ある街道の惨劇

マスター:nao

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~6人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2016/05/12 22:00
完成日
2016/05/15 14:34

みんなの思い出

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オープニング

●街道の惨劇
 場所は小さな町と町を結ぶ、木立に囲まれた街道。
 空は快晴、澄み切った青空だった。幾つかの小さな薄い雲が浮かぶ以外、見渡す限りに広がる青空は、見る者達を爽やかな気分へと誘うだろう……この状況でなければ。
「ぎゃッ、ぎゃぁああぁあぁぁッ! た、助け、」
 馬車の手綱を握っていた御者の男は、野太い悲鳴を絶叫する……が、一瞬後。最後まで助けを言葉にできず、喉元と腹腔へ鋭い牙をつきたてられ、血飛沫を撒き散らしながら絶命した。
 全身が灰色の剛毛に覆われて、牙と爪が凶悪に発達した四足獣……通称、雑魔と呼ばれる低級の歪虚に襲われたのだ。体長は一メートルの半ばに達し、体高も一メートル近く……一見すると大型の狼のようにも見えるが、眉間から突き出るように伸びた短い角、そして血のように真っ赤な双眸が『狼ではない』と、何よりも雄弁に告げていた。
 噴水のように血をしぶかせながら絶命し、くずおれた男の喉元と腹腔へ、二体の雑魔は更に牙を深く食い込ませる。そして、耳障りな咀嚼音を上げながら、男の屍肉を旺盛にむさぼり、喰らっていった。
 ……そうして二分も過ぎた頃。
 もうしわけ程度に舗装された地面には、ぶちまけられたような血だまりができ、薄く湯気を上げていた。
 男がこの世に残した痕跡はそれだけだった。
 
●依頼
「……と、言うわけでね、僕の護衛をお願いしたいんだ!」
 オルオと名乗った中肉中背の青年は満面の笑みを浮かべ、身を乗り出すような勢いで捲くし立てた。
「いやぁ、あの街道は比較的距離が短いし、歪虚との遭遇率も低いから油断したんだろうねっ。商人の男と馬は見る影もなかったそうだよ。短い街道だし、近日中には駆除されるだろうけどさ……かくいう僕も商人で、納期がね。つまりは、今日中にあの街道を通らないといけないんだ! 僕と荷馬車の護衛、よろしく頼むよ!」
 オルオは身を乗り出したまま、にっこり微笑み、握手を求めた。

リプレイ本文

●クエスト開始
 うららかな陽射しの中、土煙を上げながら、僅かに舗装された街道を一台の荷馬車が進んでいた。木造の車輪がガラガラと音を立て、木立に囲まれた街道の静寂を乱している。
「道中の安全を確保しない限りは商人にとって商売があがったりだろうし、まあ、今回は任せておけ。無事目的地まで辿り着かせてみせる」
 荷馬車の手綱を握る商人、オルオへ安心させるように語りかけるのは、戦馬で随伴する榊 兵庫(ka0010)だ。兵庫は双眼鏡で木立の間を警戒しながら「ただ、今回とは別件で近い内に本格的な掃除はする必要があるだろうがな」そう、小さく続けた。
「案ずるコトないさ兄ちゃん、チャリオットに乗ったつもりで任しときな」
 荷馬車の荷台に腰掛けながら、フォークス(ka0570)も口を開く。その声音には絶対の自信が漲り、聞く者を安心させる響きがあった。
「うん、ありがとうっ。頼りにしてるよ!」
 オルオはにっこり笑い、ハンター達を頼もしそうに見回した。
「それにしても、いい天気ね。雑魔がいなければお散歩したいくらいだわ」
 辰川 桜子(ka1027)は、魔導バイクで荷馬車の右側を併走しながら「残念」と、小さく溜息を吐いた。気の抜けたそぶりを見せながらも、両の緑瞳は木立の中を鋭く捉え、警戒を怠ってはいない。
「うちの集落は平和だったけど……集落を出たらすぐこれだよ。怖いねぇ……」
 セレス・フュラー(ka6276)は同乗している荷馬車から顔を出し、一見すると平和に映る前方の街道を怖々と覗き込むように見詰めた。
(こんな街道にまで雑魔が出るとはな……。早目に駆除しなければ)
 前方を鋭敏視覚で警戒しながら、荷馬車を先導するように戦馬を繰る青年、鞍馬 真(ka5819)は、セレスの言葉に同意するように軽く顎を引く。後ろで一括りにした長い黒髪を揺らし、真は簡単に雑魔と遭遇してしまう現状を憂いていた。
 ゴースロンに騎乗し、荷馬車より少し先行している小柄な少女、りり子(ka6114)の耳にも、セレスの声は風に乗り微かながら届いていた。
(街道に雑魔か……まぁこのまんまじゃ皆、困まるやろな。依頼人の商人さんみたいに急ぐ人も居るやろし、出来れば退治まで持っていきたいもんやなぁ)
 りり子は雑魔の不意打ちを避け、その気配を逸早く察しようと鋭敏視覚、そして時間を置きながら超嗅覚を使い、前方と周囲を幅広く警戒していた。
 ハンター達はそれぞれ油断なく感覚を研ぎ澄ます。警戒は万全だった。

