浄化と討伐と檜のお風呂

マスター:馬車猪

シナリオ形態
ショート
難易度
やや易しい
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
多め
相談期間
5日
締切
2014/12/09 22:00
完成日
2014/12/17 20:06

みんなの思い出

思い出設定されたOMC商品がありません。

オープニング

 リアルブルーの銭湯にそっくりだった。
 騎士は半年締め切られていた扉を押し開け中に進入する。
 良質の金属同士がぶつかり合う音が連続して響く。
 騎士の足下に大量の針が落ちた。
 ブーツで足跡を刻み込みつつ攻撃が来た方向へ向け前進。目を狙った針だけかわし、分厚い鉄製小手で覆われた手を振り下ろす。
 生き物に喧嘩を売る形の小人雑魔が潰れて消えた。
「ふむ」
 騎士が目を細める。
 ここは放棄されて半年の別荘だ。
 もとの持ち主は裕福な王国貴族であり、リアルブルーにあるという大浴場を見本につくったらしかった。
 しかし完成直後に急死し、後継者は使い道を思いつけずに放置。その後周辺で不注意による馬車の事故や天候が原因の商店の倒産などが続き、すっかり人の気配がなくなってしまった。
 そんな状況ではよくないものがたまってしまう。
 数日前、念のために派遣された貴族私兵数名が幽霊っぽく見えた雑魔に驚き逃げ帰り、怯えきった貴族が伝を使って王国騎士を招いて現在に至るというわけだ。
「どうすべきか」
 確か教会に頼むか大規模なお祭りで浄化すれば解決したような、と思った時点で新たな気配に気づく。
 脱衣場に積まれた籠の陰に、最初に見たのより一回り小さな雑魔が現れていた。
 小人雑魔の口がすぼめられる。凶悪な輝きの針が撃ち出される。
 騎士は手で払うだけで完全に防ぎきり、近づいて粉砕しようとして危うく籠とその隣の棚を粉砕しかかってしまった。
「卑怯な」
 単に騎士が不器用なだけである。
 騎士は戦闘ではなく銭湯を壊さないことに細心の注意を払い、1時間近くかけてようやく雑魔の処理を完了する。
 が、そのときには新たな雑魔が生じ、ちくちくと針を飛ばしてきていた。
 騎士は肩を落として出入り口へ向かう。
 背中に針が当たるがめり込みすらせず床に落ちていく。
 扉を閉めて頑丈な鍵をかけ直すと、騎士はハンターに依頼するためギルド支部へ駆けて行った。

●浄化と討伐とお風呂
 妙に軽快な音を伴い、新たな3Dディスプレイが現れた。
 檜風呂を満喫するパルムが一瞬だけ表示され、すぐに完全武装の騎士の映像に切り替わる。
『雑魔の討伐と可能な範囲での浄化を頼む』
 画面が分割され、現地の状況が詳しく表示されていく。
 その場にいたハンターが、たまたま近くにいたクルセイダーにたずねた。
「浄化って出来るの?」
「私は儀式に詳しくないので……。討伐後の再発を防ぐために、陽性のお祭りをすることもありますけども」
 騎士は画面向こうの反応を気にせず説明を続けている。
『現場では定期的に雑魔が発生している。雑魔討伐と並行し清掃または建物破壊を行い、2度と雑魔が発生しないよう手配してくれ』
 唐突に映像が変化する。
 ちょっと立派な格好をした、エクラ教っぽい人だ。
『補足説明いたします』
 地元の教会勤めの司祭と自己紹介して、額の汗を拭き拭き詳しく説明してくれた。
 地元教会が浄化する場合は周辺地域に派遣中の人員を引き上げることになり、怪我人を放置したり重要な行事をほったらかしにすることになりかねない。
 だからハンターだけで何とかして欲しい。物資やコネの面では協力するから、ということらしい。
「銭湯と工事?」
「浄化なんだから銭湯……ここ銭湯だよな? 銭湯に人が集まるよう整備しなくちゃならんわけだから」
 ハンター達が顔を見合わせそそくさと去っていく。
 敵は弱く報酬は多くても面倒すぎる。
 司祭は落ち込んだ顔で一礼して消えた。
 3Dディスプレイでは、複数のパルムが檜風呂で楽しそうに泳いでいた。

