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【羽冠】グランドシナリオ「繭に響く鼓動」作戦概要

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エリオットとシャルシェレット卿……あの小僧どもが動けぬことを良いことに、誰も彼もがこれ幸いと騒ぐ。
随分と舐められたものだな、王女殿下と我が騎士団も。

――剣を掲げよ!!
貴族も歪虚も只人も、混沌の今に何の関係があろう。己の剣の向く先へ、各個が歩を進めるのだ。

グラズヘイム王国騎士団団長:ゲオルギウス・グラニフ・グランフェルト

更新情報(5月30日更新)

【羽冠】グランドシナリオ「繭に響く鼓動」の作戦概要を公開!
それに合わせましてグランドシナリオの戦況や状況解説を更新しました!
▼【羽冠】グランドシナリオ「繭に響く鼓動」▼

▼【羽冠】グランドシナリオ 情報▼
 
 

あらすじ

ヘルメス情報局の報道に端を発した騒動により王都にまで押し寄せてきた数千の人々と、その裏に見え隠れする煽動者。
王都の水源を襲った、大公マーロウの手の者と思しき襲撃者たち。
そのどちらもが王都を混乱に陥れる一手であり、王都の人々を人質に取るような手段でした。
水源施設の奪還は別働部隊に任せ、システィーナ・グラハム(kz0020)は王都に押し寄せた者たちの説得のため第六城壁へ出向きます。
しかしそこには数千の人々と――マーロウ本人の姿がありました。
政略結婚の打診という形で旗幟を明確にして以降、初めて直接対峙する二人でしたが、その主義主張を戦わせる間もなくさらなる混乱が王都を襲うことになります。
王都内と、王都外。二つの傲慢(アイテルカイト)集団が、意図してなのか偶然か、ほぼ同時に強襲してきたのです――。

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作戦概要

人間同士の争いにより混乱極まる中、王都内と王都外にほぼ同時に傲慢の歪虚たちが攻め寄せてきました。
王都内を駆け回って狂乱の坩堝を作り出している集団と、王女のいる王都第六城壁に空から急襲を仕掛けてくるラスヴェート・コヴヘイル・マーロウを中心とした飛翔騎士団。
前者はその正確な目的こそ不明ですが王都全域を壊滅させ得るほどに街を食い破っており、後者は王女の危機という国の存亡に関わる状況です。
両者ともに迅速な排除が求められる戦場でしょう。

またどちらの戦場にも歪虚だけでなく多くの人々もまた入り乱れるように存在しています。
味方である者、敵である者。保護せねばならぬ者、打ち倒さねばならぬ者。混迷を極める戦場で、彼らの存在は非常に厄介になる可能性を孕んでいます。歪虚を討伐するかたわらで彼らをどうするのか、それも無視できない焦点の一つになるかもしれません。
そして選択肢2においては、大公マーロウという政敵の存在もまた、政治的に重要な点となります。彼をどうするのか、何を話すのか、それは皆さま次第です。

これまでのグラズヘイム王国を強く導いてきた両翼――へクス・シャルシェレット(kz0015)とエリオット・ヴァレンタイン(kz0025)の欠如と、その隙を衝くように迫り来る歪虚や貴族。
脅威を退け“羽化”を果たすことができるかは、ハンターたちに懸かっていると言えるでしょう。

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作戦行動選択肢

選択肢1:王都防衛(担当MS:赤山優牙

この作戦には、ユニットに搭乗や同行等での参加はできません。
難易度が高い作戦です。死亡・再起不能など覚悟の上、参加をご検討ください。

王都内に出現した傲慢歪虚を討伐あるいは撃退します。
広い王都内に不規則に出現した傲慢歪虚は、出現位置で大暴れした後、王都内を蹂躙すべく、目につく者に襲い掛かっています。
不利になったら逃亡するという事はなく、戦闘になれば、自身が消滅するまでハンターに立ち向かってきますが、知能自体は高い様子です。
また、傲慢能力により、暴徒と化した一般市民等の存在も確認されています。
これら、傲慢歪虚の討伐と一般市民の避難、暴徒対応などがハンター達に課せられた大事な役目です。

