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【CF】チューダとお菓子でハウジング?

マスター:四月朔日さくら

シナリオ形態
イベント
難易度
普通
オプション
  • relation
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
1~25人
サポート
0~0人
報酬
普通
相談期間
5日
締切
2016/12/20 19:00
完成日
2016/12/26 20:59

このシナリオは5日間納期が延長されています。

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング


 ――聖輝節。
 リアルブルーにおけるクリスマスとほぼ同等のこのイベントは、やはりカップルや友人と言った面々と過ごす人も多いのだという。
 ご馳走や甘いデザートを口に入れ、心を込めたプレゼントを渡し、絆を確かめ合う。
 こういったイベントは、だいたいどこも同じだ。
 それを、羨ましそうに眺めているもっふもふが一匹。
「……なにやら楽しそうなイベントでありますな!」
 もふりたい幻獣ナンバーワン(自称)の、チューダ(kz0173)であった。


「……で、今回はなにを企んでいるんだい?」
 大巫女に尋ねられ、チューダは嬉しそうに口を開く。
「先日の誕生日で、お菓子のドールハウスを戴いたでありましょう?」
 それなら大巫女も覚えている。見事なできばえで、だれもがはじめは菓子だと気付かないくらいだっった。大巫女も一口ご相伴にあずかったが、たしかに美味しかったので、特に記憶に残っているのだ。
「あのときの感動を忘れられないのであります! なので、精巧な細工物……とはいかないのでありますが、お菓子を使って自分の憧れのおうちを作り、それをさいごに皆で食べれば、楽しいのではないかと思ったのであります!」
 チューダにしては、ひどく筋の通った言葉だった。
 自分の味わった感動をみんなにもささやかながら分かち合いたい、そしてそのままパーティ形式にしてわいわいと食べたい――理にかなったその言葉に、大巫女もふむ、と顎に手を添える。
「……で、場所は?」
「え?」
 大巫女の口から出た言葉に、思わずチューダが耳を疑った。しかしすぐに、目を輝かせる。
「あ、ああ……その、たまにはリムネラの顔も、我輩は見たいであります! それにリゼリオの聖輝節がとても賑やかだと聞いたのであります! なので、可能なら、リゼリオのユニオンを借りて、と思っているのでありますが」
「……なるほどねぇ。それじゃあ、あたしが連絡をつけておいとくよ。チューダは一応幻獣王、なんだろう?」
 大巫女はそうって、にやっと笑った。


 そして数日後、リゼリオのガーディナ本部。
「そんなわけでよろしく頼むのであります!」
 ふんぞり返ったチューダが、満面の笑みをたたえてリムネラに挨拶をしていたのだった。
「フフ、チューダサン、折角のパーティを楽しみマショウネ!」
 リムネラもごきげん気味に微笑む。
 さあ、もうすぐパーティのはじまりだ。

リプレイ本文


(なるほど、チューダ様も素敵な催しを思い付いたもんだ。確かに、チューダの誕生日(?)パーティで見た、あのドールハウスは凄かったもんなぁ……)
 うんうん、と頷きながら、グリムバルド・グリーンウッド(ka4409)は、過日のことを懐かしく思い出す。
 チューダの提案してきた、夢のハウジングパーティ。
 お菓子を使って自分の夢の家を作り、それを皆で分け合って食べる――そんな、クリスマスパーティ。
 その切っ掛けは、チューダの約二ヶ月遅れの誕生日パーティで見た、見事な、『お菓子でできた』ドールハウスだ。あのプレゼントの贈り主は今回来ていないが、あのドールハウスの出来は確かに素晴らしく、チューダも目を輝かせていたのが鮮やかに思い出される。
「チューダサマのお誕生日パーティ、ワタシも行きたかったデス……!」
 恐らく話を既に聞いたのだろう、会場を提供している辺境ユニオン・ガーディナのリーダーで大霊堂の巫女であるリムネラ(kz0018)も、噂のドールハウスをじっさいに見てみたかったらしく、残念そうな顔をしている。
「だからこそ、でありますよリムネラ! ここでみんなの夢のハウジング、なのであります! 聖輝節にちなんで行う方が、人の集いも良いというもの! ほら、既に結構な人が――」
 チューダがどんと胸を張ってみせる。じっさい、ガーディナのホールは満員とまではいかなかったが、いつもよりも圧倒的に賑わっていて、いかにもパーティの前触れという感じがわくわくさせていた。
 暖炉のそばには、どこから運ばれてきたのか見事なもみの木がたくさんのオーナメントをちりばめられて飾られ、その下にはどっさりとプレゼントボックス。もっとも、中身が詰まっているものではないらしいが、それでもいかにもなその雰囲気に、集まった面々の心もどこか浮かれてしまう。
「セッカクのパーティ、楽しみたいデス!」
 リムネラの言葉に、チューダもそうであろう、と言わんばかりに髭をそよがせて笑った。


