ゲスト
(ka0000)
【幻導】激奏の獣/突破阻止
マスター:とりる

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 4~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2015/07/13 22:00
- 完成日
- 2015/07/27 06:12
このシナリオは5日間納期が延長されています。
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
ナルガンド塔が存在する山の麓、大きなイルカの旗章が掲げられたネレイド族戦闘部隊本陣――。
そのテント内にて。
「いよいよ敵も本腰を入れて来たね……」
「はい。斥候からの報告によれば、現在こちらに向かって雑魔の大群が進軍中とのことです」
ネレイド族長、ミサキ・ネレイド(kz0079)は族長を守る近衛隊隊長、ヴァイン・ネレイドからの報告を聞き、ふむりと顎に手を当てる。
「雑魔の大群は統率が取れており、歪虚の指揮官が存在するものと思われます。これを受け、ミサキ様の指示通りナルガンド塔周辺に我がほうの第一、第二、第三小隊が展開、防衛線を構築中です」
「この大群……数が数だけに雑魔でも油断できないね。各小隊には警戒を厳にするよう通達して」
「了解しました」
ヴァインは頷き、傍に控えていた伝令達に指示を出す。――伝令達は素早く本陣を出て行った。
「塔へ上るファリフちゃんのためにも、一匹たりとも敵を通しちゃいけない」
「ですが雑魔はかなりの数です。我々だけでは全てを撃滅することは難しいでしょう……敵の指揮官の存在も気がかりです」
「そうだね。敵の攻勢が一番強くなりそうなナルガンド塔前は……ハンターさん達にお願いしようと思う」
「ええ、それがよろしいかと」
「私や近衛隊も動きたいところだけど……敵が統率された動きをしているならこちらも順次、臨機応変に対応を変えなくちゃならない。本陣を離れるわけにはいかないね」
ミサキは族長であり、ネレイド族戦闘部隊の総指揮官である。ミサキは本来ならば先陣を切って戦うのだが……それはこちらが『攻める側』の場合の話である。
今回の戦いは防衛戦。『迎え撃つ側』だ。しっかりと守りを固めなくてはならない。非常にもどかしい……ミサキは唇を噛んだ。
「ミサキ様……」
ヴァインは悔しそうな表情を浮かべるミサキの顔を見つめ、その心境を察し、案じた。
そのとき。
「ミサキ様ー!!」
リリレル、ミリレル、アリサ――近衛隊の隊員三名がテントの中へ飛び込んで来た。
「最新の情報を報告します! 雑魔軍団を指揮を執っているのは『キキ』であるとのことです!」
アリサがビシッと背筋を正し、ミサキに向かって言った。……普段は自堕落な彼女だが戦闘や職務では真面目である。
「キキ……確かファリフちゃん達が戦ったBADDAS配下の歪虚だっけ」
「そうです!」
「キリンさんです!」
リリレルとミリレルもビシッと背筋を伸ばして言った。
報告書によれば戦闘中、ロック? らしき音を発していたというキリン型の歪虚。
「なるほどね。BADDASとは別行動ってわけか……」
ミサキはまた顎に手を当てる。
「今回は色々入り乱れての戦いになりそうだね……。ともあれ、現在把握している情報は全部隊に共有、それとハンターさん達にも伝えておいて」
「わかりました!」
アリサ、リリレル、ミリレルは再びテントを飛び出して行く。
「さて……この戦いは負けられないよ。ファリフちゃんと大幻獣の接触は邪魔させない。少なくとも私――私達ネレイド族が出来る範囲では」
「ハンター達の働きにも期待ですね」
「うん、私達も全力で頑張らないと」
ヴァインの言葉に強く頷き、拳を握るミサキ。
大幻獣をめぐる大きな戦いが今、始まろうとしていた――。
そのテント内にて。
「いよいよ敵も本腰を入れて来たね……」
「はい。斥候からの報告によれば、現在こちらに向かって雑魔の大群が進軍中とのことです」
ネレイド族長、ミサキ・ネレイド(kz0079)は族長を守る近衛隊隊長、ヴァイン・ネレイドからの報告を聞き、ふむりと顎に手を当てる。
「雑魔の大群は統率が取れており、歪虚の指揮官が存在するものと思われます。これを受け、ミサキ様の指示通りナルガンド塔周辺に我がほうの第一、第二、第三小隊が展開、防衛線を構築中です」
「この大群……数が数だけに雑魔でも油断できないね。各小隊には警戒を厳にするよう通達して」
「了解しました」
ヴァインは頷き、傍に控えていた伝令達に指示を出す。――伝令達は素早く本陣を出て行った。
「塔へ上るファリフちゃんのためにも、一匹たりとも敵を通しちゃいけない」
「ですが雑魔はかなりの数です。我々だけでは全てを撃滅することは難しいでしょう……敵の指揮官の存在も気がかりです」
「そうだね。敵の攻勢が一番強くなりそうなナルガンド塔前は……ハンターさん達にお願いしようと思う」