リプレイ本文


「風呂だぜ、フロ! 目指すは一番風呂だ!」
 lol U mad ?(ka3514)が鼻歌交じりに鍵を開ける。
 入り口は和風とも王国風ともつかぬ引き戸で、適度に力を込めると妙に懐かしい音をたてて動いた。
 埃が鼻を刺激するが耐えられないほどではない。
 一歩、二歩と一見無造作に踏み出して棚へ近づき、高いところから低いところへとハタキで埃を落としていく。
 薄氷 薫(ka2692)はlolをその場に残して奥へ進む。
 うっすらと埃の積もった湯船は全て檜だ。1つ1つのパーツが非常に大きく、リアルブルーで買おうとすればどれほどの値段になるか想像もつかない。
「保存状態が良くても、結構経ってるしな」
 即座に戦闘行動に移れる準備をした上で、水を出し入れするための管を確認する。
 ろくに使われていないのだろう。劣化は無視できる程度だった。
 ロッソで少量譲ってもらった重曹を使って管を含む湯船の清掃を開始する。相変わらず雑魔の動きは全く無かった。
 それから数時間後。1度閉めた引き戸の向こうに2つの影が現れた。
「ゴミを捨てて来たぞ」
 最初に入ってきたのはカエデ・グリーンフィールド(ka3568)だ。
 艶のある黒髪としっとりとした肌は純和風美少女。ただし出身はクリムゾンウェストだ。
 続くのはイーディス・ノースハイド(ka2106)。カエデよりも背が高く、几帳面にまとめた銀髪と騎士的装備一式をまとう元グラズヘイム王国騎士団所属のハンターである。
 こちらは純洋風だけれども、年頃の女性らしく風呂に対する興味は非常に高い。
「いーところに来た」
 lolが湯船の中から声をかけてくる。
 湯船とはいっても湯は張られておらず、半年ぶりに水を通した管からは薄い茶色の冷水がちょろちょろと流れてきている。
 檜を傷つけないためブラシを使わず雑巾で地道にゴミを取り除いているあたり、風呂に対する理解がとてつもなく高い。
「そろそろ来るぜ」
 イーディスが真剣な表情でうなずき盾を構えて前進する。
 足下から鼻のあたりまで隠す巨大さだが、彼女にとっては使い慣れた装備であり苦などない。
 脱衣所の片隅に積まれた籠が崩れ、雑魔が現れる。
 小人サイズにしては異様な高速で飛びかかる雑魔を盾で押しとどめ、ショートソードで鋭い一撃をくれてやる。
 きいと悲鳴を投げて転げて落ちる。雑魔の右足から勢いよく体液が飛び散り、籠を汚す前に宙でとけていく。
 刀の一閃。それまで必死に逃げようとしていた小人が止まり、体液と同様に薄れて消えた。
「面倒な」
 カエデは日本刀を鞘におさめ形の良い眉を寄せた。敵は弱い。弱いが掃除等の作業と並行して相手にするのは予想以上に面倒そうだ。
「本格的に流してくれ」
 lolが建物の外へ声をかけ湯船から出る。
 湯船は最初と比べると別物のように綺麗で、流れてくる水の濁りも急速におさまっていく。
「ピッカピカに磨き上げろよ? 神の息子も飛び込みたくなる位にな!」
 lolは実に楽しげに1度水拭きした壁をから拭きする。
 カエデとイーディスは1度視線をかわし、負けじと掃除道具を手に取りお風呂復活活動へ参加した。