「聖輝節……同じようなイベントがリアルブルーではクリスマスっていって、やっぱりこの時期にあるんですけれど、こういう雰囲気はどこも同じなのかな、見ているだけでなんだかわくわくしてきますね……!」
 感慨深げに、嬉しそうに微笑みながらそう言うのは、瀬織 怜皇(ka0684)、通称レオ。見た目から幼く見られがちだが、これでもいわゆるアラサー男子である。今回は以前からなにかとお世話になっているエルフの姉妹―― 星輝 Amhran(ka0724)とUisca Amhran(ka0754)、通称キララとイスカを伴っての参加である。ちなみにイスカは怜皇の恋人でもあったりするので、時々さりげないアイコンタクトなんぞもとっていたりする。童顔(?)青年とエルフの乙女。年齢はともかく、青春真っ盛り、という感じである。
「ふむ、リアルブルーでも似たような催しがあるのなら、やはり興味深いのう」
 キララがそう言ってにまっと笑う。三人が作ろうとしているのは、リアルブルースタイルの住居――なのだが。
「そういえば、レオはリアルブルーにいた頃、いったいどんな家に住んでたの?」
「ふむ。確かにリアルブルーの住居というのは、ワシも大変に興味があるのじゃ♪」
 イスカとキララが興味津々といった顔で尋ねると、レオはうーん、と唸りながらざっくり説明をした。
「そうですね……俺が住んでいたのは、高層マンションって呼ばれるヤツです。こちらにはまだその技術が確立されてないようだから説明が難しいんですけれど……高い塔のような建築物の中にあって、その中に家族がそれぞれ住んでいる……そう言うイメージだと思ってくれればいいかもしれません」
「こうそうまんしょん……高い塔のなかに、人が住んでおるのか?」
「なんだろう……大勢の家族みんなで住める、なんて本当に凄いね! まるで聖地みたい!」
 レオの拙い説明に、それでもイスカとキララは目を輝かせる。高層マンションという概念がそもそもクリムゾンウェストには馴染みの薄いものであり、聖地を想像したイスカはある意味イメージとしては正しいのかも知れない、が――やはり、現実のマンションのそれとは随分と様相が異なると言うことは、判りづらい。知らぬものを言葉だけで説明するというのは、やはりどうしてもどこかに無理が生じてしまうのだ。
 それでも、三人は楽しそうに作りはじめる。レオは専ら監修で、キララとイスカがメインに作成、という分担のようであるが。
「ふふふ……ワシの小手先は、こういうところでこそ、もっとも光るというものでのう?」
 キララが砕禍を用いて残像を纏うようにすると、ある程度形を整えて塔のようにして置いたスポンジケーキ生地に、クリームをもりもりとつけて形を整えていく。
 武器も、スキルも、使いようで立派に調理の役に立つ。鋼糸をテクニカルに使えばクリームの盛りつけも均等になっていくし、そもそもクリームを盛りつけるときに使っているのは小太刀である。
 また、天踏を使うことにより、ケーキのできばえを俯瞰的に眺めることもできる。小柄なキララにとってはありがたいスキルだ。
「おおー、さすが姉さま、すごい技! これは私も負けてられない……!」
 イスカはイスカでチョコやクッキーをクリームの上からていねいにはりつけ、なんというか……三人の作成物は、マンションと言うよりも、ファンタジック、あるいはメルヘンチックと呼ぶのが相応しい建造物――文字通り、塔に仕上がっていく。
「どう? こんな感じ?」
 無邪気に問いかけるイスカ。それに対してレオも、
「そうですね、……まあ、いいんじゃないですか?」
 敢えて恋人の問いかけには否定しない。そしてやさしく頭をぽふぽふと撫でてやるのだ。そんなレオの優しい仕草に、イスカもぽっと顔を赤く染めてみたり。
 いっぽう、リアルブルーの知識を聞きかじっているキララも手を加えていく。精緻さを第一に考え、出来る限りリアルブルーの住居らしいポイントを作り上げる。たとえば、大きなベランダだったり、塔の周辺の緑地帯だったり。とはいえキララもリアルブルーの出身者ではないので、想像も存分に含まれていたりするのだが。
「でも、本当にそれらしくなってきたのう♪」
 楽しそうに作っていく姉妹を見て、レオも思わず口元がほころぶ。
「それじゃあ、さいごにこれを置いて……」
 レオが手にしていたのは、三人を模した飴細工がついた、表札。事前に飴細工のような細かいものは用意しておくように、という注意を受けての持ち込みだったのだが、エルフ耳の少女二人と小柄な少年――イスカ、キララ、そしてレオの飴細工は、どこか柔らかな雰囲気を纏い、童話の登場人物のような穏やかさを醸し出している。
 その傍にあるのがマンション(をイメージした塔)なものだから、尚更童話の世界のようなことになっているけれど、それはそれでいいのかも知れない。
「どうじゃ? こんな感じじゃろ?」
 キララが鼻高々に笑ってみせると、近くを通ったチューダにほら、と見せてやる。ついでに、塔のてっぺんにチューダを模した飴細工――こちらはキララが持ち込んだ――をぶっさして、いっそうの笑顔。本当はチューダその人をぶっさしたいところだけれど、それはさすがに我慢だ。
「のう、チューダ殿。折角なら味見してくりゃれ?」
 キララは塔の一部をきれいに切り離してチューダに一口。
「おおー! これは甘味たっぷりで美味しいのであります! ちなみにこの塔は一体何なのでありますか?」
 チューダが尋ねると、イスカとレオがクスクスと笑い合って、そして声を揃えていった。
「リアルブルーの、住居です!」
 その一方、高層マンション……というか、摩天楼の高層階に住みたい、という願望を持って参加しているのは マリィア・バルデス(ka5848)、リアルブルー出身の『ガンスミス』。元軍人だったのだが、今は世界を知りたいと思いハンターになったという知識欲旺盛な女性である。
(でも、摩天楼の高層階って、あまりおいしそうな見た目にはならないのよねぇ……)
 一般的な料理は出来なくはない、のかも知れないが、何しろ軍人やハンターとしての生活が長かったこともあって、レパートリーが決して多い方ではないのだ。
 はじめこそ肉とフライドオニオンで作る摩天楼を考えたものの『お菓子のおうち』という『お菓子縛り』という条件に気付いて挫折。
 ……なので、薄く焼いたクレープ生地を七センチ角ほどに抜き、三十センチほどのすらりとしたミルフィーユを幾つかこしらえてみる。周囲にはゼリー寄せを配置し、更に星の形に抜いたカラフルなゼリー、一口大にカットされた新鮮なフルーツ、ベリーなどをそっと添えていく。
 飲み物は摩天楼と言うことなので、ちょっと大人の香りのするホットワインやホットエッグノック、それにブランデーホットエッグノックなどをこしらえておく。無論、アルコールの入ったものは成人前の子どもの手に届かないところに置くようにしている。リアルブルーとクリムゾンウェストでは常識がちがうとはいえ、成人していない少年少女にアルコールを摂取させてはいけない。
「この時期、身体が温まるって言うならこれだと思うわ。でももちろん、未成年者は駄目よ?」
 マリィアはそう言って、小さく目配せをした。
 ……ところでふと思ったのだが、チューダって成人していると言えるのだろうか……? 人間とはカテゴリが違うので、リムネラなども首をひねるところではあるのであった。


