私、黒タイツが好きです!

マスター:とりる

シナリオ形態
イベント
難易度
易しい
オプション
参加費
500
参加制限
-
参加人数
1~25人
サポート
0~0人
報酬
無し
相談期間
5日
締切
2016/05/05 07:30
完成日
2016/05/16 06:15

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 とある日の要塞都市『ノアーラ・クンタウ』内、辺境のハンターズソサエティ(HS)。
 受付嬢達の日常会話からとんでもない争いに発展する――

 ***

「ねえ、クラヴィーア」
「なんです先輩?」
 暇な時間、クラヴィーア・キルシェ(kz0038)の先輩受付嬢が話しかけてきた。
「あなたっていつも黒タイツを穿いているわよね」
「そうですねー」
 クラヴィーアは書類をトントンと纏めながら答える。
「いつぐらいからなの?」
「子どものころからずっとですね」
「リアルブルーの文化?」
「そういうわけでもないですけど。大抵は冬場の防寒用です。ちなみに私はデニール数(※生地の厚さ)を調節して一年中穿いています!」
 何故かえっへんと、それなりに豊かな胸を張るクラヴィーア。
「そういう先輩はいつも生脚ですね」
「そうね。美脚には自信があるもの。女は素肌で勝負しなきゃ。タイツやストッキングは何だか隠してる気がして好みじゃないのよねぇ」
「違います! 黒タイツや黒ストッキングは美脚を引き立てるんですよ!!」
 そうして二人は言い争いに。
「でも男の人は生脚のほうが好きそうだし」
「ていうか先輩はTPOを弁えてください! せめてベージュのストッキングを穿くとか」
「それってリアルブルーの常識よね。そもそもタイツやストッキング自体リアルブルーの――」
 そんな時、第三勢力が現れた!
「先輩方、ニーソックスをお忘れではありませんかぁ? タイツのぴっちり感と、何より絶対領域の絶妙な素肌もありますよぉ?」
「そ、その声は、後輩ちゃん!?」
 そう、辺境に配属されてしばらく経ったクラヴィーアには後輩が出来ていた。
 その子はいつも受付嬢の制服にニーソという格好なのだ。
「まぁ、ニーソは若者の特権かもしれませんけどねぇ。先輩方には厳しいかなぁ。うふふv」
 可愛らしい声で媚びるように笑う若い後輩受付嬢。
 この子は男性ハンターに対しても媚び媚びで、配属されたばかりの新人だというのにかなりの人気を獲得している。
 ちなみに後輩ちゃんの髪型は前髪ぱっつんロングストレートである(先輩はショートヘア)。

 ――バチバチと視線のバトルを繰り広げていた三人だったが、クラヴィーアが手を上げて提案する。
「わかりました。それならハンターさんに決めて貰いましょう」
「ハンターに?」
「ここに依頼として出します。どの脚が良いか、と。以前もHSの一室を借りて髪型談義をしましたし。上に許可は取ります」
「そんなこともあったわねぇ。報酬が無くてもハンターさんは来てくれたし、やってみようかしら」
「そういうことなら負けませんよぉ!」

 という経緯で『どの御美脚が好きですか?』という依頼がHSに貼り出されたのだった。

リプレイ本文

●御美脚大戦開幕!

 要塞都市【ノアーラ・クンタウ】にあるハンターズソサエティの一室――。

 三人の受付嬢の日常会話に端を発した御美脚大戦争! それに集まったハンターは現時点で十一名!
 彼らは『黒タイツ・黒ストッキング派』『生脚派』『ニーソ(ニーハイ)派』に分かれて三つ巴の血で血を洗う戦いを繰り広げていくことになる!!(?)