 街と言える規模の集落で、1つの噂が急速に広がっていた。
 先代領主が建てた訳の分からない建物にハンターが向かった。しかも、矢弾ではなく掃除道具を街で買っていた。
「なんだと思う?」
「分からね」
 先代の死以降暗い話題が続いているせいか、住民同士でかわされる会話に覇気がない。
 そんな辛気くささを吹き飛ばす、軽快な三味線サウンドが木霊する。
「一日の疲れを癒せる、素敵な場所がありますよー」
 音の源はリェータ・メルクーリ(ka1937)。
「催しものをしますから、よってらっしゃいみてらっしゃい!」
 街を練り歩きながら三味線演奏と明るい口上を同時にこなしている。
「お風呂ですよー!」
 音楽と声が住民の心を浮き立たせる。
 ただ、風呂が何を示すのかよく分かっていない。この街では風呂といえばサウナであり、確かに快適だがここまで宣伝するものではない気がするのだ。
「チラシをどうぞっ」
 フィーネル・アナステシス(ka0009)が愛想良くプリントを配る。
 リアルブルーの銭湯とパルムを見事に合成した一品である。
 受け取った男性は、特に胸を強調している訳でもないのに強調された胸に引きつけられていた。
「まあ、お湯に入るのっ?」
 受け取った女性は男性に肘鉄をくらわせつつ目を輝かせている。
 サウナと湯船に優劣はない。しかしこの地で珍しいのは後者で、パルムの表情を見る限りではとんでもなく気持ちよさそうだ。
 女性の盛り上がりに気付いた、通り周辺の店の人間や通行人が次々集まってくる。
「枚数はありますから……」
 フィーネルにとっては違和感が強い、男女とも水着をつけた混浴チラシを渡す。チラシの種類は様々だ。時間で交代する男湯や女湯での裸の付き合いに、さらに深い付き合いの何かまであった。
「あ、これ違いますね」
 深すぎるプリントを自分の胸に挟んで隠蔽する。
「なんだなんだ」
 貴族風の中年男が通りの向こうから歩いてくる。
 少し遅れて、フィーネルと数名の兵士が続いていた。
「お館様!」
「ご無沙汰しております!」
 住民達が姿勢を正して中年を出迎える。その顔には自然な笑みが浮かんでいて、立場に対する敬意以上のものが向けられているのがよく分かった。
「ほう、これが」
 この地の領主がプリントを受け取り目を細めた。
「現実の光景を組み合わせたものです」
 イーディスが礼儀正しく説明し、フィーネルが次々にプリントを領主に手渡す。
 冷えた牛乳を美味しそうに飲むパルム、ほろ酔い加減でトイレに向かうパルム、番台で入浴料を受け取るパルムなど、言葉を連ねるより分かり易い銭湯の解説だった。
「有料かね」
「はい。風呂には衛生面を向上させて病気を減らす効果があります。管理人の給与や整備の費用を税でまかなう公共施設にしても、無駄な投資にはならないと思われます」
 従騎士時代を思いだし、イーディスはうやうやしく頭を下げた。
「ま、よかろう。春までは費用は私持ちで運営するといい」
 領主は領民の歓声に見送られ、傲然と胸を反らし去っていった。


