くハチを射抜き、絶命させる。
百鬼はカニに猛然と迫っていたが、間合いに捉える前に触手が伸びてきた。
避けようとしたが10本の脚は避けきれず、次々と身体に絡んで拘束された。
「こんなものでっ!」
百鬼はすかさず『チャクラ・ヒール』を発動。
体内で練ったマテリアルの力を腕に集中し、力任せに拘束を解く。
しかし触手はまたすぐに絡んできた。
また『チャクラ・ヒール』で解く。
だがまたすぐ絡んでくる。
「この! しつっこい!」
そのため百鬼は攻撃する隙を見出だせずにいた。
「大変そうですねぇ。今お助けしますよぉ」
しかし次に拘束された直後、エトナがアックス「スケッギョルド」で触手を断ち切ってくれた。
エトナは『炎環ノ理【紅大千本槍】』と『炎環ノ理【紅牡丹一華】』を発動させていたため出遅れた上、百鬼より足も遅いため戦闘にも遅れたのだ。
「ありがとう!」
百鬼は礼を言いながらカニに肉薄し、聖拳「プロミネント・グリム」を振りかぶって『螺旋突』を発動。
えぐるような突きをカニの甲殻に叩きこむ。
音を立てて甲殻にヒビが入って割れ、体液が吹き出す。
しかしカニはまだ健在で、触手を鞭のように振るってきた。
咄嗟に幻盾「ライトブロッカー」で受けたが、衝撃で腕がしびれる。
「往生際が悪いですよ」
エトナがトドメを刺そうとアックスを振りかぶる。
だがカニは口からスミを霧状に吐き散らして身を隠した。
「スミで隠れましたか。斧を回転させれば掃えたりしませんかねぇ?」
エトナはアックスを旋回させてみたが霧は晴れない。
逆にその隙を突かれ、霧の向こうから触手が伸びてきてエトナを拘束した。
しかし『紅大千本槍』の効果が全身に巡り、エトナは容易く拘束を振りほどく。
「カニはそのへんですかねぇ?」
更に触手からカニの位置を割り出し、霧の中にアックスを振り下ろした。
すると何かを断ち切る確かな手応えを感じた。
「そこですねっ!」
百鬼も同じ箇所に『螺旋突』を叩き込むと、何かが砕ける手応えがあった。
やがて霧が晴れると、甲殻を割り砕かれて動かなくなったカニの躯が現れたのだった。
少し時間は巻き戻り。
エンバディはサラマンダーの『ジャッジメント』が解ける前に『スリープクラウド』で眠らせていた。
だがその直後、目の端にマンティコアが動き出すが映る。
「もう目覚めるなんて」
エンバディは『ファイアアロー』を放ったが、マンティコアは跳んで避けた。
「近寄らせません!」
しかし着地地点を狙ってサフィが『ジャッジメント』放ち、光の杭で動きを止める。
「ナイス!」
シャルカは動きの止まったマンティコアに『ダブルシューティング』で2本の矢を放って射抜く。
だがマンティコアはその場で大蛇の口を開き、毒霧を吐いてきた。
毒霧は互いに死角をカバーしようと近くにいたサフィ、ミトラ、エンバディを包み込む。
途端、3人は肺に熱湯を流し込まれたかのような激痛に襲われた。
常人なら1分と持たずに死に至りそうな猛毒であった。
「ごほっ! ゴホッ!」
毒素を体外に排出しようと身体は咳き込み始めるが、症状は一向に改善しない。
「早く解毒を……」
サフィは3人の中でハンター経験の最も低いミトラから先に『キュア』を施した。
しかしミトラの毒は治らなかった。
なぜなら『キュア』は対象のBSに対する抵抗力を上げるもので、BS自体を消し去るものではないからである。
それにミトラが抵抗の低い傾向のある種族のオートマトンである事も災いした。
ミトラは自身に『レジスト』を施し、なんとか体内から毒素を抜く。
サティはエンバディにも『キュア』を施そうと思ったが、コカトリスとサラマンダーが起きて動き始めた事に気づいた。
「まずいですわ。3体同時に襲われては防ぎきれない」
「トカゲはオレに任せろ」
3人から少し離れた位置にいたため毒を浴びなかったシャルカはサラマンダーに『威嚇射撃』で矢を放って足止めする。