「ええ、それがよろしいかと」
「私や近衛隊も動きたいところだけど……敵が統率された動きをしているならこちらも順次、臨機応変に対応を変えなくちゃならない。本陣を離れるわけにはいかないね」
ミサキは族長であり、ネレイド族戦闘部隊の総指揮官である。ミサキは本来ならば先陣を切って戦うのだが……それはこちらが『攻める側』の場合の話である。
今回の戦いは防衛戦。『迎え撃つ側』だ。しっかりと守りを固めなくてはならない。非常にもどかしい……ミサキは唇を噛んだ。
「ミサキ様……」
ヴァインは悔しそうな表情を浮かべるミサキの顔を見つめ、その心境を察し、案じた。
そのとき。
「ミサキ様ー!!」
リリレル、ミリレル、アリサ――近衛隊の隊員三名がテントの中へ飛び込んで来た。
「最新の情報を報告します! 雑魔軍団を指揮を執っているのは『キキ』であるとのことです!」
アリサがビシッと背筋を正し、ミサキに向かって言った。……普段は自堕落な彼女だが戦闘や職務では真面目である。
「キキ……確かファリフちゃん達が戦ったBADDAS配下の歪虚だっけ」
「そうです!」
「キリンさんです!」
リリレルとミリレルもビシッと背筋を伸ばして言った。
報告書によれば戦闘中、ロック? らしき音を発していたというキリン型の歪虚。
「なるほどね。BADDASとは別行動ってわけか……」
ミサキはまた顎に手を当てる。
「今回は色々入り乱れての戦いになりそうだね……。ともあれ、現在把握している情報は全部隊に共有、それとハンターさん達にも伝えておいて」
「わかりました!」
アリサ、リリレル、ミリレルは再びテントを飛び出して行く。
「さて……この戦いは負けられないよ。ファリフちゃんと大幻獣の接触は邪魔させない。少なくとも私――私達ネレイド族が出来る範囲では」
「ハンター達の働きにも期待ですね」
「うん、私達も全力で頑張らないと」
ヴァインの言葉に強く頷き、拳を握るミサキ。
大幻獣をめぐる大きな戦いが今、始まろうとしていた――。
リプレイ本文
●防衛戦/突破阻止
ファリフ達が大幻獣に会う為に上るナルガンド塔前の広場。
そこへ進攻中の、雑魔軍団の阻止を任された八名のハンター達――。
「この様な重要な局面で我々を頼って頂けるとは、全く……燃えてしまうではありませんか!」
漆黒の全身甲冑を身に纏った米本 剛(ka0320)は猛々しく言い放つ。
(自分はまだまだ弱輩ではありますがハンターを……我々を頼って下さっていると考えるとその想いに応えねばなりませんね)
彼の心は使命感に燃えていた。
(それに少々不謹慎ですが、多勢に無勢……策を仕掛ける時もないこの状況。これはもう……奮戦せざるを得ませんな!)
等と、逆境に際して黒めの笑顔を浮かべる。
「さて……配置ですが、自分は最終防衛ラインを背にして右翼側の林の中盤辺りに陣取り浸透を阻止します」
容姿は可憐な乙女その物の時音 ざくろ(ka1250)は顎に手を当て思案の表情……。
(今回の冒険はミサキ達ネレイド族と一緒に、キリン型歪虚『キキ』率いる雑魔軍団を撃退……)
そしてその後に、
「ファリフを大幻獣に会わせる為、ざくろ絶対負けられない!」
グッと拳を握って空へと突き上げ、宣言。負けられない戦いがここにある!
「配置は……ざくろはサクラと一緒に中央の草地を受け持ち、最終防衛ラインと最前線の中間の位置で敵を待ち構えるね」
そしてまた可憐な少女が一人。白銀と黄金の全身鎧を纏ったサクラ・エルフリード(ka2598)。
長く美しい銀髪に澄んだワインレッドの瞳……彼女には白銀の鎧も合わせて、どこか神秘的な雰囲気がある。
「私の配置は……草地の前衛、ですね……」
「今回は撤退は無しですね」
またまた『外見は可憐な美少女』が一人。エリス・カルディコット(ka2572)。
彼女――ではなく彼が言ったのは前回……塔が存在する山の麓を確保する作戦の事。
「配置は……私は万が一、こちらの布陣を突破された場合を考慮して、最終防衛ラインに立たせて頂きますね」
賢明な判断である。今回は『防衛戦』なのだから。
そして。
「うぅむ、獲物が沢山で御座るなぁ。昔を思い出すで御座るよ」
一際異彩を放っているDon=Bee(ka1589)……。いや、美人な女性である事は確かなのだが……。
「昔は何をされていたんですか……?」とサクラが首を傾げつつ訊けば。
「ははは、郷に居た頃はテンション上げてZUDONしてたら獲物を獲り過ぎて追い出されてしまったのが懐かしく」
彼女にはそういった経緯があるらしい……。
「何はともあれ、これはUDON神の言う所の『カモがネギ背負ってUDONにIN』今夜はキリンNabeeで御座る!」
特徴的な口調や言葉で話す彼女。しかしながら雑魔では無い純粋な歪虚は倒せば消滅する。
敵の指揮官である『キキ』は雑魔ではなくあくまでキリンの姿をしているだけであり、撃破に成功しても黒い霧となるだけだろう。
という訳で『キリンNabee』は無理な話であった……。残念でした!