 この戦いの参戦したハンター達を紹介しよう。まず一人目。
 明るい色の長く美しい髪をした非常に可愛らしい少女、フレアティラミス(ka0011)。
 彼女はクリムゾンウェストの出身だが、リアルブルーの文化に興味があるらしく、学生服に似た衣装を着用している。
「今日は沢山楽しめれば良いなっ♪」
 彼女の所属はニーソ派、【絶対領域同盟軍】である。

 続いて――龍崎・カズマ(ka0178)。彼は現在負傷していたが御美脚語りには特に支障は無い。
 しかし何故か着ぐるみ&仮面を装備した姿。
 彼のようなイケメンが素顔を晒して女性の御美脚について熱く語るのはいささか恥ずかしいのだろうか。
 所属は黒タイツ派、【黒脚連合軍】。

 パンクルックが良く似合う美女、ケイ・R・シュトルツェ(ka0242)は――
「あら……どれも捨て難いわね」
 と、迷う素振りを見せるものの。
「……でも。あたしは敢えて……新興勢力を起ち上げるわよ!」
 そう、今回の御美脚大戦では新勢力の立ち上げも自由なのである。
 あくまでも御美脚の素晴らしさについて語る会であるかして。
「その名も『編or柄タイ/ガーター崇拝』ね」
 というわけで彼女の所属はそれである。

「いやいや何だか面白い論争が起きてるね~」
 銀髪に小麦色の肌と、華やかなコントラストの天竜寺 舞(ka0377)は既に熱気に包まれつつあった室内にて椅子に座り。
 その後に持参したポテチを広げ、ジュースをコップに注いでリラックス。
 彼女の所属は生脚派、【生脚王国軍】だ。

 これまたイケメン、長身のメガネ男子、天央 観智(ka0896)。
 彼は椅子に座り、机の上に両肘を突いて両手を組み、メガネに影を落としている。
 背後からは『ゴゴゴゴゴ……』というオーラが見える気がする……。
 その内に秘めた御美脚に対する情熱は相当熱いものとお見受けした!
 彼が所属するのは黒タイツ派、【黒脚連合軍】である。

「クラヴィーアちゃん、お久しぶり! 元気そうで何よりだわ♪」
 見た目はハニーツインテールの美少女、声はハイバリトンの男の娘、エミリオ・ブラックウェル(ka3840)。
 彼は今回黒タイツ派を率いる受付嬢、クラヴィーア・キルシェ(kz0038)に挨拶。
 クラヴィーアは「はい、お久しぶりですエミリオさん」と答える。
 エミリオは以前、クラヴィーアが主催した髪型談義に参加しており、二人は顔見知りであった。
「食用花の砂糖漬けとハーブティーを持って来たわ。皆、良かったらどうぞ☆」
 皆にお菓子とお茶を振る舞う姿は甲斐甲斐しい。喋らなければとびきりの(見た目)美少女だ。
 そんな彼の所属はニーソ派、【絶対領域同盟軍】。

 艶やかな黒髪のツインテールとロングヘアが特徴的な双子の美人姉妹、北条・真奈美(ka4064)と北条・佳奈美(ka4065)。
「カナちゃん、カナちゃん、面白いことやってるよぉ♪」
「マナ姉はまたしょうもないコトを……。ま、面白そうだし私も一枚噛ませてもらうかしらね」
 はしゃぐ真奈美と、やや呆れ気味ならも乗り気の佳奈美。
「どれもこれも悩ましいところだけどぉ、今回はニーソックスにしようかなぁ♪」
「マナ姉がそれならば私も同じく、ニーソックス派で」
 というわけで二人は【絶対領域同盟軍】所属。

「普段は生脚だけど踊りの時は穿く事も多いから」
 白ニーソを穿いて参加の狐中・小鳥(ka5484)。可愛らしい彼女はチャイナ服姿だ。
「ん、素脚も普段はいいんだけど、今の時期とか踊るときとかはやっぱりニーソがいいんだよ」
 舞踊が得意らしい彼女。激しい動きをするのならばニーソを穿くのも納得。防寒も。
 どちらにせよ見えてしまう時は見えてしまう気もするが。(何がとは言わない)
 言うまでも無く小鳥は【絶対領域同盟軍】。
 そして――自分に向けて双子の熱視線が照射されていることに彼女はまだ気付かなかった……。

