ゲスト
(ka0000)
修業という名の畑仕事の謎を追え?
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2018/05/01 09:00
- リプレイ完成予定
- 2018/05/10 09:00
オープニング
●それはやめろ!
グラズヘイム王国のとある地域。歪虚出たということでてんやわんやな状況だったりする。
敵に位置が把握できたいないが、ハンターたちが接触を重ねるにつれて、【傲慢】ではないかもと思われたり、結構武闘派だったり、実は東方に絡んでいるのではと思われたりする部分が出てきた。
この地域の領主の息子リシャール・べリンガーに想い人が似ていたという説も浮上している。
そのリシャールは、精神抵抗ができなかったことで気落ちしていた。そのためか、頻繁に隣町の魔術師のルゥルを呼んで何かしているという。
領主でありリシャールの父親であるシャールズ・べリンガーは、訓練するのはいいことだと思う一方で、根を詰めすぎると問題だと感じている。
その特訓をしているところを覗いてみようと思った。
ノックをする。返答はないが、開けてみた。
「【スリープクラウド】ですー」
「えっ!?」
シャールズは入るなり雲に包まれる。部屋に入った瞬間か、ルゥルの声がした瞬間か、抵抗を試みていた。
目の前に、椅子の上で寝ているリシャールの姿がある。
「良かったです、今回はうまく使えましたです」
「うっ、ルゥルさんが使うってわかっているのになんで!」
「待て、お前たち!」
ホッとするルゥルと悔しがるリシャールにシャールズは飽きれた声で静止する。
「こんにちはです」
「……うん、こんにちは……ルゥルちゃん……いくらリシャールに言われたからって危ないからやめなさい」
シャールズはかがむとルゥルに言う。
「でも、父上!」
「短絡すぎないかこの訓練」
「でも!」
「危ないからやめなさい」
「だから、座っているんです」
「ああ、そう……いう問題ではなくて……」
シャールズは突然頭痛に襲われた気がした。
「精神鍛錬をするとか、ハンターにコツを聞くとか」
「父上」
「しまった」
過去にハンターやっていたシャールズは期待のまなざしで見つめるリシャールによろめいた。
「……どうやって抵抗するかというと、やる気かな」
息子の視線が痛い。なんとなくわかることを教えるのは辛かった。
「そうです! エトファリカに行ってきます」
「なんでそうなるんだ!」
「修業してきます」
「修業イコールエトファリカ連邦国というのもなんか短絡的というか……」
「リシャールさんは舞刀士です」
ルゥルの指摘にシャールズはため息をついた。
「行先はきちんと決めて、連絡は密にするんだぞ?」
リシャールは嬉しそうな顔になった。早速、大江 紅葉(kz0163)に連絡を取る。
●早速
連絡が取れて、早速リシャールとルゥルはエトファリカにやってきた。
「私も一緒なのです?」
「私にもわかりません」
ルゥルとリシャールは首をかしげる。
最初はリシャールだけだったのだが、やり取りをしているうちに、色々な人の意見が加わり、ルゥルも同行することになった。
「紅葉さんの家なら知っていますから」
「大丈夫なのです」
二人は天ノ都で大江家に向かった。
「ゴーストタウンなのです」
「おかしい……誰もいない……」
引っ越したこと誰もいわなかった。
「リシャール君」
屋敷の前でおろおろしていると声を掛けられた。
「光頼さん」
リシャールはルゥルに松永 光頼を紹介する。エトファリカ連邦国の幕府に所属する武人で去年世話になったのだと。そして、紅葉の知り合いだということも告げる。初対面も含め挨拶をした。
「どうしてこのようなところにいるんだ?」
リシャールは説明をした。
「なんで、引っ越したということを教えないんだ……」
光頼はため息をついた。
「この地域に避難していた大江家の里近辺の人はみんな、天ノ都を引き上げたんだ」
「え?」
「紅葉殿は出仕もあるし、都にいるのだが、吉備殿の家にいる」
「ええ!」
大切なことを言わない人達がいた。
「案内しよう」
「ありがとうございます」
リシャールとルゥルは深々と頭を下げた。
途中、強さとは抵抗するにはどうすればいいのかなど問う。
「そういえば、リシャール君は香をつけるようになったのかな?」