「拙者の配置は前衛の後ろに立って遠くからZUDONで御座るな。今宵のSANUKIが出汁に飢えておる! カモの七面鳥撃ちでZUDON!」
「僕の配置は左翼の林。ヘルヴェルさんと一緒だね」
さて……また可憐な容姿の、今度はボーイッシュな美少女の登場。霧雨 悠月(ka4130)。しかしながら『彼』は『男の子』だ。
先程の狩り気分全開のDonとは違い、悠月は端整な顔立ちに真面目な表情を浮かべている。
「草原は駆け抜け易そうだけれど、戦いやすく目立つし……」
ふむりと、悠月は顎に人差し指を当てた。
「そっちに目が行っている隙に両側の林の中を突破してくる敵も多そうだ。挙句に林の木々で視界も怪しい……気が抜けないねっ」
その悠月と同班のヘルヴェル(ka4784)。
「もう少し、時間があれば良かったのですが……出来れば色々細工をしたかったですね」
彼女はDon、エリスと軽く打ち合わせ。
「後方から撃たれては意味がありませんし、受け止め切れないモノ達を狙撃して貰わなければいけませんから」
その辺は問題無い様子だった。二人ともちゃんと自分達の役割を把握している。
「あたしの配置は……左翼の林ですね……討ち漏らさない様にしなければ」
彼女は仲間との連携に重点を置いて戦うつもりだ。
「私の担当は右翼の林での掃討ですね」
巫女装束の下にぴっちりな黒インナーを着用した、おっとり黒髪美人のアティニュス(ka4735)が言った。
「完全に抑える、と言う力量ではありませんので全体の中盤程の位置に居ようと思います」
彼女はやや謙遜気味に話す。それから微笑んだ後に彼女は立ち上がる。
「それでは皆さん、命がけでの自分のお仕事を全うしましょうね」
物騒な事を言いつつアティニュスは覚醒。色白の肌が浅黒く、逆に艶やかな黒髪が真っ白に染まった。
――ネレイド族から連絡があったのだ。『そちらに間もなく雑魔軍団の第一波が到達する』と。
ハンター達も目視で確認。全員が覚醒。急いで各自の持ち場へと向かった……。
●VS雑魔軍団 第一波
林A(右)班――
米本は木々の上からの突破と乱戦に乗じた小型雑魔の浸透に警戒しつつ戦闘開始。抜刀。
「来ましたな……」
狼数体を目視。すれ違い様に斬撃。
(林の中では得物の軌道に注意しなければなりませんな)
柔軟に二刀を分けて仕留める。
「むっ……!」
木々の間を跳躍する狒々を発見。すぐさま【シャドウブリット】を放ち、撃ち落とした。
アティニュスは……。
「林の中だからな」
刀の横薙ぎは木々が邪魔になる為、適さないと判断。振り下ろし、振り上げ、刺突を中心に進攻してくる狼へ斬撃。
基本はカウンター狙いだったが……敵は突破を優先している様だ。また、初手・林は狼が多いらしい。
***
林B(左)班――
悠月は抜刀後、接近戦を主体に交戦中。やはり主に狼。
(……この前は不覚を取ったから、今度は倒れる訳にはいかないもの)
斬。斬。斬。
(それにこの風、この空気……やっぱり堪らないね)
彼の刀が煌めくと、狼一体が地に伏す。
「さぁ、此処を通りければ僕を倒して行って貰おうかな。この牙(刀)を避けて通ろうだなんて思わない事だよ!」
ヘルヴェルは……。
「斬って斬って斬りまくりです。とにかく数を減らしましょう」
彼女は基本、刀での通常攻撃。なるべくスキルは温存。
「行動不能にすればいいんです。トドメは後でも」
兎は首を、狼は足や頭を狙って斬撃。
また、敵の勢いを利用した、煙管による額を狙った打撃も交える。
***
草地(中央)班――
「焼き払っちゃえー!」
ざくろはまず【ファイアースロワー】の破壊エネルギーで前方の草地を消し飛ばした。これは小型雑魔の浸透を防ぐ為である。
尚、この炎はあくまで魔法による物であり、炎がスキルの範囲以上に広がる心配は無い。
その後ざくろはナイフと手裏剣で迎撃。中央は鹿が多かった。牛の姿はまだ見えず。
複数同時に来れば――
「必殺! デルタエンド!」
【デルタレイ】を放ち三体纏めて撃破。生命力は低い様だ。
「一体もここから先には通さない……。そのつもりで行くとしましょうか……」
サクラは予め【プロテクション】使用。ざくろと連携して迎撃。
「近接しか対応出来ない訳では無いのですよ……。聖なる光よ、目の前の敵を打ち払え、【ホーリーライト】……!」
射程内に敵を捉えればすぐにスキルを発動。接近前にダメージを与える考え。
その後に霊槍を振るって撃破。所詮は鹿であった。
***
遊撃班――
Donは最初、中央班の後方からロングショットをZUDON!