更に強力な歪虚も確認されています。何かの目的を持って行動しているようです。
ハンター達が王都防衛に手間取っていると、強力な歪虚は目的を達成してしまいます。
それは、王国にとって、極めて重大な結果に繋がります。
限られた戦力をどう割り振るか、連携が求められる選択肢となります。

選択肢2:城壁防衛(担当MS:京乃ゆらさ

この作戦には、通常のハンターでも、ユニットに搭乗しても参加が可能です。

王都第六城壁の防衛です。
第六城壁上部歩廊には外に集まった数千の人々を説得しようと出向いた王女システィーナ・グラハムがおり、同じ所にウェルズ・クリストフ・マーロウとその手勢もいます。
ラスヴェート・コヴヘイル・マーロウと飛翔騎士たちは現在のところ空から歩廊や外の人々に攻撃を加えていますが、戦況によっては陸戦に移行することもあるでしょう。ラスヴェート本人は歩廊に固執しますが、『爺』は飛翔騎士を率いて適宜移動します。
つまり歩廊は、システィーナとその護衛/ウェルズ・クリストフ・マーロウとホロウレイド騎士団/ラスヴェートと飛翔騎士が入り乱れる狭い戦場となっています。どの陣営の護衛戦力も少数精鋭で非常に危険で、また城壁という構造上細長い作りであるため護衛しづらい戦場と言えます。
加えて、歩廊は王女とマーロウの両者がいる政治的な場でもあります。この選択肢において『大成功』を目指す場合、この政治的な場でもあるという点が重要になってくるでしょう。
CAMやゴーレム等も歩廊で戦闘可能ですが、何体もの機械ユニットが横並びで戦う余裕はありません。

第六城壁の外には王都第七街区が広がっており、数千の暴徒および多くの住民がいます。
ここは王国西部リベルタース地方からの難民等が住み着いた街で、その住居の多くが天幕から普通の家屋へと変わりつつあるところでした。
街の一部は暴徒や飛翔騎士に破壊され、城門近辺は特に被害が大きくなっています。
暴徒をどうにかして迅速に落ち着かせることが城壁上部歩廊の状況に影響する――かもしれませんし、しないかもしれません。何もしなければ、騎士団と衛兵が制圧することになるでしょう。

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友軍情報

■王国騎士団
王国騎士団現団長ゲオルギウス・グラニフ・グランフェルト率いる王国軍主力です。
本作戦では王都防衛の白の隊、および遊撃的決戦戦力の黒の隊が参戦します(赤の隊、青の隊は王国各地に派遣中)。

・白の隊
防衛戦に長けた部隊であり、ハンターにも劣らぬ精鋭部隊です。しかし王都・王家直轄領だけでなく王国に住む人々を守ることに誇りを持つ部隊であるため、今回の暴徒相手では本領を発揮することは難しいでしょう。
とはいえ混戦の中に入り混じる歪虚を相手にする分には本来の強さを発揮できるため、動き方によっては重石のように重要な役割を果たすことができるでしょう。

・黒の隊
厳しい選考を乗り越えたハンターを含む部隊であり、それ以外の隊員もまた個性豊かな強さを持つ決戦部隊です。その個性故に、歪虚と同時に非覚醒者をも相手しなければならなくなる可能性のある今回では、どれだけの隊員が参戦するか定かではありません。隊長のエリオット・ヴァレンタイン(kz0025)が謹慎しており、全体を掌握できる者がいない点も大きいです。
しかしひとたび参戦し、標的を定めたならば、無類の強さを発揮するでしょう。

■聖堂戦士団
本来は聖堂戦士団長ヴィオラ・フルブライト(kz0007)が率いる聖導士主体の聖堂教会の戦力ですが、本作戦では彼女がイスルダ島遠征で不在のため、彼女の部下が数人で率いています。
しかし聖堂教会内部においてへクス・シャルシェレットやエリオット・ヴァレンタインへの不信感、ウェルズ・クリストフ・マーロウによる同調工作があったため、消極的なサボタージュ等が発生しています。聖ヴェレニウス大聖堂から王都第二街区までの範囲ならばそれなりに行動できていますが、それすら信頼しづらい状況です。第二街区より外に関してはほぼ動けていないと言えるでしょう。

