戦闘ルール|WT10 ファナティックブラッド

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グッドステータス/バッドステータス

 戦闘中、あるいはその他の状況においてキャラクターは何らかの通常ではない状態に陥る事があります。
 その状態のことを内容によってグッド/バッドの接頭語を付けて表現したものがグッド/バッドステータスです。
 グッド/バッドステータスは主にスキル、あるいはアイテムの使用の結果として付与される物です。

グッドステータス/バッドステータス


バッドステータスを受ける場合の処理
 バッドステータスの効果を持つ攻撃を受けた場合、防御側は抵抗を「強度」で割ったものを初期値として抵抗判定を行います。
(この場合の「強度」は効果の発生しやすさを表す数値であり、例えば毒物の強さは別途、ダメージ値などで表現されます)
 抵抗判定に成功した場合、効果を受ける事はありません。
 失敗した場合、そのラウンドは効果を受け、次のラウンドのファーストフェイズにもう一度抵抗判定を行います。
 特記がある場合を除き、覚醒中にはこの際の抵抗判定の目標値は直前の判定に+5する為、いつかは成功する事となります。

 覚醒者だが覚醒していない場合、あるいはそもそも覚醒できない一般人の場合にはそのボーナスを受ける事は無い為、
眠ったまま目覚めない、などのケースがありえます。

グッドステータスを受ける場合の処理
 グッドステータスは基本的に持続期間が存在し、それまでの時間だけ効果を及ぼします。
 何らかの理由でグッドステータスを拒絶したい場合、バッドステータス同様に判定を行います。

ステータスの種類
 バッドステータスやグッドステータスは以下の何れかに分類されます。
 ステータスとして受ける内容を記載しているだけなので、リプレイ上の表現が異なる事はあり得ます。
 また、効果に対抗するプレイングについての判断は、マスタリングによります。
 例えば、同じ「移動不能」であっても、「脚部拘束」による移動不能と「スリップ」による
移動不能については、効果としては同じ「移動不能」ですが、リプレイ上では違う描写をされます。
「スリップ」に対抗すべく滑らない工夫をしてきた場合などは「慎重に動けば1スクエアづつ移動可」
のようにマスターが判定する事は問題ありません。
 また、叩けば起きる程度の睡眠のように、バッドステータスの回復ルール以外に解除の方法がある場合は、
個々のバッドステータス発生状況(スキルなど)に記載されます。

●バッドステータス
種別名説明
行動不能石化/完全麻痺/完全拘束/氷結/眠り などメイン・サブアクションその他一切の行動が行えなくなる。
行動阻害盲目/悪臭/騒音/麻痺/部分拘束/帯電 など命中、回避など%ロールを行う際の目標値が全て半減する。
移動不能脚部拘束/スリップ など一切の移動が行えなくなる。
行動操作魅了/精神支配 など他者の命令に従い、行動しようとする。生命の危機に直結する物は基本的には受け付けないが、極めて強力な場合は例外があり得る。
行動混乱混乱/精神汚染 など行動が自分の意のままにならなくなる。歌う、踊る、笑う等の制限された行動しかとれなくなる場合も含む。
継続打撃
継続ダメージ
呪い/毒/炎上/出血 など毎ラウンド一定のダメージを受ける。ダメージの一般的な基準としては強度×5程度だが、それを逸脱する場合もある。
特定アイテム
使用不可
捕縛 など武器を落としたり、抑え込んだりする事で攻撃手段を封じる。
スキル使用不可重圧 など負のマテリアルの圧力で、スキルの使用を制限する。
●●低下回避力低下など、特定の能力に限定して低下させるもの。一時的な効果である事が多い。
その他上記の複合効果や、巨乳になる/歌を歌いたくなる/かっこつけたくなる
 など上記以外の効果。
●グッドステータス
種別名説明
状態付与水中適応/飛行 など何らかの有意な状態を一時的に付与する物。
効果無効毒無効/炎上無効/精神操作無効 など基本的には一時的な効果だが、バッドステータスを無効化する物。
実際の追加ステータスの記載方法
スキルなどのテキスト部分に詳細が書かれます。また、強度に関してはスキルの場合はスキルのデータ欄に規定されることもあります。
単純な例1:
 炎の魔法で辺りを焼き払う。炎上効果により「継続打撃:強度(スキル)、ダメージ10」の効果を受ける。
複雑な例2:
 全身がじわじわと石化していく。3ラウンド「移動不能+行動阻害:強度(スキル)」の効果を受け、
 効果が継続していた場合は4ラウンド目のファーストタイミングに「行動不能:強度5」の効果を受ける。

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