当たれば儲けと考えていたが割と命中する。鹿は囮で林の狼や狒々が本命か?
敵が近づけば……引き付けて……ZUDON!
その後は徐々に下がりつつZUDON!
「近づかれて撥ねられたら死んでしまうで御座るからなぁ。前衛ガード!」
無理はせず、接近戦は前衛に任せる。
エリスは最終防衛ライン付近で【高加速射撃】を使用しての狙撃。
牛を優先するつもりだったが鹿だらけ。一撃で仕留めていく。
「私の後ろには一歩たりとも踏み込ません……!」
複数向かって来れば【フォールシュート】での同時攻撃。鹿の遺骸が積み重なっていく。
●VS雑魔軍団 第二波
ハンター達は敵の第一波を退けた。
中央を大量の鹿が走り、両側面の林を狒々や狼が進撃するという作戦だった様である。
少し間が空き、第二波が到達。
***
林A(右)班――
米本は己の感覚を駆使し、小型雑魔を警戒。――大量の兎を確認!
「一体ずつ相手にしていては……ならば!」
力一杯の斬撃を繰り出し、木を薙ぎ倒した。どどーん! と大きな音。
倒れた木が障害物となって兎の進攻を阻害する。米本は一体一体確実に始末。
その後にやって来たのはやはり機動力とそれなりの生命力を持つ狼の群れ。
それらは二刀を振るい、斬撃斬撃。只管に斬撃。アティニュスと連携して確実に撃破していく。
消耗は厳禁と判断した米本は【ヒール】を自分と仲間に使用。
意外にも最もダメージを与えて来たのは兎の鋭い前歯だった。
「小型だからと油断は出来ませんね」
己を戒める。
アティニュスは木々を伝ってくる狒々に対しスローイングカードを投擲し迎撃。
タフそうな雑魔……牛はこちらには来なかったが素早く片付ける為に【円舞】からの【紅蓮斬】にて狼を斬り捨てる。
「やはり数だけは多いな」
***
林B(左)班――
【自己治癒】で回復中の悠月だったが……
(来た……!)
彼は狼群の接近を感じ取り、【闘心昂揚】を使用。
(数が多い……でも、たまらないね……!!)
迫り来る狼の群れをヘルヴェルと連携し、次々と刀の斬撃で斬り伏せてゆく。
ヘルヴェルは後方へ突破されそうになれば【踏込】で押し込み、大物を倒し、その遺骸で邪魔を。
突撃してくる敵は、敵の遺骸を防壁として利用出来る様、倒す位置に注意。
……と、考えていたがこちらには大物と言えるであろう牛は来ず、仕方なく狼の遺骸を一点に集中させ防壁としていた。
「少ない動きで最大の効果を、日々精進ですね」
敵の数は多く、彼女は肩で息をしている。
「アティっ! 無理するなよ!」もう一方の林で戦う義妹へ大声で呼びかける。
すると「そっちこそな!」と返答。義妹は無事の様だ。こちらも気張らねばとヘルヴェルは刀の柄を握り直す。
***
草地(中央)班――
前方から牛の大群が地響きを鳴らして接近中。
(来たね……相手の気勢を削ぐ! それに指揮されてるとはいえ、本能的に火を怖がるかもしれない)
ざくろは牛の突進を牽制する為、敵群が射程に入った所で【ファイヤースロワー】を使用。
「超機導火炎放射!」
火属性の破壊エネルギーが敵群を包み込んだ。……だが敵は炎を恐れることなく、ダメージを受けつつも突き進んできた。
「くぅっ!」
大剣に持ち替え。敵の突撃を受け流しつつ、敵の進攻を妨げる。
「ここは絶対に通さない!」
【デルタレイ】を撃ち放ち、三体に同時攻撃。少しでもダメージを与えて後衛の負荷を減らしたい。
だが既に前衛は押され気味だ。ざくろは短伝話を取り出しエリスに連絡。援護要請。
程無く支援の狙撃が来た。それと共に大剣を振るって敵を押し返す!