 これまた愛らしい黒髪の美少女は十色 乃梛(ka5902)。
『女の子』を強調したフリフリの衣装がこれ以上なく似合っている。
 そんな乃梛は黒タイツ派、【黒脚連合軍】所属。
「ちなみに私は黒ストに限らず、白やベージュ、似合うならその他のカラーもいいじゃない派ね」

 そして最後、和装にフリフリエプロンを着用したハイカラメイドさんのエフィー(ka6260)。
「此処で私めが仕える運命のご主人様と出会えるやも知れないので御座いますね!」
 彼女は何か勘違いしているらしい……。エフィーは自らが使えるべきご主人様を目下探し中のようだ。
「え? あ? 趣旨が違う? 左様で御座いますか……」

 御美脚談義に入る前に入る前に雑談をしていると――

「む……あちらは何の催しなのだろう? ……随分と賑やかだな」
 扉ががちゃりと開き、蜂蜜色の髪と紅玉の如き双眸を持つ怜悧な美女が登場。
 その声を聞いたエミリオがびくぅん! と立ち上がる。
「え、まさか?」
 顔を合わせる二人。
「おっ、おおお母様っ!?」
「おや、エミリオ。息災だったか」
 怜悧な美女の名はジュリオ(ka6254)。エミリオの母上であった。

 偶然にも親子が再会したところで、いよいよ御美脚大戦が開始される!!

●黒脚連合軍

 まずは『黒タイツ・黒ストッキング派』の演説から。

 最初に語るのは着ぐるみにお面姿のカズマ。
「確かに脚の美しさと言う意味では生脚もニーソも優れている事は大いに認めるべきである」
 他陣営の肯定から入る点は大いに評価出来る。
「生脚はあるがままの自分で、ニーソは隠しつつも一部を開放するという絶対領域で魅力がある」
 彼の言い分は大いに同意出来る。
「それは素晴らしい、素晴らしいが私は黒脚連合軍である。故にそれを語らせていただこう」
 ここまでは前置きであった。着ぐるみはモフモフの手を握り締める。
「黒タイツ・ストッキングにおける魅力とは『公平性』である」
 そして彼は続ける。
「脚の美しさとは若さか? 傷一つない肌か? 否、断じて否! 脚の美しさとはそれぞれが生きて育ててきた自信と誇りである!」
 彼の口調に熱が篭って来た。会場の温度も上がったように感じられる。
「痕があろうが傷があろうが、覆う事で平等にその足の美しさで競う事が出来る」
 熱弁を振るった後に、そう……彼は言った。
「その平等性、ストイックなまでの美へのこだわりこそが魅力であるのだと」
 そうしてカズマの御美脚語りは締め括られた。彼の主張は黒タイツの『公平性』『平等性』であった。

 続いて立ち上がったのは、これまで沈黙を保っていた観智。
「何と言いますか……足元の見えない机で受付とか、ロング……もとい、マキシスカート辺りでなら……正直、どれもどれで気にしませんし」
 彼の語りの入り方は静かだった。皆はふむふむと聞き入る。
「逆に、そういうのを見せつける様な膝上……及び、それより短いミニスカートなら、斉しく目のやり場に困るので。そういう意味では、どれも五十歩百歩なんですよね」
 確かに黒脚生脚ニーソ、どれもガン見するのは憚られる。
「黒タイツ……と言いますか、黒に限らず……ですけれど、タイツって一応……便宜上、と言いますか……建前上、ボトム……と言いますか、一応……都合上、ズボン扱い……なんですよね」
『ほほう、そう来るか』となる会場。
「その建前上の一点に於いて、此方を推します」
 こうして観智の御美脚語りは終了。彼の主張は『タイツは建前上ズボンと同じなのでガン見してもOK』という事だろうか?(たぶん違う)