●戦闘開始
 なだらかに続く街道を半刻ほど進み、目的地へ到着するまで残りは僅かだった。
 ハンター達は警戒を緩めようとしなかったが、ほんの微かに空気が弛緩した、その時……突如として変化は訪れた。
「……っッ、左前方、木立の中から雑魔の気配やッ! 数はおそらく一匹や!」
「右の木立からも一匹来るわッ!」
 りり子と桜子が、それぞれ木立の奥を睨むように見据え、大声で全員に警戒を促す。ハンター達は素早く、事前に決めたフォーメーションを組み、オルオは慌てたように荷馬車の速度を上げた。馬が大きく嘶き、ガラガラガラッと車輪の音が騒々しく響く。
 ハンター達もそれぞれ荷馬車を護るように速度を上げ、警戒の眼差しを木立の中へ走らせた……途端、甲高い獣の唸りが大気を震わせた。威嚇するような、空腹に苛立った殺意の唸り。
「左前方のは、うちが引き受けるわ!」
「では、右から来るのは私が対処しよう」
 昂ぶる感情のまま叫ぶりり子に、真は冷静に応える。と、同時に木立の中を突き抜け、二体の雑魔が街道へ飛び出した。
「招かれざるお客の登場のようだ。後の護りは任せろ。存分にその不調法の報いをその身に叩き込んでやってくれ」
 兵庫は、にっと人好きのする笑顔を浮かべ、りり子と真へ目をやり、戦馬の速度を上げる。
「任せとき!」
「あぁ、任せろ」
 りり子は覇気を漲らせ、真が静かながらも力強く頷く。そして、それぞれ見定めた標的へ疾駆した。
 けたたましい音と共に、礫と土煙を派手に巻き上げながら疾走する荷馬車へ、雑魔が地を蹴り抜く勢いで追走し……りり子と真が、その進路上へ強引に割り込んだ。突然の闖入者に雑魔の動きが微かに鈍る。
「こいつぁ、おまけだよ!」
「当ったれぇッ!」
 荷馬車が雑魔の間を駆け抜けざま、銃声が連続して轟き、鋭く風を切る音が同時に響いた。
 フォークスが制圧射撃、眼前に迫る左前方の雑魔へ銃弾を浴びせ、セレスが右側面に迫った雑魔へスローイングカードを放ったのだ。が、激しく揺れ動く荷馬車内、狙いが僅かに逸れる。
 眉間を狙い発射された複数の鉛玉は、雑魔の口腔に突き刺さって、右の牙をへし折り……空を鋭く引き裂きながら飛来したスローイングカードは、雑魔の肩肉を浅く抉るに留まった。
 だが、牽制するにはそれで充分だった。
 右の牙がへし折れた雑魔は激痛に足を止めて嚇怒を咆哮し、肩肉を抉られた雑魔も警戒と驚愕に足が止まる。その隙に荷馬車と魔導バイク、そして戦馬が街道を駆け抜け、雑魔から大きく距離を開けた。
 ……数瞬後、激しく眦を吊り上げ、追走の構えを見せる雑魔に、りり子と真が立ち塞がる。
 りり子はゴースロンを庇うように降り、小柄な身体には不釣合いな全長二メートルの巨大なグレイブを構えた。刃は七色に輝き、どこか揺らめいて見える。
 真は騎乗したまま、帯刀していた刀を静かに抜刀する。柄に複雑な機構が取り付けられたそれは、ただの刀ではないと物語っていた。
 雑魔はそれぞれ威嚇するように低く唸り、りり子と真を殺意の眼差しで睨め付ける。二人は怯まず、雑魔の一挙手すら見逃すまいと、雑魔に合わせ、注意深く立ち位置をずらしていく。
 先に動いたのは右の牙を砕かれた雑魔だった。地を這うような低い姿勢から、一気に四肢を伸ばして跳躍し、バネ仕掛けのような勢いでりり子へ襲い掛かるッ。凶悪なまでに発達した鋭爪が、空を引き裂きながらりり子の顔面へ迫り、
「ここやぁッ!」
 りり子は裂帛の気合を叫び、強引に一歩を踏み込みざま、グレイブを横殴りに振り抜いた。グレイブの穂先がブレるような銀の残像を描き、二条の斬閃と化すッ。
「グギャァッ!?」
 りり子のワイルドラッシュが炸裂し、雑魔の右前腕を鋭爪ごと叩き斬り、灰色の剛毛に覆われた胸元までを斬り裂いた。雑魔の右前腕が宙を舞い、飛び散った血飛沫が大地を叩く。りり子の頬も雑魔の爪が掠め、焼けるような痛みが走り、一筋の血が流れる……が、りり子は気にせず、一歩引いた雑魔へ鋭く踏み込む。
「終わりや!」
 今の攻防で怯み、胸元を血で濡らした雑魔へ、りり子は大上段にグレイブを構え、眼前の頭蓋へ一気に振り下ろすッ。巨大な刃が唸りを上げ、雑魔の頭へ吸い込まれ……そして、決着した。
 ふぅ、と額に浮いた汗を拭い、りり子が真へ視線をやれば、こちらは戦いの火蓋が切って落ちる瞬間だった。
 肩肉を抉られた雑魔が矢のような速度で飛び出すと同時、真も素早く戦馬を駆る。彼我の距離が一瞬で消失し……雑魔は鋭牙を真の首へ突き立てようと、大きく口腔を開き、跳ね上がった。弾丸のような勢いで迫り来る雑魔の軌跡を、真は冷静に見極める。
「ふっ!」
 雑魔と交差する間際、真は鋭い呼気と共にマテリアルを武器へ込め、唐竹割りに刃を振り切った。銀の弧を描く斬撃が、超高速で振動しながら雑魔の口腔内へ侵入し、牙をへし折りながら下顎まで達して斬り飛ばす。砕けた牙と下顎が宙を舞い、雑魔は激痛と驚愕にもんどりうって倒れた。
「止めだ」
 真は低く呟き、素早く戦馬を反転させ、倒れた雑魔へ追撃を仕掛ける。刹那、一条の剣閃が雑魔へ鋭く降り注ぎ……こちらも決着した。真は熱を冷ますように短く息を吐き、りり子を見る。
「急ごう。まだ追いつけるかもしれない」
「そやな。急ごか」
 すっかり見えなくなった荷馬車を見つけようと、ほんの一瞬、二人は目を細め……りり子はゴースロンを、真は戦馬を駆り、荷馬車に合流しようと街道を急いだ。