「ふむ……お菓子作り、というか……お菓子に限らずではあるんですが、美味しいものは食べたいけれど、作るのは……実のところ、微妙なんですよね」
 天央 観智(ka0896)は、言いながら苦笑いを浮かべる。
 誰だって、得手不得手というものはあるもので、科学者気質の観智にとっては料理がやや苦手……と言うことなのだろう。家事全般が苦手というわけではないので、まあ料理に苦手意識を持っている、というのが正しいところなのだろうが。
 彼がまず手に取ったのはココア色をしたスポンジケーキ。これを地面に見立て、その上に丁寧な手つきで棒状のプレッツェルを柱にし、その縦横を溶かしたチョコで固めて強固な骨組みを作る。
 お菓子作り、というよりも、建築工学などで使うミニチュア作り、という感じになっているが、それもまた一興。
 壁や床などの面積のある箇所は、板状に焼いた固焼きのクッキーを敷き詰め、あるいは天井や屋根までもをそうやって作り上げていく。
 科学者ゆえ、建築物の構造が把握できているからこその丁寧な作業に、リムネラが思わず瞬きをしてそれに見入った。
「観智サンのオウチ、とても頑丈ソウデスね! エエト、百人ノッテモ……?」
 むかしからあるリアルブルーの広告のフレーズ。リムネラがどこでそれを知ったのかはとりあえず置いておくとして、言われた観智も悪い気はしない。
「そうでしょうか? もともとはお菓子作りなんてそれほど得意ではないんですけれど……嗚呼、でも今回はジオラマ作りと感覚が似ていたからかも知れません」
 そう、観智の作ったのはお菓子と言うよりも精巧なジオラマ。
 さいごに甘めの生クリームを真っ白な雪に見立て、屋根や庭にのせていけば、観智の「家」は完成だ。
 ちょっとやそっとのことでは壊れそうにない、頑丈な家。リアルブルーでもクリムゾンウェストでも、形あるものはいつか壊れるのがさだめなのだから、せめて壊れにくい家を、という深層心理の働きなのかも知れない。
 でも、折角のハウジングで庭を造りたいと思ったのは他にもいた。
 その最たるものはミオレスカ(ka3496)だろう。なにしろ彼女は最初から『家』ではなく、『庭』のみを作る、そんな気持ちでいたのだから。
(みなさんはほとんど家のみを作るのでしょうか……? 家だけではなんとなく寂しいですし、できればお庭もちょっと欲しいですよね)
 そんなことを思いながら用意したのはパンケーキ。それにチョコレートソースをかけて地面に見立て、そばには発泡ジュースを使った水場も用意する。また、いちごやオレンジと言った、この季節でも安価で手に入る果物をのせ、彩りも鮮やかな花畑のように飾り立てていく。カステラやスポンジケーキをつかって段差を作り、ベンチなどの設備もこしらえる。
 クッキーをつかって柵などもこしらえてみれば、なるほど確かに可愛らしい庭――いや、公園と呼ぶに相応しいものになっている。
「ミオレスカさんは、公園を作ったんですか?」
 観智の問いかけに、ミオレスカは僅かに頬を赤らめる。そしてふふっと口元をほころばせた。
「だって、皆さんが素敵な家を作ってくれるでしょう? それなのに、休めるところがないのは寂しいかなぁ、と思ったんです」
「……なるほど、確かにそうですね、都市設計の大事な部分です」
 真面目に考え出す観智に、ミオレスカはついまた口元をほころばせた。

