ゲスト
(ka0000)
【陶曲】ジェオルジの笛吹き男
マスター:深夜真世

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加制限
- -
- 参加人数
- 5~8人
- サポート
- 0~0人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2017/08/22 12:00
- 完成日
- 2017/09/06 02:04
このシナリオは5日間納期が延長されています。
みんなの思い出
思い出設定されたOMC商品がありません。
オープニング
【同盟】集団行方不明各地で ジェオルジの丘陵村
梨の収穫が本格化した同盟領農業推進地ジェオルジで最近、住民の行方不明者が続出している。被害のあった村は複数で、子どもを中心に大人や高齢者も含まれるという。各村によると、数日にわたり複数人がいなくなるのではなく一度に三人から八人がいなくなる。ひとたび被害があれば数日後にも同じ被害がある。事件は夕方に集中しているため各村で警戒を強めつつ、注意を呼び掛けている。ハンターにも依頼する予定。
事件のあった村はいずれもジェオルジの中心地から離れた丘陵部。梨や桃などの収穫が本格化し観光農園目当てや避暑地として外部からの出入りも多くなる季節で、観光馬車のほか吟遊詩人なども集まる。
各村の調査によると、村内の行方不明者の住所はその村の特定の場所に固まっているわけではなく幅広いという。失踪者が最後に目撃された場所は道ばたや家屋の中など。日々の生活の中からの突然の蒸発で、外部からの流入者や馬車が増えるとはいえ事件当時にあからさまに不審な様子は周囲に見られなかったとされる。自発的な行動であれば説明も付くが、あまりにも人数が多い。半面、強制的な誘拐と考えるには件数の多さに対してそれらしい痕跡がないと不思議がられている。
捜査に当たった自警団などは、多くの人数が広い範囲で消えてその後の消息が全くつかめない事を指摘し、「面妖にもほどがある」。一部の村では「歪虚に食われるなど痕跡の残らない事態になっているのでは」と、ハンターへの依頼を検討している。
また、事件前後に盗難事件も発生している。先の春郷祭で販売されたとされる「壁掛け猫」が、設置した塀や軒先から消えているという。「出掛けてくる」と言ったまま行方不明となった少女が、壁掛け猫を大事そうに抱えて出てそれきり帰ってこないという報告も複数集まっている。
●
「どひー」
とあるハンターオフィスで南那初華(kz0135)が書類を手にし、眉の根をしわくちゃに寄せまくっていた。
「この記事にある『壁掛け猫』って、私たちが委託されて販売した陶器製のブサカワ猫ちゃんのことだよねぇ?」
「もしかしなくてもそうです」
初華に記事を見せたオフィス係員娘は冷たく言い放った。
いや、すぐに口調を改めたぞ?
「あ、初華さんたちを責めるわけではないです。あの時は堕落者『火付けのY』の仕掛けた放火装置撤去を依頼した人物から、ついでに壁掛け猫の販売を委託されたので」
「でも、事件に関わってるっぽいよね?」
「壁掛け猫のある家の人だけが行方不明になっているわけではないのでなんとも言えません。子どもが持ち出したのも、出掛けるときには常に一緒という子もいます。ただ……」
気に病む初華を気遣う係員が口調を改めた。
「ただ?」
「初華さん、自分たちが一生懸命売った物だから気になるでしょう? この依頼、受けてみますか?」
「もちろん!」
というわけで、先日被害がありこれまでの事例からまた被害のあるとおぼしき村に赴き事件解決する人、求ム。
梨の収穫が本格化した同盟領農業推進地ジェオルジで最近、住民の行方不明者が続出している。被害のあった村は複数で、子どもを中心に大人や高齢者も含まれるという。各村によると、数日にわたり複数人がいなくなるのではなく一度に三人から八人がいなくなる。ひとたび被害があれば数日後にも同じ被害がある。事件は夕方に集中しているため各村で警戒を強めつつ、注意を呼び掛けている。ハンターにも依頼する予定。
事件のあった村はいずれもジェオルジの中心地から離れた丘陵部。梨や桃などの収穫が本格化し観光農園目当てや避暑地として外部からの出入りも多くなる季節で、観光馬車のほか吟遊詩人なども集まる。
各村の調査によると、村内の行方不明者の住所はその村の特定の場所に固まっているわけではなく幅広いという。失踪者が最後に目撃された場所は道ばたや家屋の中など。日々の生活の中からの突然の蒸発で、外部からの流入者や馬車が増えるとはいえ事件当時にあからさまに不審な様子は周囲に見られなかったとされる。自発的な行動であれば説明も付くが、あまりにも人数が多い。半面、強制的な誘拐と考えるには件数の多さに対してそれらしい痕跡がないと不思議がられている。
捜査に当たった自警団などは、多くの人数が広い範囲で消えてその後の消息が全くつかめない事を指摘し、「面妖にもほどがある」。一部の村では「歪虚に食われるなど痕跡の残らない事態になっているのでは」と、ハンターへの依頼を検討している。
また、事件前後に盗難事件も発生している。先の春郷祭で販売されたとされる「壁掛け猫」が、設置した塀や軒先から消えているという。「出掛けてくる」と言ったまま行方不明となった少女が、壁掛け猫を大事そうに抱えて出てそれきり帰ってこないという報告も複数集まっている。
●
「どひー」
とあるハンターオフィスで南那初華(kz0135)が書類を手にし、眉の根をしわくちゃに寄せまくっていた。
「この記事にある『壁掛け猫』って、私たちが委託されて販売した陶器製のブサカワ猫ちゃんのことだよねぇ?」
「もしかしなくてもそうです」
初華に記事を見せたオフィス係員娘は冷たく言い放った。
いや、すぐに口調を改めたぞ?