■侍従隊
侍従長マルグリッド・オクレール率いる王女システィーナ・グラハムの近衛隊です。
構成員は全員女性で、その多くが覚醒者ですが、定員が50人という数的な不安があるため王女の護衛以上の行動はできないでしょう。またその護衛にしても、対歪虚戦闘の経験は他と比較すれば少ないため、今回のような状況では絶対の信頼は置けません。
隊の中では侍従長の実力が一つ抜けていますが、それも熟練のハンター1人と同等といった程度でしょう。

■王都衛兵
王都内を警備している兵士、衛兵は独自に行動しています。
また事前情報により完全な不意打ちにはなりませんでしたが、 覚醒者の数が非常に少なく現場と本部で指示系統が寸断されているため、助力は望めないでしょう。

■一般国民
彼らは逃げ回ったり、屋内に避難したりと、バラバラに行動しています。
中には勇敢にも武装して敵と立ち向かっている者もいるかもしれませんが、基本的には戦闘力は皆無です。
気持ちを同じくする保護対象と言えるでしょう。

■ゲオルギウス・グラニフ・グランフェルト
グラズヘイム王国騎士団現団長。非覚醒者ながら智謀や諜報、調整等の騎士らしからぬ部分を武器にのし上がってきた老騎士。
その本領は直接戦闘ではなく裏方仕事や指揮能力にあるのですが、今回は王女の傍につくのが近衛とはいえ歪虚との戦闘経験が少ない侍従隊だけになることを危ぶみ、騎士を率いて自らも王女に随行して前線に参戦しました。
本人は非覚醒者であり、老齢であるため対歪虚・対覚醒者では非力ですが、非覚醒者の一般人や戦士相手ならば熟練した技を見せてくれるでしょう。
本作戦では選択肢2にて、王女の傍で戦うことになっています。

■へクス・シャルシェレットkz0015
港街ガンナ・エントラータの領主。王家の傍流であるシャルシェレット家の現当主。
貴族でありながら【第六商会】という商会を展開しており、同時に王国のユニオン【アム・シェリタ】の責任者でもあり、更に覚醒者でもある、幅広く活躍する謀略家です。
しかし今回は三ヶ月の眠りから目覚めたばかりであり、王都の貴族街にあるシャルシェレット邸で療養中の身です。謀略ではありません。正真正銘ベッドの上の人です。
……目覚めてすぐ、何かを邸に運び込んでいたようですが……。

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敵軍情報

■幼い少女&甲虫歪虚
極めて強力な傲慢歪虚です。何かの目的があって王都内に潜入しています。
王都内の混乱が収まらない限り、王都から引き上げる事はありません。
なので、王都内での戦闘が長引けば、目的を達成させられてしまいます。その場合、依頼結果が『大成功』にはなりません。
選択肢1登場します。

■傲慢歪虚
王都内に出現している傲慢歪虚です。数も出現位置もバラバラで規則性はありません。
混乱する城下町で傲慢歪虚を見つけ出して討伐していかなければなりません。
選択肢1登場します。

・ピヤーダ
傲慢兵士。フルフェイスを被ったような漆黒の人型歪虚。サイズ1。
剣や槍、弓、魔導銃っぽいもので攻撃を仕掛けてくる。傲慢特有能力は【懲罰】を使用。魔法も使ってくる。
最大の特徴としては存在数が多い事。

・アスブ
傲慢騎士。漆黒のケンタウルスのような姿。馬に騎士鎧を纏った人型の上半身。サイズ2。
剣や槍、弓、魔導銃っぽいもので攻撃を仕掛けてくる。傲慢特有能力は【強制】【懲罰】を使用。魔法も使ってくる。
最大の特徴としては、その機動力。移動力は最低でも8以上が目安。

・ファルズィーン
傲慢貴族。色とりどりな装飾品を身に纏う、漆黒の人型歪虚。サイズ1。
近接、射撃、魔法などあらゆる攻撃を高次元で繰り出してくる。傲慢特有能力は【強制】【懲罰】を使用。
アスブやピヤーダを多数、召喚する能力もある。