●護りの戦い
 二体の雑魔をりり子と真に任せた、数分後……街が近付き、路面は剥き出しの地面から舗装された石畳へ変わっていた。ハンター達の視界の真ん中には、街が小さく映り始める……が、
「左の木立から、一匹来ているようだな」
「……っッ、右の木立からも一匹居るわよ!」
「どうやら、右後方の木立にも一匹、居るようだね」
 兵庫が鋭く双眸を細め、桜子が警戒に顔を強張らせ、フォークスが油断のない表情で言う。
「もう少しなのに、最後まで気を抜けないね」
 場の緊張をほぐすように、セレスは冗談めかして言った。
「右は任せて頂戴。私が引き付けるわ」
「では、左は俺が引き受けよう。終わり次第、後方も片付けに向かおう」
 桜子と兵庫は小さく目配せし、荷馬車の二人に目を向ける。
「後方のは、あたいらに任せても大丈夫さ。今は路面も安定してるし、援護もできそうだよ」
「うん、荷馬車はあたし達が責任持って護るよ!」
 フォークスは構えた銃を軽く叩き、セレスは力強く頷いた。街までは残り僅か……荷馬車に最低限の護衛を残し、雑魔を殲滅しようという判断だった。
 二人の返事を聞き、桜子と兵庫はそれぞれ左右へ散開した。
 まず右の木立から飛び出てきた雑魔を、桜子が魔導バイクを疾駆して距離を詰める。駆動音を響かせる魔導バイクを右手で操りながら、桜子は左手でデリンジャーを構えた。狙いを付けるのは一瞬。小刻みに振動し、不安定な車上……少しでも命中率を上げようと、的の大きい胴体を狙う。瞬間、連続して銃口が火を噴き、轟音が響いた。僅かに狙いが逸れ、銃弾は前脚と腹腔の肉を削ぎ取る。
「グゥオォォッ!」
 荷馬車へ疾走していた雑魔が殺意を咆哮し、怒りのままに反転する。桜子はデリンジャーから石切へ素早く武器を持ち替え、魔導バイクで疾駆した。雑魔と桜子の距離が瞬きの間に消え去る。雑魔は凶悪に尖った鋭爪を乱暴に振り翳し……桜子がチャージングを発動、横薙ぎに振り切った刃が流れるような銀の剣閃と化すッ。
 一拍の後、弧を描く銀光が雑魔の胴を深く斬り裂き、宙を駆ける鋭爪が桜子の肩を浅く抉った。雑魔と桜子がほぼ同時に反転し……刹那、数発の銃弾が雑魔の背を貫いた。着弾した銃弾が骨をへし折り、内臓にまで達したのか、雑魔はごぼりと吐血する。
「Fuck off bitch!」
 そんなフォークスの喝采が風に乗り、桜子の耳朶を小さく叩いた。
「……はぁッ!」
 桜子はこの機を逃さず、一気に間合いを詰め、袈裟切りに刃を振り下ろすッ。伸び上がるような剣撃が眼前の胴へ苛烈な勢いで喰らいつき、雑魔は断末魔もなく絶命した。桜子は安堵の息を吐き、魔導バイクを操って荷馬車を追う。
 左へ散開した兵庫もまた、決着を迎えようとしていた。
 雑魔が木立から飛び出した途端、兵庫はまずソウルトーチを発動した。体内のマテリアルが激しく燃え盛り、炎のごとき揺らめくオーラとなって兵庫の全身を包み込む。飛び出した雑魔は思わず足を止め、警戒も顕わに兵庫を見据えた。兵庫は口角を吊り上げ、不敵な笑みを浮かべる。
「わざわざ我が穂先に掛かりに来るとは。俺の前に現れたその不運をせいぜい呪うが良い」
 兵庫は戦馬を降り、天高く十文字槍を構える。それは護りを捨て、攻撃のみに特化したような大胆な構え。瞬間、雑魔が反応するより早く、地を蹴り抜く勢いで彼我の距離を殺し、大上段から十文字槍を斬り下ろすッ。ゴゥッ、と烈風が吹き荒び、陽光に反射して煌めく穂先が雑魔を縦一文字に引き裂いた。傷口から大量の鮮血と内臓を吐き出しながら、雑魔の身体が真っ二つに別れる。
『一刀両断』正にその言葉を体現したような、凄まじい一撃だった。
「さて、急がねばな」
 兵庫は短く呟き、戦馬に乗って先を急いだ。