「あ、初華さんたちを責めるわけではないです。あの時は堕落者『火付けのY』の仕掛けた放火装置撤去を依頼した人物から、ついでに壁掛け猫の販売を委託されたので」
「でも、事件に関わってるっぽいよね?」
「壁掛け猫のある家の人だけが行方不明になっているわけではないのでなんとも言えません。子どもが持ち出したのも、出掛けるときには常に一緒という子もいます。ただ……」
気に病む初華を気遣う係員が口調を改めた。
「ただ?」
「初華さん、自分たちが一生懸命売った物だから気になるでしょう? この依頼、受けてみますか?」
「もちろん!」
というわけで、先日被害がありこれまでの事例からまた被害のあるとおぼしき村に赴き事件解決する人、求ム。
リプレイ本文
●
依頼のあった村へと向かう馬車の中で。
「むぅ、まさか相手に利用されるなんてね」
狐中・小鳥(ka5484)が唇を尖らせていた。
「しかも思いっきり頑張ってたくさん売っちゃったよねー」
隣に座る南那初華(kz0135)が、がくーと頭を垂れている。
「壁掛け猫さんを売った手前、頑張るしかないけど……」
さらに隣に座るメルクーア(ka4005)がぴらっと紙を取り出した。報告書である。
「壁掛け猫の流通ルート、不明だって」
先にギルドに聞いたのだが、芳しくなかったようで。
「連続行方不明事件。数も多いすし、結構でかい事件っすね」
今度は反対に座る無限 馨(ka0544)が軽薄そうに腕を頭の後ろに組み、足を組み直し言った。
「同盟各地で頻発してる村人を操る事件と関係してそうね」
馨の隣に座るカーミン・S・フィールズ(ka1559)は逆に、体を小さくして組んだ両手に顎を可愛らしく乗せている。足元には愛犬のシェパードが大人しく「待て」の状態。
「初華さんは幾つ猫を売りましたか? Yの意趣返しなら、その全部にネジが入っていたかもしれません」
ここで突然、穂積 智里(ka6819)が身を乗り出す。
「ほへ、ネジ? なんで?」
「焼成する陶器にコオロギが入ってるよりはあり得ます。最近フマーレで話を聞く、ネジっぽい歪虚が入っていたんじゃないかという気がします……」
「ええと、振って音はならなかったし……」
外から埋めてあるかも、と宙を見上げて想像する智里。
「確かに、壁掛け猫ちゃんに虫が入るような穴は無かったはずよ」
メルクーア、それをいうならコオロギも、と付け加える。
「訳分かんねーけど、ヴォイドっぽいってんだろ」
錯綜する話を岩井崎 旭(ka0234)が荒っぽくまとめた。
「とにかく行けば誘拐犯の正体やら被害者やらは見つかるだろ。てか、行かなきゃ始まんねー!」
「そうそう。何かしら痕跡は残るもの」
肌白の少女、アタナトイ・ブリゲイド(ka6464)が静かに同意する。
「行方不明になった人達の痕跡がどうだったのかを、自警団に訊いてみたいな」
隣に置いたギター「ジャガーノート」のハードケースに肘を乗せて思うところを話す。肩のフェレットが遊ぶように肘まで移動する。
「俺も自警団のとこに行って詳しい話を聞きたいっす」
馨、のけぞっていた姿勢から前屈みに。どうやら乗って来たようで。
「私は観光農園を当たってみるわ」
「こっちは壁掛け猫から出てきたっていう虫を調べたいわね」
カーミンとメルクーアも予定を話す。
「とにかく、一つは買い取って割ってみましょう」
智里の提案に皆が頷く。
「でも行方不明事件……何が狙いなんだろう。人を集めてるのかな??」
汗たら~な小鳥。
「ヴォイドの誘拐だろ?」
「それだけの人数を何のために拐ったのか、だね」
旭の声に馨が反応。
「人そっくりの歪虚を作るため……たしか金髪の女性が子供を誘拐した話もあった気がします」
「そうだとしても痕跡がないってのがね」
別件を思い出した智里に、今回は人数が多いからと言葉を濁すアタナトイ。
皆、押し黙った。
「まあ、今回火付けのYは関係なさそうだし、操られているのが濃厚かな、かな?」
「……何とも、嫌いなものたちばかりね」
小鳥の言葉。そしてそれまで黙っていたアリア・セリウス(ka6424)が口を開いた。瞳を閉じ、「人を操るに、血濡れの歌姫と殺戮脚本家に、火付けの怪盗……」などの呟きが続けて口の中で消えている。
(同盟のこの地と、吹き抜ける風は好き。だからこそ、もう火事で煤けたものも、血の匂いが混ざったものも、流れないように)
そこまで思って目を開ける。
「探しましょう。まずは、そうならない為の可能性を。叶える為の、何かを」
皆、頷く。
何を言いたいのか、何となく伝わったから。