 ――しかし、確かに、「お菓子の家」という単語から、庭や公園までを想定した家造りをする人はそうそう多くない、気はする。
 エルフハイムを訪れたことはないが、それらしい家を作ってみたいと悪戦苦闘しているのは夜桜 奏音(ka5754)。
「エルフハイムには樹が多いですし、きっと樹の上に家がある――そんな気がします」
 適当きわまりない発言だが、その発想自体は面白いと言えるだろう。
 何しろ、樹の部分には聖輝節ならではの菓子であるブッシュ・ド・ノエルを用いているのだから。木の枝の間にはタルト・タタンに耐久性を加える為のアメ加工して板のようにしたものを床板としてはり、家自体は中に入れるようにした、樹の色に近づけた特大ビスケットを使ったお菓子の家。……って随分大きくないか? という疑問はさておき、耐久性の面においては当然人が入れるわけもないので、飴細工を使って内装やチューダ人形を作って飾っている。
 扉や窓もしっかり、硝子を入れるような場所にはアメ細工でそれらしいものを作る丁寧さ。
 匠の技という言葉が、だれもの脳裏によぎる。
 奏音の作るそのスケールのすごさに、圧倒されてしまうのも無理はない話だ。
 横を通りかかったチューダも、他の参加者達も、さすがにこれにはびっくり仰天という様子で、目をまん丸くしたあとにきらきらと輝かせ、そしてまじまじと見つめている。
「これはすごい大作ですね……!」
 言われて悪い気のしない奏音。途中は他の参加者たちにも手伝ってもらいながら、なんとかパーティ開始までには完成にこぎ着けることができそうだ。
 ブッシュ・ド・ノエル風のロールケーキを使った家――というのなら、アルス・テオ・ルシフィール(ka6245)、通称ルーシーも負けてはいない。
 奏音の作るケーキのスケールに驚かされつつも、ルーシーのこしらえる『お菓子のおうち』のコンセプトは、ずばり『ちゅーちゃんと一緒にすむおうち』だ。
 ちゅーちゃんとはチューダのことに他ならない。大幻獣とじっさいに一緒に住むなんて現実にはなかなか叶うことではないが、あくまでこれは夢のハウジング、そのくらいの夢を見るのも楽しいというものだ。
「にゃふぅ。せっかくならいっしょに住んじゃうにゃ。その方が楽しいにゃ♪」
 言いながら、ルーシーはロールケーキの側面を、だいしょうくりぬき、木のうろを彷彿とさせる空間を作る。それらは家の扉と窓。
扉にはクッキー、窓にはウェハースをつかい、丁寧にデコレーションしていく。ミントの葉っぱをつかって木の芽吹きを表現しながら、彼女は楽しそうに鼻歌を歌う。
「くっきーどあに、うぇはーすのまど、そこからのぞいているのはだぁれ♪」
 そして、砂糖菓子でこしらえたチューダとパルムを、その傍にある小さな庭に飾る。
「ちゅーちゃんとぱるむ、仲良しにゃん♪ あたしとちゅーちゃんも仲良しにゃん♪」
 砂糖菓子のチューダのそばには、ベリーやナッツをちりばめていく。そこに、白玉粉をかけてカロリー控えめの雪化粧。
 じっさいチューダ姿を模したアメ細工や砂糖菓子は今年の聖輝節における人気菓子のひとつらしく、今回のパーティにも何人かが持ち込んでいたりして、それだけでもなかなかに華やかさがある。
 ルーシーもできばえにはかなり自信があるらしく、満足顔でそのケーキを見つめるのだった。

 いっぽう、料理はからっきし――と自分で言い切っているのは大伴 鈴太郎(ka6016)、名前は少年めいているがれっきとした十代の少女である。まあ、若干ヤンキーはいっているのは、自覚しているようだが。
(この前はいっぱいチューダ君にもふらせてもらったかンな……こんどはオレはご馳走してやンぜ!)
 工作にはそれなりの自信があるらしい鈴太郎、さっそくいろいろと考え始める。
(憧れの……かぁ。丘の上の白い家……庭ではワンコを飼って……子どもは、う、ふ、二人……? って、ババババカ! なに考えてンだオレは!)
 考え始めたのが憧れの未来(?)になっていたので、慌てて火照った顔を慌ててぶんぶんと横に振る。
 とりあえずはクッキーなどを貼り合わせた土台を作っていく。……ものの、その時点で既に雲行きが怪しいのは、本人もなんとなく気付いている。大まかな形をクッキー生地などで作った上から生クリームをごてごてと塗って白壁の家に変えていく。
(あれ……ちっと歪んでッかな? まぁ、手作り感っつーか……こんくらいのほうが味もあるってもんだろ、菓子だけに、な……)
 面白いか判らないことを胸の中で思いながら、完成した家は、決して見映えがいいものではない。それでも、自分でこしらえたというのがなんとも嬉しくて、得意げに鼻を鳴らす。
(あとでチューダ君に食べてもらおう! いちばんに、な!)

