黒猫少年探偵団と幽霊屋敷

マスター:sagitta

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~8人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2015/11/29 07:30
完成日
2015/12/08 17:45

このシナリオは1日間納期が延長されています。

みんなの思い出

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オープニング

●忘れられた屋敷
 港湾都市ポルトワール。世界中からの荷物が集まる活気あふれた港をもつこの町は、さまざまな土地から来た人びとが交わるところとしても有名だ。クリムゾン・ウェスト各地からの移住者はもちろん、リアルブルーからの来訪者もこの町では、多種多様な色にあふれた雑踏の中に紛れている。
 そんなポルトワールの一画、貿易で財を成した商人たちの屋敷が建ち並ぶ高級住宅街の外れに、それはあった。一体いつからあるのだろう? 年代を感じさせるレンガ造りの屋敷は、壁という壁が蔦に覆われており、庭の草は伸び放題だ。金属の門扉は錆び付き、長い間開かれたことがない。人の侵入を拒むはずの門は一部がくずれ、野犬が出入りしていることもあるらしい。
 そんな廃墟のような屋敷から、夜な夜ながさごそ、がさごそ、と、何かが動くような物音が聞こえるという。住宅街に住む人々は、その屋敷を、恐怖を込めてこう呼んだ。「幽霊屋敷」、と――。


「と、言う噂を聞いたんです」
 興奮気味の口調で話し終えたのは、ポルトワールを拠点とする黒猫少年探偵団のメンバーのひとり、9歳の少年ミッシェルだ。ポルトワールの高級住宅街に住む彼は、近所の人々の噂話として、「幽霊屋敷」のことを聞いてきたらしい。
「へぇ、それおもしろそう! 言ってみようぜ!」
 早速ミッシェルに同調したのは、10歳のガンタだ。
「幽霊、ってことはないだろうが、何か変わったものがあるかもしれないな。だれも住んでない屋敷だったら、忍び込んでもそう問題はないだろうし」
 黒猫少年探偵団のリーダーであるカイトも、興味津々で話を聞いている。
「……ぜったい、行かないからね」
 思いっきり力を込めて言ったのは、黒猫少年探偵団の紅一点、10歳のルーチェ。
「あたしは、おばけが、ニンジンよりもだいっっきらいなの!」
「なんだよ、ルーチェ、おもしろそうじゃん、いこうよ」
 そう言ったガンタを、ルーチェがきっとにらみつける。
「やだったらやだ! 行きたかったら三人で勝手に行きなさいよ!」
「まぁまぁルーチェ、そんなにおこらなくても……」
「おこってないわよ! もう知らない!」
 なだめようとしたミッシェルの手を振り払って、ルーチェはぷりぷりと立ち去ってしまう。
「ふぅ、まったく、困ったもんだなぁ……」
 カイトがそう言い、しばし三人でルーチェの剣幕に苦笑いする。
「ところで……」
 そう言ったカイトが、二人の顔を交互に見る。
「もちろん、行くよな?」
『おうっ!』

●ハンターオフィスで
 次の日の朝。本日の業務を開始したばかりのハンターオフィスに、ひとりの少女が飛び込んできた。ルーチェだ。
「大変なの! ねぇ、たすけて!」
「いったいどうしたのです?」
 驚いた声を上げた受付嬢に対し、ルーチェが必死の形相で、こう言った。
「カイトたちが……帰ってこないの!」