●
やがて村に到着。
まずは壁掛け猫を一つ入手した。
「そういえば、火付けのYの仕掛けた蝋燭は、壁掛け猫と似た流通ルートだった、とかはないの?」
アリア、猫の陶器を前に聞いてみた。
「どっちも不明、という意味では一致してたわねー」
「そう……」
猫を抱いていたメルクーアが答えると、アリアが炎のようなオーラを出した。ソウルトーチだ。
「変化、ないですね」
屈んで猫を覗き込んでいた智里が眼鏡のずれを直す。
「中に生きた虫が入るってことは普通ねーよなぁ」
「そーだよねー」
うーんと唸る旭に、ちょっと貸してと初華。で、おもむろにぶんぶん上下に振り始める。
「……あれ? 前と違って中に何かあるっぽい」
「これは割るしかないわねー」
メルクーアが初華の抱く猫を、ナックル「ヴァリアブル・デバイド」で正拳突き!
ぱかん、と陶器割れる。初華、突然の衝撃にびっくりして涙目。
「あ、出てきました!」
智里は出て来た小さなコオロギを目で追い観察する。
「今度はどうでしょう」
アリア、再びソウルトーチ。
コオロギ、アリアの気配に反応するように反対側に逃げた!
「これで最終確認だよ!」
小鳥、いつものようにチャイナドレスの裾から太腿をちらりんしながら脚を上げ、功夫シューズ「真火」を振り下ろす。
果たして、足を上げると……。
「……決定、だよな?」
地面につぶれたコオロギはしばらくするとマイナスマテリアルとなり霧散。これを見た旭、トランシーバーで連絡する。
「あ」
初華は割れた陶器を確認中。
「目のところに穴があって、粘土を詰めて塗り直してる……」
「そこからマイナスマテリアルを充填して数か月でコオロギに実体化した、みたいな形かしらね?」
メルクーアも屈んで確認。
そこへ旭からの連絡を受けた馨とカーミンが戻ってきた。
「自警団の中にも行方不明者がいるから混乱してるみたいっす」
「村の入り口に交代で立つようにしてるらしいんだけど、そこでいなくなった自警団の人もいるらしいわ」
二人の情報。自警団の見張りは自発的に空いた時間でやっているとのこと。
「じゃ、分担してそのあたりにいればいいわけだ……ボクは調べたいことがあるけど」
アタナトイが立ち上がり西を向く。智里とアリアが頷く。
「私もあるわね」
カーミンは背を向け東に。馨と旭もぽんぽんと手を払い動き出す。
「じゃ、初華さんたちと北に行くんだよ」
小鳥はメルクーアと初華の背を押しながら北に行くのだった。
●
で、村の東側の道。
「そうすか。いなくなった子、よく荒野に探検に行ってたんすね」
馨がぬいぐるみを抱いた女の子の傍にしゃがみ、一緒に村の外を見ていた。
「うん……もしかしたら帰って来るんじゃないかな、って」
「その子、猫の陶器は抱いてたっすか?」
「男の子だもん、そんなことなかったよ。……でも、おうちのがなくなったって」
「そっすか。きょうは俺がついてあげるっすけど、早めにおうちに帰るっすよ?」
「早く帰るよう言われた……おにいちゃん、私の代わりに見ててくれる?」
「ああ、約束っす。」
女の子は満足そうな笑顔を浮かべて帰って行った。
入れ替わりにカーミンがシェパードとともに。
「それ、なにすか?」
「観光客が来るはずね……ジュースとクッキーあげたらお礼にもらったわ」
どうやら観光農園で情報収集したらしい。
「内部から馬車での梨の出荷、にはチェックが甘いはず。行方不明の人も馬車に隠れて『出荷』されてる可能性があるから、確認と警戒をお願いしておいたわ」
「す、鋭いすけど……」
「まあ、管理はしっかりされてたから大丈夫そうだったけどね。礼儀正しい人が多いわ」
カーミンの言った隣で馬車が出ていく。御者などは手を振っている。先に話した人たちだろう。
その時、トランシーバーから連絡が。
「不審な馬車を見つけたぜ」
旭からだ。
とりあえず東側の道筋を歩き、イヌワシのジェローを飛ばして視覚共有し周囲も探っているのだ。
「了解す」
「ちょうど猫を抱いた人が来たわ。挨拶もしないし、つけてみるわ」
応答した馨の横からカーミンが通信イヤリングで口を出す。馨、改めて振り返ると猫を抱いた男の子と、それについて歩く老人を確認した。
追跡すると……。
「よっ。あれだ」
旭が岩場に隠れていた。
「なるほど。あの御者、草笛を吹いてるわね」
「トランスキュアで……ん、操られてるっぽい」
「でも、すぐにまた子供と老人の様子が戻ったすね。やっぱあの笛すか」
隠れたカーミン、旭、馨の三人。被害者が御者の笛吹き男に近付いたところで頷き合い突撃した!