(世界には美味しいものが沢山あるけれど、べつにそう言うものが食べられなくてもいいの。ふだんから飢えないだけの食事が出来ていれば、それですごく幸せなの)
 心優しい少女のディーナ・フェルミ(ka5843)は、そんなことを考えながら材料になるさくさくのクッキーを人数分集めて、ふわふわと笑みを浮かべる。
 優しい、優しすぎるくらいに優しい彼女の主張は、しかし口にすると逆に話した相手に驚かれ……いや、どん引きされてしまうことも少なくない。
 無償の愛情や博愛精神というものは、得てして理解されにくいものなのだ。聖導士の一部が持ち得やすい感情ではあるが、それをじっさいに実践できるかというと、それには困難がつきまとうのも間違いのない事実で、だからなかなか口に出せぬものも多い。
 ディーナはそれを口にするが、だからこそ悲しみが彼女を襲うこともままある。……まあ、彼女の食に関する意識は、『食べられるか否か』が中心なので、また変わってくるのであるが。
 先ほどのさくさくクッキーで屋根と壁を作る。繋ぎにはジャムを使い、可愛らしいおうちの完成だ。さすがにサバイバル料理で飾り付け……はしない。けれど、その雰囲気は、森の恵み豊かな場所で家族が仲良く暮らせるような――そんな素朴な優しさが、垣間見えた。
「みんなの完成も、楽しみなの!」
 ディーナの顔に、浮かぶ笑顔。
 また、リアリュール(ka2003)の脳内に浮かんだのも、『森を感じられる家』。本音を言えば大樹のなかに住みたいけれど、それは難しいだろう、と考えたのだ。
 ……もっとも、ブッシュ・ド・ノエルを使った大胆な樹の家を作った面々もいるから、そのへんは気にしなくても良かったのかも知れない、と、リアリュール自身もあとから思いはしたけれど。
 事前に用意してきたのは、飴の細い糸をつかって隙間を広めに作った、中空の球体。飴独特の薄い黄色がてらてらと光るが、中はうっすらと透けて見えるのが特徴的だ。
 そこに扉や窓を開け、なかにはマジパンで作った木目調のベッドや、切り株をイメージしたテーブルと椅子を配置する。
 地面は、抹茶で緑色に仕上げたマジパンだ。それに串でつついてやれば芝生のように見える。その上に粉砂糖をまぶし、雪景色に変えていく。聖輝節は雪のシーズンのイベント相まって、雪景色にする人がやはり多いらしい。
 そしてさらにはキューブ状にしたチョコに、クッキーやマシュマロ、パイ、ゼリーやスポンジ等などをつかって樹を作る。家のまわりに数本、ツリー状に重ねていくのだ。味付けは、果物の実がごろっと入ったジャムを使う。そしてさいごに、泡立てた生クリームを、その木の上から雪に見立ててのせて――完成である。
「森の中の家、と言ってもいろいろなパターンがあるの、ね。同じようなコンセプトでも、みんな少しずつちがうもの……」
 リアリュールが周囲のケーキを見てふっと息をつくと、近くにいたディーナが、
「それでも、その人なりの思いが込められたケーキなの! すてきなの!」
 そう言ってにっこり笑うものだから、リアリュールもつい、つられて小さく微笑んだ。

 そんな横でぎらぎらとオーラを発散しているのは――星野 ハナ(ka5852)、花も恥じらう面食い乙女。
「うふふふ~、全力を出しますよぅ!」
 そんなことを言いながらてにしているのは何とも大きなバスケット。なかには色とりどりのシュガーフラワーが山のようにあり、他にも『いかにも四人家族です』といったマジパン人形が四体。それに詰め込み用のチョコマシュマロやアーモンドプードル、これらもかなりの量である。
「ふふふ、フラワーの乾燥には数日かかりますしぃ、クッキーに傾注したかったのでぇ♪」
 そう言ってにこっと笑うハナ。でもいかんせん、そのオーラをぬぐい去ることができないあたり、なんともはや、という感じではあるが。
 彼女が土台として用意したのは抹茶で緑に色づけされた厚でのクッキー、パイ型で抜いても直径は二十センチはあるのではなかろうか。更に、普通のクッキー生地をわざわざこのために自作した片上を使って窓やドア二軒分切り抜いていく。屋根用のクッキーにはココアを少々混ぜ込み、角の柱には棒チョコクッキーを用いる。
 土台となった抹茶クッキーには粉砂糖を丁寧に振りかけ、窓のある壁部分のクッキーには、先にくりぬいておいた窓部分に溶かした飴を流し込んでいく。
 家の各所はチョコペンを使ってつなぎにし、軽く手で押さえながら丁寧に組み立てていく。これもまた観智のような手の込んだジオラマっぽい感じではあるが、その外に置くマジパンやシュガーフラワーなどが、どこかあたたかさを醸し出している。
 家のなかにはお菓子がぎゅうぎゅうと詰め込まれ、更に家が完成したその上にもう一回り大きな家が十字になるように被せられた。
 準備段階からかなり手の込んだ一品であることは、端から見ても明らかである。
「ハナさんのおうち、とても素敵なの!」
 ディー長めをきらきらと輝かせながら、褒め称えた。ハナも僅かに照れくさそうに頬を染め、でも嬉しそうににっこり笑って頷いた。