「作られた美脚? 結構じゃない」
 そのように斬り込んだのは乃梛。
「今回の三つで言うなら、ストッキング(タイツ)だって引けを取らない、利点は多いわ」
 彼女の主張は『利点』であるようだ。
「幼い子からおばさんまで比較的年齢を選ばず、着用者の上品さを引き立てる事ができるわ」
 確かにタイツは年齢を問わない。
「服装だって割りと自由よ。膝丈スカートとの相性は言うまでもなく、ロングスカートから覗かせてもいいし」
 確かにタイツはファッション性においても多様である。
「ミニスカートやショートパンツからからのストッキングは、そこはかとない色気も出せるわ」
 これには頷くしかない。ミニスカは元より、ショーパンから伸びる黒脚にもグッと来るものがある。
「なんとなく白ストなイメージだけど、鎧やスカート型フォールドとの組み合わせも違和感なくできるわ」
 そう、タイツは戦闘装束においても多様性を発揮する。
「ハンターにとっては、生傷を隠せるのは地味に有難いわ」
 この辺りの主張はカズマと同じだ。
 総合すると乃梛の黒タイツ・黒ストッキングの魅力は利点の多さ、『実用性重視』のようである。

 そして最後に語る(?)のはエフィー。
「ご主人様の命令とあらば、脚など出そうが出すまいが問題ないので御座います」
 いきなりそんなことを言い出した。
「ご主人様、私めに何かご命令を下さいませ」
 エフィーの視線の先に居るのは――ケイ。
「えっ、あたし!?」
 Mっ気のあるエフィーはSっ気を感じさせるケイをロックオン。この場での『ご主人様』と見定めたらしい。
「その御美脚で駄目な私を踏んで下さいませ……!」
(そして駄目な私への教育の為、私の穿くタイツなどボロボロになってしまえば良いので御座います!)
 今度はこんなことを言い出した!!
 ――しかしこれまでの御美脚語りで気分が乗って来ていたケイは同意。
「いいでしょう、踏んであげるわ。このダメなメイドめ!!」
 ケイがヒールで黒タイツに包まれたエフィーの脚をグリグリやると段々とビリビリに。
(破れたタイツから所々に露出する肌が何よりの勲章!)
「嗚呼、私は幸せ者で御座います! どうかもっと叱ってやって下さいませ!」
「こうか! これがいいのか! ダメイド! もっと啼いてみせろ!」
「ああぁ~! ご主人様~!!」
 …………まあ、破れた黒タイツ・黒ストッキングもそれはそれで。

●生脚王国軍

 少し御美脚語りから脱線したが、次は生脚派のターンである。

「やっぱり女の子は生脚でしょ。健康的な素肌と脚線美を見せつけるには生脚が一番!」
 元気よく言い放ったのは舞。
「タイツやニーソで隠すなんてありえないよね♪ そんなの自分の足に自信がないからだよ」
 舞は立ち上がり、見よと言わんばかりにホットパンツから伸びるすらりとした見事な美脚を上げて主張する。
「何だかんだ言っても普段から生脚を見せるのは大切だよ。ごまかしが効かないから自然と手入れや節制をしようって気になるからね♪」
 女性としての努力を欠かさないという点では生脚も良いのかもしれない。
「ま、あたしの場合はリアルブルーの実家が厳しくて素肌を見せるなんてもっての他! だったからその反動かもしれないけどね」
 御美脚を見せつけ終えた舞は着席し、お菓子をぱくぱく食べながら語る。

「ふむ……余り黒タイツも二―ソックスも履かない、というか殆ど履いた記憶が無いな」
 続いてジュリオ。彼女の衣装はスリットの入った黒のロングワンピースドレスである。
「若い頃……おっと私はエルフだからな? ま、若い頃も」
 靴はハイヒールであり、赤い格子状のベルトと白磁のような肌の組み合わせは妖艶極まりない。
「サンダルやヒールを素足のまま履いていた記憶があるな。ほらこの様に」
 と、彼女はスカートの裾を少し捲る。その艶めかしい様子に男性陣は思わずごくりと唾を飲む。
「直接、肌で自然物と触れたい気持ちが強いのかもな」
 その辺りはエルフならではかもしれない。

●絶対領域同盟軍+α

 ニーソ派のターン!