サティは残る2体の内コカトリスの足止めを優先し、『ジャッジメント』を放って足止めした。
だが自由になったマンティコアは動き出し、サソリの尾でサティを攻撃してくる。
パリィグローブ「ディスターブ」で受け止めたが針は貫通して腕に突き立ち、毒が注入された。
腕が燃え上がったかのような激痛が走り、サフィが苦鳴を上げる。
「サフィさんっ!」
「僕よりサフィさんを!」
ミトラはエンバディに『レジスト』を施そうとしていたが、サフィへの『ヒール』に切り替え、『プロテクション』も施す。
エンバディはマンティコアの尾を『ファイアアロー』で攻撃し、その衝撃で針がサフィの腕から抜けた。
サフィもすぐ自身に『ヒール』を施す。
だが間髪入れずマンティコアは毒ブレスを吐き、ミトラは再び毒に侵され、3人が毒で咳き込む。
「ゴホッ! 足止めと回復で手一杯ですのに更に毒が……」
「コカトリスは私に任せて!」
その時、カニを倒し終えた百鬼が3人の危機を救うためコカトリスを抑えに来てくれた。
コカトリスを抑える必要のなくなったサフィは『ジャッジメント』でマンティコアをその場に止めると、尾の届かない位置まで退がった。
「今です。集中攻撃!」
エンバディの放つ『ファイアアロー』がマンティコアの体を穿つ。
サフィに『ヒール』を施し続けていたミトラもオートマチック「エタンドルE66」を抜いて発砲する。
サフィも[SA]禁域示す聖杭を投擲した。
マンティコアは3人に迫ろうと必死に抗ったが光の杭に阻まれて叶わず、全身から血を流して力尽きた。
その頃、百鬼はコカトリスの石化の視線を警戒して横に回り込んでいた。
しかし尾に付いている大蛇が鎌首をもたげて横を向き、百鬼に石化のブレスを吐きかけてきた。
吸い込まないよう咄嗟に両腕で顔を庇ったが、ブレスのかかった部分が急に重くなった。
それだけではなく徐々に感覚も鈍くなり、動かしづらくなってくる。
すぐに『チャクラヒール』で回復させたが、その間にコカトリスは正面を向き、今度は視線で石化させられた。
再び『チャクラヒール』を発動させたが、視線の石化はブレスより強力なのか治らない。
「だったら気合で正面突破ですっ!」
重い体を懸命に動かし、真正面から突進した。
コカトリスは嘴で突いてくる。
避ける事ができず、体を突かれて血が吹き出したが構わずコカトリスに組み付いた。
「捕まえれば体が多少動かなくったって!」
『柔能制剛』で足払いを掛けて倒し、そのまま組み伏せる。
そして腕を振りかぶったが、その腕に尾の大蛇が噛みついた。
牙が食い込み、腕が噛み潰されそうになるが、逆の手で大蛇の首を掴み、そのまま引きちぎる。
だが噛まれた腕は完全に石になったかのように動かない。
「腕1本でも動くなら」
構わず動く方の腕を振りかぶり。
「戦えます!」
組み敷いたコカトリスに打ち下ろすように『螺旋突』を叩き込む。
聖拳は体表を突き破って体内までえぐりこまれた。
しかし石化の影響で威力が落ちているためかコカトリスはまだ生きており、もがいて起き上がろうとする。
「1度でダメなら2度」
だが起き上がる前に再び『螺旋突』を叩き込んだ。
「2度でダメなら何度でも!」
更に『螺旋突』を叩き込む。
それでコカトリスは完全に動かなくなった。
「続けるだけです」
一方、シャルカは『威嚇射撃』でサラマンダーを足止めし続けていた。
しかし2射目でサラマンダーは『威嚇射撃』に怯まず間合いを詰めてきた。
『シャープシューティング』でシャルカはすぐには動けない。
そのためシャルカが距離を取るよりも先にサラマンダーの吐く炎のブレスが浴びせられた。
炎が体を舐めて皮膚を焼き焦がしてゆく。
「ぐうっ!」
シャルカは全身を焼かれる痛みに耐えながらもサラマンダーから距離を取る。