■ラスヴェート・コヴヘイル・マーロウ
王国暦1009年ホロウレイドの戦いにて戦死した当時のマーロウ家当主。ウェルズ・クリストフの息子。
当時の家臣をそのままアイテルカイトの配下とし、一軍を率いていると思われます。
主にイスルダ島内で目撃されていましたが、今回突如として王都を急襲してきました。その目的は不明ですが、システィーナ・グラハムを狙っていることだけは確かです。ウェルズ・クリストフとその私兵にも手を出していることから共闘しているわけではないようですが、彼とその配下が急襲したせいで場の混乱がより大きくなったため、結果としてウェルズ・クリストフ陣営に多少利する状況となっています。
自らも飛翔しますが、今回は飛翔する騎馬を駆って参戦しています。
選択肢2に登場します。

▼判明している特殊攻撃
強制・対象変更 傲慢歪虚固有スキル【強制】を用い、攻撃対象を強制変更させる。
強制・決戦 傲慢歪虚固有スキル【強制】を用い、配下の者たちに全力を出させる。
懲罰 傲慢歪虚であるため、保有していると思われる。
決闘 短い間、他者からの物理的な横槍を防ぎ1vs1の状況を作り出す。対象との間に人や壁等の障害物があると使用不可。
周囲に黒い風が渦巻き、ラスヴェートの能力が向上する。
突撃 騎乗状態で直進して強烈な突きを放つ。
??? 腰元に革袋を装備しており、何らかのアイテムが幾つか入っていると思われる。

■飛翔騎士
ラスヴェート率いる歪虚騎士団です。団員には飛翔できないタイプの歪虚騎士も存在しますが、今回参戦するのは全て飛翔騎士であり、かつ飛翔する馬に騎乗しています。ラスヴェートをお館様と畏れ、慕っているようです。
各人の能力はそれなりに幅があるものの、基本的にはよく訓練された騎士であり、生前の性質を活かした軍としての連携もなかなかのものです。しかし傲慢(アイテルカイト)と化したことからそこに多少の綻びはあると思われます。
爺(じい)と呼ばれる老騎士がラスヴェートの副官として参戦しています。
選択肢2に登場します。

■ウェルズ・クリストフ・マーロウ
グラズヘイム王国南部、シエラリオ地方に広大な領地を持つ大貴族。
以前より諸侯と連携しながら王家との距離を測っていたが、1017年のいくつかの事件を機にその動きを活発化させ、今回の一連の流れに繋がりました。
その根本には歪虚への憎悪と“千年王国への”忠心があるようですが、システィーナには血以外の価値を見出していないように思われます。
多くの貴族の支援を受ける彼が王女をやり込めて孫を王配につかせ、自らは摂政のような立場に収まった場合、王女/大司教を中心とした王家派は抗しきれず実質的に国の舵を奪われることになるでしょう。
選択肢2に登場します。

■ホロウレイド騎士団(マーロウ私兵団)
ウェルズ・クリストフ・マーロウの有する騎士団です。
構成員の多くは1009年のホロウレイドの戦いで親類を失った者たちで、天涯孤独の身となった者も多くいます。彼らを保護し、己の下で役割を与えたのが大公マーロウで、今では青年となった彼らは一途にマーロウの指示に従う戦士になっています。
覚醒者と非覚醒者の割合は半々で、純粋な強さとしては多くがハンターに劣りますが、命令を遵守する実行力と数はこの場において面倒な存在となるでしょう。
選択肢2に登場します。

■一般国民(暴徒)
外から王都に詰めかけた国民たちです。逆に王都内の人々の多くは事前のハンターの活動により友軍勢力となっています。
その数と勢いと暴力によって王都を脅かしている現状、無辜の民というわけではありませんが、王女の身を案じている善良な人々ではあります。
内部におそらくマーロウの手の者と思われる何人もの煽動者が潜入しているようで、彼らが適切に行動することによって場の混乱は鎮火することなく継続してしまうでしょう。
騎士団や衛兵はこの人々を制圧しなければならない事態に陥っています。
選択肢2に登場します。

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