●
こちら北側。
「この先は森だから危ないよね~」
村の入り口で初華がぽそり。
「意外と馬車がポイントかもよ? 敵が中に入ってるとか」
「あ、ちょっと待ってだよ!」
メルクーアがいたずらそうに初華に言ったところで小鳥が駆け出した。
村から馬車が出ようとしているのだ。
「自警団から頼まれて中を確認させてもらってるんだよ」
「ああ、ご苦労さん」
「自警団からも行方不明が出てるんじゃ自分で警備できないからね」
小鳥が馬車の中を覗くと果実酒の出荷のようだった。不審がられないのは自警団にも被害があったから。
「そうか」
小鳥の後ろからこの会話を聞いて、メルクーアが呟いた。
「猫の中の虫の音か何かに操られてるの、一人ってわけじゃないのか」
「ほへ? どゆこと?」
「消えた自警団ってのもこうして出ていく人に声掛けしていたから、じゃない?」
聞いた初華、この説明に納得。
その時、壁掛けの子を抱いた主婦が何も持たない主婦たちを連れて村を出ようとしていた。
「メルクーアさん、お願いするんだよ!」
「任せて。弱めに、エレクトリックショック!」
小鳥が呼び、メルクーアが正気にさせようとする!
そして、西側。
「あ。アタナトイさんが戻ってきました」
双眼鏡で村の外を広域に監視していた智里が声を上げた。
「何か収穫ありそうかしら?」
「不機嫌そう、ですね」
聞いてきたアリアに返す智里。
で、戻ったアタナトイ。
「痕跡はあるんだよ。道を歩いたあと、外れて川辺に行く足跡……これ見よがしについてる」
冗談キツイぜ、とため息。
「その川は?」
「子どもたちの遊び場みたいだね。馬車も河原に下りて馬に水を飲ませるみたい」
「あ、そうではなくその先です」
智里、詳しく聞いてみる。
「もちろん調べたよ。深みがあって向こうには渡れないんだってさ。確かに向こうに痕跡はなさそうだった……そういうのもヒントだけどね」
アタナトイ、抜かりはない。
そこに子供たちが戻ってきた。
「お姉ちゃん、さっきも会ったね!」
そう言って村に戻って来る。どうやら川で遊んでいてアタナトイと話をしたようだ。
「もう夕暮れですからね」
「子どもたちは誘拐騒ぎがあっても、遊び場だけは確保したいから集まって川辺に遊びに行って、暗くなる前に帰るみたいだね」
智里とアタナトイの話す横で、アリアがふと気付いた。
村から出ようとする男性と壁掛け猫を抱いた子供だ。
「……誰そ彼その、逢魔ヶ刻ね」
アリア、そう呟いてぼんやりした表情の子どもから猫を取り上げようとした。
「待ってください。……二人、ですよね? 金髪の女性か、確認したいです」
「ふぅん? 確かに二人ならボクたちで守れるね」
智里の提案にアタナトイが乗った。
●
操られた二人について行くと、アタナトイが先に調べた河原に来た。
そこには草笛を吹く陶器人形のような御者と馬車があった。
「ホントに笛を吹いてるよ……」
「子供がいなくなる時間帯を読み切ってこんなに大胆に……」
呆れるアタナトイに感心する智里。
が、隠れている目の前で操られた二人に陶器人形が近付いているぞ?
「楽器鳴らすのはそっちだけじゃねぇさ。さぁ、復讐者の行進だ!」
アタナトイ、ジャガーノートをハードケースから出してかき鳴らす。
そして天を仰ぐようにして静かに独唱するのだ。
「……それはとある女のしがない惨劇――」
瞬間!