「え?」
「それも紅葉殿が持つものと似た匂いだ」
「……」
リシャールとルゥルは首を傾げた。確かに何か匂いはしているが、すでに気にならないでいる。
「紅葉さんからの手紙はいつもいい匂いでした」
それかもしれないと納得する。
●修業内容
「……で、紅葉がいないんで、俺が面倒見るんだがな……」
屋敷の持ち主で紅葉の上司で師匠である吉備 灯世が二人を歓迎して告げる。
「紅葉の隠れ修業場という名の畑を知っている?」
去年、リシャールは芋を掘った記憶がある。
「そこに程よい滝があるから滝行をする案が一つ」
「一つ?」
「紅葉が植える気満々だという苗と種を撒く案もある」
「……え?」
「うちの方の畑は、紅葉が借りている道具で少ない人数でどうにかなる。紅葉の隠れ修業場は道具を持っていけないため人力でどうにかしないとならない」
「いや、待ってください……修業?」
「足腰は鍛えられるのは事実」
「……え、ええと」
リシャールは困惑する。
あくびするルゥルを布団に入れる為、ひとまず話は止まった。
結局、リシャールは隠れ修業場に苗と種を持っていくことにする。選択肢がないのだから仕方がない。
「これで強くなれるのか不安です」
「大丈夫です! 紅葉さんが言うのはきっと事実です」
リシャールの不安をよそに、ルゥルは畑用の道具をトラックに積んで、弁当を作ってもらってうきうきワクワクしていた。
「……はあ」
リシャールはため息を漏らした。
「それより、昨日から気になっていたけどなんで、旧紅葉と似た匂いがするんだ」
それは昨日も言われている。手紙を持っているからと言ってそこまで同じ匂いがするとは思えない。
誰も「旧」といったことは突っ込まない。
「これでしょうか?」
手紙を見せるが「もっと古い奴」だと告げられる。
「もっと沈香が強いタイプだなぁ」
出かけようとするリシャールの腰を見て、灯世がうなずいた。
「その刀の鞘につけてる匂い袋だ」
「……これ匂い似ています?」
「知っているとな……で、この刀は?」
「紅葉さんが誕生日プレゼントにくれました」
匂い袋には大江家の紋が入っている。
「最近はその香は使っていないけどな……昔は代々伝わる調合だと言ってそれ使っていた」
灯世に見送られ、リシャールは借りたトラックにルゥルと荷物を載せて出発した。
グラズヘイム王国のとある地域。歪虚出たということでてんやわんやな状況だったりする。
敵に位置が把握できたいないが、ハンターたちが接触を重ねるにつれて、【傲慢】ではないかもと思われたり、結構武闘派だったり、実は東方に絡んでいるのではと思われたりする部分が出てきた。
この地域の領主の息子リシャール・べリンガーに想い人が似ていたという説も浮上している。
そのリシャールは、精神抵抗ができなかったことで気落ちしていた。そのためか、頻繁に隣町の魔術師のルゥルを呼んで何かしているという。
領主でありリシャールの父親であるシャールズ・べリンガーは、訓練するのはいいことだと思う一方で、根を詰めすぎると問題だと感じている。
その特訓をしているところを覗いてみようと思った。
ノックをする。返答はないが、開けてみた。
「【スリープクラウド】ですー」
「えっ!?」
シャールズは入るなり雲に包まれる。部屋に入った瞬間か、ルゥルの声がした瞬間か、抵抗を試みていた。
目の前に、椅子の上で寝ているリシャールの姿がある。
「良かったです、今回はうまく使えましたです」
「うっ、ルゥルさんが使うってわかっているのになんで!」
「待て、お前たち!」
ホッとするルゥルと悔しがるリシャールにシャールズは飽きれた声で静止する。
「こんにちはです」
「……うん、こんにちは……ルゥルちゃん……いくらリシャールに言われたからって危ないからやめなさい」
シャールズはかがむとルゥルに言う。
「でも、父上!」
「短絡すぎないかこの訓練」
「でも!」
「危ないからやめなさい」
「だから、座っているんです」
「ああ、そう……いう問題ではなくて……」
シャールズは突然頭痛に襲われた気がした。
「精神鍛錬をするとか、ハンターにコツを聞くとか」
「父上」
「しまった」
過去にハンターやっていたシャールズは期待のまなざしで見つめるリシャールによろめいた。
「……どうやって抵抗するかというと、やる気かな」
息子の視線が痛い。なんとなくわかることを教えるのは辛かった。