リプレイ本文


「お姉ちゃんたち、みんなを助けて!」
 いっぱいに涙を溜めて、ルーチェが耀華(ka4866)にしがみついた。
「帰って来てへん言われたら、そら心配やわ……」
 耀華はそう言ってルーチェを抱き寄せ、彼女の黒髪を優しく撫でた。
「カイトらしっかりしとるで大丈夫やと思う。そう信じとるし、無理はしても無茶はせんとも思っとる。勇気は無謀とちゃう事も、ようわかっとるはずや」
 自分にも言い聞かせるように、耀華がつぶやく。
「ミッシェルちゃん達に何か在ったら……エティ、泣いちゃうよ」
 そう言いながらすでに泣きそうなのは、エティ・メルヴィル(ka3732)だ。エティは少年探偵団とはよく気が合い、とくにミッシェルとは仲のよい友達だと思っている。友達が帰ってこないと聞いて、心配しないはずがない。エティの気持ちは、ルーチェと同じだった。
「でも……泣く前に3人を探さなきゃ! 少しでも早く、無事な3人と会いたいし……」
 涙をこらえて、ルーチェと耀華にうなずきかける。
「へーぇ、餓鬼共だけで探索、ねぇ……なかなか、イキのいい餓鬼じゃねぇか!」
 カイトたちの身を案じる三人を勇気づけるように、万歳丸(ka5665)が豪快な声で言い放った。
「さ、俺らも一つ、探検と洒落込もうじゃねェか!」
 そう言って自分の両手の拳を打ち合わせてみせる。
「子供らしい冒険心や探究心を、誰が責められるだろう。……だが、心配だな」
 クールに言ったのはザレム・アズール(ka0878)だ。冷静沈着な彼は、早速頭の中で、少年達を助けるための作戦を練りはじめている。
「ルーチェ、君は危険だからここで待っていてくれないか」
 ザレムの言葉に、ルーチェはぶんぶんと首を横にふる。
「……あたしも、行く」
「屋敷は危険かもしれない。それに、もしかしたらオバケもいるんだぞ」
 ザレムの「オバケ」の言葉に、ルーチェがきゅっと唇をかみしめる。だが一瞬の沈黙のあと、ルーチェは意を決したように口を開いた。
「それでも行く……カイト達が、心配だから」
「だからこそ、俺たちに任せてほしいんだ。俺たちが全力を出すためにも、な。伝言があれば聞くよ」
 ザレムはあくまでも冷静に、ルーチェを説得しようとする。けれどルーチェは、頑として首を縦に振らなかった。
「……ふぅ、しょうがないな。でも、約束してくれ。中では必ず俺たちの言うことを聞くこと。それと、俺から離れないこと」
 ザレムの言葉に、ルーチェがぶんぶんと首を縦に振ってうなずく。
「ザレムさん! わたくしも、ルーチェさんをお守りします!」
 そう名乗りを上げたのは、アシェ-ル(ka2983)だ。
(お、オバケは怖いですが、ザレムさんがいれば百人力です。だって、王国から勲章もらっちゃうほどの人なんですよ。きっと、もの凄く強いはずです)
 心の中でそんなことを思いつつ。ザレムと一緒に行動できるのが少しだけうれしかったり。
「ま、帰ってこない理由は私でも五つくらいは浮かびますしぃ……大丈夫、なんとかなりますよぉ」
 緊張感のない口調で言ったのは星野 ハナ(ka5852)だ。占い用のカードをもてあそびつつ、ふわりと笑う。
「悪い事して心配したみんなに怒られるのは基本ですぅ。諦めて怒・ら・れ・ろ☆ ってことで、さっさと見つけ出しちゃいましょぉ」
 ハナの言葉が合図になった。
 集まったハンターたちは、それぞれの持ち場に別れて、一斉に動き出した。


「いくら広いと言っても敷地は屋敷一つぶん。帰ってこないなんて、何も無いわけないでしょうに……」
 住宅街を駆け抜けながら、烏丸 涼子 (ka5728)が小さくつぶやく。
 決して生存を諦めたわけではない。しかし、最悪の可能性を考えなくはない。覚悟は常に心にあるべき、というのがスラムで生まれた彼女の、生存戦略だった。
 時間が経てば手遅れになる可能性もある。危険はあるかもしれないが、自分は巧遅よりも拙速を。そう思った彼女は、ルーチェからの情報収集もそこそこに、たったひとりで現場に向かっていたのだった。
「聞いていたとおり、まるで廃墟ね」
 錆びついた門扉の前に立ち、涼子がつぶやく。子供はもちろん、大人でも近づくのをためらうような、不気味な様相の屋敷が、そこにあった。
「さて……鬼が出るか蛇が出るか」
 嫌な音を立てる門扉をこじ開けるようにして屋敷の敷地に足を踏み入れる涼子には、いささかの躊躇もない。幽霊屋敷など、彼女の怖れるものではなかった。
(幽霊がいるのなら出てくるがいいわ。まとめてたたきのめしてやる)