彼女のフェレットに魔力が宿り、肩から下りると毬のように弾みながら陶器人形まで直進して体当たりした。完全な不意打ちとなった。
「しっかりして。これは買い取ります!」
智里はジェットブーツで二人を保護。壁掛け猫は取り上げる。
しかし、敵はそれだけではなかった!
――がら……。
馬車が動き出したのだ!
いや、止まった。
傾いたッ!
「……馬車が怪しいのは気付いていました」
アリアである。軽やかにステップして近付き腰を落として大太刀「破幻」を振るい車輪を砕いた!
「――導たれ、光と歌よ」
もう一度、織花・祈奏。車輪をもう一つ砕き、完全に移動不可能にした!
同時期、東では。
「させないすよーっ!」
「取り上げれば効くだろ?!」
馨が敵の前に身を投げ出し、背後で旭が子供の手から壁掛け猫を取り上げ壊し、トランスキュア。
「くっ!」
敵は棒きれで打ちかかってきたが馨が魔導槍「ネーベルナハト」を掲げ防ぐ。
しかし、その横から馬車の馬が突っ込んで来た!
――すとん、ふわっ……。
それは、風に舞う花びらのように一瞬だった。
「あら、花の乙女をあまり本気にさせないで?」
カーミンが手裏剣を投げまるでゴムに引かれるように一瞬で馬に近寄ると突撃をいなしてその勢いで馨を突撃ルートから攫って逃げた。もちろん老人と子供は旭が保護してルートから外れている。
「訳分かんねーけど、でかいのはもらったー!」
旭、魔斧「モレク」をぶん回して車体全体で口を上けた馬車に突っ込む!
「カーミンちゃんに感謝するっすよ!」
馨は槍を構え、異様な雰囲気になった馬に突撃!
「花言葉は、『一緒に踊って』」
カーミンは全速力で駆け抜けながらすれ違いざまに手裏剣で斬りかかる!
そして、北。
「ええと、こっちに行こうとしてたよね?」
「猫ちゃん持ってるから襲ってくると思うけど」
小鳥とメルクーアが森を歩いていた。保護した人は初華に預け残している。
やがて、獲物が来なくてじれたのか、こっちにやって来る陶器人形と馬車を発見。明らかに歪虚だ。
「思ったより分かりやすいわねっ!」
メルクーア、ジェットブーツから人形に鉄拳制裁。雷付き!
が、馬と馬車が離れてメルクーアを狙う。
――キン、キンッ!
「数的に不利なら纏めて叩くだけなんだよ!」
二刀流の小鳥が踊るようにステップイン!
「先にこの体全体で大口開けた馬車からだわね!」
メルクーア、横を向いて車体側面にどーん、びりびり!
「縦横無尽に切り刻んで上げるんだよ!」
直線的な馬は円運動でほんろうし、まずは人形に止めをする小鳥。
そして――。
●
「敵は誘拐じゃなくてその場で馬車が食べてたのね……」
初華、みんなから話を聞いて理解。
ほかの村にはこの報告書を知らせ警戒してもらうことになった。
後の話になるが、この一連の事件により郷祭での取扱品の一部事前確認が始まることとなる。
関連商品の流通ルートを調べようとしたことによる、大成果である。
依頼のあった村へと向かう馬車の中で。
「むぅ、まさか相手に利用されるなんてね」
狐中・小鳥(ka5484)が唇を尖らせていた。
「しかも思いっきり頑張ってたくさん売っちゃったよねー」
隣に座る南那初華(kz0135)が、がくーと頭を垂れている。
「壁掛け猫さんを売った手前、頑張るしかないけど……」
さらに隣に座るメルクーア(ka4005)がぴらっと紙を取り出した。報告書である。
「壁掛け猫の流通ルート、不明だって」
先にギルドに聞いたのだが、芳しくなかったようで。
「連続行方不明事件。数も多いすし、結構でかい事件っすね」
今度は反対に座る無限 馨(ka0544)が軽薄そうに腕を頭の後ろに組み、足を組み直し言った。
「同盟各地で頻発してる村人を操る事件と関係してそうね」
馨の隣に座るカーミン・S・フィールズ(ka1559)は逆に、体を小さくして組んだ両手に顎を可愛らしく乗せている。足元には愛犬のシェパードが大人しく「待て」の状態。