「よしっ、命中だネ!」
 フォークスは桜子の援護を成功させ、銃をリロードしながら喝采する。
「っッ、近いよ!」
 もう一体を警戒していたセレスが警句を叫ぶと同時、フォークスのリロードが終わる。数秒後、硝煙の臭いが立ち込める中、木立から追い縋ってきた最後の一体が姿を現した。
 その姿を視界で捉えると同時、セレスはスローイングカードを投擲し、フォークスが威嚇射撃、構えた銃口が火を噴いた。宙を鋭く飛来するスローイングカードが雑魔の胸肉を浅く撫で切り……雑魔の足元に突き刺さった銃弾が、その動きを数秒、阻害する。
 微かに強張った隙を突き、セレスは弾かれたように荷馬車を飛び降り、雑魔へ突っ込んだ。鋭く振り抜かれた腕にはダガーが握られ、スラッシュエッジを発動……銀弧を描く剣先が最短距離を走り、雑魔の首元へ吸い込まれる。一瞬後、銀の軌跡が雑魔の首元を深く引き裂き、鮮血が散った。
「っッ、やぁぁッ!」
 首筋から鮮血を撒き散らし、怯んだ雑魔へ、セレスは更なる追撃を仕掛ける。鞭のように腕をしならせ、縦横無尽に繰り出す斬撃が雑魔の全身を切り裂いた。雑魔は苦し紛れに鋭爪を振るうも、フォークスの制圧射撃に弾かれ……そして突き出されるダガーに身を晒し、事切れた。
 雑魔が絶命したのを確認し、セレスは荷馬車を振り返る。と、荷馬車は街へ到着する寸前だった。
「終わったぁ……」
 気の抜けたようにセレスは呟くも『まだここは危険地帯だ』と、気合を入れ直し、荷馬車を追って駆け出した。