 ――純和風の家――
 それを考えたのは、十野間 灯(ka5632)。リアルブルー出身の、女性らしい丸みを帯びた、けれど無駄のないからだつきの女性である。見た目に反してこれでも可愛らしいものが大好き、という彼女は、今回のパーティにチューダがいると知ってやってきたわけだが、さてお菓子のおうちで思い付いたのが、かつてリアルブルーで暮らしていたような純和風の二階建て。
 と言ってもそれを完全に再現するのは至難の業で、ひなたぼっこをするのに最適な長い縁側と純和風の庭園、それに窓際の一室を作るくらいの心づもりらしい。
 持参したアメ細工やチョコ、クッキー、それにザラメを使って和風庭園風の場所をスポンジケーキの上に作り上げる。敷石や小さな庭池、それに砂利を再現したそれらはかなりの再現度で、リアルブルー出身であるガーディナ補佐役・ジーク・真田(kz0090)が一目見て思わずなつかしそうに声を上げたくらいだ。もともと彼は日系の血を引いている。和風の家を懐かしむのも道理というわけなのだ。
 更にウェハースや抹茶クッキーをつかって縁側や畳も丁寧に再現していき、そこにマシュマロでこしらえたチューダや子どもたちがうとうと眠っているような形のミニチュアを置けば、だいたい完成である。
「……穏やかに、みんなが和気あいあいと過ごせるような日々を夢見ているの。今はまだ無理でも、そう言う世界にして行けたらいいな、ってね」
 灯はそう言って、ジークに微笑みかける。戦闘が苦手で裏方に入ったジークも、その意見にはこくこくと首を縦に振った。
 ――ところで。
 和風の家を作りたいともくろんだのは、灯一人ではない。厳密にいうと和風――というよりも東方風、と言うべきなのかも知れないが、鬼の女性でその名も婆(ka6451)、という。もともと彼女には名前はない。それゆえ様々な呼ばれ方をしてきたこともあって、ハンターとしての登録名も当時もっとも気に入っていた「婆」にしてしまったというちょっとした変わり種だ。
 年齢も定かではない。見た目は七十を超えた老女の姿をしており、その髪は白く、肌が赤いだけにいっそう際だって見えるくらいだった。
 今はずいぶんと角が丸くなったらしいが、むかしはかなりの暴れん坊だったらしく、それでも今ではすっかり縁側で茶をすするのが似合う、と本人は自称している。
「それにしてもお菓子の家、とは長く生きてきたがはじめてだのう」
 そう言いながら、用意されているクッキーやビスケットをふむふむ、と呟きながら眺め眺めている。それでも作るのが夢の家、と言うことならば是非もなく、年甲斐なく笑顔で組み立てようとしていた。
 まあ、こういう匠の技、のようなものは、逆に年齢を重ねてからの方が才能が開花する、なんてことも少なくはないのだが。
 作るのは理想の和風屋敷。
 屋根瓦はくっきー、外板や床はビスケットでこしらえる。くっつけるときは水飴を使うあたり、亀の甲より年の功、なのかも知れない。
 また、土台にしたケーキ地の庭部分には、井戸を作ろうと悪戦苦闘。これはチョコをつかって煉瓦のような雰囲気を醸し出す。
「おう、おう、これをこう、……ほれ、こう組み合わせて、のう? これで、井戸の完成じゃあ」
 婆、嬉しそうににっかりと笑う。齢七十を超えての初めてのお菓子のおうち作り、案外気に入ったようである。

 さて。
 前回のドールハウスを眺めていたのは彼だけではないのだが、グリムバルドは、
(さすがにあれと同じくらいのものは無理かも知れないが……それでもあれを目指して頑張るぜ! よし、趣味に走るぞー!)
 そう決めて、クッキーを手に取る。大まかなデザインはクッキーとアイシングで整えてから、丸太に見立てたスティッククッキーを外側にぺたぺたと貼り付けてログハウス風の一軒家が完成だ。
 そしてさくっと家を作ったあとは、ひたすらその周囲を作る。庭や、周囲の森等などだ。
 クッキーで作ったもみの木の小さな林、その中の一本のてっぺんには飴細工の星をのせてツリーに仕立て上げる。更にその周囲を、リアルブルーのクリスマスではおなじみのジンジャーマンや動物の形をしたクッキーをたてて賑やかに見せる。
 更に残りのクッキー生地をつかって作った柵でぐるっと家のまわりを囲んでみせれば、家はほぼできあがり。そこにアイシングとチョコを駆使して雪やその他の装飾を施していけば、素朴ながらも可愛らしい家の完成だ。
「だいたいみんなの家も出来てるみたいだな。……ちょっと回ってくるか」
 グリムバルドは意気揚々と、鼻歌交じりに周囲のできばえを確認に出かけた。