身体に纏わりつく炎は未だ消えずシャルカを焼き続けているが、構わず矢を番えて『ダブルシューティング』で射る。
サラマンダーは2矢とも盾で受け、また間合いを詰めてきた。
シャルカの武器は全て近接戦闘ができないため、常に距離を取る必要がある。
しかし距離を取りながらリロードしていては攻撃のタイミングが遅れ、そこが隙になる。
その隙を突かれ、再び炎のブレスを浴びせられた。
「チッ!」
シャルカは炎で焼かれながらも矢を番え『ダブルシューティング』、ではなく『威嚇射撃』を放った。
なぜならサラマンダーに向かってくるエトナの姿が見えたからだ。
エトナは『威嚇射撃』でサラマンダーの足が止まった隙に一気に間合いを詰める。
エトナに気づいたサラマンダーは振り返って炎のブレスを吐きかけた。
炎はエトナを直撃。
「熱っつい! けれど……」
エトナは焼かれながらも不敵な笑みを見せた。
「私を燃やせるのは炎環の炎だけなのですよぉ!」
再発動させておいた【紅大千本槍】の効果で身に纏わりついていた炎が全て消し飛んだ。
そして一気にサラマンダーに迫り、大上段に振りかぶったアックスを振り下ろす。
サラマンダーは盾で受け止め、炎は効かないと見たのか槍で反撃してきた。
エトナはアックスで受け止めたが威力を殺しきれず、槍先が肩をかすめて斬り裂かれる
「おい、オレを無視してていいのか?」
サラマンダーの注意がエトナに反れた隙にシャルカが『ダブルシューティング』を射った。
2本の矢はサラマンダーの左腕に突き立ち、衝撃と痛みで盾が手から落ちる。
その隙を逃さずエトナはアックスを横薙ぎに振るい、サラマンダーの腹を斬り裂く。
傷口から血を溢れさせたサラマンダーが膝をつく。
そこをシャルカが更に『ダブルシューティング』を射る
矢はサラマンダーの頭部に貫通。体は前のめりに倒れ伏し、動かなくなった。
「……やった? 僕達やったんですか?」
キメラの躯を前に、ミトラがまだ油断なく銃を構えたまま尋ねる。
「はい。全て倒し終えました。初戦でこんな強敵相手によく頑張りましたね」
エンバディはミトラの肩に手を置いて微笑みかけ、労ってあげた。
「思えば哀れな存在でしたが、異形として生き続けるより楽にして差し上げられたのも優しさでしょうか」
エトナは優しいフリをしながら哀悼を捧げた。
その時、壁の扉の奥でガタンと何かが開く音が響く。
「っ! まだ何か出てくるのか?」
シャルカが弓を構えて扉の奥に狙いを定める。
だが何も出てくる気配はない。
慎重に扉の奥を探ると、地上まで戻れる階段へと続く扉が開いていた。
百鬼は依頼人に文句の一つも言ってやろうと探したが、見つける事はできなかった。
こうして、依頼人の思惑や依頼内容の良し悪しはともかくとして、ハンター達は苦闘の末に依頼を完遂したのだった。
依頼結果
依頼成功度 | 大成功 |
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面白かった! | 4人 |
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MVP一覧
- 断罪の光杭で裁きし守護者
サフィ・ロジエラ・アパーシア(ka7063)
重体一覧
参加者一覧
サポート一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/10/22 11:20:24 |
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【相談卓】キメラを倒せ! 百鬼 一夏(ka7308) 鬼|17才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2018/10/22 15:03:13 |