「やあああ!!」
サクラは牛の突撃を盾で受け止め、後方へ何とか行かせぬ様踏ん張っていた。
「この先には行かせません……。くっ、奥まで突撃させる訳には行かないんです……!」
そこで支援射撃が来た。好機と見たサクラはざくろがダメージを与えた敵へ霊槍を突き立て、トドメを刺す。
***
遊撃班――
Donは牛の群れと前衛・中央班と交戦状態に入り、圧力が強まっている事を瞬時に把握。先頭の敵へ【威嚇射撃】。
先頭の脚が止まり、進攻が鈍るのを確認すと只管にZUDON! ZUDON!
彼女のZUDON! もあって中央班は何とか敵を押し留めていたのだ。
また、林B(左)を木々を伝って進攻して来る狒々にもZUDON!
「狒々に枝伝いに動かれたら困るで御座る」と思っていた彼女だったが今がまさにそれ。
それを発見した場合優先してZUDON! 地面に叩き落とす。
牛への対処も必要だが狒々に突破されては元も子もない。
エリスはざくろからの援護要請に応じ、
「かしこまりました! すぐに援護を致しますっ!」
狙撃を中央へ集中。牛の突撃を止める事に専念。
●VSキキ+α
敵の第二波を苦戦しつつも退けたハンター達。
第二波は両側面の林に兎を突入させつつの、中央へ牛を集中投入だった。
遊撃班の的確な判断が無ければ危ない所であった。
その時――戦場にロック調の音が鳴り響いた。
敵指揮官の『キキ』が中央に出現。堂々と歩を進める。
同時に両側面の林へ多数の狼と兎が進攻を開始。狒々は在庫切れの模様。
林両翼の班は対応に追われた。
中央班のざくろはキキの姿を確認すると、元気と勇気が溢れるアイドルソングを歌って対抗。
気を引いて指揮を乱せれば~との考えだったが、それはキキの激奏に掻き消されてしまった。
音波攻撃が来る。ざくろとサクラはダメージ。
「この相手だけは先に行かせる訳には行かないですね……。ここで確実に撃退させて貰います……!」
サクラは音波攻撃を受けつつも歯を食いしばって霊槍を投擲。
ざくろも【超重錬成】で巨大化させた大剣で重い一撃を加える。
「超・重・斬!!」
斬撃を受け、少しキキの身体がよろめく。
当初は油断させてから~と考えていたざくろだったが音波攻撃の範囲は広く、それ所ではなかった。
***
遊撃班、後方の二人。
「あれで御座る、弓手が射たねば困る獲物を優先してZUDON」
Donは遠距離からキキへZUDON! ZUDON!
エリスはまずキキへ一発狙撃。陣形を乱せれば~と思ったが……
敵の作戦は指揮官であるキキ自身が音波攻撃を放ちつつ中央から前進。
それと同時に両側面から残存戦力を全て投入、という物だった。林の中で戦う仲間を信じるしかない。
そして――林側が物量に押し切られてしまう事も考慮し、キキへ攻撃を集中させる事に。
敵指揮官を撃退出来れば後は雑魚掃討だ。
「攻撃は最大の防御と言いますが……後ろで指揮をしているだけの獣が気に入らないのでございます」
【レイターコールドショット】を放ち行動阻害を狙う。
「少しでも仲間から狙いを逸らせる様に……っ!」
そこへDonがここぞとばかりにZUDON! ZUDON!
暫くの攻防の後……キキはかなりのダメージを受けたらしく、悲鳴を上げた後、反転して後退。
後はエリスの考え通り、雑魚掃討であった。
ハンター達は敵指揮官のキキこそ取り逃した物の、雑魔軍団を全滅させ、見事ナルガンド塔前の広場を守り切ったのだった。
ファリフ達が大幻獣に会う為に上るナルガンド塔前の広場。
そこへ進攻中の、雑魔軍団の阻止を任された八名のハンター達――。
「この様な重要な局面で我々を頼って頂けるとは、全く……燃えてしまうではありませんか!」
漆黒の全身甲冑を身に纏った米本 剛(ka0320)は猛々しく言い放つ。
(自分はまだまだ弱輩ではありますがハンターを……我々を頼って下さっていると考えるとその想いに応えねばなりませんね)
彼の心は使命感に燃えていた。
(それに少々不謹慎ですが、多勢に無勢……策を仕掛ける時もないこの状況。これはもう……奮戦せざるを得ませんな!)
等と、逆境に際して黒めの笑顔を浮かべる。
「さて……配置ですが、自分は最終防衛ラインを背にして右翼側の林の中盤辺りに陣取り浸透を阻止します」
容姿は可憐な乙女その物の時音 ざくろ(ka1250)は顎に手を当て思案の表情……。
(今回の冒険はミサキ達ネレイド族と一緒に、キリン型歪虚『キキ』率いる雑魔軍団を撃退……)
そしてその後に、
「ファリフを大幻獣に会わせる為、ざくろ絶対負けられない!」
グッと拳を握って空へと突き上げ、宣言。負けられない戦いがここにある!