 鬼の青年、ゼルド(ka6476)。
 そしてエルフの少女、シルク・メイプルリーフ(ka5963)。
 二人の関係は、すこぉしばかりフクザツのようだ。
 見た目はどこぞの怪人かと見まごう姿をしているゼルドは、シルクのことを憎からず想っている、というか片想いであり、しかしながらシルクのほうはどう思っているかというと『親切なお友達』である。まだ幼さの残るシルクには、自身に向けられている恋慕の情が、あまり理解できていないのかも知れない。
 そんなわけで、ゼルドはゼルドであまり意識しすぎないように心がけながら、シルクと二人で家造りをしていく。意識してしまうと、がっちがちになってしまうのは目に見えてあきらかだからだ。
「ゼルドさんは、作りたいおうちってあるんですか?」
 シルクが無邪気に問いかけてみる。
「え……作りたいお菓子の家……そうだな」
 そこでゼルドは一瞬言葉を句切ると、
「小さいけど庭があって、家族それぞれの部屋もあって、でも寝室はみんな一緒……ってな感じで作りたい、かな」
 そう言って、僅かに頬を赤らめる。彼の住みたい家というのは、すなわちシルクと婚姻をむすび、その後のマイホーム……だからだ。
「ふむふむー、それなら生クリームのお風呂やマシュマロのお布団とかが、おいしそうで気持ちよさそうですねー」
 シルクはひょいひょいと材料をチョイスしていく。壁はクッキーを煉瓦のように積み上げ、チョコレートの屋根をのせる。
「あ、ゼルドさん。クリームとかチョコレートとか、くっついちゃってますね、舐めてもいいですか?」
 シルクは良くも悪くも純粋だ。こんなことを言って、ゼルドの指先に付いた生クリームをぺろっとなめたりするものだから、ゼルドは真っ赤になってしまう。
「でもこれで完成ですねー! 二人の家にしては、少し大きい気もしますけど」
「あ、それは……」
 まさか子どもがいたら、なんて想像をしていたなんて口が裂けても言えない。ゼルドは口元に手を当て、視線を逸らす。
(……でも、いつか)
 それでも想うだけなら、構うまい。
(いつか、ホンモノの家に、二人で住めたらいいんだけれどな……頑張ろう)
「あれ、ゼルドさん、少し顔赤くないですか? 大丈夫ですか?」
 シルクの言葉を聞きながら、ゼルドは決意をしめさんと小さく頷いた。