「んに、黒タイツも生脚もそれにはそれなりの魅力はあると思うけど、ニーソにしか無い魅力ってやっぱりあると思うんだよねっ」
 天真爛漫にフレアティラミスが言った。
「例えば……んに、ファッション性とかっ」
 自分の右脚太腿に装備したナイフを指し示す。
 それを見た男性陣はぴくぴくっ! となる。
「こんな風に他のアクセサリーと組み合わせる事が出来るのはニーソだけだと思うんだっ♪」
 ニコニコと笑うフレアティラミス。
「それにこうやってミニスカートと組み合わせた時に見える……絶対領域? って言うのは男の人達って大好きなんでしょ?」
 男性陣はこくこくと頷く。好きなものは好きなので否定することは出来ません。
 むしろこの御美脚を語る会は大戦とは建前であり、優劣を決める場ではないので御美脚の素晴らしさをとことん語ってもらってOKである。
「わたし自身は特に意識したことないんだけど、スフィア族の集落で保護しているリアルブルーの人曰く『絶対領域は眩しい神の領域』とか言ってたよ♪」
 まさしく神に祝福されし御美脚である!!

「ま、個人的には拘りとか無いつもりなんだけど」
 お次はハニーツインを揺らしてエミリオが立ち上がる。
「ただ……男である以上、脛毛とか色々手入れがあるから素足晒すのはどうもね……」
 実にリアルなお悩みだ。エルフは体毛が薄いとは聞くが。
「でも晒したい欲望もある……って事で、絶対領域の神聖性も含めて【ニーソ】派ね」
 やはりニーソの最大の魅力は絶対領域にあるようだ。

 そしてエミリオはふと、思い出すようにぽつりと口にする。
「そういえば、私の好きな女の子もニーソックスを穿いているわね……」
 頬に人差し指を当てて想い人を思い浮かべる彼。
「あらやだ、無意識にお揃い目指してたかも!」
『いやーん』と言いつつ、エミリオは嬉しそうだった。

 続いては真奈美・佳奈美・小鳥なのだが隅っこのほうで何やらごそごそやっている……。
 どうやら真奈美が小鳥のチャイナ服にダメ出しをし、準備してきた絶対領域を際立たせるミニスカートを佳奈美共々穿かせているらしい。
「ほらほらぁ、着替えて着替えてぇっ♪ 何なら脱がしてあげるからぁっ♪」
「え? や、でも……ちょ、何もこの部屋で着替えなくてもー!? あぅぅぅ、恥ずかしいんだよー」

 しばらくして。佳奈美が語り始めた。
「全てを隠すのも、全てを晒すのも何か違う。故に私はニーソを推すわ。隠すべき処を隠し晒すべき処を晒す、言わばバランス型」
 メリハリがはっきりしていると言うべきか。
「僅かな肌の露出部分……絶対領域は他をしっかり隠している分、より大きなインパクトを持って見る人の心を掴むと思うのよ」
 やはり――決め手は絶対領域。
「そう、このように!」
 無理矢理ミニスカを穿かせた小鳥を左右からがっちり挟んで逃がさないようにし、三人は絶対領域を強調したセクシーポーズを披露!
 机の上でスカートの中が見えないギリギリのポージングを決める!
 特に真奈美は艶めかしい腰使いを見せる。
「こういうのはどうかなぁ? あぁん、ゾクゾクしちゃうぅ♪」
「み、見えてないよね? このギリギリが男の人を惹きつける……らしいんだよ」
 小鳥は顔を真っ赤にして恥じらいつつ主張。恥かしそうにもじもじする姿が堪らない。