「配置は……ざくろはサクラと一緒に中央の草地を受け持ち、最終防衛ラインと最前線の中間の位置で敵を待ち構えるね」
そしてまた可憐な少女が一人。白銀と黄金の全身鎧を纏ったサクラ・エルフリード(ka2598)。
長く美しい銀髪に澄んだワインレッドの瞳……彼女には白銀の鎧も合わせて、どこか神秘的な雰囲気がある。
「私の配置は……草地の前衛、ですね……」
「今回は撤退は無しですね」
またまた『外見は可憐な美少女』が一人。エリス・カルディコット(ka2572)。
彼女――ではなく彼が言ったのは前回……塔が存在する山の麓を確保する作戦の事。
「配置は……私は万が一、こちらの布陣を突破された場合を考慮して、最終防衛ラインに立たせて頂きますね」
賢明な判断である。今回は『防衛戦』なのだから。
そして。
「うぅむ、獲物が沢山で御座るなぁ。昔を思い出すで御座るよ」
一際異彩を放っているDon=Bee(ka1589)……。いや、美人な女性である事は確かなのだが……。
「昔は何をされていたんですか……?」とサクラが首を傾げつつ訊けば。
「ははは、郷に居た頃はテンション上げてZUDONしてたら獲物を獲り過ぎて追い出されてしまったのが懐かしく」
彼女にはそういった経緯があるらしい……。
「何はともあれ、これはUDON神の言う所の『カモがネギ背負ってUDONにIN』今夜はキリンNabeeで御座る!」
特徴的な口調や言葉で話す彼女。しかしながら雑魔では無い純粋な歪虚は倒せば消滅する。
敵の指揮官である『キキ』は雑魔ではなくあくまでキリンの姿をしているだけであり、撃破に成功しても黒い霧となるだけだろう。
という訳で『キリンNabee』は無理な話であった……。残念でした!
「拙者の配置は前衛の後ろに立って遠くからZUDONで御座るな。今宵のSANUKIが出汁に飢えておる! カモの七面鳥撃ちでZUDON!」
「僕の配置は左翼の林。ヘルヴェルさんと一緒だね」
さて……また可憐な容姿の、今度はボーイッシュな美少女の登場。霧雨 悠月(ka4130)。しかしながら『彼』は『男の子』だ。
先程の狩り気分全開のDonとは違い、悠月は端整な顔立ちに真面目な表情を浮かべている。
「草原は駆け抜け易そうだけれど、戦いやすく目立つし……」
ふむりと、悠月は顎に人差し指を当てた。
「そっちに目が行っている隙に両側の林の中を突破してくる敵も多そうだ。挙句に林の木々で視界も怪しい……気が抜けないねっ」
その悠月と同班のヘルヴェル(ka4784)。
「もう少し、時間があれば良かったのですが……出来れば色々細工をしたかったですね」
彼女はDon、エリスと軽く打ち合わせ。
「後方から撃たれては意味がありませんし、受け止め切れないモノ達を狙撃して貰わなければいけませんから」
その辺は問題無い様子だった。二人ともちゃんと自分達の役割を把握している。
「あたしの配置は……左翼の林ですね……討ち漏らさない様にしなければ」
彼女は仲間との連携に重点を置いて戦うつもりだ。
「私の担当は右翼の林での掃討ですね」
巫女装束の下にぴっちりな黒インナーを着用した、おっとり黒髪美人のアティニュス(ka4735)が言った。
「完全に抑える、と言う力量ではありませんので全体の中盤程の位置に居ようと思います」
彼女はやや謙遜気味に話す。それから微笑んだ後に彼女は立ち上がる。
「それでは皆さん、命がけでの自分のお仕事を全うしましょうね」
物騒な事を言いつつアティニュスは覚醒。色白の肌が浅黒く、逆に艶やかな黒髪が真っ白に染まった。
――ネレイド族から連絡があったのだ。『そちらに間もなく雑魔軍団の第一波が到達する』と。
ハンター達も目視で確認。全員が覚醒。急いで各自の持ち場へと向かった……。
●VS雑魔軍団 第一波
林A(右)班――
米本は木々の上からの突破と乱戦に乗じた小型雑魔の浸透に警戒しつつ戦闘開始。抜刀。
「来ましたな……」
狼数体を目視。すれ違い様に斬撃。
(林の中では得物の軌道に注意しなければなりませんな)
柔軟に二刀を分けて仕留める。
「むっ……!」
木々の間を跳躍する狒々を発見。すぐさま【シャドウブリット】を放ち、撃ち落とした。
アティニュスは……。
「林の中だからな」
刀の横薙ぎは木々が邪魔になる為、適さないと判断。振り下ろし、振り上げ、刺突を中心に進攻してくる狼へ斬撃。
基本はカウンター狙いだったが……敵は突破を優先している様だ。また、初手・林は狼が多いらしい。
***
林B(左)班――
悠月は抜刀後、接近戦を主体に交戦中。やはり主に狼。
(……この前は不覚を取ったから、今度は倒れる訳にはいかないもの)
斬。斬。斬。
(それにこの風、この空気……やっぱり堪らないね)
彼の刀が煌めくと、狼一体が地に伏す。
「さぁ、此処を通りければ僕を倒して行って貰おうかな。この牙(刀)を避けて通ろうだなんて思わない事だよ!」
ヘルヴェルは……。