 そんなこんなで完成した、お菓子のおうちは大小入り乱れてガーディナのホールに埋め尽くされている。
「おおー。かわいくて美味しそうだにゃ~」
 ルーシーなどは、喜びの声を上げていた。
 そう、だれもが歓声を上げ、そして嬉しそうに笑いあって。マリィアの用意したホットワインなどを傾ける大人もいれば、ホットミルクやホットチョコレートをおいしそうに口に入れる面々もいる。
「乾杯、なんてね。……うん、美味しい」
「こちらも、まさかアルコールがあるとは思わなかったな」
 そんなふうにして笑う、グリムバルド。
「これなら熱燗もあった方が良かったかのう」
 そんなことを笑いながら言う、婆。
 そして――
「チューダ様、食べてください!」
 なんて声はあちらこちらから上がっている。ついでに、食べてもらった家の作成者に存分にもふられている。
 これは遠くないうちに、『チューダをもふもふすると御利益がある』とかなんとか、変な都市伝説も生まれかねないのではないだろうか。
「リムネラさんも、たまには息抜きしてね。最近は無理してないかなって、心配だったの」
 イスカが声をかけ、キララも
「うむ、ご多忙そうじゃが、だいじょうぶかの?」
 と声をかけてくれる。
「アリガトウ、大丈夫デスよ。確かニ、ここのトコロ色々あったケレド、皆サンのおかげデス」
 そう微笑み返すリムネラは、やはり柔らかい笑みをたたえている。この一年を振りかえれば、確かに様々な事件が多発していた。辺境に限らず、このクリムゾンウェストを揺るがすような大事件も。
 それでも、彼女がなんとか頑張って来れたのはハンターたちのおかげなのだと、改めて頭を下げる。
 そんな中、ひとりすっとチューダのそばに近づいた青年。
 理知的な眼鏡を付けた、まだ年若いリアルブルー出身の青年――雪都(ka6604)。彼は静かな声で、チューダに砂糖細工の家を差し出しつつ、そして問うた。
「尋ねたいことがあるのですが、答えてもらえますか?」
「ふむ? 我輩でよければ、答えるのであります!」
 チューダの言葉にあんどしたのか、雪都はひとつ息をついて、そして尋ねる。
「……俺はかつて、人気のある有名人と似た容姿のせいで期待され、同時に憎悪されていました。そんな風貌ゆえに人目を避けて過ごしていた俺と違い、『見た目の可愛さ』を前面に押し出して人を集めているチューダ様は、どうしてそうも明るく振る舞っていられるのですか?」
 ――とても難しい問題である。
 チューダはたしかに、自身の可愛さにあぐらを掻いている部分も多い。それが人気とイコールかはともかく、そう見られがちなのもおおよそ気が付いてはいる。
 しかし、それをまっすぐに尋ねてくる雪都は、きっとこれまで、その容姿で随分と悩んできたのだろう。確かに、リアルブルーの出身者からすれば、雪都の見た目は彼の地の有名アーティストにうり二つで、はじめは本人と勘違いした、なんて人もいるくらいだ。
 それでも――
「……そうでありますな。我輩は確かにかわいいのであります。でも、我輩からその可愛さを奪っても、『我輩』は『我輩』以外の何者でもなくて、唯一無二なのを自分で判っているのであります。そして我輩は、我輩のすべきことも、重々承知しているから――と、答えておくであります」
 チューダの、いつもよりも真面目そうなまなざし。
 雪都ははっと息をのんだ。彼の背にのしかかっていたのは、押しつけられる理想や、外見と中身とのギャップから生まれる失望。
 それを、チューダは理解した上で、自分を強く持つことこそを第一に考えているのだといったのだ。
 ……無論、この言葉がチューダの気まぐれのひとつである可能性も高い。それでも、雪都はこの答えにどう感じ入ったのか。
 彼は、小さくありがとう、というと、またすっと隠れるようにしてパーティの壁の花に戻っていった。
 それにしても、チューダのもふもふを堪能したい面々の多さにはチューダ自身もため息ものだ。
「リムネラ、助けてくれ、でありますー!」
 さすがに疲れたチューダがそんな弱音をあげても、
「フフ、チューダ様も楽しそうで何よりデス」
 リムネラはまったく気にしていないようだが。
 でもまあ、どんどん食べて、と勧められ、言われるままに食べていくチューダは、やっぱりいつものチューダで。
 パーティ直後のチューダの体重は……あえて口にすまい。


 ――そして宴も終わりを迎える。
 食べきれなかったお菓子のおうちは、多くがガーディナに寄贈された。
 むろん、一部はチューダ個人にも寄贈されているが。
 チューダもまたなんぞかあればリゼリオに来ると言って、聖地に戻っていった。土産のケーキはきっと、聖地の巫女たちも喜んで食べたことだろう。
 もうすぐ新年。
 でもこの楽しい宴は、きっと何時までも思い出に残るのであろう。
 そう、きっといつまでも。

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参加者一覧

  • 聖なる焔預かりし者
    瀬織 怜皇(ka0684
    人間(蒼)|18才|男性|機導師
  • 【魔装】の監視者
    星輝 Amhran(ka0724
    エルフ|10才|女性|疾影士
  • 緑龍の巫女
    Uisca=S=Amhran(ka0754
    エルフ|17才|女性|聖導士
  • 止まらぬ探求者
    天央 観智(ka0896
    人間(蒼)|25才|男性|魔術師
  • よき羊飼い
    リアリュール(ka2003
    エルフ|17才|女性|猟撃士
  • 師岬の未来をつなぐ
    ミオレスカ(ka3496
    エルフ|18才|女性|猟撃士
  • 友と、龍と、翔る
    グリムバルド・グリーンウッド(ka4409
    人間(蒼)|24才|男性|機導師
  • 青い鳥の補給兵
    十野間 灯(ka5632
    人間(蒼)|28才|女性|聖導士
  • 想いと記憶を護りし旅巫女
    夜桜 奏音(ka5754
    エルフ|19才|女性|符術師
  • 灯光に託す鎮魂歌
    ディーナ・フェルミ(ka5843
    人間(紅)|18才|女性|聖導士
  • ベゴニアを君に
    マリィア・バルデス(ka5848
    人間(蒼)|24才|女性|猟撃士
  • 命無き者塵に還るべし
    星野 ハナ(ka5852
    人間(蒼)|24才|女性|符術師

  • シルク・メイプルリーフ(ka5963
    エルフ|18才|女性|魔術師
  • 友よいつまでも
    大伴 鈴太郎(ka6016
    人間(蒼)|22才|女性|格闘士
  • 魅惑のぷにぷにほっぺ
    アルス・テオ・ルシフィール(ka6245
    エルフ|10才|女性|霊闘士
  • 婆の拳
    婆(ka6451
    鬼|73才|女性|格闘士
  • ヒーローはバイクに乗って
    ゼルド(ka6476
    鬼|20才|男性|格闘士
  • チューダの弟子
    雪都(ka6604
    人間(蒼)|19才|男性|符術師

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/12/20 12:02:38
アイコン チューダさまと憧れハウジング
ディーナ・フェルミ(ka5843
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|聖導士(クルセイダー)
最終発言
2016/12/20 12:05:20