 ***

 最後はケイが立ち上げた『編or柄タイ/ガーター崇拝』の主張。

「黒脚では色気不足。生脚では礼儀不足。ニーソでは許容年齢が限られている」
 そのようにケイは語り始める。
「その点、ガーターを使っての網タイや柄タイの着用と言ったら! 色気は勿論、網タイにすれば生脚も網羅しつつ、どんな年齢でもグッとくる魅力を提供できるわ」
 熱弁を振るうケイ。
「更に着用してチラ見せさせても、もっと言うなら脱いでも美しいわ」
 言いながら、ケイはガーターをチラ見せ。
「ほら……男性諸氏はちょっと、くらっと来たんじゃない?」
 男性陣には鼻血ものである。
「さぁ、この脚線美を存分に味わいつつ、妄想に浸るとイイわ!」
「ご主人様~!」
 やはり反応したのはエフィー。
「え? また踏まれたい?? ……当然の反応ね」
「ご主人様~! もっと叱ってくださいませ~!!」
 エフィーが恍惚とした表情でグリグリ踏まれているところで、御美脚語りは終了となった。

 結果として最大勢力となったのは【絶対領域同盟軍】。『絶対領域』の魅力は根強かったようである。
 別に勝敗を決める必要はなかったのだが、その後しばらくハンターズソサエティにてニーソ派を率いていた後輩受付嬢の態度が大きくなり、先輩とクラヴィーアはグギギとなったそうな。

依頼結果

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MVP一覧

  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマka0178
  • 能力者
    北条・真奈美ka4064
  • 疾風の癒し手
    十色 乃梛ka5902
  • 華の創園
    ジュリオka6254

重体一覧

参加者一覧

  • ドラゴンモドキスレイヤー
    フレアティラミス(ka0011
    人間(紅)|15才|女性|闘狩人
  • 虹の橋へ
    龍崎・カズマ(ka0178
    人間(蒼)|20才|男性|疾影士
  • 夢を魅せる歌姫
    ケイ・R・シュトルツェ(ka0242
    人間(蒼)|21才|女性|猟撃士
  • 行政営業官
    天竜寺 舞(ka0377
    人間(蒼)|18才|女性|疾影士
  • 止まらぬ探求者
    天央 観智(ka0896
    人間(蒼)|25才|男性|魔術師
  • 愛しき陽の守護星
    エミリオ・ブラックウェル(ka3840
    エルフ|19才|男性|機導師
  • 能力者
    北条・真奈美(ka4064
    人間(蒼)|21才|女性|霊闘士
  • 艶色夜顔
    北条・佳奈美(ka4065
    人間(蒼)|21才|女性|疾影士
  • 笑顔で元気に前向きに
    狐中・小鳥(ka5484
    人間(紅)|12才|女性|舞刀士
  • 疾風の癒し手
    十色 乃梛(ka5902
    人間(蒼)|14才|女性|聖導士
  • 華の創園
    ジュリオ(ka6254
    エルフ|24才|女性|符術師
  • Mっ気メイド
    エフィー(ka6260
    人間(蒼)|24才|女性|格闘士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 【生脚王国軍】(雑談)
クラヴィーア・キルシェ(kz0038
人間(リアルブルー)|17才|女性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2016/05/04 10:05:02
アイコン 補足・質問卓
クラヴィーア・キルシェ(kz0038
人間(リアルブルー)|17才|女性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2016/05/02 21:20:13
アイコン 【黒脚連合軍】(雑談)
クラヴィーア・キルシェ(kz0038
人間(リアルブルー)|17才|女性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2016/05/04 09:36:51
アイコン 【絶対領域同盟軍】(雑談)
クラヴィーア・キルシェ(kz0038
人間(リアルブルー)|17才|女性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2016/05/05 00:00:22
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/05/05 03:29:00