「初華さんは幾つ猫を売りましたか? Yの意趣返しなら、その全部にネジが入っていたかもしれません」
ここで突然、穂積 智里(ka6819)が身を乗り出す。
「ほへ、ネジ? なんで?」
「焼成する陶器にコオロギが入ってるよりはあり得ます。最近フマーレで話を聞く、ネジっぽい歪虚が入っていたんじゃないかという気がします……」
「ええと、振って音はならなかったし……」
外から埋めてあるかも、と宙を見上げて想像する智里。
「確かに、壁掛け猫ちゃんに虫が入るような穴は無かったはずよ」
メルクーア、それをいうならコオロギも、と付け加える。
「訳分かんねーけど、ヴォイドっぽいってんだろ」
錯綜する話を岩井崎 旭(ka0234)が荒っぽくまとめた。
「とにかく行けば誘拐犯の正体やら被害者やらは見つかるだろ。てか、行かなきゃ始まんねー!」
「そうそう。何かしら痕跡は残るもの」
肌白の少女、アタナトイ・ブリゲイド(ka6464)が静かに同意する。
「行方不明になった人達の痕跡がどうだったのかを、自警団に訊いてみたいな」
隣に置いたギター「ジャガーノート」のハードケースに肘を乗せて思うところを話す。肩のフェレットが遊ぶように肘まで移動する。
「俺も自警団のとこに行って詳しい話を聞きたいっす」
馨、のけぞっていた姿勢から前屈みに。どうやら乗って来たようで。
「私は観光農園を当たってみるわ」
「こっちは壁掛け猫から出てきたっていう虫を調べたいわね」
カーミンとメルクーアも予定を話す。
「とにかく、一つは買い取って割ってみましょう」
智里の提案に皆が頷く。
「でも行方不明事件……何が狙いなんだろう。人を集めてるのかな??」
汗たら~な小鳥。
「ヴォイドの誘拐だろ?」
「それだけの人数を何のために拐ったのか、だね」
旭の声に馨が反応。
「人そっくりの歪虚を作るため……たしか金髪の女性が子供を誘拐した話もあった気がします」
「そうだとしても痕跡がないってのがね」
別件を思い出した智里に、今回は人数が多いからと言葉を濁すアタナトイ。
皆、押し黙った。
「まあ、今回火付けのYは関係なさそうだし、操られているのが濃厚かな、かな?」
「……何とも、嫌いなものたちばかりね」
小鳥の言葉。そしてそれまで黙っていたアリア・セリウス(ka6424)が口を開いた。瞳を閉じ、「人を操るに、血濡れの歌姫と殺戮脚本家に、火付けの怪盗……」などの呟きが続けて口の中で消えている。
(同盟のこの地と、吹き抜ける風は好き。だからこそ、もう火事で煤けたものも、血の匂いが混ざったものも、流れないように)
そこまで思って目を開ける。
「探しましょう。まずは、そうならない為の可能性を。叶える為の、何かを」
皆、頷く。
何を言いたいのか、何となく伝わったから。
●
やがて村に到着。
まずは壁掛け猫を一つ入手した。
「そういえば、火付けのYの仕掛けた蝋燭は、壁掛け猫と似た流通ルートだった、とかはないの?」
アリア、猫の陶器を前に聞いてみた。
「どっちも不明、という意味では一致してたわねー」
「そう……」
猫を抱いていたメルクーアが答えると、アリアが炎のようなオーラを出した。ソウルトーチだ。
「変化、ないですね」
屈んで猫を覗き込んでいた智里が眼鏡のずれを直す。
「中に生きた虫が入るってことは普通ねーよなぁ」
「そーだよねー」
うーんと唸る旭に、ちょっと貸してと初華。で、おもむろにぶんぶん上下に振り始める。
「……あれ? 前と違って中に何かあるっぽい」
「これは割るしかないわねー」
メルクーアが初華の抱く猫を、ナックル「ヴァリアブル・デバイド」で正拳突き!
ぱかん、と陶器割れる。初華、突然の衝撃にびっくりして涙目。
「あ、出てきました!」
智里は出て来た小さなコオロギを目で追い観察する。
「今度はどうでしょう」
アリア、再びソウルトーチ。
コオロギ、アリアの気配に反応するように反対側に逃げた!