 本来なら領主よりの布告が張られるはずの掲示板に、期間限定無料銭湯のポスターが貼られている。
「久しぶりの暖かいおふろ~」
 ミノア・エデン(ka1540)は緑の瞳を輝かせている。
 両手に抱えた袋の中身は石鹸と飲み物。全て浴場とその周辺に置くための物だ。
「いいな~」
 たまに天然の温泉に出かけてはいるが、暖かさに加えて石鹸とシャンプーと風呂上がりの冷たい牛乳があるのが銭湯だ。想像するだけで体の芯から温かくなってくる。
「『あ、そこのお人。お暇でしたらお風呂経営に一役買いませんか?』」
 ミノアの注意はポスターに引きつけられすぎ、背後で行われる巧妙かつえげつない勧誘に気づけていなかった。
「『ちょっと掃除とか頑張るだけの簡単なお仕事です!』」
 単なる王国地方都市では珍しいエルフが歌って踊って注意を惹きつけ、本気になれば老若男女を問わず破滅に導く口で誘導する。
「『詳しくはぐぐ……じゃなくて、このチラシをご拝見くださいなー。明日からお願いしますねー』」
 ほほほとわざとらしい笑い声と軽い足音が近づいて来た。アナベル・ラヴィラヴィ(ka2369)である。
「『みーのあさんっ。買い物終わったら一緒に帰ろっ』」
「うん」
 2人はお風呂用の荷物を分け合って、楽しげに語らいながら仕事場へ向かう。
 浴場の周囲は寂れきっている。しかしハンター達が来る前とは違い、人と場所を滅びに向かわせる気配が薄れていた。
「ただいまー」
 引き戸を開け靴を脱いで、荷物を置いて湯船に向かう。
「おとなしくしてください!!」
 パルム柄の洗面器が床と水平に飛んできた。投げたのはリェータから逃げている小さな雑魔だ。
 アナベルは自然な動きでミノアを盾にする。無論ただ盾にしたのではなく、プロテクションでミノアの体を守護してその上得物……パルム洗面器を光の精霊力で強化している。
「角に追い込ん……危なっ」
 ミノアは洗面器で雑魔の頭を肩にめりこませたが、綺麗になりすぎた床に足を滑らせかけてしまう。
「私も加わり」
 試しに張られた湯からざばぁと立ち上がるフィーネル。胸の大きさに負けてひらりと落ちていくタオル。
「『あーっ! 私が最初にどぼーんしたかったのにっ』」
 すぽぽぽんと脱いで華麗に跳躍するアナベルが、見事に着水して大量のお湯を湯船から追い出しだ。
 溢れるお湯が重傷小雑魔を流す。
 ようやくリェータが追いつき、風呂を人質に逃げ続けていた雑魔があっさりと止めを刺され、消えていった。
「出禁になりたいか」
 カエデがメッと注意をした。彼女のうしろには設置がおわったばかりのカウンターがある。番台として使われる予定だ。
 表には図解で銭湯入浴法を貼り付けている。これならおっちょこちょいでも見落とさないだろう。
「『ごめんなさい』」
 湯船の中で正座をするアナベルを見て、カエデはまあよいとうなずき脱衣場と湯船を遮る仕切りを立てる。
「シャワーがあればな」
 色々調達したら予算が尽きた。シャワーが設置されるとしても来年になる。
 ひとつ大きな息を吐いて建物の中を見渡す。
「これがジパングの銭湯か」
 重々しく、けれど笑顔でうなずいて、男性陣がいないことを確認し脱衣、湯をかけ、体を洗い、お湯の中へ。
 心地よい熱が全身に染みこんで心身の疲れを癒す。
「良いね」
 イーディスは髪を結った上で顎まで湯に浸かっている。ほんのり赤いうなじが色っぽかった。
「はぁ~極楽なのです~」
 リェータの瞳は潤んでいる。なにせ雑魔を警戒しながら掃除と工事とその他色々で12時間超だ。いくらハンターでも疲れてしまう。
「明日から営業開始ですね~」
 コーヒー牛乳は足りるかなとぼんにやり考えていると、ミノアがあっと声を上げて立ち上がった。
 お湯が揺れる。しっとりとした青髪がひろがりミノアの膨らみを隠す。
「あそこ凹んでいる」
「え」
「うむ?」
「『ほんとだ』」
 隅の方、本当に見つけにくい場所に、鉄靴でついたらしい足跡があった。
 この場にいる女性陣の足跡でもないし、現在外で作業中の男性陣のものでもない。ハンターの前に来て雑魔を倒しきれなかった騎士のものだった。
「もー、仕方ない」
 タオルを巻いて掃除道具入れへ向かい、ささっと掃除をしてから薄い板と釘と金槌を持つ。ハンターなら無視できる凹みも普通の客には大怪我のもとに成りかねないので、今のうちに直しておくしかなかった。
 皆の協力も得て短時間で終わる。
 改めて湯に入ると、天井から透明なしずくが落ちて澄んだ音を立てていた。
「『風呂酒ならぬ風呂牛乳も乙なもの……あっ』」
 アナベルの瓶入り牛乳2本がリェータとカエデによって回収される。
 2人は同時に瓶を上げて乾杯のかわりにし、そっと口を付けてまだ冷えている中身を飲み干していく。
 コーヒー牛乳は、暖まった体に鮮やかに染みこんでいった。