「ガキでも入れるってなれば、相応の奴らなら潜めるとも言える。厄介なやつがまぎれていないといいが」
 バイクで高級住宅街の街路を走りながら、龍崎・カズマ(ka0178)が言った。
 探索前の情報収集を買って出た彼は、馬に乗って伴走する耀華と一緒に住宅街で聞き込みをしていた。
「事業に失敗して、破産した商人の住んでた屋敷、やて。ますますもって気味悪いなぁ」
 近所の住人から話を聞いた耀華が、眉をひそめる。
「どうやらそいつ、ずいぶん偏屈だったらしいな。屋敷の中には隠し扉だの、秘密の地下室だのがあるらしいぜ。これは、下手すると迷子になって出られなくなってる可能性があるな……」
 カズマも、聞き込みで得た情報を整理しつつ耀華に同意する。
「あんまり確かな情報やないけど、夜な夜な物音が聞こえるとも言うてたで」
「なにかが住み着いてるってことか」
「野犬かもしれへんけど……鳴き声とかしてへんのは不気味や」
 二人は顔を見合わせる。
「先行してる組にトランシーバーで伝えて、うちらも現場に急いだ方がよさそうや!」
「了解!」


「見て、これ、三人の靴のあとじゃない?」
 エティの言葉に、屋敷の裏口の扉を力づくでこじ開けようとしていた万歳丸が振り返った。
「おお、なるほど、餓鬼どもはこの塀を乗り越えていったのか。道理で、扉を開けたあとがなかったわけだ!」
 そう言って豪快に笑う。
「エティのわんこに三人の匂いをたどらせて、追いかけよう」
「待ちな、嬢ちゃん。足跡が『三人のものだけかどうか』ちゃんと確かめといた方がいいぜ」
 万歳丸の言葉に、エティがうなずく。
「近所の人たちが言ってた、『物音』っての……」
「ああ。生活痕なんかがあったら、この先、声は出さねぇ方がいい。言葉が分かるやつが忍び込んでいるってェ可能性もある。『そいつ』にバレて、話がこじれたらめんどくせェからな」
 声を潜めた万歳丸の言葉に、エティは黙ってうなずいた。


「いいな、絶対に俺から離れるんじゃないぞ。なにがあっても、勝手に駆け出したりしないように」
 ザレムの手をぎゅっと握りしめ、ルーチェが無言でうなずく。
「だ、だ、だいじょうぶですよ! 一緒にいれば、こ、怖くないです!」
 明らかに怖そうな様子でそう言ったのは、アシェールだ。ルーチェの反対側の手をきゅっと握りしめているが、これではどちらがどちらにすがっているのか分からない。
(いかにも、なにかが出そうで怖いです……。なんでこんな依頼を受けてしまったのでしょうか……)
 恐がりのアシェールは見るからに不気味な屋敷の中で、心臓を高鳴らせっきりだ。
「カードは地下って言ってますねぇ」
 アシェールとは対称的に、顔色一つ変えることなくカードをもてあそんでいたハナが言う。
「地下、ねぇ……」
 ハナの言葉に、ザレムが腕を組んで考え込む。さきほど、カズマからのトランシーバーでの通信で、どうやらこの屋敷には不審なほど大きな地下室があるらしい、ということが分かっている。それから、なにか生きものが住み着いている気配がある、とも。そして先に屋敷の中に入っているはずの涼子からもは少し前に、地下室へ向かった、という通信が入っている。
「帰ってこられない理由は、誰かがはぐれたか閉じ込められたので他の子が探している、窃盗団とか雑魔とかに会って捕まったか逃げられなくなった、純粋に地下に落っこちてあがれない、ってあたりじゃないですかね」
 ザレムとアシェールの耳元に口を寄せて、ルーチェには聞こえないように、ハナがささやく。
「私は、ふたつめかみっつめが怪しいと思ってるんですけどねぇ」
「ふむ、そうだなぁ……」
 ザレムが頭の中で検討を始める。
「床、抜けそうですね……わ、私が重いわけではないですよ」
 そう言ったのは、朽ち果てた床を足で確かめていたアシェールだ。
「そこかしこに穴が開いていますし……」
「わ~落ちる~~~!」
 突然叫んだのは、ルーチェだった。どうやらルーチェが朽ち果てた床板を踏み、あっという足下が粉々に崩れたらしい。ルーチェが落ちると、手をつないでいたアシェールとザレムももの凄い勢いでひっぱられる。一人でなら、とっさに床を蹴って逃げられたはずの二人も、階下に落ちていくルーチェもろとも、落下していくしかなかった。
「ほら、地下だって言ったでしょう?」
 ハナが得意そうにそう言って――三人を追いかけて、飛び降りた。