●それぞれの
「ありがとう、皆っ。皆のお陰で、荷馬車も僕も無事に辿り着けたよ! これ、報酬とは別のお礼! 遠慮なく受け取ってよっ。美味しかったら贔屓にしてね!」
 ハンター達と街で合流した後、オルオは笑顔でそれぞれにジュースを差し出した。ハンター達は礼を言って受け取る。
「ありがとよ。また何かあれば、言ってくれ」
 兵庫は笑顔で言い、オルオの肩を軽く叩く。
「まっ、これくらいは朝飯前さ。商売、頑張んなよ」
「無事で何よりだ。商売の成功を願っている」
 フォークスは一服しながら笑い、真は真摯な眼差しでオルオへ言う。
「皆、無事で良かったよ~。あ、安心したら、気が抜けちゃった……」
「今なら気を抜いても大丈夫よ? 天気もいいし、お仕事も終わりだし、のんびりしたいわね」
 セレスは脱力したように呟き、桜子が緊張に固まった身体をほぐすよう大きく伸びをした。
「うちは襲われた場所や魔物の情報を公開してくるわ。駆除を請け負った人らもおるやろうし」
 りり子の言葉にハンター達は一瞬、顔を見合わせる。この仕事、命懸けだからこそ情報は何よりも貴重。まして己が体験した情報なら尚更だ。
 ハンター達はオルオへ別れを告げ、それぞれの行動に移った。

依頼結果

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MVP一覧

重体一覧

参加者一覧

  • 亜竜殺し
    榊 兵庫(ka0010
    人間(蒼)|26才|男性|闘狩人
  • SUPERBIA
    フォークス(ka0570
    人間(蒼)|25才|女性|猟撃士

  • 辰川 桜子(ka1027
    人間(蒼)|29才|女性|闘狩人

  • 鞍馬 真(ka5819
    人間(蒼)|22才|男性|闘狩人
  • うつむかない者
    りり子(ka6114
    鬼|13才|女性|霊闘士
  • 風と踊る娘
    通りすがりのSさん(ka6276
    エルフ|18才|女性|疾影士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 【相談卓】HotPursuit
フォークス(ka0570
人間(リアルブルー)|25才|女性|猟撃士(イェーガー)
最終発言
2016/05/12 21:18:29
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/05/08 21:26:24