 翌日。
「畜生」
 lolは鼻息荒く装備を脱ぎ捨て籠に入れた。
 女性が見たら黄色い悲鳴間違い無しの姿で湯船に近づき体を流し、透明で底まで見える湯船に体をつけた。
 ふぅ、と甘い息がこぼれる。
 夕方から翌朝まで討伐と掃除と補修工事、その後は宣伝や開業準備に従事していたのだ。体力的には問題なくても疲れはする。
「ったく」
 体は快適でも表情はしぶい。
 女性陣は工事の仕上げと掃除を完璧にしたので今の風呂は女性陣が入ったときよりも快適だ。
「一番風呂……」
 でも一番風呂は特別だ。
 長い足を伸ばし吐く息は、ちょっとだけ苦かった。
「おい」
 水しぶきに気づいて手を伸ばす。
 はしゃいでいたパルムを摘んで湯船の縁へ。じろりと睨む。パルムは少々どころでなく反省が足りない態度で再び湯に入った。
 拳骨でもくれてやろうかと拳を固めるより前に、引き戸の開く音と大勢が近づいてくる気配があった。
「本来ならエクラ教の方が浄化するべきなのでしょうが……」
 最初の一般客を導くのは薫だ。
 古傷のある右目は覚醒の影響で機能を回復し、普段より迫力が減じて案内人らしい雰囲気になっている。
 パルムが慌てて湯に潜って底からクリスタルを持ってくる。
 清い湯に濡れた水晶がうっすらと光り、半年近く続いた薄闇の終わりを告げているようだ。
「リアルブルーの文化を取り入れたこの建物ゆえ、リアルブルー出身の私が浄化させて頂きます」
 薫がマテリアルヒーリングを使う。
 筋肉質の体が暖かな光に包まれ、エクラ教で言う光に祝福されているように見えた。
 場の浄化に対する直接的な効果は全くないのだけれども、こういうのは気分の問題だ。光に効果はなくても客達を喜ばせ、喜んだ結果場が明るくなり浄化が進む。
「わたしの見立てですが、この湯には健康増進効果があるようです」
 調子に乗ってパルムが大口を開けて湯に飛び込んだ。
「湯に入っても、水の代わりに飲んでもその効果はあるでしょう」
 腹をふくらませてキノコが湯に浮かぶ。
「いっそ街の名物にしたらいかがでしょうか?」
 客の半数、大通りで店を構える商人達が目を光らせた。
「いいですな」
「領主様の許可を得る必要はありますが」
「ええ、是非」
 始まった商談は、遠くから聞こえて来た三味線の音で強制的に中断させられる。
『皆さ~ん。もう少しで男湯から女湯に変わりますよ』
 リェータの声は、街の女性達の歓声にかき消された。
「いかんっ。時間をかけすぎた」
「かあちゃんに怒られちまう」
 lolが肩をすくめて湯からあがり、街の男達が半裸の冷えた体で脱衣所に向かっていった。

 この日から無料の銭湯の営業が始まり、街の中での雑魔の活動が限りなく0に近づいた。

依頼結果

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MVP一覧

重体一覧

参加者一覧

  • 断罪の炎
    フィーネル・アナステシス(ka0009
    人間(紅)|18才|女性|魔術師
  • サバイバー
    ミノア・エデン(ka1540
    人間(紅)|16才|女性|闘狩人
  • 【結晶】いただきます!
    リェータ・メルクーリ(ka1937
    人間(紅)|16才|女性|闘狩人
  • 鍛鉄の盾
    イーディス・ノースハイド(ka2106
    人間(紅)|16才|女性|闘狩人
  • 歌とダンスと芋煮会
    アナベル・ラヴィラヴィ(ka2369
    エルフ|16才|女性|聖導士
  • 不器用、なれど優しき言葉
    薄氷 薫(ka2692
    人間(蒼)|25才|男性|闘狩人
  • Two Hand
    lol U mad ?(ka3514
    人間(蒼)|19才|男性|猟撃士

  • カエデ・グリーンフィールド(ka3568
    人間(紅)|13才|女性|霊闘士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 【相談卓】混浴かな?
薄氷 薫(ka2692
人間(リアルブルー)|25才|男性|闘狩人(エンフォーサー)
最終発言
2014/12/09 21:50:35
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2014/12/07 20:36:27