「これで最終確認だよ!」
小鳥、いつものようにチャイナドレスの裾から太腿をちらりんしながら脚を上げ、功夫シューズ「真火」を振り下ろす。
果たして、足を上げると……。
「……決定、だよな?」
地面につぶれたコオロギはしばらくするとマイナスマテリアルとなり霧散。これを見た旭、トランシーバーで連絡する。
「あ」
初華は割れた陶器を確認中。
「目のところに穴があって、粘土を詰めて塗り直してる……」
「そこからマイナスマテリアルを充填して数か月でコオロギに実体化した、みたいな形かしらね?」
メルクーアも屈んで確認。
そこへ旭からの連絡を受けた馨とカーミンが戻ってきた。
「自警団の中にも行方不明者がいるから混乱してるみたいっす」
「村の入り口に交代で立つようにしてるらしいんだけど、そこでいなくなった自警団の人もいるらしいわ」
二人の情報。自警団の見張りは自発的に空いた時間でやっているとのこと。
「じゃ、分担してそのあたりにいればいいわけだ……ボクは調べたいことがあるけど」
アタナトイが立ち上がり西を向く。智里とアリアが頷く。
「私もあるわね」
カーミンは背を向け東に。馨と旭もぽんぽんと手を払い動き出す。
「じゃ、初華さんたちと北に行くんだよ」
小鳥はメルクーアと初華の背を押しながら北に行くのだった。
●
で、村の東側の道。
「そうすか。いなくなった子、よく荒野に探検に行ってたんすね」
馨がぬいぐるみを抱いた女の子の傍にしゃがみ、一緒に村の外を見ていた。
「うん……もしかしたら帰って来るんじゃないかな、って」
「その子、猫の陶器は抱いてたっすか?」
「男の子だもん、そんなことなかったよ。……でも、おうちのがなくなったって」
「そっすか。きょうは俺がついてあげるっすけど、早めにおうちに帰るっすよ?」
「早く帰るよう言われた……おにいちゃん、私の代わりに見ててくれる?」
「ああ、約束っす。」
女の子は満足そうな笑顔を浮かべて帰って行った。
入れ替わりにカーミンがシェパードとともに。
「それ、なにすか?」
「観光客が来るはずね……ジュースとクッキーあげたらお礼にもらったわ」
どうやら観光農園で情報収集したらしい。
「内部から馬車での梨の出荷、にはチェックが甘いはず。行方不明の人も馬車に隠れて『出荷』されてる可能性があるから、確認と警戒をお願いしておいたわ」
「す、鋭いすけど……」
「まあ、管理はしっかりされてたから大丈夫そうだったけどね。礼儀正しい人が多いわ」
カーミンの言った隣で馬車が出ていく。御者などは手を振っている。先に話した人たちだろう。
その時、トランシーバーから連絡が。
「不審な馬車を見つけたぜ」
旭からだ。
とりあえず東側の道筋を歩き、イヌワシのジェローを飛ばして視覚共有し周囲も探っているのだ。
「了解す」
「ちょうど猫を抱いた人が来たわ。挨拶もしないし、つけてみるわ」
応答した馨の横からカーミンが通信イヤリングで口を出す。馨、改めて振り返ると猫を抱いた男の子と、それについて歩く老人を確認した。
追跡すると……。
「よっ。あれだ」
旭が岩場に隠れていた。
「なるほど。あの御者、草笛を吹いてるわね」
「トランスキュアで……ん、操られてるっぽい」
「でも、すぐにまた子供と老人の様子が戻ったすね。やっぱあの笛すか」
隠れたカーミン、旭、馨の三人。被害者が御者の笛吹き男に近付いたところで頷き合い突撃した!
●
こちら北側。
「この先は森だから危ないよね~」
村の入り口で初華がぽそり。
「意外と馬車がポイントかもよ? 敵が中に入ってるとか」
「あ、ちょっと待ってだよ!」
メルクーアがいたずらそうに初華に言ったところで小鳥が駆け出した。
村から馬車が出ようとしているのだ。
「自警団から頼まれて中を確認させてもらってるんだよ」
「ああ、ご苦労さん」
「自警団からも行方不明が出てるんじゃ自分で警備できないからね」
小鳥が馬車の中を覗くと果実酒の出荷のようだった。不審がられないのは自警団にも被害があったから。
「そうか」
小鳥の後ろからこの会話を聞いて、メルクーアが呟いた。
「猫の中の虫の音か何かに操られてるの、一人ってわけじゃないのか」
「ほへ? どゆこと?」
「消えた自警団ってのもこうして出ていく人に声掛けしていたから、じゃない?」
聞いた初華、この説明に納得。
その時、壁掛けの子を抱いた主婦が何も持たない主婦たちを連れて村を出ようとしていた。
「メルクーアさん、お願いするんだよ!」
「任せて。弱めに、エレクトリックショック!」
小鳥が呼び、メルクーアが正気にさせようとする!