「そうです! エトファリカに行ってきます」
「なんでそうなるんだ!」
「修業してきます」
「修業イコールエトファリカ連邦国というのもなんか短絡的というか……」
「リシャールさんは舞刀士です」
ルゥルの指摘にシャールズはため息をついた。
「行先はきちんと決めて、連絡は密にするんだぞ?」
リシャールは嬉しそうな顔になった。早速、大江 紅葉(kz0163)に連絡を取る。
●早速
連絡が取れて、早速リシャールとルゥルはエトファリカにやってきた。
「私も一緒なのです?」
「私にもわかりません」
ルゥルとリシャールは首をかしげる。
最初はリシャールだけだったのだが、やり取りをしているうちに、色々な人の意見が加わり、ルゥルも同行することになった。
「紅葉さんの家なら知っていますから」
「大丈夫なのです」
二人は天ノ都で大江家に向かった。
「ゴーストタウンなのです」
「おかしい……誰もいない……」
引っ越したこと誰もいわなかった。
「リシャール君」
屋敷の前でおろおろしていると声を掛けられた。
「光頼さん」
リシャールはルゥルに松永 光頼を紹介する。エトファリカ連邦国の幕府に所属する武人で去年世話になったのだと。そして、紅葉の知り合いだということも告げる。初対面も含め挨拶をした。
「どうしてこのようなところにいるんだ?」
リシャールは説明をした。
「なんで、引っ越したということを教えないんだ……」
光頼はため息をついた。
「この地域に避難していた大江家の里近辺の人はみんな、天ノ都を引き上げたんだ」
「え?」
「紅葉殿は出仕もあるし、都にいるのだが、吉備殿の家にいる」
「ええ!」
大切なことを言わない人達がいた。
「案内しよう」
「ありがとうございます」
リシャールとルゥルは深々と頭を下げた。
途中、強さとは抵抗するにはどうすればいいのかなど問う。
「そういえば、リシャール君は香をつけるようになったのかな?」
「え?」
「それも紅葉殿が持つものと似た匂いだ」
「……」
リシャールとルゥルは首を傾げた。確かに何か匂いはしているが、すでに気にならないでいる。
「紅葉さんからの手紙はいつもいい匂いでした」
それかもしれないと納得する。
●修業内容
「……で、紅葉がいないんで、俺が面倒見るんだがな……」
屋敷の持ち主で紅葉の上司で師匠である吉備 灯世が二人を歓迎して告げる。
「紅葉の隠れ修業場という名の畑を知っている?」
去年、リシャールは芋を掘った記憶がある。
「そこに程よい滝があるから滝行をする案が一つ」
「一つ?」
「紅葉が植える気満々だという苗と種を撒く案もある」
「……え?」
「うちの方の畑は、紅葉が借りている道具で少ない人数でどうにかなる。紅葉の隠れ修業場は道具を持っていけないため人力でどうにかしないとならない」
「いや、待ってください……修業?」
「足腰は鍛えられるのは事実」
「……え、ええと」
リシャールは困惑する。
あくびするルゥルを布団に入れる為、ひとまず話は止まった。
結局、リシャールは隠れ修業場に苗と種を持っていくことにする。選択肢がないのだから仕方がない。
「これで強くなれるのか不安です」
「大丈夫です! 紅葉さんが言うのはきっと事実です」
リシャールの不安をよそに、ルゥルは畑用の道具をトラックに積んで、弁当を作ってもらってうきうきワクワクしていた。
「……はあ」
リシャールはため息を漏らした。
「それより、昨日から気になっていたけどなんで、旧紅葉と似た匂いがするんだ」
それは昨日も言われている。手紙を持っているからと言ってそこまで同じ匂いがするとは思えない。
誰も「旧」といったことは突っ込まない。
「これでしょうか?」
手紙を見せるが「もっと古い奴」だと告げられる。
「もっと沈香が強いタイプだなぁ」
出かけようとするリシャールの腰を見て、灯世がうなずいた。
「その刀の鞘につけてる匂い袋だ」
「……これ匂い似ています?」
「知っているとな……で、この刀は?」
「紅葉さんが誕生日プレゼントにくれました」
匂い袋には大江家の紋が入っている。
「最近はその香は使っていないけどな……昔は代々伝わる調合だと言ってそれ使っていた」
灯世に見送られ、リシャールは借りたトラックにルゥルと荷物を載せて出発した。
解説
リシャールの修業に付き合う……滝行って何?