「斬って斬って斬りまくりです。とにかく数を減らしましょう」
彼女は基本、刀での通常攻撃。なるべくスキルは温存。
「行動不能にすればいいんです。トドメは後でも」
兎は首を、狼は足や頭を狙って斬撃。
また、敵の勢いを利用した、煙管による額を狙った打撃も交える。
***
草地(中央)班――
「焼き払っちゃえー!」
ざくろはまず【ファイアースロワー】の破壊エネルギーで前方の草地を消し飛ばした。これは小型雑魔の浸透を防ぐ為である。
尚、この炎はあくまで魔法による物であり、炎がスキルの範囲以上に広がる心配は無い。
その後ざくろはナイフと手裏剣で迎撃。中央は鹿が多かった。牛の姿はまだ見えず。
複数同時に来れば――
「必殺! デルタエンド!」
【デルタレイ】を放ち三体纏めて撃破。生命力は低い様だ。
「一体もここから先には通さない……。そのつもりで行くとしましょうか……」
サクラは予め【プロテクション】使用。ざくろと連携して迎撃。
「近接しか対応出来ない訳では無いのですよ……。聖なる光よ、目の前の敵を打ち払え、【ホーリーライト】……!」
射程内に敵を捉えればすぐにスキルを発動。接近前にダメージを与える考え。
その後に霊槍を振るって撃破。所詮は鹿であった。
***
遊撃班――
Donは最初、中央班の後方からロングショットをZUDON!
当たれば儲けと考えていたが割と命中する。鹿は囮で林の狼や狒々が本命か?
敵が近づけば……引き付けて……ZUDON!
その後は徐々に下がりつつZUDON!
「近づかれて撥ねられたら死んでしまうで御座るからなぁ。前衛ガード!」
無理はせず、接近戦は前衛に任せる。
エリスは最終防衛ライン付近で【高加速射撃】を使用しての狙撃。
牛を優先するつもりだったが鹿だらけ。一撃で仕留めていく。
「私の後ろには一歩たりとも踏み込ません……!」
複数向かって来れば【フォールシュート】での同時攻撃。鹿の遺骸が積み重なっていく。
●VS雑魔軍団 第二波
ハンター達は敵の第一波を退けた。
中央を大量の鹿が走り、両側面の林を狒々や狼が進撃するという作戦だった様である。
少し間が空き、第二波が到達。
***
林A(右)班――
米本は己の感覚を駆使し、小型雑魔を警戒。――大量の兎を確認!
「一体ずつ相手にしていては……ならば!」
力一杯の斬撃を繰り出し、木を薙ぎ倒した。どどーん! と大きな音。
倒れた木が障害物となって兎の進攻を阻害する。米本は一体一体確実に始末。
その後にやって来たのはやはり機動力とそれなりの生命力を持つ狼の群れ。
それらは二刀を振るい、斬撃斬撃。只管に斬撃。アティニュスと連携して確実に撃破していく。
消耗は厳禁と判断した米本は【ヒール】を自分と仲間に使用。
意外にも最もダメージを与えて来たのは兎の鋭い前歯だった。
「小型だからと油断は出来ませんね」
己を戒める。
アティニュスは木々を伝ってくる狒々に対しスローイングカードを投擲し迎撃。
タフそうな雑魔……牛はこちらには来なかったが素早く片付ける為に【円舞】からの【紅蓮斬】にて狼を斬り捨てる。
「やはり数だけは多いな」
***
林B(左)班――
【自己治癒】で回復中の悠月だったが……
(来た……!)
彼は狼群の接近を感じ取り、【闘心昂揚】を使用。
(数が多い……でも、たまらないね……!!)
迫り来る狼の群れをヘルヴェルと連携し、次々と刀の斬撃で斬り伏せてゆく。
ヘルヴェルは後方へ突破されそうになれば【踏込】で押し込み、大物を倒し、その遺骸で邪魔を。
突撃してくる敵は、敵の遺骸を防壁として利用出来る様、倒す位置に注意。
……と、考えていたがこちらには大物と言えるであろう牛は来ず、仕方なく狼の遺骸を一点に集中させ防壁としていた。
「少ない動きで最大の効果を、日々精進ですね」
敵の数は多く、彼女は肩で息をしている。
「アティっ! 無理するなよ!」もう一方の林で戦う義妹へ大声で呼びかける。
すると「そっちこそな!」と返答。義妹は無事の様だ。こちらも気張らねばとヘルヴェルは刀の柄を握り直す。
***
草地(中央)班――
前方から牛の大群が地響きを鳴らして接近中。
(来たね……相手の気勢を削ぐ! それに指揮されてるとはいえ、本能的に火を怖がるかもしれない)
ざくろは牛の突進を牽制する為、敵群が射程に入った所で【ファイヤースロワー】を使用。
「超機導火炎放射!」
火属性の破壊エネルギーが敵群を包み込んだ。……だが敵は炎を恐れることなく、ダメージを受けつつも突き進んできた。
「くぅっ!」
大剣に持ち替え。敵の突撃を受け流しつつ、敵の進攻を妨げる。
「ここは絶対に通さない!」
【デルタレイ】を撃ち放ち、三体に同時攻撃。少しでもダメージを与えて後衛の負荷を減らしたい。
だが既に前衛は押され気味だ。ざくろは短伝話を取り出しエリスに連絡。援護要請。
程無く支援の狙撃が来た。それと共に大剣を振るって敵を押し返す!