 そこには、奇妙な光景が広がっていた。天井が低く薄暗い地下室を、覆い尽くすような、白いもやのようなもの。
「これはなんだ? 煙か……いや、糸?」
 ザレムがつぶやく。
「奴らの『巣』よ」
 ザレムのつぶやきに答えたのは、涼子の声だった。やがて薄暗さに目が慣れてくると、落ちてきたルーチェ達を守るように、涼子が仁王立ちの背中を向けていることに気がつく。
「ええとぉ、奴らというのはぁ……?」
 ハナの問いに、答えたのは衝撃。
「危ない!」
 とっさに動いた涼子が、ハナの体を突き飛ばす。
「きゃああああ!」
 悲鳴を上げたのは、アシェールだ。
 寸前までハナがいたところに振り下ろされたのは、毛むくじゃらの細長い、あし。ルーチェが思わずその持ち主に視線を向けると、巨大な8つの光と、目が合った。
「ぎゃああああああおばけえええええええええ!!」
 ルーチェが恐慌を来し、両手をぶんぶんと振り回しながら、その場から全力で離れようとする。
「落ち着け、ルーチェ!」
 ザレムが声をかけるが、泣きじゃくったルーチェの耳には届かない。やむを得ずザレムは、ルーチェを羽交い締めにして化け物の近くから引き離した。
「なんなんですか、あれは?」
 ハナが嫌そうに化け物を指さして尋ねる。
「蜘蛛、みたいね」
 涼子が淡々と答える。確かに目の前の化け物は蜘蛛のような姿だった。頭までの高さが人間の大人ほどもある蜘蛛がいるとすれば、だが。
「雑魔、か」
 ザレムの言葉に、涼子がうなずく。
「おそらくは」
「カイト君達は? 無事なのですか?」
 アシェールの言葉に、涼子が首を横にふる。
「わからないわ。でもあんなのがいた以上、あるいは……」
「いいえ、ミッシェルちゃん達は、まだ生きています!」
 聞こえてきたのは、エティの声だ。声の方向に目をこらすと、白いもやのように見える蜘蛛の雑魔の『巣』の向こうに、二人の人影と、なにやら三つの塊が見えた。
「糸でぐるぐる巻きにされてるが、まだ死んじゃいねェ!」
 万歳丸も声を張り上げる。彼は、黄金色の氣を全身にまとって巨大な影と戦っているようだ。
「蜘蛛は、一匹じゃないのか!」
 ザレムが叫ぶ。彼も武器を抜いて戦おうとするが、まだ恐慌状態にあるルーチェを護りながらでは、思うようにいかない。
「ザレムさん、も、もう一匹……」
 アシェールが泣きそうな声で言う。見れば、ザレム達を挟み撃ちにするかのように、もう一体の巨大蜘蛛の影が背後からのっそりと現れたではないか。
「ちっ、挟み撃ちとは生意気ね!」
 悔しそうにつぶやいた涼子は、目の前の一匹にかかり切りだ。
 彼らに、巨大蜘蛛の細長い脚が迫る――。
 銃声。
「お待たせ」
「耀華お姉ちゃん!」
 ルーチェが叫ぶ。見れば、デリンジャーを手にした耀華と、剣を抜き放ったカズマが、上階から飛び降りてきたところだった。
「役者はそろったな! おい、化け物ども! てめぇらの好きにはさせねぇぜ!」
 カズマの髪が金色に染まり、手にした剣が一閃した。
「よぉし、こっちも、暴れるぜェ!」
「蜘蛛ごときに、負けないわよ!」
 万歳丸と涼子も、それぞれの相手に拳をたたきつける。
 形勢逆転。万全の気迫に包まれたハンターたちにとって、はぐれ雑魔など、恐るるに足らぬ存在であった。