ルゥルと一緒に畑仕事する
お昼を食べる、など
※朝出発、昼過ぎて日がかげる前に都に戻る
●現場の状況
道から来て正面に浅瀬の川と湧水が飛び出し滝っぽいところがある。
道幅1メートルくらいの山道を二十分ほど登ることになる。木々が覆い茂っている山。そのため、魔導トラックは入れない。
大きさは10×10メートルほど、周囲は2メートルほどの草地、その先は起伏があり、木や竹が茂っている。
□=1スクエア、作付け部分
川川川川川川川
草草草草草草草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草道草草草草草
木道木木木木木
↓
下り
●同行NPC
・ルゥル 魔術師の弟子。今回はのびのびと遊ぶ予定。まるごとうさぎを着ており、一応ワンド等も持ってはいる。たき火をする気満々のスキル。
・リシャール・べリンガー 十五歳くらい男、舞刀士。グラズヘイム王国貴族。とりあえず、精神抵抗の弱さにショックを受け、強くなりたいと願う。その結果、エトファリカ連邦国にやってきてなんとなく畑仕事のお手伝い。
●作業に必要そうなもの
背負子とかカゴ、スキやクワなど基本的な道具は貸し出しされます。
●大江 紅葉の動向
エトファリカ連邦にいません。グラズヘイム王国にいます。そのため、関連NPCはルゥルのみです。
何かしらの質問事項はルゥルやプレイングによっては紅葉の師匠・吉備 灯世が答えることは可能です。
●図書館の歪虚の状況(関連)
名前は不明。属は【傲慢】以外の可能性。
スキル、男性のみ対象に精神的に縛り言うことを聞かせるぽい。【薙ぎ払い】ぽい技を使ってきた。
武器は大太刀、鉄扇。
服装はドレスをまとい、頭はすっぽり覆う布がある。イメージ的には日本の貴族の女性が頭から小袖をかぶる感じ。
※今回、出てきません。
ルゥルと一緒に畑仕事する
お昼を食べる、など
※朝出発、昼過ぎて日がかげる前に都に戻る
●現場の状況
道から来て正面に浅瀬の川と湧水が飛び出し滝っぽいところがある。
道幅1メートルくらいの山道を二十分ほど登ることになる。木々が覆い茂っている山。そのため、魔導トラックは入れない。
大きさは10×10メートルほど、周囲は2メートルほどの草地、その先は起伏があり、木や竹が茂っている。
□=1スクエア、作付け部分
川川川川川川川
草草草草草草草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草□□□□□草
草道草草草草草
木道木木木木木
↓
下り
●同行NPC
・ルゥル 魔術師の弟子。今回はのびのびと遊ぶ予定。まるごとうさぎを着ており、一応ワンド等も持ってはいる。たき火をする気満々のスキル。
・リシャール・べリンガー 十五歳くらい男、舞刀士。グラズヘイム王国貴族。とりあえず、精神抵抗の弱さにショックを受け、強くなりたいと願う。その結果、エトファリカ連邦国にやってきてなんとなく畑仕事のお手伝い。
●作業に必要そうなもの
背負子とかカゴ、スキやクワなど基本的な道具は貸し出しされます。
●大江 紅葉の動向
エトファリカ連邦にいません。グラズヘイム王国にいます。そのため、関連NPCはルゥルのみです。
何かしらの質問事項はルゥルやプレイングによっては紅葉の師匠・吉備 灯世が答えることは可能です。
●図書館の歪虚の状況(関連)
名前は不明。属は【傲慢】以外の可能性。
スキル、男性のみ対象に精神的に縛り言うことを聞かせるぽい。【薙ぎ払い】ぽい技を使ってきた。
武器は大太刀、鉄扇。
服装はドレスをまとい、頭はすっぽり覆う布がある。イメージ的には日本の貴族の女性が頭から小袖をかぶる感じ。
※今回、出てきません。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
今回は歪虚出てきません。しかし、状況はしるしました。これまでの経緯を知らなくても問題はないです。
紅葉はこちらにいませんが師匠はいます。灯世を突けば何か情報をもらえるかもしれませんし、もらえないかもしれません。とはいえ、それは二の次、三の次。リシャールの修業にお付き合いください。
ただ、リシャールもルゥルも「滝行」について質問し損ねています。
よろしくお願いします。
今回は歪虚出てきません。しかし、状況はしるしました。これまでの経緯を知らなくても問題はないです。
紅葉はこちらにいませんが師匠はいます。灯世を突けば何か情報をもらえるかもしれませんし、もらえないかもしれません。とはいえ、それは二の次、三の次。リシャールの修業にお付き合いください。
ただ、リシャールもルゥルも「滝行」について質問し損ねています。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2018/05/07 18:55
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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![]() |
畑仕事?滝行?それとも遊ぶ? エステル・ソル(ka3983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2018/04/30 22:03:11 |
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![]() |
【質問卓】 メイム(ka2290) エルフ|15才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2018/04/29 20:56:49 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2018/04/29 10:12:36 |