そして、西側。
「あ。アタナトイさんが戻ってきました」
双眼鏡で村の外を広域に監視していた智里が声を上げた。
「何か収穫ありそうかしら?」
「不機嫌そう、ですね」
聞いてきたアリアに返す智里。
で、戻ったアタナトイ。
「痕跡はあるんだよ。道を歩いたあと、外れて川辺に行く足跡……これ見よがしについてる」
冗談キツイぜ、とため息。
「その川は?」
「子どもたちの遊び場みたいだね。馬車も河原に下りて馬に水を飲ませるみたい」
「あ、そうではなくその先です」
智里、詳しく聞いてみる。
「もちろん調べたよ。深みがあって向こうには渡れないんだってさ。確かに向こうに痕跡はなさそうだった……そういうのもヒントだけどね」
アタナトイ、抜かりはない。
そこに子供たちが戻ってきた。
「お姉ちゃん、さっきも会ったね!」
そう言って村に戻って来る。どうやら川で遊んでいてアタナトイと話をしたようだ。
「もう夕暮れですからね」
「子どもたちは誘拐騒ぎがあっても、遊び場だけは確保したいから集まって川辺に遊びに行って、暗くなる前に帰るみたいだね」
智里とアタナトイの話す横で、アリアがふと気付いた。
村から出ようとする男性と壁掛け猫を抱いた子供だ。
「……誰そ彼その、逢魔ヶ刻ね」
アリア、そう呟いてぼんやりした表情の子どもから猫を取り上げようとした。
「待ってください。……二人、ですよね? 金髪の女性か、確認したいです」
「ふぅん? 確かに二人ならボクたちで守れるね」
智里の提案にアタナトイが乗った。
●
操られた二人について行くと、アタナトイが先に調べた河原に来た。
そこには草笛を吹く陶器人形のような御者と馬車があった。
「ホントに笛を吹いてるよ……」
「子供がいなくなる時間帯を読み切ってこんなに大胆に……」
呆れるアタナトイに感心する智里。
が、隠れている目の前で操られた二人に陶器人形が近付いているぞ?
「楽器鳴らすのはそっちだけじゃねぇさ。さぁ、復讐者の行進だ!」
アタナトイ、ジャガーノートをハードケースから出してかき鳴らす。
そして天を仰ぐようにして静かに独唱するのだ。
「……それはとある女のしがない惨劇――」
瞬間!
彼女のフェレットに魔力が宿り、肩から下りると毬のように弾みながら陶器人形まで直進して体当たりした。完全な不意打ちとなった。
「しっかりして。これは買い取ります!」
智里はジェットブーツで二人を保護。壁掛け猫は取り上げる。
しかし、敵はそれだけではなかった!
――がら……。
馬車が動き出したのだ!
いや、止まった。
傾いたッ!
「……馬車が怪しいのは気付いていました」
アリアである。軽やかにステップして近付き腰を落として大太刀「破幻」を振るい車輪を砕いた!
「――導たれ、光と歌よ」
もう一度、織花・祈奏。車輪をもう一つ砕き、完全に移動不可能にした!
同時期、東では。
「させないすよーっ!」
「取り上げれば効くだろ?!」
馨が敵の前に身を投げ出し、背後で旭が子供の手から壁掛け猫を取り上げ壊し、トランスキュア。
「くっ!」
敵は棒きれで打ちかかってきたが馨が魔導槍「ネーベルナハト」を掲げ防ぐ。
しかし、その横から馬車の馬が突っ込んで来た!
――すとん、ふわっ……。
それは、風に舞う花びらのように一瞬だった。
「あら、花の乙女をあまり本気にさせないで?」
カーミンが手裏剣を投げまるでゴムに引かれるように一瞬で馬に近寄ると突撃をいなしてその勢いで馨を突撃ルートから攫って逃げた。もちろん老人と子供は旭が保護してルートから外れている。
「訳分かんねーけど、でかいのはもらったー!」
旭、魔斧「モレク」をぶん回して車体全体で口を上けた馬車に突っ込む!
「カーミンちゃんに感謝するっすよ!」
馨は槍を構え、異様な雰囲気になった馬に突撃!
「花言葉は、『一緒に踊って』」
カーミンは全速力で駆け抜けながらすれ違いざまに手裏剣で斬りかかる!
そして、北。
「ええと、こっちに行こうとしてたよね?」
「猫ちゃん持ってるから襲ってくると思うけど」
小鳥とメルクーアが森を歩いていた。保護した人は初華に預け残している。
やがて、獲物が来なくてじれたのか、こっちにやって来る陶器人形と馬車を発見。明らかに歪虚だ。
「思ったより分かりやすいわねっ!」
メルクーア、ジェットブーツから人形に鉄拳制裁。雷付き!
が、馬と馬車が離れてメルクーアを狙う。
――キン、キンッ!
「数的に不利なら纏めて叩くだけなんだよ!」
二刀流の小鳥が踊るようにステップイン!
「先にこの体全体で大口開けた馬車からだわね!」
メルクーア、横を向いて車体側面にどーん、びりびり!
「縦横無尽に切り刻んで上げるんだよ!」
直線的な馬は円運動でほんろうし、まずは人形に止めをする小鳥。
そして――。
●
「敵は誘拐じゃなくてその場で馬車が食べてたのね……」
初華、みんなから話を聞いて理解。
ほかの村にはこの報告書を知らせ警戒してもらうことになった。
後の話になるが、この一連の事件により郷祭での取扱品の一部事前確認が始まることとなる。
関連商品の流通ルートを調べようとしたことによる、大成果である。
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相談卓 アタナトイ・ブリゲイド(ka6464) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2017/08/22 07:26:10 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/08/18 20:31:31 |