 三匹の蜘蛛を撃破したあと、糸でぐるぐる巻きにされていた少年三人を無事に助け出したハンターたち。
 少年達は怯えてはいたが、大きな怪我もなく、命に別状はないようだった。
「とにかく、無事でよかった、よかったよぉおおお!」
 エティが真っ先に駆け寄り、大声で泣きながら、ミッシェルに抱きつく。
「エティ、ありがとうございます。あなたなら助けに来てくれるって、思ってました」
 ミッシェルが恥ずかしそうに言いながら、エティのことを、きゅっと抱きしめ返す。
「冒険には危険がいっぱいなんだよ? ちゃんと場所や装備を考えてかなきゃダメなんだからっ!」
「……その、ごめんなさい」
 カイトが、ハンターたちに向かって深々と頭を下げる。
「ほんまに、心配したんやで。今回のは、カイトらしくもない、無謀やったな。反省せな」
 耀華の言葉に、カイトが真剣な表情でうなずく。
「きちんと危険の内容を把握もせずにむやみに踏み込んだのは、失策だったな」
 ザレムが三人の顔を交互に見ながら指摘してみせる。
「……けど、ま、俺も小さいころには似たようなことやってたけどな」
 そう言って苦笑いする。
「無事に保護できて、よかったです」
 アシェールもほっとしたようにつぶやく。ルーチェも彼女には気を許したようで、その手をぎゅっと握りしめたままだ。
「これに懲りたら探索するな、なんて野暮なこたぁ言わねぇさ」
 万歳丸はそう言って、三人の頭を両手でわしゃわしゃとなで回す。
「ただ、コイツは心配してたぜ? 朝一番にオフィスに駆け込んでくるくらいにはなァ」
 言いながら、親指でルーチェを指さして呵々と笑ってみせる。
 ルーチェは目を潤ませながら、顔を真っ赤にして目をそらした。
「ルーチェ、ごめん。あと、……ありがとう」
 カイトがそう言うと、ガンタとミッシェルもそれぞれに「ごめん、ありがとう」と口にする。
 ルーチェは顔を上げ、涙がこぼれないように唇を食いしばって、うん、とうなずいた。
「ま、あとで怒られるのは覚悟しとけ。今は、ほら、腹減ってんだろ、とりあえず、飯にしよう」
 そう言ってカズマがバラエティ・ランチを取り出すと、ガンタのおなかが、ぐうううううと、盛大な音を立てた。

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MVP一覧

  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマka0178
  • 東方帝の正室
    アシェ-ルka2983

  • 烏丸 涼子 ka5728

重体一覧

参加者一覧

  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマ(ka0178
    人間(蒼)|20才|男性|疾影士
  • 幻獣王親衛隊
    ザレム・アズール(ka0878
    人間(紅)|19才|男性|機導師
  • 東方帝の正室
    アシェ-ル(ka2983
    人間(紅)|16才|女性|魔術師
  • 笛の音が奏でるハーモニー
    エティ・メルヴィル(ka3732
    エルフ|12才|女性|機導師

  • 耀華(ka4866
    人間(紅)|16才|女性|舞刀士
  • パティの相棒
    万歳丸(ka5665
    鬼|17才|男性|格闘士

  • 烏丸 涼子 (ka5728
    人間(蒼)|26才|女性|格闘士
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナ(ka5852
    人間(蒼)|24才|女性|符術師

サポート一覧

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依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2015/11/26 08:31:48
アイコン 幽霊屋敷の探検者【相談】
龍崎・カズマ(ka0178
人間(リアルブルー)|20才|男性|疾影士(ストライダー)
最終発言
2015/11/29 04:19:42