「やあああ!!」
サクラは牛の突撃を盾で受け止め、後方へ何とか行かせぬ様踏ん張っていた。
「この先には行かせません……。くっ、奥まで突撃させる訳には行かないんです……!」
そこで支援射撃が来た。好機と見たサクラはざくろがダメージを与えた敵へ霊槍を突き立て、トドメを刺す。
***
遊撃班――
Donは牛の群れと前衛・中央班と交戦状態に入り、圧力が強まっている事を瞬時に把握。先頭の敵へ【威嚇射撃】。
先頭の脚が止まり、進攻が鈍るのを確認すと只管にZUDON! ZUDON!
彼女のZUDON! もあって中央班は何とか敵を押し留めていたのだ。
また、林B(左)を木々を伝って進攻して来る狒々にもZUDON!
「狒々に枝伝いに動かれたら困るで御座る」と思っていた彼女だったが今がまさにそれ。
それを発見した場合優先してZUDON! 地面に叩き落とす。
牛への対処も必要だが狒々に突破されては元も子もない。
エリスはざくろからの援護要請に応じ、
「かしこまりました! すぐに援護を致しますっ!」
狙撃を中央へ集中。牛の突撃を止める事に専念。
●VSキキ+α
敵の第二波を苦戦しつつも退けたハンター達。
第二波は両側面の林に兎を突入させつつの、中央へ牛を集中投入だった。
遊撃班の的確な判断が無ければ危ない所であった。
その時――戦場にロック調の音が鳴り響いた。
敵指揮官の『キキ』が中央に出現。堂々と歩を進める。
同時に両側面の林へ多数の狼と兎が進攻を開始。狒々は在庫切れの模様。
林両翼の班は対応に追われた。
中央班のざくろはキキの姿を確認すると、元気と勇気が溢れるアイドルソングを歌って対抗。
気を引いて指揮を乱せれば~との考えだったが、それはキキの激奏に掻き消されてしまった。
音波攻撃が来る。ざくろとサクラはダメージ。
「この相手だけは先に行かせる訳には行かないですね……。ここで確実に撃退させて貰います……!」
サクラは音波攻撃を受けつつも歯を食いしばって霊槍を投擲。
ざくろも【超重錬成】で巨大化させた大剣で重い一撃を加える。
「超・重・斬!!」
斬撃を受け、少しキキの身体がよろめく。
当初は油断させてから~と考えていたざくろだったが音波攻撃の範囲は広く、それ所ではなかった。
***
遊撃班、後方の二人。
「あれで御座る、弓手が射たねば困る獲物を優先してZUDON」
Donは遠距離からキキへZUDON! ZUDON!
エリスはまずキキへ一発狙撃。陣形を乱せれば~と思ったが……
敵の作戦は指揮官であるキキ自身が音波攻撃を放ちつつ中央から前進。
それと同時に両側面から残存戦力を全て投入、という物だった。林の中で戦う仲間を信じるしかない。
そして――林側が物量に押し切られてしまう事も考慮し、キキへ攻撃を集中させる事に。
敵指揮官を撃退出来れば後は雑魚掃討だ。
「攻撃は最大の防御と言いますが……後ろで指揮をしているだけの獣が気に入らないのでございます」
【レイターコールドショット】を放ち行動阻害を狙う。
「少しでも仲間から狙いを逸らせる様に……っ!」
そこへDonがここぞとばかりにZUDON! ZUDON!
暫くの攻防の後……キキはかなりのダメージを受けたらしく、悲鳴を上げた後、反転して後退。
後はエリスの考え通り、雑魚掃討であった。
ハンター達は敵指揮官のキキこそ取り逃した物の、雑魔軍団を全滅させ、見事ナルガンド塔前の広場を守り切ったのだった。
依頼結果
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サポート一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/07/09 23:12:19 |
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質問卓 米本 剛(ka0320) 人間(リアルブルー)|30才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2015/07/13 20:06:42 |
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相談用 アティニュス(ka4735) 人間(リアルブルー)|16才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2015/07/13 20:28:52 |